形の無いもの』の作文集

Open App

形の無いもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/24/2023, 3:04:59 PM

#87 形の無いもの


本当に形の無いもの、なんてあるのかな?

思考や感情は、脳内でホルモンやら電気信号やらがわちゃわちゃしてる。
風は、空気があっちからこっちへ流れているせい。

目で捉え難いだけで、物理的な作用があるという意味では形が無いわけではない…解釈次第ではあるけれど。


炎はどうだ?目には見えるけど触れない。
熱と光のエネルギー。

考えてみるとエネルギーは不思議だ。
何をするにも、ちゃっかり存在している。

温度の上昇や電球の点灯、高い所から物を落とす…
菓子パンの栄養表示にあるカロリーに慄いたり。

拳を握るとき、脳から発信された命令が手の神経まで伝わり、筋肉が収縮して…というようなことが起こっている。
どのくらいの力がかかっているかは、握力計で計測できるし、熱くなった腕を触って感じることもできる。
でもエネルギーそのものではない。

私達はいつも、エネルギーが起こした結果だけを見ているのだ。


グーグル日本語辞書より
エネルギー:
1.精力。元気。
2.物理学的な仕事に換算しうる量の総称。
位置・運動・熱・光・電磁気など。
 「―保存の法則」
3.動力資源。
 「省―」

9/24/2023, 2:53:09 PM

#形の無いもの…

喜怒哀楽
人の心は移ろい行くもの

形あるものばかりにこだわっていると
形の見えないものを見落とし
大切なものをなくしてしまう
失くしてしまって気付いても
もう見つけられないのょ…

ねぇ…そうでしょ?

9/24/2023, 2:48:45 PM

形のないものとは
その形を形容する言葉がないってこと
だから、何々のようなとか、質感とか、色とか
周りの情報を増やして輪郭をなぞる

言葉にしにくいものも
言葉を尽くせばいつか伝わる
伝えたいが形を与える
伝わってほしいが影を生む

いらなくなった気分の日
自分を見失っていたと気づいた日
どうにかこうにか言葉を紡ごう
言葉にならない想いでも必死にしたためよう
あなたの影の形を丁寧に丁寧になぞる作業
言葉に尽くし続ければいつか!いつか!

9/24/2023, 2:43:53 PM

形の無いもの
どうしたら…と、今日も出口の見えない答えを考えててしまう…君と出逢ってから、ずっと君に振り向いて欲しくて…平凡過ぎて、何の特徴も無いから、知り合い以上になれなくて…この想いをどうしたら君に…

9/24/2023, 2:39:27 PM

夫婦って
色々な形があるとは思います
ただ、その形は
有るようで無い
目には見えないけれども
なくてはならないもの
信頼がほぼ大半かと
無力でいて確固たるもの
紙一重ですよね
そこを大事にするかしないかは
これまた形ないもの
そんな不安定な
それでいて決定的な
其れを守るのが
わたしの希望なのです

9/24/2023, 2:38:13 PM

形の無いもの
見えないもの
聞こえないものは
怖くて信じられないよ
そんなに強くないよ

9/24/2023, 2:33:56 PM

形のないもの。

形のないものは
愛でしょ?

形のないものは
魂?

形ないものは
想い。

9/24/2023, 2:30:42 PM

【形の無いもの】

「可愛いよ」
「素敵だよ」
「好きだよ」
「愛してるよ」

そんなセリフを吐いていても
その『愛』はゴムのように薄っぺらい。

誰も傷つけることが無い。
だが余計にその言葉が突き刺さる。

どのように『愛』を示したら良いか
誰も知らないし、表せることが出来ない。

『形の無いもの』
それだからこそ

良くも悪くできる『凶器』になる。

9/24/2023, 2:28:54 PM

#形の無いもの

愛してるって言葉が苦手。

だって『愛』ってさ、ものじゃないじゃない?

形がなくて、曖昧で、人によって解釈が変わる。

愛してるって囁いてくれる人は、どうして愛が分かるのかしら?

愛、逢い、藍、哀

アイって沢山あって困ってしまうわ。

そう言って寂しそうに笑った君の顔が僕は忘れられない。

9/24/2023, 2:17:42 PM

奴の視線は難しくない。憧れ、屈折、欲情、堕落、苛立ち、焦り、こもっているものは色々あるが、読みとるのは簡単だ。だからこそ征服しがいがある。奴はそれを望んでいる。それは圧倒的に正しい。同時に、なにものかから開放されたがっている。奴が言うにはそれは「故郷」らしいが、おそらくそこで染みついたもの、なのだろう。私に征服されることと、その関係は分からないが。
「あの、****さん。今夜――」
 そう、私の部屋を訪れた奴がせつなげに訴えてくる。
「いいや、気分じゃない。またな」
「そうですか。では――」
 だが、私はその申し出を蹴った。奴は少ししょげた様子で、水差しから注いだ水を呷る。いじめたいわけじゃない。焦らしているわけでもない。ただ、今夜じゃないだけだ。
「では」
「待て」
 そう、短く言って辞そうとする奴を私はやはり短く呼び止める。
「そう構えるな。今日じゃない。――今でもないぞ?」
「はい」
 ではいつ、と訴える奴の胸倉を掴み、引き寄せる。奴はあくまで無抵抗だが、重心のとり方から、奴の意思は明らかだった。
「――」
 黙って唇を奪う。舌を差し出すと、奴は黙ってそれを受け入れた。
「――」
「――」
 奴の息は異常に長い。以前海に落ちた宝石を拾ってきたことからそれは分かっていたが、奴が音をあげるまえに、私が唇を離した。
「あの」
 そう、おずおずと問いかける奴はまったく息が乱れていない。
「生意気だな」
「え?」
「今してやってもいいが」
 だが、やはり気分じゃない。奴を突き放し、その濃い色彩の目をのぞき込む。深いようで浅い黒目に囲まれた瞳に青が見える。
「明日、K****で待っていろ。気分がのれば迎えに行く。いいな」
「はい。あの、待ってます。できれば僕が酔いきらないうちに」
 その瞬間、奴の瞳の青が煌きを増し、並外れた色を見せた。――実に単純だが、しかし、その奥に灯る暗さも奴は隠せていなかった。それは旅団長も、他の誰もが見落としている鈍い光だ。それがひどく憎くて、ものにしたい。そんな私の欲望を、こいつは察しているのだろうか。
 どっちでもいいか。
 どのみちこの男は――。
「行ってくれ」
 そう言ってわざとらしく興味を失った、つれない女の顔をして奴を突き放す。
「待っています。......」
 たまに口にするよく分からない、どこの言葉ともつかない何かを低くつぶやき、奴は部屋を出た。
「......」
 ひとり残った部屋で私はす、と短剣を抜き、すぐに鞘に戻す。理由はよく分からない。投げるものでなく、格闘向けの重さと振るいやすさを重視した一本だ。
 奴はすでに諸手をあげているようでいて、その実まったくそうではない。
「本当に、生意気なやつだ」
 私に奴が征服しきれるのだろうか。
 単純なくせに水のように捉えどころのない奴が。
 ――まあ、そうでなくては面白くないな。
 私はそう心に決めるようにして、奴が残していった、よく冷えた水をひと息に飲み干した。

9/24/2023, 2:17:09 PM

来たる記念日にふと立ち止まり、振り返る。
愛しいもの、楽しいもの、辛いもの、後悔、その全てがごちゃ混ぜになって迫ってくる。
そのすべては俺を形作っているモノ。思い出を全部固めたら、俺という形になるんだ。

だけど、愛は。
手を伸ばしても掴めなくて、後ろを振り向いても前を向いても何も見えない。だって自分だけじゃどうにもならないことだから。
ほら、君も振り返って俺に手を伸ばしてる。俺はそれを必死に掴み包み込む。
形の無いそれを、俺は必死に抱き締める。
まるで君自身を抱き締めるかのように。



▼形の無いもの

9/24/2023, 2:14:34 PM

愛は形がないから信用できない、言葉も約束も、明日には私を裏切るかもしれないものたち。

その点お金なんかは信用できる、あのコインも紙切れも、ずっと変わらずその数字分の価値を持つものたち。

でもどうしても信じているのは君との約束。
でもどうしても救われるのは君からの言葉。

だから人間ってこんなに不幸で、幸せなのかもね。

9/24/2023, 2:11:07 PM

#形の無いもの


いつか私は死ぬ
その時に泣いてくれる人がいてほしい
死は人生の通知表ってよく言ったものだ。

その反面、誰にも泣いてほしくないとも思う
形の無くなった者を思って涙するなんて辛すぎるから

9/24/2023, 2:06:09 PM

形の無いもの

目に見えず、手に取れない
言葉、愛情、友情、信頼。
形の無いものは、第六感までフル稼働
して感じ取る。
ときに誤解を生み、ときに形になる。
形の無い分、伝わった喜びは大きい。

9/24/2023, 2:05:30 PM

形の無いものは苦手だ。

心も、夢も、愛も、全部。

見えない。触れない。

だから期待する。
だから不安になる。

振り回されてばかりだ。
掴めやしないのに。


/形の無いもの

9/24/2023, 2:04:38 PM

「形の無いもの」

私の中に1本の樹が伸びている
一粒実が落ちた
熟れていない実
樹は朽ち果てる

私の中に1本の樹が伸びている
触れることはできない
私が育てた幻の樹
いつか熟した実を
あなたに食してほしい

9/24/2023, 1:59:04 PM

貴方は私に色々なものをプレゼントしてくれた。


アクセサリー、服、お誕生日ケーキ、お花……


どれも1つ1つに思い出があって、全部大切。
でも、今までにくれたものの中で一番大切なものは、形は無いし目にも見えない。


それは、愛。



お題#8:形の無いもの

9/24/2023, 1:57:29 PM

「形の無いものってなーんだ?」

「それはね、私にも解らない」

「愛?怒り?憎しみ?嬉しさ?」



「どれも正解だけど、どれも違うの」

_2023.9.24「形の無いもの」

9/24/2023, 1:55:14 PM

君に心に触って欲しくて
だけどそれはきっと酷い痛みを伴って
同時に僕らを引き剥がす事と同様で
判っているよ、って呟いて
曖昧なままで君の側を守っている
違う 自分を守っている

目に見えない約束や時間を
数えきれないほど重ねては
その度に君しか見えなくなって
怖いからまた約束をして
終わらせるのが怖いから
見えないように目を閉じている
君の匂いの中で

9/24/2023, 1:53:42 PM

形のないもの

金魚が死んだ。 夏祭りの金魚すくいでとった金魚だ。

赤い尾鰭がひらひら揺れているのがきれいで。

エサやりの時間以外にも、よく眺めていた。

朝起きたら、水槽の水面に腹を浮かべて死んでいた。

死んだってのに、赤い尾鰭がひらひら揺れていた。

すくっても動かず、ただの命の抜け殻だった。

小さな庭に埋めてやって、手を合わせた。

形のない、命というものに、少し触れた気がした。

前回の花咲いての続編?です。小さな庭くらいしか重なる部分がありません。(みけねこ)

Next