『愛を注いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛を注いで
愛を注いでいれば、
いつしか倍になって返ってくるよ
惜しみなく
自分に愛を注いで
自分を満たす
それがあってこそ
他者にも愛を届けられる
だいぶトシとってから
わかったことの一つ
いっぱい愛を注いで
私の器は小さいけど
愛は別腹。我儘なの
だからもっと愛してよ
愛を注ぐ
親、先生、兄弟、姉妹、友達、ペットなど色んな人に
愛を受け止める器は人それぞれだ
細長い器、薄い器、穴が空いてる器、汚れてる器など
それでも少しでも1滴でもいいその人の器に自分がその人に注いだ愛が残っていることを願っている
愛を注いで
Iを探して
合いを求めて
Eyeで見つめて
曖に隠れて
会いに言って
藍に染まって
逢いを望んで
哀を捨てて
あなただけに
愛を注いで
相方になっている
愛を注いで
愛を注がれて
今まで
色んな人から
愛を注がれてきて
それを受け取って
感じられているから
愛を注げる自分に
今なれているんだと思う
これまで
愛を注いでくれた
みんなに感謝
そして
これからも
自分も愛を注いで
このいい循環を
繋いでいきたい
愛を注いで
愛を注いで育つもの
それは人です
注げば注ぐほど大きく育ちます
でも、注ぎ方を間違うと逆のこともある
だからおもしろいし、難しい
私は大きく育てられる人になりたい
人を育てられるということは、自分も成長する必要がある
そのためには自分にも愛を注がないといけない
自分を好きになって、自分に愛を注ぎます
空っぽな君の心
理由はきっと穴が空いているから
それなら僕の手を貸してあげる
そして、中身は僕の愛を注いであげる
また溢れてきちゃうならもっともっと注いであげる
僕は生涯、君のために、愛を注ぐよ
『せっかちなサワークリームと歩くビネガーソース』
わけもわからずオニオンな月曜
酸味が欲しくて悶える火曜
二人の行末はいかに。。な水曜
ビターズエンドの映画のような木曜
ただ君に用がある金曜
Z世代が咽び泣く土曜
フランキーはハリウッドに行かない日曜
そしてまた週明け、私は愛を注いでる
『愛を注いで』
あたしの恋人は、何故かモテる。
女も男も寄ってくる。
うざい。
君のことが好きなのはあたしだけでいいの。
誰も好きにならないで。
でも、クラスも違えば学年も違う。
そんなの、全部消すなんて無理に決まってるじゃん。
なんで他の人と話すの?
なんで好意があるって分かるのに、見えるのに話すの?
なんで、?
あたしだけみててよ。
だから、消しちゃった///
君に近付くヤツみんな消したよ?
これなら、あたしだけ見ててくれるよね。
熱烈な愛を注ぎまくったら
相手は耐熱仕様じゃなかったようで
変形してダメになりました
次は少しずつ
もしくは適温に冷ましてから注ぐことにします
溢れるほどじゃなくていい
すべてじゃなくていい
ただ一雫、澄み渡るほどのあなたの愛を
愛を注いで___
2022/12/13 小説日記
母が痛いを思いをして産んでくれた私。ここまで育ててくれた両親。私に愛を注いでくれた。親が大事に大事にしてくれたこの顔がだいっきらい。
誰にでもコンプレックスはあるだろう。私は目だ。そりゃ、自分のすべてが嫌いだけれど特に目。細くて小さくて可愛げのない一重の目。まつ毛は長いのに直毛でまったく可愛く見えない。
雨の日は、生えているまつげが内側にくるっと癖になり目の中へ入ってくる。ビューラーでなんとかしようと朝やっても数分後にはすぐ元に戻っている。
私の親友は目が大きくてパッチリでおまけにまつ毛は私より長く、何よりくるっとまつ毛パーマをしたんじゃないかと疑うほど綺麗に上がっている。そして、二重。
だけど彼女はそれが嫌だと言う。でも、私はそれがいいと思う。無いものねだりだ。そんなのわかってる。分かってはいるけれど彼女が可愛いのは紛れもない事実。だから、中1の頃だって化粧をしているのかと毎日女子に聞かれていた。しかし、彼女はそれが嫌だったらしい。どんなに「可愛い」と言われても全てお世辞に聞こえると。
せめて自分の可愛さを自覚していれば私は心が少し軽くなるような気がしていた。
「私、高校行く前にまつパしようと思ってて」
「え?!まじ?」
「私ね、梅雨の時期とかになると生えたまつげが入ってくんの。直毛過ぎて。お風呂の時なんてずっと入りっぱw」
「高校ってまつパ禁止やで?」
「うん、でもそろそろきついんやよねw」
「クジラはそのままのほうが可愛いよ」
「いや、私人類最強にブスだわ」
「いや、マジで可愛いから」
学年の中で飛びきり可愛く、それを自覚していない彼女から言われてもなにも嬉しくなかった。
時々苦しくなる。彼女と私は月とスッポン。豚に真珠。もちろん私は、スッポで豚。彼女は月で真珠。
申し訳ないけれど彼女からどんな褒め言葉をもらっても全く嬉しくない。彼女も周りから言われるとき、そうなのだろうか。
渋滞のテールランプは赤く燃えていて
地獄にあるという炎の河のよう
しかしまばゆいのは見かけばかりで
かざしてもかじかんだ指は少しも温まらない
排ガスのにおいとアイドリングのざわめき
ドライバーたちの苛立ちの気配
原付が無理なすり抜けをして威嚇されている
十二月も半ばになると忙しくなり
みんな気が急くのかギスギスしている
道路の両脇の歩道を歩く人々は
寒さに背を丸めて少し早足だ
日は暮れ果てて空は墨の色
針の先で突いたような微かな星
イルミネーションと称して電気コードを巻き付けられた街路樹は煌々として
ビルの窓にはずらりと残業の明かり
タクシーの後部座席に座った客が
イライラしながらスマホの画面で現在時刻をチェックした
どこかで事故でもあったのだろうか
渋滞は動く気配を見せない
時間はどんどん過ぎてゆき
気温はどんどん下がってゆく
ハンドルを握った指は寒さに痺れている
それに風がめっぽう冷たい
徐々に体温を奪われていって
体が勝手に震え出す
誰かが苛立たしげにクラクションを鳴らした
通行人の何人かが顔を上げて振り返ったが
止まらずにそのまま歩いて行った
遠くで聞こえる救急車のサイレン
沈黙している道路情報掲示板
私はひとり心静かに
好きな歌を小さく口ずさむ
フルフェイスヘルメットの中でなら
大声を出す必要はない
つぶやくように囁くように歌う
自分しか聞かない歌
自分を慰め励ます歌
自分のために歌う歌
炎の河の中に居ても、自らは涼しき者であれと
たとい身体は凍えても、心だけは寛いであれと
愛を注いで
私に、愛を注いで。
壊れてしまうの。
誰かに愛を注いでもらわないと、
自分を壊したくなる。
誰にも愛されてないんだって思って、
自分を壊したくなる。
だから、
誰か愛を注いで。
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ただいまです。今回の小説は、ちょっと狂った感じになりましたね。
愛を注いで
さみしいの…
あなたは
こんなわたしに
愛を注いでくれる…
あなたの愛という
沼にハマって…
抜け出せないの
いいの…
あなたの沼なら…
このままで…
# 2
私に愛を下さい。
貰い切れないくらい愛を注いで?
私は愛に飢えているから。
誰が私を愛してください。
「愛をそそいで」
優しさも強さも全部そそいであげる。
あなたが望む愛もそそいであげる。
だから私の前からいなくならないで。
私の存在を消さないでいて。
愛を注いで頂戴?
私の器は、いつまでたっても満たされないから
器は、どこまでも限りない
どれだけ注いでも、まだ求めてしまうから
そんなに甘い言葉をくれるなら
それを全身で感じさせて
唇の味
汗の匂い
ビー玉みたいな瞳の色
風が頬を撫でるような声
桃のような頬の手触り
砂糖みたいな言葉を吐くより
さっさと心で伝えてよ
ねぇ、壊して頂戴?
私の器は、ずっと前から底が抜けているのだから
こんなにも心を締め付けていなくなるくらいなら
空虚な思い出に味をつけていなくなるくらいなら
いっそのこと全て、壊して頂戴?
『愛を注いで』
祖母も母も
不器用に
溢れんばかりの
愛を注いで
愛を受けた
私は
愛を授ける対象も無く
無償の愛の存在を
知ることなく
人生を終えていく
愛を注ぐ喜びを
感じられるひとになりたかった
私には大きすぎる望みだった
今の人生を大切にする以外に
私には道はない