『心と心』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心と心。
書けない。心なんて分からないから、書き出しすら浮かばない。自室の椅子で天井を仰ぎながら考えても、首を左右に振って沈黙を守ったとしても、ココロなんてモノは分からない。ましてやそれが二つ、三つ、四つと増えていけば、解読不可能なスパイ暗号のように、テレビつけて映る開かずの金庫のように、頑として打ち付けられているから。分かるはずもない。
冬になり寒さの理由が分からなくなった。体外的なものなのか、体内間のものなのか。腰の痛みも、目の腫れも、肩の重さも、足のむくみも全て含んで自分だから。私の中ですら繋がっていないココロが、誰かの中に溶け込んでいくなんて想像がつかない。
ココロ。どうか楽しんでくれ。これから生きる君だから、頼みたいんだ。ココロの心で楽しんでくれ。
心と心。
今日はいつもの現場だったけど
やっぱり
大阪が
気になるのは、
心と心が惹かれあってるのかな?
本当に幸せな
場所は
この先にあるから。
「心と心」
どんなに離れていたって
繋がっていると思いたい
どんな世界でも
私の汚い心と貴方の綺麗な心
二人一緒で、程よい見た目になる
だから私は貴方を汚すの
貴方の心は綺麗すぎるの
少し汚れていた方がいいわ
【心と心】
心と心
心臓と心臓は違う
感情と感情なら脳な気がする
心は使い慣れた言葉であるが説明に悩む
一言で言うと「気持ち」や「精神」だろうか
では、なぜ心という言葉が生まれたのか
ニワトリ説があるが心と気持ちは
どちらが先に出来た言葉だろう
心と心臓とではどちらが‥‥
調べたら分かるのかな
でも辞めておこう
心が離れた
『心と心』
心臓さん、私は紅い小鳥です みみずを啄む小鳥です
寒空さん、あなたにひとつ云う事は
カラメルプリンをあげるから、私から遠く離れて下さい 心臓さん、寒空さん、私は侘しい小鳥です
『心と心』
『心と心が通じ合う』という文句はよく聞く言葉だ。
昨今のこのご時世において、この『心と心が通じ合う』という現象そのものがあまりに希薄になっていないだろうか。
テレビをつけてニュースを眺めれば、やれ誹謗中傷だ、やれいじめだ、やれモラハラだとなんとも騒がしいことこの上ない。
もっとこう、動物園のこの動物の赤ちゃんが無事に産まれましたとか、今の時期はこんな場所が綺麗ですよ、などの心がほっこりとするエピソードが聞きたいものである。
ネット上でも、テレビの中でも、リアルでも、あまりにも……あまりにも周りに暗い話題が多すぎる。
これでは気が滅入るに決まっている。
少なくとも、このご時世で流れていく暗い話題が好きではないと思ったそこのあなたは、形は違えど同じように考える私と『心と心が通じ合う』仲間……なのかもしれない。
「心と心」
心と心がすれ違い出したらもう元に戻るのは難しいかな。
気が遠くなる位に心の距離が離れたら今度は逆に歩みよるのが難しいと思う。
心と心は通じ合うことが出来る
相手を大切にすればいつしか心と心で通じ合える
自分の心
相手の心で
人々は生きている
私だってそうだから
心と心
「心」って言うとき、みんな心臓を指差すけど
ほんとは脳みそのことだと思わない?
みんな脳みそで考えて、行動してる。
…はずなのに。
こわいとき、悲しくなったとき、緊張したとき
全部、胸がドキドキする。
結婚指輪をなぜ左手の薬指につけるか?
心臓に通じる部分とされているから。
好きな人がこの世からいなくなったときは、きっと脳みそよりも心臓を抱き締めたい。実際にはそんなことできないのは分かってる。
でも、好きな人の鼓動ほど
私を安心させるものはないから。
心と心が繋がったら、痛いのかな-
そんな問いは、空に浮かんで消えた。
心って、ナニ?心臓のこと、?
そんな問いも、消えた。
僕の問いに答えてくれる人は、あの日心をつなぐ契約をしてからいなくなってしまったのかもしれない。
心と心
星のようだね心というのは。
私の心とあの人の心は地球と月くらい違うし、似ているかもしれないけれどくっつくことはないだろう。
天体に浮かべたら銀河系の果てまでもきっと見つからない。
だから良いかもしれない。見つからないくらい離れているくらいがちょうど良いよ。
傷つかないし、分かり合おうとして苦しまないし。
どこまでもどこまでも離れていようか。
心と心でつながりたいなら
まず言葉
わかったつもりで終わらないよう
真摯に耳を傾け
丁寧に言葉をつくすべし
心と心
人間には心というものがあるらしい。
それは心臓かと聞くと、友人に笑われた。
心と心が繋がっている状態の事を、
人間は愛と呼ぶらしい。
愛とはお互いの事を思い合うと言う事らしいが、
ピンとこない。
そう伝えると、また笑われた。
「オレもそんなの聞いただけで、見た事ねーもん」
それもそうか。私も見た事が無いな。
話す事も無くなったので、私たちは眼下を見下ろした
無益で無駄な争いばかりして、星を壊す人間たちを。
『心と心』
遠くても
近くても
みえない糸でつながっている
糸は
体温をもって
心と心をつなぐ
あたたかさはちからになる
糸はさまざまに絡み
思いをもちながら
からだを包む
それぞれのからだを
あたためるように
心と心
あの時は好きな気持ちが大きすぎた
それ故に好き避けが止まらず
自分の行動を後悔しては泣く日々だった
あの人には勘違いされっぱなしだった
結果、何も伝わらなかった
心と心をコネクソンでくっつけて、せーので音を鳴らせ
さらさらと風が流れ、さらさらと砂が流れ、さらさらと時が行く。そうして少しずつ褪せていくのだと。
僕は朽ちていくものがすき。過去になって、そこにいた人の温度や思いが目に見える形で残りながら風化していく。そんなところがすき。だから、ここがすき。
いつでも散歩がてら、夕暮れのメランコリックに浸れる。
少しずついなくなる人。少しずつ空いていく家。少しずつ減っていく店。少しずつ消えていく文化。あぁ美しい。
だけど、僕だけじゃない。ここにいるのは、僕だけじゃない。だから。
楽しいを作ることにした、みせることにした。
ここにも本当はあるのに、気付かれにくいすてきなものを、僕が集めてみんなに教えてあげる。気付いて、好きになって、そして根付いて、広がって。
そうしたら人が増えるかもしれない。廃墟や懐かしい風景は消えるかもしれない。それは、僕のすきなものが減るってことかもしれない。
けど、だいすきなこの場所は続いていくから。それもいいのかもしれない。
〉心と心
(このままでいてほしい、でもなくなってほしくない)
心と心
私は初めて自分の心を見たんだ。
本当はどうしたかったのか?何が嫌だったのか?
本当は何が好きなのか?
自分と心を通わせた日。
今までごめんねと
これからは大切にするよと約束を込めて。
自分と仲直りをした日。
心 は い つ も 晴 れ で い な き ゃ __ 。