『愛言葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「おれはお前を愛してるから、何も言われなくたって分かる」
「お前がおれを『愛してる』って」
「だから、おれは愛して欲しいなんて思わない」
「言葉だっていらない」
「でもな」
「最期になるのなら」
「一度でいいから、言葉で聞きたいと思うんだ」
[愛言葉]
「もう、パパきらい」
「パパとお風呂にはいらない」
「パパあっちいって!」
「パパ、公園いこっ!」
どんな言葉も愛言葉。
「愛言葉」ってもらったことある?
うちはないなあ。1年の恋愛経験はあるけど、「愛言葉」だなんてそんなものもらったことないんだよなあ。
でも、最近はよくもらってると思う。いや、与えられてるっていう風に信じたい……。
うちは、最近ずーっと悩んでるんだ。クラスメイトと「価値観が合わない」ってことに。
うちは努力してる。じゃなきゃ、なんにも出来ないからね…。でも、周りはうちの努力を妨害している。そんな気はないぐらいわかってるけど、私にとっては妨害なんだよなあ。
そんな話をつい最近先輩に相談したんだ。そしたら、私の話を真剣に聞いてくれて…まずそれが嬉しくて、そこに感動しちゃった。
その相談に対して、言ってくれた言葉ひとつひとつが嬉しかった…。先輩がすごく共感してくれてる感じがして…。話してて楽しかった!
私にとっては…先輩が私に言っていた言葉ひとつひとつが「愛言葉」。
そこに愛が無かったとしても、私にとっては永遠の「愛言葉」なんだよなあ。
一生大事にしたい。忘れたくない。
先輩の放つ言葉が私の「愛言葉」。
愛言葉
「愛を伝えるべき人なんて僕には一人もいないよ」
そう寂しそうに呟く少年を見ていたらなんとなく放って置けなくて、つい「人肌恋しくなったらいつでも電話してよ!」と、かるーく連絡先渡しただけなのに。
「人肌、恋しいんだけど今日もいい?」
(まさか今日もかけてくるとは)
「いいよ、お姉さんとたくさんお話しようね」
少年との毎夜の通話が一番の楽しみになるだなんて。私もけっこう寂しいんだなぁ。
「今日も人肌恋しぃーよ〜」
「わたしも〜」
愛言葉╱10月26日 木曜日
私たちは、周りのみんなには知られていないけど、
結構仲がいい。私はそう思ってる。
私たちには、合言葉なんてない。
それでも、仲が良いことには変わりない。
でも、合言葉って憧れちゃう。
あなたが恥ずかしがって言えない言葉も、全部私があなたに伝えるから。好き、も愛してる、も。
あなたはいつも言葉を返してくれるね。
それだけでも私は嬉しいから。
これからは、それを2人の愛言葉にしよう?
恋人のいる人はもうすでに幸せであるのに、もっともっと欲しいと、相手の愛を感じたいとねだる
まだ実感が湧かないのかもしれない
でも愛の言葉を交わせるのは、とても幸せなこと。
初心に戻って、もう一度自分の気持ちを見つめ直して
一緒にいるだけでも十分
自分だけじゃない、相手からも愛されている
気付いて、あなたは幸せの真っ只中にいるんだよ。
「トリガナイタ」
俺とあいつで決めた、特別な合言葉。
中々素直になってくれないあいつからの、精一杯の愛言葉。
...さぁ、少しだけ、外に出る準備をしようか。
あいつからの「会いたい」の言葉に応えるために。
--- 2作目---
「好きだ」
今日も、あいつは俺に愛情をくれる。
普段より柔らかい、甘く優しい声で。
優しく、抱き締めながら。
こんな時間は、いつも安心出来る。
愛されてるんだな、と感じることが出来る。
いつも、何も出来ずに体を預けてばっかり。
俺はあいつに、何も返せていない。
それでもこいつは、それでもいいと言ってくれる。
「......おれ、も...好き...///」
だから、だから。そんな優しい...あいつになら、少しだけ素直になってもいいかな、と。
そう思えたんだ。
#愛言葉
101作目
相手に好きだって分かる愛言葉があればいいのに。
伝えなくても理解してもらうのは怖いけど、ワクワクするけど、楽かもしれない。
まあ、それで振られたらおしまいだけどね笑
愛言葉。合言葉じゃなく、愛言葉。
何だろう。合言葉が「山」「川」だとしたら、
愛言葉は「好きだよ」「私も」みたいなやり取りだろうか。
「愛言葉」
-愛言葉-
『ん…』
身体の痛みで目が覚める。
確か昨日敵の攻撃を受けてしまいボロボロの状態で家に帰宅したのは覚えてる。
ショートに送ってもらい、アモンにベッドへ運んでもらってそれから…
ベッドの端を見ると、アモンが寝ていて
サイドテーブルには飲み物と薬が置かれていた。
『アモン…ベッドで休んで大丈夫だよ』
優しく肩を揺らす。パッと目が開き、ガバッと起き上がるアモンに驚いてむせた。傷が開いた感覚がして思わず呻く。
「!!!大丈夫っすか!?」
『大丈夫…ちょっとむせただけ。お水取ってもらっていいかな?』
これ以上心配かける訳にはいかない為、水を貰ったあと、汗をかいて着替えたいからと部屋を出るように伝える。
渋っていたアモンに、恥ずかしいから!早く!と明るく声を掛けるとアモンは渋々部屋の外に出た。
気配からして、扉の前にいるけど、姿が見えないからこちらが何をしていても大丈夫だろう。
生々しい傷をアモンに見せるわけにもいかないし。
服を脱いで、傷口を治療する。
リカバリーガールの能力のコピーは本当に有難い。
でも自分の治癒力を使うためどっと疲れる。開いてるものを閉じるから、2日はベッドの上だろう。
「着替え終わったっすか…?入っていいっすか…?」
と、5分もかからずアモンから声がかかるから、
急いで着替えて、いいよと返事した。
声を掛けるとすぐ開くドア。アモンに傷の経緯を説明し、
今から2日くらいは動けないことを伝えた。
その間は私に構わず、自由に生活して欲しいと伝えると
ポロポロと涙を零すアモンにぎょっとする
「俺…要らないっすか?…役立つから…だから」
『違う違う、動けないからその分自由に生活してってことだよ…大丈夫、私…は…君が必要、だから…』
それでも泣き続けるアモンに、続ける
『アモン、私は君を置いて死なないよ、約束する、…そうだ、元気になったら、薔薇の展示会、行こっか…私、薔薇の種類とか分からないから、教えてもらいたいなぁ…』
だから
『2日間で治すから…だから、絶対、行こうね、約束』
そこから文字通り2日で復活した彼女にアモンは約束をすることにした
いつか彼女が自分の世界に来た時に庭の花を紹介すると。
それからというと
どちらかが怪我をしたり、弱った時には元気になったらやりたいことを相談して、元気になったらすぐに実行するというルールを作った。
好き、なんて言葉で表現するより実現した愛情表現をお互い楽しむ日々を楽しんだ。
【愛言葉】
愛のある言葉じゃなくても、そこには愛があった。
愛言葉
好きな人からもらった思いやりのある言葉は、ただの言葉ではない。
どんなに疲れていてもとてつもない力が湧いてくる。
確かな力を持った愛の言霊だ。
「愛してる」
今日も彼女だけに捧げる愛の言葉。
でも彼女ってば照れ屋さんだから一言も返してくれない。
酷いなあ、と思わないことはないけれど、思ってもない言葉を無理強いは出来ない。
それでも、可愛い可愛い彼女が大好きだ。
明日も彼女だけにこの言葉を捧げよう。
いずれ彼女が目覚めてくれる事を祈って。
『愛言葉』
テーマ:愛言葉 #347
いつも愛言葉なんて言わない僕だけど。
本当は君のこと大好きだし
大切な人だと思っている。
口には出せなくて
いつも君に励まされてばっかな僕は
きっと君に呆れられているんだろうな。
今日は君と初めてであった日。
愛言葉は言えない僕だけど
記念日だけはちゃんと覚えているから。
でも今日はちゃんと言わなくちゃ。
勇気を出して
君に聞こえるように。
「愛してる」って。
愛言葉
いつも探している
君に伝える言葉を
少し青くさいかな
カッコつけすぎかな
恥ずかしくて
いざとなると言葉にできないかな
色んな想いでぐるぐるして
悩んで
決意して
でも躊躇って
正解がわからない
君に伝えたい言葉は
結局いたってシンプルで
それなのに
なかなか口にできない
君に伝わって欲しい
愛言葉
私が機嫌の悪い時、喧嘩をした時、落ち込んでいる時の合言葉、あなたは覚えてますか?
合言葉というより、あなたがいつも言う言葉。
私はいつもそれに元気づけられて、今まで嫌だったこと全部忘れてしまう。
本当に、単純な女だと思う。
でも、私は貴方が言うその言葉が好きだから、いつも期待してしまう。
そんな愛言葉は、
「キミがいるから頑張れるんだよ」
私にとっては初恋で
彼にとっては何十番目の私
女たらしとかそういうんじゃなくて
相性やすれ違いといった
タイミングの悪さが別れのキッカケ
そう聞いた
付き合ってみて
実際、そうなんだろうなって日々思う
だから……
どうしようもない嫉妬をする
映画デート、慣れてるでしょ? とか
食事のエスコートも上手いのは……とか
そんな時、思い付いたのが
愛のある愛言葉
これだけは、私と彼と二人の初めてだから──
(2023.10.26/愛言葉)
「愛」という字の読み方の多さに、愛を形容することの難しさを感じる。それでも、愛の解釈の多様さに比べれば、随分と省かれている方だ。愛によって生まれることもあれば、愛によって死ぬこともある。私が持っている愛と、あなたが持っている愛は、きっと違うだろう。ただ、一つ言えることは、「愛」はその人のどこかには必ず存在するということだ。
/お題「愛言葉」より
私が誰かに愛の言葉を紡ぐのなら、
きっとそれは【あの人】しかいない。
好きも、大好きも、他の言葉なら、
誰にでも、いくらでもあげる。
だけど「愛してる」だけは…あげられない。
愛とはなにか。…愛とはどういう意味か。
その境界線を私は明確に定めている。
たとえ私を見ることがないとしても、
たとえ二度と会うことが叶わなくても、
たとえその隣に他の誰かがいたとしても、
たとえ…あの人によく似た小さな子どもを、その腕に抱いていたとしても。
あの人が幸せであればそれでいい。
それが私にとっての愛だから。
私はあの人の幸せを愛しています。
それが私の「愛言葉」。
【愛言葉】
【愛言葉】
真っ白なウェディングドレスに身を包んだ君に目を奪われる。
間違いなく、彼女が世界で一番美しい。
僕はずっと昔から、君のその姿を間近で見たかったんだ。君の手を取り、バージンロードを歩く。そんな夢を幾度と見た。
こぼれそうになる涙をぐっと堪えて声をかけた。
「結婚おめでとう。どうか、末永くお幸せに」
これが、真っ黒なスーツに身を包んだ僕から彼女に送る、最大の愛の言葉だ。