『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
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忘れようとしても無理だった。
きみに恋してから7年経ったいまでも
変わらずきみのことが好きだよ。
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Theme:忘れたくても忘れられない
恐怖の記憶というものは、誰だろうと持っているものだろう。生きていくうえで、恐怖を避けては通れない。
もちろんそれは私にもある。まるで頭蓋骨にこびりついたように離れない恐怖が。
そして記憶というものは、ふとした時に思い出されるもの。
それが幸せな思い出ならば幸福にもなり得るが、そうでなければ、ただつらい思いをするだけだ。
忘れたくても忘れられない思い出は、どうにもできない。忘れられないのだから。
だから私は、思い返すことにした。幸せな記憶を。
上塗りして、上塗りして、上塗りしてしまうのだ。
だって、つらいことよりも、幸せなことを考えているほうが幸せに決まっているのだから。
もしつらい記憶に苦しんでいる人がいれば、どうか負けないでほしいと思う。
考えるだけ無駄だ。思い出すだけ無駄。過去は変えられない。
過去に殺されるなんて馬鹿馬鹿しいと思わない?
あなたの大切で貴重な時間を、そんなことで消費するなんてもったいないよ。
久しぶりの地元を車で流していると、たくさんの思い出がよみがえる。
そんな中一人の女性を思い出し、ずっと思いを馳せていた。
高校生の時にずっと好きだった子。
3年間同じクラスで、朝早くに家を出て、偶然を装って一緒に登校をした。
彼女への想いに気付いたのは、高2のいつだっただろうか。
高3になり、告白をした。それも2回。
1回目は夏になる前だったと記憶している。
この頃には、よく電話をかけて他愛のない話をしていた。
自宅近くの公衆電話から電話して、その途中だったと記憶している。
2回目は冬になってから。
やっぱり忘れられないって言った。
答えは両方とも「No」
あの頃の僕は、彼女との距離を縮めることに必死だった。
それが仇となることも知らずに。
彼女曰く「距離が近すぎた」
1番近くにいる男性として認知されたが、恋愛対象ゾーンからは外れてしまった。
高校を卒業後、お互いにパートナーができても、よく電話をした。
そして、2人でドライブに行った。
僕は彼女ができても、その子のことがずっと好きだった。
そして、その子も僕がまだ恋愛感情を持っている事に薄々気付いていたと思う。
それでも2人で会っていた。
もちろん身体の関係はおろか、キスもしない。手も握らない。
まさしく品行方正で健全なお付き合いだった。
そんな彼女の事を思い出し、彼女とよくドライブした道をなぞった。
死ぬまでにもう一度だけ会いたいと願いながら。
あの忘れたくても忘れられない恋愛を反芻しながら。
そして、50歳手前になってもきっとキレイなあの子を思いながら。
〜忘れたくても忘れられない〜
いつもはクールなあの先輩。
出勤前に会社近くの公園の前を通ったら
「にゃんだねきみは!にゃんだこのかわいさは〜!」
と言いながらすごい笑顔で猫撫でてた。
こちらに気がつくと、顔を赤くしたり青くしたりして慌てていた。
会社で顔を合わせた時、この光景を思い出して笑ってしまいそうだ。
ああ、あの顔は忘れたくても忘れられないや。
『忘れたくても忘れられない』
邪魔だった
あの人への想い
忘れられない、忘れたくない
たった10分間のタクシーの中
暗闇にBGMを流して
毎回、夢のようだった
憧れてたの
心の底から
叶わなかった恋心
さよならも言えなかった
遠い過去の話
BGMだけ流れてる
忘れたくても忘れられない
「それ、裏切り行為だよ」
忘れたくても忘れられない。あなたが私に放った一言。
夕方に起きてビリヤードをして。
負けたらダーツで勝負
負けた方の奢りで食べるご飯の約束だと
私の懐が寂しくなる
だからいつも交互で出し合う
出かける時も遊びに行く時もいつも送ってくれて
どこまでも迎えに来てくれる
夜中でも朝方でも寂しかったらすぐ飛んできてくれる
いつでも隣にいた君を忘れたと思ってた
けどふとした時に思い出すんだよ
そういえば誰かが言っていた
忘れたくても忘れられない
そんな相手がいるあなたは幸せだ
だってそれくらい楽しい思い出があったんでしょ?
私だって忘れたいよ
だけど。一緒にいた時間の全部がすごく楽しいくて
私の中での1番の思い出なんだ
そろそろ君を忘れきれるほどの思い出を作ろうと思う
金輪際関わることのない君のことを。
私の知らないどこかでどうか幸せになってね
忘れたくても忘れられない
心の奥底で言語化できない
気持ちがずっとあるような
気がする…
それが…
なんなのか分からず
もやもやと…
靄がかかっているよう
きっと…
忘れたくても
忘れられないものだと
おもう…
ずっと…
それを抱えていくのは
つらい…
題 忘れたくても忘れられない
「彼と初めて会った瞬間、ビビッと来ちゃった」
妹は、そうのろけていた
あれからもう数年、妹はとっくに別れて
今は別の人と結婚した
「ビビッと来た?」と聞いたら
「うまく言えないけど、目を閉じても手を合わせ
られるように、すぐにわかった」
またのろけた。ぷっと吹き出してしまった
可笑しかったわけじゃない、よく似ていたからだ
私が夫と出会った瞬間のように
それ以来、ビビッと来た縁に虚な部分を見出してしまう
テーマ「忘れたくても忘れられない」
皆さんは、忘れたくても忘れられない事はありますか?私は、あります。それは、嫌な思い出です。
嫌な思い出は沢山あります。人生は長いですから、その分いいことがあるでしょう。
湿度も、日差しも、気付けば遠ざかって。傾くのが早くなったお日様に目を細める夕暮れ。手をかざしてもまだまぶしい。半袖一枚では出歩くのが辛くなって、少しずつ厚みを増していくこれからを思う。次第に雪がちらつけば、今年もあっという間に終わってしまうんだろう。人生は案外儚いものだ。年賀はがき、今年も売れないんだろうなぁ。
寒くなってくると、思い出す人がいる。とても恥ずかしがり屋で、猫とガーベラが大好きで、年上なのに子供っぽくて可愛い人。一度だけ、年賀状を送りあったことがある。
「あんまりよく見ないで」
と、言われたところで「はいわかりました」とはならず。まじまじ見ると片隅に、修正ペンの痕があった。
正月の晴れた朝。日に透かしてみると、可愛らしい筆跡で「だいすき」の文字が見えた。
〉忘れたくても忘れられない
君の仕草、口癖、笑い方。
その中でも鮮明に覚えてるのは君の匂い。
#忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない
私にとってそういった思い出には共通点がある
あいまいなままで終わってしまったこと
今考えても理解できないこと
そのとき自分が何を考えていたのかは
思い出せないけど、何か強い
感情の動きがあったんだろうな
もちろん嬉しい楽しい思い出もたくさんある
ただ忘れたくても忘れられないって
まあ悲しかったり、怒りがわいたりしたことだよね
誰かが
忘れようとするほど忘れられないものだと
言っていた
今できることやりたいことに集中すれば
いいんだよって
それができないんだな…
多分、私、今暇なんだな…
好きだった人に恋人ができました
他の人の目なんてひとつも気にしてないみたいに
初めから恋人同士だったみたいに
私の前で恋人してる
あれ、もう諦めたはずなのに……
私、まだ好きなのかな
あなたの顔ばかり頭に浮かんでくる
"忘れたくても忘れられない"
忘れたくても忘れられない
「もっと器用に生きられないの?」
この言葉が心にずっと刺さっている。
今も私の心を縛り付けている。
忘れたくても忘れられないよ。
だって器用な人じゃないから。
「忘れたくても忘れられない」
あなたの声、仕草、笑い方、体温。
好きなこと、嫌いなこと、好きな曲、好きなゲーム。
好きなお酒、好きな煙草。
あなたに教えてもらった曲。
あなたが連れて行ってくれたお店。
あなたとした通話。
あなたとふざけあった帰り道。
あなたが伝えてくれた愛の言葉。
すべて忘れることができない。
あの時は甘くて仕方がなかった。
今はもう苦くて酸っぱくて、喉が詰まる。
✍
四作品目。
僕も現在進行形で、忘れたくても忘れられない。出来事があります。
忘れたくても、忘れられない恋
俺は、人と距離をおくタイプで人と馴れ合うなんて絶対にあり得ないと思っていたし、周りもそう、思っていた。
でも、ある日の事だ。
そんな事は消えた。
俺と正反対のやつが、俺に、うるさく付きまとってきて言うのだった。
『私、あなたの事振り向かせるんで』
それからも、彼女はうるさく付きまとってきてくるのだ。
それがきっかけで、人に対して距離をおくことが少なくなった。
そんなある日の事だ。いつもは彼女がやって来るのに今日は来ない。
珍しいと思う俺。
いつも通り学校へ着くと、衝撃的な事を聞かされた。
彼女が亡くなったのだ。
小学生を助けようとして、車に激突したそうだ。
俺は、自然と涙がとまらない。胸が熱い。
これが、恋なのかな?
忘れたくても、忘れられない恋
あいつが、いないなんて信じられない。
お題 忘れたくても忘れられない
あなたがいた頃は
季節の変わり目も忘れてた
でも忘れられない
見慣れたはずの背中は
どこか遠くて
あなたは変わって行くのね
いつか素敵な人に出逢っても
私を忘れないで
子どもを先立たれるのがいちばん怖い
いろんな悲しいニュースを目にするたびに
赤の他人の子なのに
残された親の気持ちになって苦しくなる
ふとした時にいちいちニュースを反芻してしまう
この癖をなくしたい
小学校時代、中学校時代
辛いことがあった。
忘れてしまいたい。思い出したくない。
けれど、楽しいことも
同じくらい、それ以上にあったから、
忘れてしまいたくない。
どうしたらいいんだろう……