『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
後悔
あの子だけは味方だと思っていた。
あの子だけは私から離れないと思っていた。
でも、違った。
あの子は、あの子は同性愛が嫌いだ。
否、恋愛対象として見られるのが嫌いだ。
嗚呼________
こんな思いなんかゴミ箱に捨てれたら、きっと
軽くなれるのに。
あの子のことなんて、好きにならなければよかった。
後悔を忘れたい。
風に吹かれて流れてしまえば良いのに。
雨に打たれて流れてしまえば良いのに。
いつまでも考えてしまう。
もう良いと思えるまで。
その時間が長くて。
後悔もすぐに笑えるくらいの人になりたい。
そう思うたび自分の小ささが嫌になる。
子供の頃は特に何も感じなかったのに。
今さら後悔しても
あの頃は あの人は
戻ってこない
君をもっと
笑わせてあげればよかった
君をもっと
楽しませてあげればよかった
君ともっと
一緒に過ごせればよかった
小さな後悔は沢山あるけれど
君に好きだと言わなかったことを
後悔はしていない
【後悔】
後悔
お金が無い。
彼はまだ、高校生。学校の校則でバイトは禁止。
親のお小遣いは月に1000円。これじゃ欲しいものも買えない。 彼は何か、お金を稼ぐ方法は無いのか探すが
何一つピンと来ない。 偶然、誤タップで開いたサイトを渋々見てみると、「未経験でもOK、男性でもOK」のような文章を見つけた。彼はそのサイトを見て、要約すると「男性でも身体売って稼げますよ」ということを知る。彼は何故だか魅力的に思い、Twitterで募集を始める。すると、思いのほか集まった。その中で近場の人をピックアップし、実際に会った。その相手の男性には「未経験です」とだけ伝え、ホテルへ向かった。ホテルも彼自身ではよく分からなかったため、相手に任せる。
荷物を置き、端っこのソファに座る。
30代のおじさんは、その隣に座り、身体をくっつけてきた。「高校生なんだね。犯罪になるかなァ笑」不気味な笑みを零しながら、彼の左太ももを擦る。
彼はこの時点で、かなり恐怖と緊張を感じていたが、
お金のためと振り切ると、何とか我慢が出来た。
おじさんの下半身を見ると、ジーパンがピチピチになるくらい膨れ上がっていた。足が震える。
すると、奴の左手が彼の陰部まで摩るようになった。
緊張はしていたが、割と気持ちがいい。
きっと彼は、この時点で壊れていたのだろう。
最後まで終え、新たな経験を積んた彼は、
家に帰り、今日起きた事を思い出す。
それは、きっと夢にまで出てくるような衝撃な物で、
彼にとって忘れられない経験となった。
来月の財布の中身はきっと1000円だけだろう。
後悔____
毎日毎日、罪悪感に襲われる。
毎日毎日、自分が気持ち悪くなる。
毎日毎日、過去に囚われる。
毎日毎日、後悔ばかりしている。
苦いトゲ 時が経つほど焦げついて
言い訳できずに飲み込むばかり
#短歌 #書く習慣 20230515「後悔」
テーマ『後悔』
もっと早く、自分が本当に好きなことを探していればよかった
親に分かってもらいたい、祖母を喜ばせたいとか
そんなことばかりを大切にして、自分の本心を蔑ろにした
何よりもまず、自分を大事にするべきだった!
これからは、自分の気持ちを何よりも大切にして生きよう
そう、強く思った
後悔をしても貴女は帰ってこなかった。何度も何度も自分の行動と貴女のことを照らし合わせた。それでも貴女の笑顔は見えることはなかった。二人でいた机に食事を置いて貴女の帰りを今日も待った。机に残る冷めた料理とうなだれた花。
後悔は色々な形でたくさんあるよ。
言葉で表すと色々な形になる──
心が絡むとハートにヒビが入る
目指すものに絡むと星に亀裂
今までの安定に絡むと丸に矢が刺さる
言い出したらキリがない、後悔の形
後悔という傷が癒えるのには
すごく時間がかかる
時間をかけて傷を塞ぐ……
一番の後悔は……
もう会えなくなる、そんな時にやってくる
近い存在ほど大きくて
一緒に過ごした時間が長ければ長い程……
全ての後悔の形が粉々になるくらい
押し寄せてくる──
余談ですが、私は心に留めている
言葉があります。
迷ったりした時に発動する、それは──
“やって後悔しよう”
です。
(2023.05.15/後悔)
まぁ、それなりの年数を生きてきて
数え切れないほどの後悔はしてきた
でも、一番の後悔は
貴方にもっと早く出会えなかったこと
もっと早く出会っていたら
貴方ともっと長い時間を共有できたのに
あと少しだなんて言わないで
(後悔)
早苗「正直、悪かったと思っているんだ。反省も後悔もしているとも。でも、あの時は面白そうだと思ったんだ。まさかこんなことになるなんて思いもしなかったからね……」
翔吾「俺も、お前をもっとしっかりとめてりゃ良かったって思うよ」
早苗「いや、いや。君は悪くないんだ。それにこれは僕がやると言い出した事だから君は先に帰ってくれて構わない。僕一人で頑張ってやってみせるとも」
翔吾「無理だろ」
早苗「ムリだと言われてもやりとげてみせる……」
翔吾「お前な、この状況みてまだ一人でどうにかできるって言えるのかよ」
早苗「……」
翔吾「どうだよ、早苗」
早苗「……ムリだな」
翔吾「だろ? なら2人でさっさとしちまった方が早いだろうが」
早苗「……本当にすまない。僕が先生に夏休みの宿題のプリントのホッチキス止めをしていく作業を面白そうだから手伝いたいと言ったばかりに……」
翔吾「数学だけとはいえ全校生徒分あるからな」
早苗「なんなんだこの枚数……。しかも僕らの学年が一番枚数が多いだなんて……! 一番知りたくなかったぞ……!」
私はあまり後悔をしたことがない。
過去に私がしたことはその時の私にとって最善の策だったと思うから。
過去の私を否定するようなことはしたくないと思っている。
それでも後悔してしまう時はそれをしたことによって起きた良いことを考える。
時には後悔が必要な時もあるけれど
ずっとは疲れてしまうから
私は未来を見て過ごしてる。
惨めで恥ずかしくて思い出したくもない。
「後悔」
後悔-
後悔と言うものは、
生涯、一生貴方を追って執念深く、
まとわりついてくるでしょう。
後悔と言うものは、
生きていく人生の中で、
大切な事でもあると僕は思うのです。
後悔をして、人は学んで成長していくのですから。
後悔と言うものは、
厄介なものです。僕は今までの時間何度後悔に、後悔をかせねたのか。
少し風変わりな僕は、地球と言う物語に
生まれて来たことを後悔している。
生まれた物語の所が違う場所であったら、
自由に羽ばたけたのではないかと。
その物語は、その本の中でしか生きられないのだから-。
後悔
誰だって後悔はある。
後悔していない人なんていないと思う。
僕の後悔。
僕の後悔は、アイツを苦しめたこと。
あの時は、自分の事だけ考えてた。
アイツはただ僕に寄り添ってくれただけなのに。
僕は一人だって思ってた。
僕の味方なんていないと思ってた。
ほんとは、そんなことないのに。
何でアイツを傷つけたんだろう。
アイツは僕の味方になってくれたのに。
なのに僕は拒んだ。
そして傷つけた。
もう一度やり直したい。
無理だって知ってるし、叶わない願いだってことも知っている。
これが僕の後悔。
同じ事を繰り返さないように。
はじめまして。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
久しぶりの投稿です。
少し忙しくて、投稿ができませんでした。
文章が、おかしいかもしれません。
あの時ああしてれば良かった…
なんであの時ああしなかったんだろう…
あんな事しなきゃよかった
言えばよかった…すれば良かった
言わなきゃ良かった…しなきゃ良かった…
やり直したい…
大丈夫。やり直したとて、同じように思うさ
どうせ何やったって後悔するよ
ないものねだりだから。
満足できないんだから。
–後悔–
「ねぇ、玲さんの生きる理由って何?」
僕は、自分以上の頭脳を持ちながらも生きる事に苦を感じていない彼に聞きたいことがあった
我ながら、ちょっと無愛想だったかと少し反省をする
だが、そうでも無いらしく裏表ない笑顔で応えられた
「私かい?う〜ん理由って言われてもなぁ………
少し考える素振りをして彼は言った
否、私はね、箱庭に混じって遊びたいだけなのだよ」
不思議だ
世界を箱庭に見立てていることは分かった
そして、その中に混じりたいことも
この人は自分が混じる事が出来ないと知っていてそれでも混じる事をやめられないのだ
なんでそんな無駄な足掻きを仕様とするのか、僕と似ている様で違う人間
この人の事は理解できても共感はできない
「青磁、君の苦しみは箱庭を眺める僧侶の嘆きに似ているよ
箱庭の中で起こる全ての悲哀を嘆くんだ。愚かな生き物たちが繰り返す全てを」
「この世界を箱庭に見立て、その外側から嘆いているのが僕だと?」
ソファの上に立てた片脚に頬杖をついた状態で、玲は全てを諦めたように僕の名を呼ぶ。
「意味なんてないんだよ、青磁」
「……」
「箱庭の中で起こることは、」
「でも…、だったら、」
この世界で起こる愚かな行いは決してなくなることがないと、救済はないのだ、と、断言してしまうのならば。
(貴方はどうして、未だに箱庭を守ろうとするの?)
「私はね青磁、」
問いの続きを言うことが躊躇われ黙ってしまった青磁をちらりと見やり、玲はつまらなさそうに言葉を吐き出した。
「私はこの世界を守る救世主になろうなんてことは、微塵も思っていない。興味もない」
言葉にできなかった青磁の思考を掬い上げ、玲が断言する。
「私はね、謎を解きたいだけなのだよ。そしてこの世界はまだ解かれていない謎が五万とある。箱庭を外から眺めて嘆いているより、その中に入ってしまった方が余程楽しい」
「…でも、それなら何故玲さんは、いつも人を救おうとするの?」
微かに驚いたように目を見開き、玲が一瞬言葉を途切れさせる。
常に人の二歩三歩先を読んでいる彼には珍しい表情を見れたことに、青磁は小さな歓びを得た。
謎を解くだけなら、別に人を救う必要はない。
いつも傍若無人に好きな事ばかりをしているように見えて、玲の行動基準は常にひとつ。それが人を救うかどうか、であった。
自分には分かる。政治家のような真摯な理想でもなく、悪人ヒーローのような過去への懺悔を根底とする志でもなく、それらとはどこか一線を画する彼独自の物差しでもって、玲は最終的には常に「ひとを救う」ための選択をしてきた。
玲は僕を見据え、薄く笑った。
「私はね青磁、案外この箱庭を気に入っているのだよ」
そのときの彼の表情を、僕は一生忘れないだろう。
瞳の翡翠が開く。
まるで、この世界に絶望しているようで、でも愛着を持っているその瞳を
「だから、箱庭の中のバランスを整えるぐらいのことはしてやってもいいと思ってるんだ」
「…バランス?」
「人を救うことは、私にとってはこの箱庭の中の不均衡を少しだけ正すことに繋がってるんだよ。強いて言えば、私は蚯蚓だよ。地面を掘って、土の栄養分を植物に与える」
「蚯蚓…ですか」
「私は謎を解くことで箱庭の生態系のバランスを整えているんだ。なかなか粋な仕事だとは思わないかい?」
一匹の小さな小さな蚯蚓が土の中を動く様を想像する。蚯蚓が通った後の土は耕され、栄養分の多い肥沃な土へと変わる。そして長い時間が過ぎた後、その養分を吸って育った植物が小さな花を咲かせる。
確実に変化は起こっている。起こってはいるが、何とも小さな変化だ。箱庭全体を見れば取るに足りない、些細過ぎる変化。
「…地上に顔を出したところを野蛮な鳥に狙われたら?」
稚拙な僕の問いに玲が破顔する。
大人びた彼の表情。
ははっという快活な笑い声の後、酷く軽い調子で彼は続けた。
「そのときは、僕の存在がバランスを壊していたんだとでも思うことにするよ」
その瞬間、青磁は理解した。
世界という生態系の中で行われるあらゆる生の営み。
愚かで救いようのない人間の業のすべてを理解し、赦し、寄り添おうとしているのだ、このにんげんは。
神の如き全の視点を持ち乍ら、この人はあくまでも個であろうとする。
生態系の中の小さな一駒として自らの役割を果たし、そして時がきたら朽ちていく。
それはまさしく、地上に堕ちた神が下す選択なのかもしれなかった。
(この人は、なんてーーー)
なんという覚悟だろう。
こんな風に考えられるようになるまで、一体どれだけの時間を一人で過ごしたのだろう。
誰も到達し得ない高みで、たった一人孤独を抱えながら。
箱庭の中に飛び込む決心をするまで、一体どれだけの苦しみに耐えてきたのだろう。
「君はどうだい?青磁」
思考に沈んでいる青磁を尻目に、玲が急にソファの上に立ち上がった。
手を腰に当て、口にはいつもの笑みを浮かべて、僕を見下ろす。
「君も、箱庭に入りたいんじゃないかい?」
「……え?」
突然の指摘にどきりとする。
自分は、箱庭に入りたいと願っていたのだろうか?この世界をつまらないと外側から嘆くのではなく、一個の人間として足掻きたいと?
返事をしない青磁を気にする様子もなく、玲はさらに言葉を重ねる。
「君は頭が良いと言う理由でいくつもの大事なものを拾いわすれてきていると私は思うのだよ。
でもね、幾ら頭が良かろうが特別な才能があろうが特別な人間なんて居ないってもんだよ。
君の人生はこれからだ
諦めるのには早すぎるんじゃぁないかい?」
そういった彼の目は何処か遠くを見ていた
其の瞳の中には後悔の念が隠れているように思えた
気づけば口が開いていた
「玲さんは後悔してるの?」
「……そう、だねぇ
過去の自分に少し後悔。してるかもしれない
青磁、君は今大抵のことが理性で制御できて自分の気持ちで動くことなんてないだろう
其れは君の頭脳故、できることだ
けれど、何時か自分の気持ちで動かないといけない時が来ると思う
その時は迷わず自分の気持ちを優先しなよ
後悔したって遅いこともあるから」
僕は今恐ろしい想像をした
目の前の青年が泣き出すかと思ったのだ
只、そんな事はなく安心した
『後悔したって遅い…………か』
「その時が来た時には箱庭にまじれていたりするのかな」
白を黒といい
赤を黄色だと言う
そんなあまのじゃくばかりしてたから
疲れたんだよね
もっと素直になれば良かった
真っ直ぐに抱きついていたら良かった
あなたの目は
いま別の愛しい人に向けられている
♯後悔
ああすれば良かった
こうすれば良かった
戻りたい
やり直したい
生き直したい
そうやって今日も見つからないリセットボタンを探し、後悔を増やしていく