『愛と平和』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛と平和
「大丈夫か」
ふと目を覚ますと、ベッドで休んでいる私にあの人が声をかける。
「だいぶ平気になったわ」
「よかった」
あの人が胸をなでおろしたのがよく分かる。
「あら、目が覚めましたか?」
看護師さんが私が目を覚ましたのに気がついて話しかけた。
「はいすっかり」
にこりと微笑み答える。
「なら赤ちゃんと少し会いますか?」
「ええ、できるのなら」
私は今、病院に入院している。出産のためだ。無事赤ちゃんを産めた私は、それに安心してそのまま気絶してしまった。そして今さっき目が覚めたのだ。
「ほら、赤ちゃんですよ」
看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれた。温かくてほんのりしっとりしている。新たな命が動いているのを認識してなんとも言えない感慨が湧いてくる。
「女の子でしたよね。お名前、もう決まってるんですか?」
「ええ」
あの人と目を合わせて笑う。たくさん考えて決めたこの名前をこの子に。
「あいな。愛和です」
愛と平和をこの子に。
「ヒーローになりたかった悪役」
子供の頃にテレビで見たヒーロー。
俺もそれに憧れていたし、なれると信じていた。
だけど、いくら頑張ってもジャンプしただけで屋根の上へ飛び移ることはできない。
あの頃テレビで見たヒーローは作り物で、大きくなるにつれてそれを知る。
それが大人になるということ。
でも、どこかでずっと憧れ続けていた。
いつかヒーローになりたいって。
そんな俺は今、ヒーローショーで、悪役をやっている。
悪役あってこそのヒーローもの。
俺はこの仕事に誇りを持っている。まぁ、世間的にはバイトってやつなんだが。
今日もまた、ちいさなおともだちや大きなお友達の前で闘う。
ひとりでも多くの人に世界中の愛と平和を守るヒーローを目指してほしいと願いながら。
────愛と平和
愛と平和
この世の中は、あなたの愛で溢れている…唐突に云われて、吃驚している…
云われた本人も恥ずかしいけれど、云った本人は恥ずかしく…無いらしい…真っ直ぐな眼差しで、こちらを見ている…その瞳から、視線を逸らせ無くて、何故だか、君が好きだ、ってついぞ告白して仕舞った…するとあなたは、真っ赤になり乍ら、言質取りました、と嬉しそうに笑い乍ら…
愛と平和を掲げて戦う正義の味方。
その手段はだいたい暴力。
愛と平和の為に戦う〇〇仮面に、父親であるモブ戦闘員Aを殺されたB少年は、秘密結社の託児所でそれを聞かされて〇〇仮面への憎悪を募らせていくのだろう。
あぁ、なんだ。
これって、現実の戦争と一緒だ。
END
「愛と平和」
あいとへいわ
いとへいわあ
とへいわあい
へいわあいと
いわあいとへ
わあいとへい
愛と平和……言葉遊びも全く浮かばず
ふたつとも大事なのは分かる
愛と平和
(本稿を下書きとして保管)
2024.3.10 藍
愛と平和なんて幻想だと世の中を斜めに見ていた時は思っていた。今は斜に構えていない訳では無いけど割と分別が着くようになったと思う。思いたい。
愛が大事だとか平和が大事と謳われるけど実現するのは難しい。実際のところ、世界平和なんて夢のまた夢で世界平和が実現しないのは愛が足りないなんてとこだろう。
結局、人は無関心でいられたら平和は成り立つし関心がある人達だけでよろしくやってくれたら愛が成り立つんじゃないだろうか?
斜に構えてみた自論でしかないし、それが正解だとは思わないけどあぶれ者をいかに無視するかというのが大事だと思うんだ。もしくは建前の愛を与えること。
平和とか愛とかっていかに人が優しくなれるかとひと匙のずるさを上手く注げるかだと思うんだよ。
愛と平和
平和ため
そう願いし
我が歩み
血に塗れども
吾妻となら
「愛しきキミが居てくれたなら、それでいい」
愛を与えてくれた愛しきキミがいればわたしは
弟橘媛との旅路で教わったヤマトタケル
(Fateサムライレムナント)
※ヤマトタケル異傳にて題名が「吾妻よ(愛しきキミよ)」となっていたため、わざとこの表記にしています
ラブアンドピース。
テレビを点けていたらやっていたので
なんとなしに見ていたヒーロードラマ。
君と2人してはまって最後まで見続けたっけ。
最終回近くは毎週泣いていた。
世界中の愛と平和は守れないけど
君を愛して君の平和を守る
君のヒーローに
俺はなれているだろうか。
君の笑顔が俺にとって何よりの世界平和なんだ。
愛と平和
互いに慈しみあい、いたわりあう…
思いやりや慈悲を忘れん。
愛と平和は、人工物なの。
愛と平和を願ってみるけれど、
人工物なのに神頼みするのも変な話。
言葉の枠組みだけに囚われて、
人工物ってことを時々忘れそうになる。
「愛と平和」
わたしがいて、相手がいて、
お互いがお互いを想い、願わなければならないもの。
例えるなら、ノックみたいな。
打ちやすい球を投げて打たせてあげなきゃいけない。
でもなんだか、すぐに試合を始めてしまうのが人間の性なのか。
カーブだの、ナックルだの投げ始めて。
全然打てない!ってバッターが騒ぎ始めたら、
試合終了のカウントダウンが始まる。
途中でピッチャーが、甘い球を投げるか、
それともバッターが変化球に慣れていくか、
そうすればカウントダウンはぴたりと止まる。
ピッチャーが甘い球だと思って投げてても、
バッターには速すぎるかもしれない。
ピッチャーの野郎、変な玉投げやがって、、、!!
と思っても、実は手が滑っただけかも。
そんなこと、当の本人にしか分からない。
愛なんてそんなものだ。
これが愛だ!って簡単に証明できる数式があればいいのだけど。そんな簡単なもんじゃない。何通りもの問題があり、何通りもの答えがある。
だから、問題と答えを照らし合わせて、
少しずつ少しずつ、試行錯誤して、
証明方法を考える。愛って地道だ。
式も答えもバラバラだったら、愛には辿り着かない。
式だけでも、答えだけでもダメなんだ。
こうやって地道に生み出した愛があったとしても、
平和とは限らない。愛と平和は必要十分条件じゃない。
だけど、平和は愛なしでは起こり得ない。
自然発生もあり得ない。
人が地道に作り出した愛の塊で出来た人工物なのだから。
"愛と平和"
好きな時間、望む未来、愛する世界、愛する場所があるから平和を願う。
理由も無くただ平和を願い続けるのは難しい。
守りたい《何か》があって、その延長線上にあるのが平和。
愛する《何か》があるから平和を望み願って、歩む事ができる。
#愛と平和
愛なんか知らない。両親はいつも俺を見る度憎々しそうに睨んでいた。
平和なんか無い。誰も彼も俺を見ると罵詈雑言を浴びせ、時には暴力をふるった。
愛を、平和を謳うくせに皆みんな俺の助けを乞う声を無視して聞こうとすらしなかった。
俺にとって愛も平和も別の世界のこと。
そんな人を選んで与えられる愛と平和なんかクソ喰らえだ!
愛と平和
人間に一番欠けているもの。
愛情はあちこちで見られるけど、本当の愛は無し。
平和を望むと言いつつ、あちこちで戦争してるし、止めないよね。
テーマ 『愛と平和』
愛と平和は、互いに似ているとこがあると思う。
それは、『一生続くことはない』ということだ。
人は誰かを愛する。しかし、それがいつまでも続くとは限らない。夜の町へ出かけたり、浮気したり、キャバクラ・ホストに通ったりと、色んな理由があって離婚や別れたりする。他にも、同棲してみたらなんか違った。という理由で別れたりもする。だからこそ、愛はいつまでも続くとは限らないと思った。ひねくれてて自分でも笑ってしまう。
次は、『平和』について話そう。
平和もいつまでも続くとは限らない。
戦争のせいで、綺麗だった景色や文化遺産が荒れ果て、
つい最近までみんなで笑い、些細なことで悲しんでいたが、そんな余裕もなくなる日々。
現在平和だとしても、この先どうなるかわからない。
だからこそ、平和もいつまでも続くとは限らないと思った。
このように、愛と平和には共通点がある。
私は、今できることをし、日々楽しみ、美味しいものをたくさん食べるなど、毎日後悔しないように生きている。もちろん、辛い時もある。失敗してしまう時もある。病んでしまう時もある。だけど、私が『今』できることは、落ち込むことではなく、この先後悔しないように生きることだけだろう。
できることなら、他のことは何も考えず、
愛する人といつまでも平和に過ごせますように。
まあ、愛する人なんていないけどね。
愛と平和ってどんな繋がりがあるの?
愛と平和って打ったら
🕊❤️
こんな絵文字が出てきたよ。
この絵文字にどんな意味が含まれているのだろうか、
“愛と平和”
愛があるから平和がある
愛がなくても平和はある
でも、愛がないよりある方が幸せに過ごせると私は思う。人それぞれの感じ方があると思う。それはそれで自分の主張を大切にすれば良い。
愛と平和は何故セットのように並び立てらるのか。
それなら秩序と平和でも問題ないはずだ。
それなら愛と芸術でも問題はないはずだ。
だが大半が愛と見るや平和を並べる。
平和と見るや愛を並べる。
愛とは退け難く平和は尊いものだとしても不思議でならない。
愛と平和。
綺麗事は書きたくないけど綺麗事みたいなことを書く矛盾
世界中の動物が末長く愛されて平和に暮らせたらなと思っている
野生も飼育されている動物も
世界が平和で人間と動物が共存できる環境が理想的なんだろうけど世の中甘くはないし絶対無理なんだろうな
『愛と平和』
「正義のヒーローに!俺はなる!」
「いや無理だろ」
開口一番、友人から辛辣な言葉を向けられてしまった。酷いなぁ。いつものことだけど。
「なんで無理なんだよ。なれるかもしれないだろ」
「じゃあ聞くが、果たしてどのようなヒーローとやらになりたいんだ」
「だから、正義のヒーロー」
「その正義は何かって聞いてんだ」
「それは、正しいことをする事だろ」
「その正しいことって何なんだ」
「何って言われても……」
ここまで詳しく聞かれるとは思っていなかった。いつも通り、ただ一蹴されて終わるものと思っていた。だからこそ軽々しく口にしたというのに。案の定俺は具体的に話すことができず、友人を睨みつけながら黙り込んでしまった。友人はそんな俺を見て、すまない、少し言い過ぎた、と謝ってきた。
「別に全否定をしたいわけじゃない」
「でも最初に無理って……」
「どうせお前は具体案を考えてないだろうと思ったから無理って言ったんだ。イメージできないものになれるはずがない」
そう言って、友人は少し考え込む仕草をし始めた。こういう時のコイツは、どう説明すべきか悩んでいる時なので、急かすことなく静かに待つ。間もなく話す内容がまとまったのか、仕草をやめてこちらを向いた。
「正義というのは、確かに正しいことをすることかもしれない。でも、ただ正しいことをするのがいいことにつながるとも限らないんだ。…試しに聞いてみるが、お前は嘘をつくことは正しいことだと思うか?」
「そりゃ悪いに決まってるだろ」
「お前ならそう答えるだろうな。じゃあ、たとえ話をするぞ。例えば、今目の前でとあるカップルが破局しようとしているとする」
「それってお前のことになるけど」
「例えだっつってんだろ。そのカップルは偶然にも両方ともお前の友人であった」
「やっぱりお前じゃん」
「黙れ」
「はい」
「破局の理由は、彼氏側に他に好きな人ができたから。ここまで聞くと、どちらが悪い?」
「そりゃ勿論彼氏側だろ」
「まあそうだな。彼女は当然怒って出ていく。だが、お前は知っている。その彼氏が決して不貞などをするような性格ではないことを」
「お前なら絶対にしないだろうな」
「…もうそれでいいよ。その後、お前は彼氏側に声をかけ、詳細を聞くだろう。最初こそ彼氏は先ほどと同じ理由を言い続けるが、お前の熱意に負けて、ポツリとこう言い放った。『医者から余命宣告を受けている』と」
「⁉」
「それを聞いたお前は理解する。別れたのは彼女が後腐れなく次の相手を探せるようにするためだと。だが、先ほどのお前の定義では、嘘は正しいことではない。さあ、お前はどうする?」
「それは……」
「お前は、その彼氏の決意を無駄にするのか?」
「そんなことできない!」
「そういうことだ。正義やら正しいことやら、そういった言葉は大抵曖昧なものなんだ」
「……」
コイツの言っていることはもっともだ。俺は全く正義なんてものを理解してはいなかった。こんなに柔軟に対応しなければならないとは。
「…なんか、自信なくなってきた」
「いや、否定してからいうのもなんだが、お前なら正義のヒーロー、とまでは言わないが、慕われる存在にはなれると思うぞ」
「え、なんで?」
「お前、ちゃんと周りのことを考えて行動できるだろ。それも理屈抜きで。正義のヒーローなんてわけもわからん名称をつけなくとも、お前は十分周りから愛される存在になれるさ」
「お前……いいやつだな」
「何を今更」
「じゃあ正義のヒーローになるのはやめるよ。今まで通りの俺でいる」
「是非そうしてくれ」
「あ、でも、さっきの話だけど」
「さっきの話?」
「たとえ話だよ。もしお前が余命宣告で嘘ついて別れたなら」
「だからそれは俺にしなくてもいいんだが……」
「まあ聞けって。もしあのたとえ話がお前なら、俺はそれでも正直に言うべきだって言うね」
「それはまた、なんでだ?」
「だってわざとだとしても、お前が悪く言われるの嫌だから。誤解されたままで終わりにしてほしくない」
友人は虚を突かれたような顔をした。その後、すぐにそっぽを向いて何かを呟いた。
「全く、なんとも傲慢で、愛と平和にまみれたヒーローだよ」