『恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自作小説の主人公のハルくんは、ついに東京に遊びに来た恋人のいとこと対面した
3日間一緒に過ごした結果、隠していたはずの恋人との関係は、あっさりバレてしまった
でも、いとこは2人の仲を応援すると言ってくれた
そして、自分も片思いの相手に勇気を出して告白すると
物語はまだまだ続く
こんな気持ちを
抱いてはいけないのは
わかっているのです。
けれども…
あの人に育てていただいている間に
芽生えてしまった感情…
感謝でもなく、尊敬でも、憧れでもない。
慈しみのような…そして少しの痛み
やっぱり、これは恋というものなのでしょうか?
あっ!
あの人が帰ってきた!
ガチャッ
「ただいま!アレクサ♪」
【恋物語】
「物語。そう、物語だったのよ」
「魔王がいて怪物がいて、勇者がいて魔女がいて」
「サンタもおばけもいて、宇宙人も未来人もいて」
「でも、現実にいると信じられていないでしょう」
「全部空想の、想像の産物だったでしょう」
「だからおんなじだと思ってたのよ」
「誰かを恋して愛するなんて」
「ただの物語上、よくあるだけの設定だと」
「嫉妬、執着、依存や崇拝の体の良い言い換え、
あるいはただの夢物語の憧れだと」
「そう思っておかしくないでしょう」
「だから、ごめんなさいね」
「きっととても喜ぶべき言葉だったんでしょうけど」
「その気持ちを私は返せない」
「ーーーその感情を、私は一生知り得ない」
<恋物語>
例えば善い子が眠りに就いた後
例えば短針が頂点を廻った時
あるいは草木もすっかり眠る頃
あるいは空の色が変わる直前
一番誰も見てない時間
悪いことの代名詞
それでも確かに誰かを救う
優しい闇の覆う時
<真夜中>
恋物語
あの日私の恋物語が始まった。彼は優しくてかっこよくてみんなの憧れだった。数ヶ月付き合って彼はこう言った。「思ってたのとは違った」そんなクソみたいな理由で私の恋物語は終わりを迎えた。そして東京の街を歩いていると誰かと肩がぶつがった。振り返ると相手が謝ってきた。相手の顔を見るとあの日の彼だった。運命だと思ったのと同時に私の数年閉ざされていた私の恋物語の本が開け放たれたような音がした。またその日から恋物語が続きが書かれ始めた。もう一度彼と恋をしたい。その一心で。
わたしが夢見た恋物語は
わたしが王子様になる物語だ
でも、その王子様は王子様らしい王子様じゃなくて、
お姫様を攫っていくタイプ、庶民派な人
アラジンとかカリオストロのルパンとかラプンツェルのフリンとかそういう人
わたしは彼らみたいに、悲しみや退屈から女の子を救い出す王子様になりたい
"運命の人"
私は出会っているのだろうか。
それは誰にもわからない。
だけれど、
たくさんいる人の中から
私は貴方と出会えてとても幸せ
これからも
幸せだと思える日々を
貴方と一緒に作っていきたい。
いつか貴方と結ばれますように
#恋物語
5月18日 20:46
「恋物語」
映画を観たり、小説を読んだりしてると、
恋愛物でなくても、色々な恋物語の世界へ
連れてってくれる。
恋愛物は恋物語があると決まっているから私は、
サスペンス、ミステリー、ホラー、アクション、
ファンタジーの中の恋物語を読み解いていくのが好き。
こっちの方がお得と思ってしまうのかな。
一つの作品で色々詰まってるから、
飽きたりはしないし。
「恋物語」
人を信じる事が出来ない私と
人を疑う事を知らない貴方が
なぜか出逢ってしまった…
貴方を羨ましいと思い
私を不思議に思い
気持ちを試しては怒られて
だんだんと愛を知っていった
そんな恋物語の主人公だった
かつての二人…
今も変わらず
ドタバタの夫婦物語やってる…ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
恋ってなんだろう。
かつて1度だけお付き合いして、結局別れてしまったお相手がいた。その頃は長く一緒にいる相手だったから、刷り込みのようにこれからも一緒に居たいと思ってしまっていた。
いざ付き合って、環境が変わってその人と遠距離になったら相手の嫌なところばかり目につくようになって、耐えきれずに別れてしまった。
ここで冒頭に戻る。恋ってなんだろう。
例えば浮かぶのは一目惚れ。でも一目見ただけで好きになってしまうというのは見た目が好みだったということだろう。
でも、恋はお互いを尊重することが大事だと考えているので、私にはとても不思議に感じる。相手の気持ちを理解できないような美しい方に一目惚れしたらどうなるのだろう。
再び戻る。恋ってなんだろう。
今の私には人を愛したい、人を好きになりたいという気持ちがないのである。そもそも恋愛感情というものを理解していないのかもしれない。これは私に人間としての感情が欠けているのだろうか。女子トークの定番テーマである「恋愛」についていけない私は何か欠陥があるのだろうか。
世の中には多くの恋を扱った題材が溢れている。恋の歌、恋の小説、恋のドラマ・映画…どれも楽しくきゅんきゅん読んでいる自分もいるのだ。
結局のところ、恋ってなんだろうね。
「恋物語」
~恋物語~
いつか終わると分かっていながら、繋いだ手を離せないままでいる。
共にいればいるほど苦しくなるのは自分だろう。
それでも関係を断ち切れないのは、今この瞬間も感じている体温が愛しいからだろうか。
どうかまだこの物語を続けさせてほしい、
そう願いを込めながら隣で笑う愛しい人の手を強く握った。
相手の好みに近づこう、努力しようというのは素敵なことです。でも、行き過ぎてしまうと己を失くします。
恋物語はひとりで思い描くのではなく、想うふたりで彩るのです。
素敵な物語を、紡いでください。
今日一日の大半を掛けて集めた沢山の"楽しい"を
ものの5分でぶち壊す化け物と暮らしている。
それでも
もう一度集めるべきだ。
私の尊厳の為に。
(恋物語。)🦜
・僕は、まだ
くちばし、が
黄色い、
こすずめ、だから。🦜
《恋の物語は、語れない。》
でもね。
「恋した、事が有るんだよ。
ちゃんと 恋した事も
伝えたよ。」🦜
《羽根をね、少し下げて
小刻みに 震わせるだね。》
・そしたらね。
娘雀しゃんは、
少し、微笑んで
飛んで、行っちゃった。🦜
(失恋、恋物語。)🦜
どこまでも澄み渡る青に、キラキラ輝く太陽。今日は絶好のお散歩日和! ということで僕たちは家族で近くの公園まで遊びに来ていた。休日ということもあり、子連れの親子がたくさんいる。僕たちはお昼ご飯も兼ねて、空いているベンチに座って、今朝作ったおにぎりを食べ始めた。
「今日晴れて良かったな」
「うん、そうだね。特に肌寒くもないし、ちょうどいい天気だよね」
「んっ! まぁま、このおにぎり、おいちぃ」
僕の膝の上に座っている愛おしい我が子は、嬉しそうに足をバタバタさせた。そしてまたもう一口、もう一口と少しずつ食べ進めては、美味しそうに顔を綻ばせる。僕たち二人はその様子を見て、思わず笑ってしまった。しばらくしてご飯を食べ終わり、談笑していると、息子が何かを発見したように指を指した。
「ぱぁぱ、まぁま! にゃんにゃんいるぅ」
「ん……? あ、ほんとだね」
公園の端の方に立っている大樹。その下に丸くなっている猫がいた。息子は目を輝かせて、キャッキャとはしゃぎ出した。そして「みたい、みたい!」と興味津々に何度も繰り返した。僕と彼は顔を見合わせて頷き、猫を刺激しない程度まで近づき屈んだ。近くで見てみると、毛並みが綺麗に整っているのが分かる。それから、すやすやと気持ちよさように寝ていた。僕は小声で我が子に話しかける。
「……ねこさん、ねんねしてるね」
「うんっ、ねんねしてる……しーするっ。あっちであそぶ〜」
人差し指を口元へ持っていき、もう一度静かにしーっと声を出した後、小さな手で、ばいばいと手を振った。そしてくるりと後ろを向いてよちよちと向こうへ歩き出した。僕たちも追いかけようとした時、ピクリと黒猫の体が動いたのに気づく。ゆらりとしっぽをひと振りし、ゆっくりと体を起こした。くしくしと顔を擦ったあと、軽やかに鳴き声を上げた。
「わ、ねこさん、起きたよー……って、もう二人とも向こうの原っぱの方行ってるのか」
子供が地面に生えている草花を見て手を叩き、彼は穏やかな顔つきでそれを見つめていた。それを見て自分も微笑ましくなる。僕もそっちへ向かおうと立ち上がった。だが意外にも怖がっていないのか、僕の足元に猫が擦り寄ってきた。遊んでほしそうに、構ってほしそうに甘えた声で鳴いてくる。金色の瞳が一直線に僕のことを見上げて、脚に尻尾までゆるく巻き付けてくる。何だか謎に惹き込まれる感じがして、その姿から思い浮かぶのは、彼としてる時――って! なんてことを考えているんだ僕は! 思い切り頭を振り、改めてこの子に向き合った。少し戸惑いつつも、再びしゃがみこみ、ゆったりと微笑んだ。
「僕でよかったら、一緒に遊ぼっか」
それからほんの一時、僕はこの黒猫と戯れていた。ねこじゃらしを使ったり、木陰から出て日向ぼっこをしたり。何だかんだで僕も一緒に楽しんでいると、急に猫は僕の横を通り過ぎて行った。軽快にステップを踏むような足取りで。
「あ、あれ? どこに行くの?」
呼んでも足は止まらない。僕はそのあとを付いていくように歩みを進める。案内された場所は二人がいる原っぱ。息子はどこかソワソワしている様子で手を後ろに組んでいる。一方で彼は優しい眼差しで見守っている。僕は不思議に思って二人を交互に見つめていると、彼がひょいっと子供を抱きかかえて、「ほら」と小さく囁いた。その瞬間、ちらりと手から覗かせたもの。それは。
「……まぁま! いつも、ありがとっ! だいちゅきっ!」
子供の温かな言葉と共に渡されたのは、シロツメクサの花冠と、控えめなたんぽぽの花束だった。驚きと感動のあまり呆気にとられていると、今度は彼が僕の頬にキスしてきた。先程の驚きと感動に、羞恥心がプラスされる。色んな感情が混ざり、一気に顔が火照っていくのを感じる。
「へっ……!? ちょ、なにっ……!?」
「ふふ、サプライズ成功だな」
「やったぁー!」
二人は嬉しそうに笑い、息子に至っては手を鳴らして大はしゃぎしていた。僕は未だに状況を飲み込めないでいると、彼は楽しそうに話し始めた。
「俺がここに咲いてる花見せてた時にさ、『まぁまにこれ、プレゼントしたい』って、熱心に言ってたんだよ。この花束は子供から、冠は俺からだよ。全ての花を厳選したのはこの子。ちょうど猫と戯れていたから……サプライズってことで、日頃の感謝の意味も込めて、な?」
「きゃは! まぁまにも、ぱぁぱにもちゅー!」
息子が元気よくそう言うと、彼は反対側に回り、逆頬の方にキスさせた。どくん、どくんと心臓が跳ね上がる。自分の心が幸せで満たされていくのを感じる。ポカポカと体の奥底がふんわりと温かくなってくる。僕も伝えたい。言葉にして。
――こちらこそありがとう。これからも、よろしくね。
〜(別のお題です)/オメガバース〜
恋物語
(2024/05/18 20:36:53)
わざとパンを咥えて登校する
今日転校生が来るらしいので家を特定して
わざと曲がり角でぶつかる
その子の好きなタイプを調べてメイクもばっちしなので一目惚れされる
これがホントの故意物語、ってね
恋物語には 興味はない
でも 最近
ちょっと面白い漫画を読んだ
実写で映画化もされてるらしいので
知ってる人もいるとは思う
Orangeという作品だ
ハルがレンタルで借りたんだけど
ただの恋愛物ではないので
興味が湧いて 読んでみたのだ
ファンタジーで 面白かった
主人公の女の子が好きな 男の子を
助ける話だ
男の子は うつ病の母親を
死なせてしまった 自分を許せず
自分の命を絶ってしまう
主人公の女の子は 未来の自分から
届いた手紙で その男の子を救うために
一生懸命になって 未来を変えるのだ
未来から手紙は 来ないけど
今度 未来のハルのため
タイムカプセルを作ったら 面白そうだ
手紙でも 書こうかな?
この本は、人生の終わり際にだけ読める本です。
なぜ今際の際にしか読めないかって?
恋をしている間は盲目で読めないからですよ。
そして貴方は最期の最期まで、目を閉じる瞬間まで、
あの人に恋をするからですよ。
お題:恋物語
《恋物語》
―噂
案外馬鹿に出来ないものであり、気付いたら自分の今の立ち位置を危なくするものだ。
こんな風に思い始めたのはつい最近だが…
思い始めた原因は簡単だ。
恋愛。それだけだった。
僕には好きな人がいた。その子と僕はそれなりに仲が良かった。とはいっても学校の中での話であり、遊びに行くとかそんなことはなかった。
だから勇気を出して遊びに誘ってみた。もちろん楽しかった。だがそれがまずかった。
見事に噂の種となってしまったのだ。これ以降僕はその子に声をかけづらくなった。罪悪感も感じた。僕の行動のせいで…
それから僕とその子は疎遠になってしまった。というより僕が一方的に距離をおいた。
そうして僕の最初の―最後になるかもしれないが―恋物語は終わりを告げてしまった。
薬指に在ることで知る一編の詩、聞かせて愛に変わるまでを
題-恋物語