『愛言葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛言葉
合言葉じゃないかと
愛に言葉
愛が言葉
愛を言葉
愛は言葉
どれも不十分じゃない
その愛にはこれまでが付きまとう
『恋がはじまる』
お祭りのあと 誰かが落とした小さな時計 ベンチで誰かを待つように 文字盤がひっそりと光を放つ 私の願いは大きいようで小さくて ついつい時計に想いを重ねてしまう 悪いことと知りながら 地獄の門をノックする 天使が出たら恋のはじまり 悪魔が出たら心臓ごと奪われる ひとりぼっちの想像はさぞかし
気味が悪いだろう だけどあなたが望むならB5ノートの切れ端をほんの少しだけ見せてもいいよ
私が大好きだった彼。あんなにずっと一緒に居たのに「好き」の2文字だけは言ってくれなかった彼。
あなたは感情を隠すのが得意な私に
「ほんまは?」
って聞いてくれる人だった。
「怒ってるやろ?」って君が聞いても
「怒ってないわ」って答える私に
「ほんまは?」って聞いてくれる。
そしたら私は
「ちょっとだけ」って答えた。
「ほんまに?」って君以外の人はみんな聞くんだよ。
あれから私も「ほんまは?」って言うようにしてる。
会えなくなっても変わらない。
君には男女の関係じゃない、人としての愛をもらった。
君に教えてもらった愛のある言葉。
君と私の共通の言葉。
「ほんまは?」は私たちの愛言葉。
不思議な話を聞いた。ここ最近、上司の上司(つまり我々の長)は人の話に不思議な返しをするらしい。
否、然して是、と。
飄々としてはいるが、普段曖昧な物言いはしない方だ。上司が妙に思い聞き返したところ、更に妙な反応だったらしい。罰の悪い顔で照れていた、と。
『おおかたあの女(ひと)絡みだろう。』
付き合いの長い上司が言うならそうなのだろう。
それっきり忘れていたその話を思い出したのは今日の午後、野外訓練の帰り道でのことだ。色付き始めた山の木々に、西陽がかかって輝いていて、思った時には言葉にしていた。
きれいですね!と。
『そうでもないが、そうだね。』
あっと声に出し、慌てて口を塞ぐ。長は私の顔をしばらく見つめ、ついにお前にまでばれたか、と呟いた。
お前に " まで " とはなんですか。別に気にしていなかったが、そんな言い方をされては気になる。バレたのが最後なら答えを聞いたって良いだろう。しばらく言い渋った後、上司は言った。ちょっとした "あいことば " だ、と。
『 " 美しい " と言うのは、見目麗しいことじゃないそうだ。』
彼の女(ひと)曰く、美しいということは、
生きる歓びを知り、迷いがなく、誇り高いこと。
…あの女(ひと)は、焼け爛れてしまったこの方を美しい、と呼んだのだろうか。そうに違いない。だから答えは、
" ちがう そして その通り " 。
なんだか悔しい。…鼻の奥がつんと痛い。
『全く嫌味だよねぇ。あんな綺麗な娘に言われてもさ。』
言葉とは裏腹に長の目は微笑んでいた。
…帰ったら上司に教えてやろう。
あの人、泣いてしまうかもしれないけれど。
【愛言葉】
本来の自分
光の自分
愛と調和の自分
どんなに優しい言葉よりも
自分が愛の状態になると
何にもしなくても
周りの人は
君の優しさを受け取ってしまう
かろやかになるって
自分のためだけではないんだね
〜愛言葉〜
花には花言葉
人間には愛言葉
私の愛言葉はなんだろう
紫陽花と同じだと素敵だな
冷たさも悲しさも
裏切りも涙も
純白のベールのように纏って咲いていたい
“愛言葉”
怖くてたまらない。明日みんなの前でミスをしたらどうしよう。私のせいだと、どれほど自分を責めれば償えるだろう。誰も責めたりしない、優しいから。でもみんな心の中では思っているし、帰ったらLINEで呟くの。あの子があそこで間違えなければ、なにか違ってたのかもね。と。怖い、怖い怖い怖い怖い。私、私、みんなに迷惑なんてかけたくない。成功させたい。本当に心からそう思っているよ?私だって失敗したくないよ。笑われたくないよ。みんな望んで失敗なんてしないよ。
先生が言った。もっと自信もって!と。無理だよ、いつもビクビク怖がりながら生きてるの、自信が無いから、上手くいかないことだって痛いほどわかってるよ。自分の欠点なんて、理解してるに決まってる。みんな、分からないフリして目を瞑りたくなるだけで、ちゃんと言われなくても分かってるし、直したいと思ってる。精一杯頑張ってる。
明日が来るのが怖い。自信なんて持てない。それでも、明日の私が少しでも頑張れるように唱える。
大丈夫。大丈夫。大丈夫だよ。
愛言葉。
言葉ってホントに難しいって、何度痛感しただろう。
僕はよく、伝えられない言葉ばかりを募らせて楽しんでいる。だから、少しひねくれてるし、落ち着きがあるって言われる。でも、それはただ言葉に出来るほどの自信と、勇気が、私の中に足りてないからでしかないんだと、心から思う。
今までの後悔ってやつを思い出す度に、いつも溢れるのは君が言った言葉で、あなたの中から出た単語だったから。より深く刺さり、自分の中の後ろめたさと相まって、締め付けて離さない縄の様になっている。
きっと、愛だってそうだ。この短いようで長い様な人生で、何度か感じたささやかなトキメキ。胸を締め付けるとはよく言ったもので、この苦しさを端的かつ鮮明に表しているのだろう。
あぁ、それにしても、よく似ている。
愛言葉。哀言葉。あい言葉。
乾いてしまったこの心に、深く染み込んでいく感覚は、いつも苦しさと言葉が隣に居る。
だから、言葉ってきっとそういうモノなんだろう。これから、そうやって言葉にするんだろう。
愛言葉とは?
愛してる。
好きです。
なのかな?
愛の言葉
のが入ると、愛してるとか好きっていうのを
一方的に伝える感じ
んー、愛を伝える為の言葉っていう方が
しっくりくるかも。
となると、愛言葉は?
合言葉的な感じ?
「山」 「川」
「愛してる」 「私も」
「ママ、大好き」 「ママも大好きよ」
お互いに愛情を持ち、改めて言葉にしなくても
伝わっている気持ちを確認する?みたいな。
ずっと一緒にいると改めて気持ちを伝えるって
どこか照れくさくて恥ずかしい
でも、口に出さないと伝わらない時もある
上部だけの言葉じゃなくて、心からの。
だから、愛言葉とは愛情を持つもの同士の合言葉
目を見れば分かるよね、お互いの気持ち
でも、口に出してみる、少し勇気を出して
愛言葉、幸せな気持ちになる言葉
愛言葉
好きと伝えたいけど、その前にまず言いたいのは会いたい、そばにいて欲しい、、それも言えない、察して欲しい。人間は鈍感だから言葉にしないとわかんないよね。でも言葉にすると見えすぎちゃうんだよな。そのための勇気をどれだけ出したとおもう??
月が綺麗ですね。
星が綺麗ですね。
雨はまだ降っていますね。
これ全部、言葉通りではない、他の意味を併せ持っているのだとか。
いやいや、それを全部察するなんて、ガサツな私には到底できない。確かに君は、ストレートにいうタイプではないけれども。
大好きだよ。
この一言でおおくは救われてしまう、単純なこの世界が、今日も愛おしい。
愛言葉
私が手を出せば
疲れた顔をすれば
何だか沈黙が多ければ
動きが騒々しければ
ただいまが聞こえれば
両手を広げれば
名前を呼べば
愛言葉の合図
『 』
#愛言葉
君と僕との愛言葉。
決めてから何十年と経つけれど、今まで一度も変わったことは無かったね。
きっと、これからも変わることは無い『あいしてる』という言葉。
愛言葉
今君の為に、とっておきの言葉を残してある…まだ口には出来ないけれど…秋風に、はらはら散り乍ら落ち葉で埋もれる帰り道…足元のカサカサ乾いた音…長く伸びる影法師が君の足元迄伸びている…君は、何時も少しだけ距離をとりつつ決して、離れたりしない…少しだけ期待してしまうこの気持ちを…
既読 11:48 あいたい
お題:愛言葉
眼は口ほどに物を言うとか…
eye言葉…
見つめてたいけど…
僕の愛…
伝わりますか?
届いてますか?
届いてほしい…
眼言葉…愛言葉
愛言葉
ありがとう
家族にでも友達にでも、
今日初めて会った人にも、
ありがとう、は
愛言葉。
憎しみ合う国同士の人々にも、
ありがとう、が愛言葉になって
頑なな心がほぐれれは良いのに、と思います。
【愛言葉】
大好き
この苦しい恋煩いから抜け出す愛言葉はたった三文字の言葉と勇気だった
二十歳前後の娘と息子がいます
二人が小さい頃から 私の口癖は『かわいい』
ただしく言えば 愛しい の気持ちです
ついつい口から出てしまうのです
いまだに同じ口癖です
私の ”愛言葉” なのでしょう。。。
ただその時の気持ちを
これしかないって言葉で
言ってくれたらもう
百万の褒め言葉にも勝るよね
(愛言葉)