『恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
知らない間に始まって、
何かがきっかけで終わる。
知らない間に始まった、
私の新しい恋物語。
お題『恋物語』
恋物語
物語とは捏造だ
また恋とは打算だ
私達は得を得る恋を求める
また恋に嘘偽り
虚偽の押しつけをし合う
はたして人は
それを愛というのだろうか
恋物語
コンビニでバイトをしている
誰もお客さんは来ないし来たと思ったらトイレを借りるだけ
上手くいかないけど皆んなの心が暖かいから週5出勤
ぽつんとひとりでレジにたっていたらイケメンな男の人が来た
その人は買い物をしていた
私は何故だか一目惚れ
その人と何かまた出会う機会が無いかと毎晩考えた
私はその日バイトが入ってたけどたまたまバイトが空いたから同窓会に参加
わくわくしながらコンビニ近くを歩いていると
見覚えある顔の人がいた
それはコンビニに来た男の人
勇気を振り絞り話しかけた
数ヶ月後ーーー
私はその人と交際をスタート
バイト先のコンビニに彼と行くようになった
もしもバイトが空いてなかったら私はどうしたものか
結末がどうであれ、これは私とあなたの物語。
/「恋物語」
恋物語
思い返せば、笑顔が印象に残る人ばかり好きになっていた。笑顔に一目惚れしていた
その後は、その人の隣が心地好いとか、何かしてもらえてる訳でなくとも安心するとか、ただ一緒にいたいと思えることも理由となった
叶う恋はしたことがないけれど
人を好きになったり安心感を持てたりしたことは嬉しく思う
これからまたもし恋をしたら
その人との時間と、自分自身のことを大事にしたい
「姉さん、好きな人っている?」
「当たり前じゃない。貴方はどうなの?」
「僕もいるよ」
「あら素敵。お相手のこと、教えて頂戴よ」
「秘密だよ」
「ケチね」
「姉さんこそ教えてよ」
「フフ、私も秘密」
「人のこと言えないじゃん!」
「貴方が教えてくれないからよ」
言えるわけがない恋の秘密。
お題「恋物語」
恋物語
忘れないで
あなたとあたしの
恋物語
もう一度でいいから
会いたいと
思える恋がしたい
なな🐶
2024年5月18日1279
恋物語…ないなー!
残念ながら!悲しいほどに!
私とは縁もゆかりも無いおとぎ話!
漫画やドラマの中だけ存在するもの。
恋してみたいが今は自分の操作で手一杯。
来世に期待!(人間に生まれたくねぇー!!)
恋物語
君と永遠なんて望んでないよ。
ただ一生忘れられない笑顔見せて
私の恋物語は散っていった。
彼がいなくなったから。
私には憧れの人がいます。
彼には青がとっても似合ってて、だいたい葵外套をつけています。気分次第で白い服を身につけて、清楚な印象の時もあります。
私と彼は、幼馴染という奴で昔は一緒によく星を見たり、泥んこ遊びなんかをしてたと思います。
若い頃の彼は、今とはまた印象の違う明るい子で、眩しい笑顔をよく私に向けてくれたのを覚えています。
ですが、私が引っ越してからは、疎遠になってしまったので、今は話すことも会うこともなくなりました。
それでもやはり彼のことを見ていると、心が震えるのです。昔みたいに一緒に喋れたら、お揃いの服を着れたら、なんて夢を見ます。
ですが、所詮、夢は夢のまま、叶いっこありません。
今日も私は空想しながら、空を見上げていました。雲の間に青と赤の星々が煌めいていて、隣人はあいも変わらず熱苦しいです。
「なんだ、ずいぶん辛気臭い顔してるじゃねぇか」
声の方へ眼をやると、そこには、背の小さい、薄汚れた服を着た旅人がいました。
「何か用ですか?」
「いやなに、あんたが辛気臭い顔をしてたんで、思わず声をかけちまったのさ」
悩みながらも久々に声をかけられた嬉しさもあって、私は事情を話しました。
「実は、ずっと前から好きな人がいるんですが、今はもう疎遠になってしまって、
お互いに見えてはいるのに話したり触れたりできないんです」
「全然反応してくれないから、別の人のところにいったり、消えてやったりもしました
でも、虚しいだけで…」
「そうなのか…」
旅人は頭を撫でて、少し唸ると、こう言いました。
「俺が背中を押してやる、叶わない恋なんて悲しいだけだろ」
そう言って私に軽く触れてきます。
「でも…、今彼には何か事情があるのかも」
躊躇の言葉が漏れ出しますが、結局はわたしは彼の助けを借りることにしました。
青くて丸い彼がゆっくりと確実に近づいていきます。もはや言葉も解さなくなってしまいましたが、それでも一緒がいいと思うのです。
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オレンジの空が広がる海岸、砂地が何処までも伸びている。この時刻であれば、本来、干潟は潮が満ち、青々とした海水が広がっているはずだ。
しかし、今日はその気配がまるでない。釣りのために休暇を取ったのに、海を眺めて黄昏る羽目になっている。
「しょうがないか」
このままだと帰りが十一時を周りかねない。
岩肌に置いた釣竿とバケツを持ち、帰り支度を進める。車に乗り込もうとしたところで、通行人の話が耳に入った。
「昨日の月みた?」
「見たよ、大きくなってたよね。
なんか惑星がぶつかって、少しずつ地球に近づいているらしいよ」
『恋物語』
運命の人に出会った。
胸が熱くなり、呼吸が苦しくなる。
こんなところにいたのか…僕の、運命の人は。
しっかり着飾って、声をかける。
いい関係を築いていき、結婚にまでこぎつけた。
結婚式当日。
彼女はヴェールに身を包み、
僕はスーツを…着なかった。
黒いパーカー、フードを深く被って。
ピストルを取り出して。
君のハートを撃ち抜いた。
君も、僕の家族のハートを奪ったんだ。
奪われたって文句ないよね?
どんな小説や映画も、
自分の実際の体験には敵わない。
恋人でも、憧れの人でも、
夢やコレクションでも、
それが一番のラブストーリー。
#恋物語
恋。恋物語。
二人あるいは複数人の間で恋が生まれ育つ
様子を描いた物語もあれば、今ここにある
恋がしおれたり砕けたり……まあなんだ、
とにかく恋の終わりを描いた物語もある。
というか世の中の物語の半分は恋の話だ。
そして残りの半分は愛の話で間違いない。
目に見えず、音も匂いも質量もないくせに
(その点では、幽霊やヒッグス粒子よりも
恋は存在が不確かだと僕は思う)、どうして
こんなに「確かなもの」扱いされてるのか
不思議なんだ。
これは僕にとっての、永遠の謎だ。
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恋物語
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所感:
わりと真面目な謎です。
これはなんて面白いんだろう
どんなフィクションよりも
どろりと甘く黒くハマれば逃げ出せない
どんな高尚な思いもこれの前では塵芥の如く
吹けば飛んでいってしまうわ。
あぁ、なんておもしろい
私が創った彼らはいつなんどきも私を楽しませてくれる
なんて素晴らしい恋物語
#恋物語
『運命だね』
今でもその言葉に囚われてるのはきっと私だけ。
鍵のかかった部屋にひとりぼっち。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
君と出会って恋をした。
別れることなんか考えずに
これからの2人の未来とか考えちゃったりして
ばかだなぁ。
2人で一緒に歩く時間はそう長く続かないのに。
隣からいなくなってしまった君を探すかのように色んな人たちと出会った。
どこにも居ない。
好きだった空間はどこかに吸い込まれてしまったみたいに姿を消した。
そのまま長い年月が流れていく。
ある日いつもと違う風景が広がった
白黒だったはずの世界が少しだけ明るくなった気がする。
そして、いつもと違うのは色だけじゃない。
誰かが鍵を開けようとしてくれている。
あぁ、きっと私はあなたのことを好きになる
そういう運命なんだって。
そしてあなたはこう呟いた
#恋物語 #書く習慣
【恋物語】
「恋におちる」ということを一度は経験してみたい。
私には、そんな興味本位がある。
心臓がドキドキする。キュンキュンと胸が高鳴る。
体温が上がり、頬が赤くなる。
漫画やアニメなどで、何度も見聞きしてきたことだ。
私は、未だに「恋におちる」前兆の予感すらしない。
だからこそ、代わりばえのない、いつもの日常を送れるという安心感はあるけれど、人生において「恋におちる」という経験をしないのは、ほんの少し損をしているんじゃないか、とも思う。もしも恋におちたのならば、その時に新しい自分が見えてくるかもしれない。
【恋物語】
恋をしたから小説家になった、
なんて言ったらあなたは笑うでしょうか。
なかなか眠りにつけない10代の頃、私の傍にはいつもラジオがありました。ボリュームは、いつも絞り気味。流れてくる声も音楽も、微かに耳に入る程度で聴くうちに、いつの間にか眠ってしまうのが日常でした。
その日もやっぱり眠れなくて、いろんな番組をちょっとずつ聴いていた午前2時。
「はじめまして。今日から始まるこの番組、よかったら最後までおつきあいください!」
それから午前5時までの3時間、私はいつもよりボリュームを上げ、彼の声に耳を傾けていました。何故かわからないけれど、彼の声は私の心の奥まで真っ直ぐ届く特別な声に感じました。
8年間続いた番組が終了する日、私は初めて番組宛にメールを送りました。番組内で読まれることなど期待していませんでしたが、あなたは番組の冒頭でそのメールを取り上げてくれました。
「明日、世界がなくなるとしたら何を願いますか?」
あなたの願いどおり、その日の放送は無事終了しました。私はというと、このままじゃ心臓がもたないというくらいドキドキして、ますます眠れなくなってしまったことを覚えています。
あなたに感じた特別な感情をどう表現すればいいんだろう。私は、架空のラジオ番組と登場人物でストーリーを創りました。それが、小説家としての私のデビュー作。そして、少しずつ自分の作品が知られるようになってきた今、あなたがパーソナリティを務めるラジオ番組にゲストとして呼んでいただけるとは。
明日、あなたに会ったら何から話そう?
緊張しすぎて言葉が出ないかもしれない。
でも、どうしてもこれだけは伝えなくちゃ。
「あなたに恋して小説家になれました」って。
ヒコーキ乗ったときに出てくるナッツ
あれうまいよなとか
そんなことを話してたような
そこから何が始まったとも言えないけれど
最初の手土産はナッツになった
ヒコーキの話なんてすっかり忘れて
ああ俺これ好きなんだわとか言って
喜んでついばんでいたような
それからどうなったかなんて
特筆することもないけれど
成田からフランクフルトへ向かう便で
席についてすぐ来たそれをつまみ
やっぱこれうめーよなとか
独り言にしてはでかいつぶやきを
隣で聞きながら目を閉じた
愛が手を振り去っていく
もう振り向くことはないこの愛を
どうか忘れないでいて