『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『懐かしく思うこと』
リサイクルショップに行ったら、シルバニアファミリーやリカちゃん人形があった。
小さい頃、従姉妹とリカちゃん人形で遊んだなーって懐かしく思った。
推しは、シルバニアファミリーでダンスのフォーメーションを考えてるってどっかで話してたっけ。
近所の子とシルバニアファミリーで遊んだのも懐かしいな。
懐かしく思うこと
今日友達と話す中で、ジュエルペットとこえだちゃん、しずくちゃんがでてきました。
懐かしく思うこと
何事もない穏やかな午後。
言い換えればそれは何の変哲もないいつもの退屈な時間だ。
異世界に召喚されて冒険に出たり、学校中を揺るがすような大事件に巻き込まれたり、そんな漫画や小説のような特別な出来事は起こりそうになかった。
「ユウちゃん、今日を特別な日にするにはどうしたら良い?」
あまりにも退屈で目の前の親友に解決策を求める。
「何?突然」
「だってもー何もないじゃん」
何かない?何か!
そう詰め寄ると親友は呆れたようにため息をつくと、仕方ないなぁ、とでも言うように何か思案を始めた。
外は雲一つない青空が広がっている。
グラウンドから野球部の掛け声が聞こえてくるし、隣の校舎からは吹奏楽部のブォーという楽器の音が聞こえてくる。それらを聞きながらぼんやりと窓の外を眺める。
「そうだねぇ、そうしたら10年待とうか」
「なにそれ」
「今日を特別にする方法。まぁ特別にはならないかもしれないけど10年経ったらきっと今日は好い日になるよ」
そう言って親友は笑った。
私はなんて返したんだっけ?
覚えてない。覚えてないけど、10年以上たった今もふとあの日のことを思い出す。
懐かしく思うこと
初めて来た場所なのに、どこか親近感があって、どこか懐かしいと思う、
なんで忘れられないんだろう。って。
まだ好きな気持ちがどこかにあって
それがちょっと好きとかまだ気になってるとかじゃなくて
ちゃんと。好きなんだと思う。
綺麗な月だったとか、寂しくなったときとか、綺麗に髪巻けた日とか。
そんな時に会いたくなってしまう。
好きって気持ちが残ってるだけじゃなくて、心のどこかで
もしかしたら。なんて思ってるんだと思う。
前に進もうとしてるけど。
「懐かしく思うこと」
先週、学生時代、部活で共に汗を流した友達から連絡があり、15年振りに再会した
最初は学生時代の懐かしい話で盛り上がっていたが話題は現在の話へ
僕は「外資系で時間に追われながら働いてるよ」と言った
友達は数年前に会社を立ち上げて順調に業績を伸ばしてると答えると急にビジネスマンの顔つきになった
…この流れはマズい
僕は慌てて学生時代の話に戻して事なきを得た
食事のあと、友達の買い物に付き合うことに
友達が立ち寄ったのはペルシャ絨毯の専門店
…嘘だろ?30代半ばでペルシャ絨毯にたどり着くか?
友達は屈託のない笑顔で絨毯を見せてくる
うまく笑えない…もちろん前歯が無いのを隠しながらというのもあるが…ここまで差がつくなんて…
別れ際に友達が言った
「お前が俺の会社に配達に来てたのを見かけてさ、あの頃が急に懐かしく思えてな。これからも荷物頼むからよろしくな!でも勝手に置き配するのは勘弁してくれよ!はははっ」
「ふふふっ…」
僕は笑った、おちょぼ口で
子どもの頃道沿いに向日葵があった。
通るたんびに手を振ってた。
まだあそこにあるのかな。
懐かしく思うこと
#89 懐かしく思うこと
ぐちゃぐちゃとした思考回路で生きていた、あの頃。
幸せでもあり苦しみでもあった強烈な感情は、いつの間にか。
ぼんやりとしか思い出せなくなっていて。
もう手を伸ばしても届かないと知った。
ただ、置いてきた過去から繋がる細い細い糸を、
自分でも気づかないくらい長く長く引きずって。
それが、ごくたまに心に触れて、
懐かしいような、そんな気持ちにさせるんだ。
わたしには忘れられない思い出がある。近所の男の子と歩いていたとき、私は自転車を押していた。小学校低学年だったと思う。蛙がいた。緑色のありふれた蛙。雨蛙かな。田んぼの景色が広がっている。のんびりしたそこはすごく平和だったと思う。私はそのありふれた蛙を自転車のタイヤで潰した。前輪だった。隣にいた男の子に唆されたような気がするし、自分で進んでやった可能性も否定はできない。でもどちらにせよ抵抗なく、私は自転車を押した。蛙は簡単に潰れた。記憶によればぐちゃっとした。あの状態は、破裂なのだろうか。これからの人生が何年あって、いつまで私がこのことを覚えているかは定かじゃないけど、私はまだまだこの記憶を忘れない気がする。ひとつには、私は忘れたくない。忘れてはいけないと思うような自分を望んでいる。それに酔っているのかもしれない。きっとそう。
計画なく頑張ってきたことがある。歌や踊り、演奏。やっただけ。それで終わり。
歳を重ねて虚しくなったとき、子供の頃のステージを思い返す。本当はその道に進んだら良かったのかもしれない。その時は思いもしなかったけど。
今、世にあふれる音楽を聴いて、楽しく思う、美しく思う。苦手なのは、すぐに悪く言う人。下手だとか、ビジュアルが悪いとか、うるさいとか。
音楽はありのまま受けられるけど、外野が嫌い。目の前にあるステージに私は想像で参加できる。楽しい。意見する人は、参加する気はないんだろうな。
ずっと好きと言えなかった。向こうから告白をもらって、何度もデートに行って、お互いの事を愛し合った。
けれど、わたしの愛は彼には伝わっていなかったらしい。「俺の事好きじゃないでしょ」。そう言われて振られた。そんなことない、と伝えても今更だった。家に帰ってから失ったことの大きさに気づいて、何回も泣いた。
伝えていれば変わっていたのだろうかと考える。未練があるというわけではないのだが、たまに考える。もう悲しさはなくて、もう思い出になっているのだから、美化されているのだろう。つらさは酸化するものだ。
#懐かしく思うこと
友人が手紙をくれた。
留学先からだ。
少しまるっこい文字が彼女の近況を知らせてくれる。誕生日、何が欲しいと聞かれ手紙と答えたのを覚えてくれていたらしい。
留学先でできた友人、変わりやすい天気。
それらを読んでいればまるで自分も体感していられるようで心地よい。
写真も同封されていた。
すっかり大人びて凛々しい顔立ち。
それでも、笑うと下がる目尻は変わらない。変わらないとこを見つけて私はほくそ笑む。
懐かしく思わずにいられない。手紙を読み返していたらチャイムが鳴った。
誰だろうか。首を傾げながらドアを開ける。
懐かしく思うのは
何かが終わった証拠なのかもしれない
通学路を懐かしむのは卒業してから
友だちを懐かしむのは疎遠になってから
子供の頃を懐かしむのは大人になってから
懐かしいモノが増えるたび
私たちは終わりを迎えている
私が私を終わるとき
何を懐かしく思うのだろうか
“懐かしく思うこと”
「んばあ! あはは、ビックリした? 」
ピクリ、耳が突然の声の正体を探して動いた。
四方八方何処を探しても、声の正体は見つからないと分かっていながらそっと辺りを見渡す。
彼が現れたのは、ほんの1か月前。
自分は宇宙人だと主張する、とても美しい顏をした頭のおかしい人だった。少し暗い木陰の中で、薄茶色の髪の毛をゆらゆらと風に遊ばせながら私を見てにっこりと微笑んでいたから、思わず会釈をしてしまったのが始まり。
「おや。君は、私のことが見えるんだねぇ」
見えないことが当たり前だと言いたいみたいにそう呟いた彼は、星空みたいにキラキラと光る紫の双眸を私に向けていた。それなのに、私を見ていないのように思えたから不気味に感じ、少し後ずさる。
「あはは、私が怖いかい? 」
「……いいや。怖くは、ないです」
悲しそうに目を伏せる、その表情があまりにも孤独な少年のように見えたから慌てて怖くはないと嘘を吐いた。
そうしたら、またにっこりと笑ってふわふわと体を浮かし始めた。
「え"?!!! 浮かし始めた?!! 」
「おや、これは吃驚」
くすくす、耳の奥を擽るような柔らかい笑い声に絆されて、彼の体が浮いていることがぼんやりとしか感じられなくなった。というか、どうでも良くなった、の方が正しいのだろう。
「私は、宇宙人だからね。これくらいは朝飯前なのだよ」
「は、はぁ……」
「今宵この国では、仮装をして楽しむのだと聞いてねぇ。これは私も行かなくては、とね 」
宇宙人だろうが、宙に浮こうが、今日なら「凄いなぁ! 」という笑い話で終わると思っているのだろうか。笑い話で終わるのは現実的に理解出来るような事だけで、現実的にも科学的にも処理できないような現象は、凄いなぁの言葉の代わりに悲鳴を与えられるとは知らないのだろうか。
知らないんだろうな、宇宙人だもんな……。
「行ったとしても、私の姿が見える人間など居ないと思っていたんだけれど……あはは、君は私と相性がいいようだね。嬉しいな」
そう言った彼はそのまま、ふよふよと浮いて空へと飛んで行ってしまった。
何だったんだ。分からないが今日は帰って即寝よう……と帰って即寝た次の日から、奇妙な声が聞こえてくるようになった。
それは、私があの日のことを忘れようとした瞬間に。
「まさか、私のことを忘れようとしているのかい? 」とか、「あはは、そういえば地球の侵略日が決まったよ」とか。
地球の侵略日って何だ、とは思ったけれど、やっぱりまだ疲れが残ってるんだろうなと布団へダイブする日々が続いた。
しかし、ここ1週間その声がパッタリと聞こえなくなったのだ。
そりゃあ、聞こえなくなった最初の三日は声に悩まされる必要が無くなり健やかに、ふんふんと鼻を鳴らして歩くくらいには上機嫌だった。何なら存在すら忘れていた。
しかし四日、五日経つと私の心にも変化が起きた。
何だか、そう。明確な言葉にするのは癪なんだが、少し寂しいのだ。一人暮らしの女性の寂しさを唯一紛らわせていたのが、自称宇宙人で顏が美しいだけの、頭のおかしい男(しかも声だけ)ってのが本当に、嫌だ。私まで頭がおかしいと思われるんじゃないかっていう焦りと不安で苦しくなる。
しかも、見てくれだけで焦がれているような、そんな軽い女になってしまっているのも、何だか嫌なんだ。
もう一度だけ会ってあの耳の奥を擽るような笑い声を聞けば、私の心は落ち着くのだろうか。
◆
心細く、満たされない日々が続く。
少し不安になる。頭のおかしい人だと思われても構わない、そう思うくらいには心が疲れきっていた。
ぐらぐらと、地面が揺れる感覚がする。
ああ、遂に体も疲れ切ってしまったのだろうか。地面が揺れてるように感じてしまうほど、疲れてしまったのか。あの自称宇宙人と出会ってから何一つ上手くいかない。
「おや。人の……いや、宇宙人のせいにするとは罪な人だ」
ピクリ、耳が声の正体を探して動く。
何時も四方八方探していても見つからない声の正体が、今は目の前にふわふわと浮いていた。
「宇宙人……さん」
「そんな他人行儀ではなく、そうですね。気軽にダーリンと」
は、と声を出そうとして、二酸化炭素しか出ない私を他所に彼は細長い指を顎に当て考える素振りをする。前に会った時にはなかった角? 触覚? が頭から生えている。しかし、それでも美しいのだから、美しさは得だなと場違いなことを思った。
「私はあの日、君に恋をしたんだ。そして、君も私を恋焦がれるようになった」
そうだろう? と有無を言わさぬような声の圧に、反射的に頷いてしまう。私の答えなど聞いてもいないだろうが、事実焦がれてしまっていたのは事実なのだ。こんなにも、私をおかしくさせたのなら、しっかりと責任を取って貰いたい。
「私、貴方のこと好きになってたみたい。悔しいけれど、それが事実」
「それは嬉しいねぇ。君のためにこの地球を侵略することを決めたんだ。だから、ほら一緒に行こう」
そういえば、まだ地面が揺れている感覚がする。
そうか。私の体が疲れたのじゃなくて、地球が宇宙人によって侵略されているから、戦おうと揺れているのか。
そっと、細長い指を私に差し出す彼の後ろには大きな月と、それに対抗するかのような大きなUFOが地球に向かって飛んできていた。
目の前の美しい顏を持つ宇宙人が、その摩訶不思議な光景をどこかの国の物語かの様な光景に見せる。
吸い込まれるかのように、差し出された手に自分の手を重ねる。思ったよりも冷たい手のひらに驚く暇もなく、自分の体が浮き始めた。
「わ、私も浮けるんだ」
「私のハニーになったからね」
あはは、と懐かしく思える笑い声が、私の耳の奥を擽った。
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ハッピーエンドです。
ハッピーハロウィンです🎃
ハロウィンって人間界も、妖怪とか人外とか人間のまま本能を解放する奴とか有象無象の化け物たちが放たれる日なので、本物が混じっていても分からなそうだよな、と思う日々です。
もし、地球外生物が、地球に下見に来るなら今日ですよね。会いたいな〜
そこで、運命の人と出会うとか、なんかいいなと思います。しっかり侵略しちゃうのが、人間とは違うところだと思いますけど。
人外って、人間に対して物珍しいって感情だけで動くので食べたり殺しちゃったりとか、あると思うんですよ。その中で愛情が芽生えちゃったら、どうなるんだろうって。
人間からしたら人外は怖いから一生脅えて過ごすんですけど、人外は人外で愛情の伝え方が分からず、2人して拗れまくるのが好きですね。最後に人外が人間を殺めてしまって、闇堕ちとかしちゃうのも全然好きです。
一途で、手に入れたら絶対に何がなんでも離さなそうな、そんな執着質な人外たちが好きです……
すみません、人外好きが出てしまいました…。
ハロウィンは人外好きに取っては堪らない日でもあります。皆さん、決して人には迷惑をかけず怪我をさせず、自分も他人も楽しめる、そんな良きハロウィンを過ごしてください🎃
昔の楽しい思い出を今振り返ると自分が痛すぎて絶望する。
そして痛い思い出ばかりやけに印象強いもんだから、懐かしさにはいつも胸が苦しくなる。
なんも考えてなかった中高時代。それが許されるのは今だけなんて知らずに無為に時間を過ごして馬鹿みたい。
懐古したところで過去に行けないのに、アルバムは時に残酷だ。
もうあの時と同じ楽しさは一生来ないんだなってなみだが溢れた。
『キッズリターン』
夕暮れに腹痛で トイレで五時の時報を聴いた 欠伸をすれば幽霊になりそうだ メンガタスズメが奇妙に
鳴くよ 夜が歩き出したらどこまで行くの? 軽く朝を跨ぐだろうな 少年はふと振り返る 誰かが昨日のフリしてる 僕は今日をリュックに詰めて より良い明日を想像してる
懐かしく思うことは君の泣き顔だった。
震える君、泣きながら大きな声で返事をして
僕は凄く後悔したんだ。
あの日のことを少し大きくなった君に謝る事はできたけど、あの時の映像は今も頭の中に残ってて、思い出す度に酷く申し訳ない気持ちになる。
そんな君が『今の彼と会って欲しい。』と言ってきた。
僕にNOは無いけれど、やっぱり少し緊張する。
君が笑顔でいるならそれでいい。
君の泣き顔はできれば見たくない。
君が泣いた時、僕は酷く後悔する事が多かったから。
君が幸せであるように、
君の願いはひとつでも多く叶えていけたら嬉しいと思う。
その役目はきっと、
僕から既に彼へと移っているのかもしれない。
それすらも君の望みなら
叶えばいいと僕はここで思っている。
幸せであるように、
幸せになるように。
ワタシはこれまで、たくさんの人の物語を見てきたわ。
とっても裕福で笑顔が絶えない人。
貧しくて優しい誰かからお恵みを貰っている人。
波瀾万丈な人生を歩んでいる人。
何にもない、平坦な道を歩いている人。
そのどれもを、この目で見てきた。
共感することだってあったし、懐かしく思うこともあった。
……あら、また誰かの物語が鳴り響いている。
今日はこの方のお話を読んでみようかしら。
〜もう一つの物語〜
〜懐かしく思うこと〜
【懐かしく思うこと】
気づいたときにはもう遅かった
あのふざけ合って笑い合った毎日がもう私には手が届かないものだって
知らなかった
嗚呼・・・あの頃に戻りたい
懐かしく思うこと
部屋で断捨離をしているとおもちゃがたくさん出てくる。
これでたくさん遊んだなと懐かしく思う。
そして、いつの間にか断捨離などを忘れて、ついつい遊んでしまう。
特に古いゲーム機。埃等が被っているので、それを払うとテレビに繋げる。
懐かしい音楽とタイトルを見ると幼い頃に戻ったかのようだ。
ワクワクが止まらないし、データが残っていたことが嬉しかった。
何百時間もかけて遊んだ記録。我ながら、すごい。
操作し始めると、これだこれだ‼︎と興奮する。
ハッと我に帰った時に、自分は何かを忘れているような。
懐かしさを思うとどうでも良くなってしまった――