『心と心』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心と心
心と心を通わせるのは難しい。
そのためにはまず言葉を通わせる必要がある。
発する方の言葉選び。受ける方の受け取り方。
全て正確にするのは難しい。
我々はもっと言葉を学びそれを正しく使い、正しく受け取らなければならない。
正しく発せられ受け取られた言葉達は二人の間に共通認識を作り本当の意味での心の通った状態になるのではないだろうか。
「心と心」
もしも
心だけの存在に
なっても
また
貴方を探せる
自信がある
心と心で
ぶつかり合った
最高のふたりだから...
これってまさか以心伝心?
戸惑いながらチョコの包み紙を開けて、何も動じてないフリをしてパクッと一口。砂糖と植物油脂の約束された甘さがとろり。
ついさっきまで私が食べたいと思っていたメルティキス。私は何も言っていないのに。
「なんで」
一箱に数個しか入っていない高級品だけど、美味しくてつい手が伸びてしまう。私の机に箱を置く方が悪いのだ。
「うん?」
「何でわかったの? 私がこれを食べたいってこと」
「んふん」
「んふんって何、んふんて」
カナトも箱に手を入れてチョコを取り出す。
「分かりやすいからなあ、ミウは」
「私が?」
「まじちょろい」
「ちょろいとか言うなっ」
カナトはチョコを口に放った。
「んめ」
「ふふふ」
放課後の教室。私たち二人だけ。
それぞれ口を閉じて、メルティキスを味わう。今この瞬間に、彼と同じチョコを味わっている。その感覚が、なんだかちょっとくすぐったい。
カーテンに冬の西日が当たり、温かなオレンジ色に染まっている。
【お題:心と心】
心と心が繋がっているから
何を言おうとしているか分かる
同じことを考えている
以心伝心もいいけど
何を考えているか分からない時があってもいい
よくやったな、偉いぞ
と、私の頭を撫でる先生
なんとなく、照れくさくて
俯く
きっと、リンゴみたいに赤くなっている
から、顔をあげられない
先生にとって、私はただの生徒のひとり
わかわってる、
けど、いつかは貴方の特別になりたい
心と心/夜凪
あなたと「心と心」が通じ合えばいいのに。
毎日辛い想いして、
会いたいな
何してるのかな
とか考えて。
あなたの行動、言動、優しさ
全て
好きなの。。
あなたの心とわたしの心
あなたの心のほうがあたたかくて心地よい
心地よすぎて奪って私のものにしたいぐらい
あなたの心が欲しい
私はわがままだから
心だけと言わず
あなたの全てが私のものになれば良いのに
あぁ私に惚れられるなんて可哀想な人なのかしら
私のものになるまで絶対に逃がさない
【心と心】
ねぇ、もしも全てを投げ捨てられたら
全て忘れられたら
この胸の痛みも消えるのかな?
でも、この記憶を消すことなんて
僕には出来ないんだ
君にどれだけ近づいても
機械である僕の心臓は一つしかないんだ
ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら
僕は君と同じ“ココロ”が欲しいんだ
でも、機械である僕には
ココロは存在しないからさ
せめて、僕の側に居てよ
君にどれだけ愛をもらっても
機械である僕は君と同じにはなれなくて
君に優しくされる度に胸が痛くなるんだ
僕にはココロがないから分からないんだ
言葉で教えてくれないと僕には分からない
感情なんて、僕は知らない、知らなかったんだ
機械である僕にココロがあると言うなら
それをどうやって見つけたらいいの?
どうやったら君と
心とココロを通わせることが出来るの?
そう君に聞いたら
君は少し微笑んで
「それはね、ここにあるよ」
参考: 蝶々P feat. GUMI『心做し』
私はガラスの靴で繋がったわね。
アタシは長い長い髪の毛かなぁ。
わたしは氷の魔法かしら。
ワタシは、うーん、あっ、1輪の花ね。
あたし、心と心で繋がるアイテムってないかも。
えー!!とみんなが驚く。
だってあたしの場合、毒リンゴと知らないうちにされたキスよ。いきなり過ぎてなんだかわからなかったもの。
あー、とみんなが今度は納得のため息をつく。
アイテムがなくても繋がってるならいいじゃないのって誰かが声を上げた。
うんそうね、そうだわ。とまたお姫様達のお喋り大会は続くのでした。
(心と心)
色んなお姫様達の集会、男性側と繋がるきっかけの話題が出ていたもよう。
あい→あおいの彼女(今回の主人公)
あおい→あいの彼氏
「もう、卒業だね。」
寂しいな。心にぽっかり穴が開く。友だちとも、あおいくんとも、会えなくなるのか。
「っ⁈」
急に後ろから抱きしめられた。誰だろう?
「俺も、寂しい。」
この声は、あおいくん?いつもクールで、こんなことめったにしないのに。よっぽど寂しいんだな。私も寂しいのに、嬉しくなっちゃうじゃん。
「好き。」
きゅんっ。ストレートな愛情表現に、嬉しいのと照れるのとで顔が熱くなっていく。
「私も、あおいくんのこと、大好きっ。」
大好きは言い過ぎたかな?
「わっ⁈」
急に一回転。あおいくんと向き合う形に。そしてあおいくんは、
「あい。外国行っても、忘れないでね。あと、無理したら、ダメだよ?」
と、気遣ってくれた。そう、私は高校生になったら、留学するのだ。えっへん!じゃなくて、だから、あおいくんたちとは、しばらく会えなくなる。遠距離恋愛どころじゃないのだ。
「あおいくん。」
改めて見つめ直す。透き通るほど白い肌。曇ったところのない、綺麗な瞳。優しい性格。私は、あおいくんじゃなきゃ、好きになれなかった。
「これからも、よろしくね。」
満面の笑みで、私はそう言った。しばらく会えない寂しさを隠すように。
「っ?」
私の唇とあなたの唇が触れる。これからもずっと、一緒だという証に。
【心と心】
心と心が繋がってたら、どれだけ楽
なんだう。心と心が繋がってれば、
直接言えないことも伝わる。私が
あなたに思っていることも。
「心と心」
僕と君では住む世界が違う。
そんなこと自分がいちばん分かってる。
なのに、君に恋をした。
身の程知らずかも知らないけど、抑えられなかった。
夜空のような君を好きになった。
僕はごく普通な人だけど。
君だけは誰にも取られたくないと思った。
心と心が繋がり合うことを願った。
そして、ある日心と心が繋がった。
君と笑い合える日々が来た。
そして日々感じてる、君に出逢えた喜びを。
飲食バイト
上がり時間近くなった
(このまま静かに終わってくれ)
上がり、10分前
満席
(あぁ~終わった)
店長を見る
怖いチワワの目になっていた
(わかるよねぇ)
(はい、かしこまりました)
笑顔で頷いた
テーマ
「心と心」より
心と心が繋がって
嫌な気持ちも嬉しい気持ちも
分け合える
親子って不思議な縁
私にはキライなやつがいる。同じクラスの内田こころだ。
あいつはすごくぶりっこで、私が好きだったこうくんを奪ったんだ。分かりやすく甘い声だと可愛い子ぶってるって思われるからって、あいつはあえてちょっと冷たい口調でこうくんを馬鹿にしている。
「まーた授業中に寝てたでしょ、そんなんだからベンチ要員なんだよ」
でもこうくんは優しいから、このときも笑いながら、「うるせーよ、こころだって寝てただろ」って返していた。
あいつは狡猾だからそういう気遣いができるこうくんの優しさにつけこんで、いつもクラスで優位に立とうとしている。人を馬鹿にすることで自分の方が上だと暗に示して、王様気分を味わっている。
みんな頭が悪いからあいつの上っ面なだけの態度にひれ伏すように、休み時間になるとあいつの周りに群がる。あいつは気分が良くなって更に騒ぎ出す。
野蛮なやつらだ。あーうっとうしい。
授業が始まっても、担当の先生によってはあいつらはやかましい。
「せんせー、難しすぎて分からないですー」
なんでこんな簡単な問題が分からないんだよ、と心の中で毒づく。先生がはいはい、と呆れながらもう一度説明すると、私も間違った解釈をしていたことが分かった。でも、途中までは合ってたから、あいつとは違う。
あいつはよく「分からない」って言って先生とか私に質問してくる。私はオトナだからキライなやつでも態度に出さず丁寧に教える。そうすると毎回あいつは二重を三日月のようにして「さすが、説明うますぎ!ありがと」って言う。
あいつの白い肌に教室の光が当たって、いつも眩しく感じる。それはあいつ自身の内側からくる輝きのようでもあり、心の明るさがそのまま反映されているのではないか、と思う。
羨ましい。
本音を言うと、私はこころちゃんみたいになりたかった。
綺麗な二重で、色白で細くて、小さい顔でサラサラな黒髪で、みんなの人気者として産まれたかった。本当はもっと教室の中で明るく振る舞いたいし、こうくんに軽口をたたきたいし、付き合いたいし、友だちと集まって休み時間にダラダラ話したい。誰とでも屈託のない笑顔で話したい。分からないことを恥ずかしがらず人に聞きたい。もっともっと、自分自身を認めてあげたい。
なのに、私の心は真っ黒で小さくて、脆い。脆いんだったらいっそのこと壊れてしまえばいいのに。鬱陶しいのは、毎回騒がしいのは小心者の自分の心なんだ、そんなの分かってるんだ。
変わる、変わってやる。もう本来の自分を殺して、ビクビクして斜に構えて強がるのはいやだ。
こころちゃんみたいになるのは難しいかもしれないけど、少しでも今よりも楽に生きれる心を手に入れるんだ。
心と心
繋ぎたい
色んな人と関わりたい
話したい
良くしたい
繋ぎ合わせて皆で色んなことしたいな!
「心と心」
人と人との繋がりには、沢山の種類がある。
愛情、友情とかの、心で繋がる関係。
お金、利便性、体面等、打算で繋がる関係。
悪縁、状況により切れない繋がり等、お互いの意思に関係なく繋がれた関係。
いろんな繋がり方があって、それぞれに良い面も悪い面もある。
でも、やっぱり私は、心と心で繋りたい。
どんな関係でも、行き違ったり、状況が変わったりで、その気になれば簡単にその繋がりは切れてしまう。
でも、心で繋がっていれば。
勿論、心で繋がってても切れてしまう事はある。
でも、その心が互いに本物ならば。
そうしたら、又いつか、その関係を紡ぐ事が出来ると思う。
やり直しが、出来ると思う。
それに、やっぱり心で繋がるのが、相手に対して一番誠実でいられると思う。
裏切られる事もあるし、腹が立つ事も、馬鹿を見る事もある。
でも、私は人に対して誠実で居たいから。
だから、これからも、心と心の繋りを紡いでいきたい。
心と心。
心が二つあるから、そこには人が2人いたんでしょうね。
もしかしたら心と心臓かもしれない。
【心と心】
ご主人様には心がないです。私はアンドロイドですので心がありません。でも、うまくやっているです。本当の心とはと博士に聞きましたが
「私には不必要。だが、お前に組み込んだAIには必要なものだろう」
だそうです。心…心…。うーんアンドロイドには難しいです。
心と心、通い会う時それは、貴方と別れる時。
それを、知っておいて貴方は、通いたがるの?
分からずしているとしていたら、貴方は何者?
本当の貴方は、優しくて、立派な貴方でしょ?
深層の心が壊れてしまいそうなんだよね。
貴方の深層は、変化しているけれども、
いつも、いつも、いつまでも、側で見守っている
それだけは信じているから。だから、
"貴方の本来を取り戻してね。バイバイ。"
致命的な愛にまだ、貴方は知らない。
だから、愛させて。今だけは、祈らせてよ。
まだ、分かっていない、真実と虚偽を。
だから、終わらせて。今だけは、騙されてよ。