『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『忘れたくても忘れられない』
若い頃の愚かな自分
忘れられるのなら忘れたい
いつまで過去の自分に囚われているのか
苦しい・・・
孤独は人の心を蝕んでいく。
正しい中で常に生きられたら苦労もしない
人間が心を持っているということを自分しか知らない
心を取り替えられたらこの苦しみも正しさの中になくなるんだろうか
[忘れたくても忘れられない]
お題《忘れたくても忘れられない》
血にまみれたその手で。
儚げに微笑み――「もういいよ。解放してあげる」
あなたは最初から最後まで最悪だったわ。
いきなり現れて、強引なくらいに迫っておいて、子供みたいに無邪気で。
――ねぇ、どうして最後はあっけなく置いていくの?
離れていくの?
なのに、あなたは。
呪いのように記憶へ鮮明に残り続けるなんて、あんまりじゃないの。
これじゃあ、忘れたくても忘れられない……。
血の色が、血の香りが、呪いとなる。
忘れたくても、忘れられない。
忘れられるなら、忘れてしまいたい。
これっぽっちも、思い出さないくらい。
ちょっと隙間に、挟まって。
ふとした瞬間に、思い出す。
嫌なことも。
悲しいことも。
忘れてしまえるのなら。
深く重く思うほど。
時間すら解決してくれない。
忘れないまま、繰り返す。
後悔という、心残り。
「いなくなった人のことなんて、忘れてしまえばいいのに」
彼女は言う。僕は苦笑して、その言葉に返事をした。
「忘れたくても忘れられないことが、僕は嬉しいよ。それだけ愛せていたということだから」
忘れたくっても忘れない
忘れたい事あるのに忘れない...
忘れたいよ...
会わなければ知らなかった
君の笑顔
会わなければ知らなかった
君の声
会わなければ知らなかった
君の香り
会わなければ知らなかった
君との思い出
会わなければ知らなかった
君への悲しみ
君と会わなければなぁ。
どうして君はいつも僕より先を逝くのか
夏だなぁ。
蝉が五月蝿く鳴いているよ。
割とあるんだけど「なんで京都行こうなの」とか「ヨドバシ行くの?」とか。少しも意識してないのに刷り込まれるやつよ。あと大分麦焼酎二階堂は絶対変わっても名前言われる前に分かる。小田和正はよし。
CMとしては成功だけど鼻歌にまで進出してこないでほしい。
「こんな家に誰が帰ってくるか!」
荒れていた中学生の弟と育ての父が目の前で喧嘩をしている。それだけで済むならまだしも、気の弱い父は物を直ぐに投げた。
この間は、大きな陶器の花瓶……
この間は、傘……
その父を必死に止めようとする母を見る度に、いつか誰かが死ぬと心の中で思っていた。
家の中はぐちゃぐちゃ、後片付けをしながら絶対にこの家を出てやると思っても、母の顔を見ると出来なかった。弟だって、可愛い時もあったんだ……なんで、こんなことになっちゃったんだろう。
そんなある日家に帰ると、子猫が家にいた。茶色と黒とオレンジのまだら模様の、丸々とした子猫が、ミャーと鳴きながら私に擦り寄ってくる。
「ダンボールの中にいたから、連れて帰ってきた。ねぇちゃん、面倒みれる?」
荒れていた弟が見せた優しさだった。
この子は、心の底から悪い子になったんじゃない。
「連れて帰ってきたら、捨てられないでしょ……」
「ありがとう……てか、ごめん」
私は、泣き笑いで子猫を抱きしめた。
そこから、弟は家を出たまま帰って来なくなった。
いま、どうしているのか、ちゃんと人間らしく生きているのか、悪いことしていないか……そんなことを毎日思いながら、祈らずにはいられない。
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【お題】忘れたくても忘れられない
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僕は、忘れたくても忘れられない記憶があると
いつもすることがある
それは、そのときの自分を殺すことだ
そうすることで、僕は新しい僕になれるような気がする
いや、実際に新しい僕になっていたはずだ
だから、過去の記憶がほとんどない
でも、僕の脳は便利なもので勉強に関する記憶は残っている
そのため、今まで勉強で困ったことはない
だが、勉強以外の記憶は消えていくので、
友人との会話は毎回曖昧で会話をするのも一苦労だ
……僕は一体何者なのか
それは何度も考えたことだ
自分を殺すたびに増える疑問
だけど、自分を殺すことは止められない
そんな哀しい生き物なんだ
それが今の僕の答え
この答えが変わることはあるのだろうか
その問いの答えは今の僕にはわからない
「忘れたくても忘れられない」
君が初めて恋愛相談をして来た。
知らない男の子。
名前すらピンと来なかった。
けれど私は話を合わせる。
君の隣に居られるように必死になって、それが憧れなのか、恋愛感情なのかは分からない。
ただ、隣に居たかっただけなんだ。
君は誰にでも好きって言う癖がある。
お願いだから
私には冗談でも好きって言わないで
君とは何かが違う。
それが分からない。
だけどきっとこれは、君と私の間には境界線が引かれているんだ。
草原に何気に咲いていた
たんぽぽを拾ってちぎってみた。
まるで私達のように
たんぽぽは儚くヒラヒラと落ちてった。
そうこれが、忘れたくても忘れられない最初で最後の君との思い出だ。
それまで季節はパレードでしか知らなかった
「君が僕をどう思っているかは関係ない」
「ただ聞いて欲しい、好きなんだ」
あなたと過ごしたシュガースプーン一杯だけの夏
続きを書きたいのに書けないのは、
まだ『忘れたくても忘れられない』からなのかもしれない
「ごめんなさい、やっぱり付き合えない」
一方的に別れを告げるのはこれで何度目だろう。
遠距離だった彼と別れて半年が経った。
私を大切にしてくれてはいたけれど、都会色に染まっていった彼とはいつしかすれ違いが多くなって。
最終的に不安に押しつぶされた私の負けだった。
“忘れるためには次の恋!”
半ばヤケクソみたいな感じでもあったけど、出会った人達との駆け引きは楽しかった。
相手の気持ちが私に向いている事がわかったときの高揚感はたまらなかった。
だけど。
いざ手に入ると。
“ナニカガチガウ”
満たされない。よくわからない違和感。
このままで本当にいいの?
傷が浅いうちに終わりにするほうが、お互いのためじゃない?
戸惑う相手に申し訳なさと心苦しさを感じながら、ふと気付く。
強制的に上書きしようとしたって、うまくいくはずなんてないんだ。
無意識に彼と比べてる以上は、無理なんだ。
忘れることなんてできないんだ。
この未練のかたまりを、ちゃんと終わりにしないと・・・
「もしもし?あのね、私・・・」
背の低い彼女
よく頭をぽんぽんされていた
それを見ているだけで ほんわかして
今でも思い出す
彼は背が高くて 彼女はよく見上げていた
とても楽しそうで 幸せな顔だった
卒業した後に彼から告げられたお知らせは
忘れたくても 忘れられない
彼女にとって悲しく残酷な言葉だった
あの笑顔は2度と見れない
小学校の頃宇宙人と呼ばれていたこと
自分の中では優しく接しているつもりだったけど
女子から見るとキモい行動だったらしい
陰で宇宙人って呼ばれてた。
嫌なことって覚えてるもんだよね。
人間は生き延びる為にネガティブなことに意識を向けるようにしてきた。例えば、天敵が現れて食べられるかもしれないとか。
でも、今はそうじゃないよね。
ポジティブなことに目を向けないと
自分で自分を殺しちゃう。
いつ会う時にも上品なままでいてください
君は誰のものでもいい人、それで合点すればおしまいですから
君と同じ雨を浴びる日がもうひと月来ないのなら、そこで愛は尽きていますから
2人の交差した季節、そのもの語り合える頃には、傷は癒えているでしょうから
-忘れたくても忘れられない-
君と目が合ったあの日。
君と同じクラスになったあの日。
君と席が近くなったあの日。
君が優しくしてくれたあの日。
君が連絡先を交換しようって言ってくれたあの日。
君の試合に応援しに行ったあの日。
君が手を振ってくれたあの日。
君が連絡をくれたあの日。
君が相談に乗ってくれたあの日。
君と席が離れたあの日。
君が私と距離を置き始めたあの日。
君と離れたあの日。
君に告白しようか悩んだあの日。
君に思いを伝えないことを決めたあの日。
君に思いを伝えなかったことを後悔したあの日。
君以外の人を好きになろうとしたあの日。
君しかいないって思ったあの日。
「すべてが、君だったあの日々。」
悠々休暇、夫婦揃って朝から近所の映画館。
子どもは学校、旦那は年休
私はしばし、求職中。
なかなか希望にマッチせず、あっさり決まったと思ったら内定保留 内定延期?結局、内定辞退。
振り回されて、なんだったのか。
「騙されたのよ」とお母さんは言うけれど、白昼夢を見てたみたい。
なんだったんだろう。
朝なのに、映画館だから当然暗闇でしかもミステリー。終わって、外へ出たら平穏な平日の昼間。
変な感じ。こんな感じ。
あさっては、別の面接。
良いご縁がありますように。
ね、いつまで記憶を出しにするつもり
それをわたしと言いはるつもり
忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられないことがあった。
どうしても忘れたくて、選んだ方法はあまりにも犠牲が大きかった。
記憶は思い出すときに定着するらしい、その話を聞いて思い付いたのは、思い出さなければいい、という結論だった。
忘れたいことを極力思い出さないように、他のことを考える。
そうして出来上がったのは記憶力の低下した脳みそだった。
記憶は思い出すときに定着する。その思い出すという行為を意図的にしないようにすれば、記憶には定着されず、記憶に残りにくくなる。
いつしか習慣化された思い出さないという行為のせいで楽しかったことも嬉しかったこともうっすらとしか残っていなくて。
ああ、この方法はやっちゃダメだったんだ、と気づいたときにはもう遅すぎたんだ。