『幸せに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分の好きなことやもので癒されたり
趣味に没頭している時間は
少しだけ幸せ
感動するほどの大きな幸せを感じるのは難しいけど
小さな幸せを少しずつためていって
最期に幸せだったと笑えるように
毎日を過ごしたい
#幸せに
春は出会いと別れの季節だ。
もうすでに色々な別れがありましたが、どうかみんな幸せな日々を送れるように祈ってます。
部活の先輩、先生方、想い出たくさんありがとうございました。
おばあちゃんのゼルくん、17年間一緒にいられて幸せだったよ。天国でも、おじいちゃんたちと幸せに過ごしてね。
ずっと大好きだよ
幸せになりたい
そう思うのは"人間"だけ
人間だからこそ幸せに生きようとする
人間だからこそ生きようとする
姿勢を見せなければならない
だから自分で自分の道を塞がずに
生きてみて過去の自分に、馬鹿にしてきた奴らに
こういうんだ
"幸せになったよ あんたも追いつけるかな?"ってね
言ってやろうじゃないか
幸せになってやろうじゃないか
違う世界線の私へ
あなたと同じ過去だけど
あなたは私が欲しかったもの
全部与えてもらったね
羨ましいわ
けれど、それでいいの
さあ
いっておいで
あなただけは
どうか幸せに
幸せの定義を教えてください。
不満のない、心が満ち足りた状態のことをいうらしい。みんなそんな状態になったことがあるんだろうか。今までの人生を思い返してみる。
一瞬は「幸せ」であったかもしれない。でも、次の瞬間にはもっと欲しくなったり、あの人の方が幸せだ、なんて比べたりして、幸せな状態を維持できてはいなかった。
自分1人だけいて、それで幸せになれたらいいのになあ。
お金や他人がなにかを与えてくれて、幸せだと思い込んでいた。それは幸せでは無いかもしれないね。なにが本当の幸せなんだろうね。
どう足掻いても希望がない世の中だが、それでも私たちは幸せを求め続けるんだろう。どうか
幸せに
元カレの結婚式に呼ばれた。
円卓を見回すとどうも歴代の元カノ達らしい。
どういう神経なのか?どういう意味なのか?
モヤモヤしつつも出席を決めた私も相当物好きなんだろうなと思った。隣のテーブルを見ると新婦側の友人ということになっているがこちらも男性ばかりでもしかして新婦の元カレ達なのかと邪推してしまう。
粛々と披露宴が進む中キャンドルサービスで新郎新婦が各テーブルを回っている。
私のいたテーブルの1人の女性がロウソクを湿らせてちょっとした意地悪を仕掛けている。
その間にまた別の女性が
「結婚おめでとう!けど何で招待してくれたの?」
いやここで聞くか?と私は思いながらも気になっていた事でもあるので返事を待った。
「皆幸せになってほしいからさ。出会いの提供みたいなもん。」
おめでたい頭である。余計なお世話だが、悪気無しにいうその笑顔で毒気を抜かれてしまった。
あーそうそう!この屈託のない笑顔が好きだった。
けど誰にでも優しい彼に自分だけが特別ではないと気づかされて耐えられなくて自分から別れを切り出したんだった。
そう思うと新婦の先の気苦労が思いやられる。
あるいは類は友を呼ぶでお互い様でお互いに自分が特別だという自信でお似合いなのかもしれない。
宴もお開きになり流石に2次会は付き合いきれないと駅の方面に歩いていると
「あの・・」
と声をかけてきたのは凄く顔立ちは良いのに何か残念な雰囲気を持った青年だった。
「はい。何でしょうか?」
「聞きたい事があってコーヒーでも如何ですか?」
朴訥な様子のイケメンが気の毒になって
「良いですよ。」
とカフェに向かった。
コーヒーを注文し頃合を図って余りにも切り出さないので水を向けた。
「それで聞きたい事というのは何でしょう?」
耳を真っ赤にしながら
「あの披露宴に出てた人達って・・」
「ああ、そうですね。新郎新婦の元カレ元カノ達らしいです。」
「やはりそうでしたか。何を考えているんだか。」
「私のいたテーブルでは直接聞いた人がいて、出会いの提供ですって。」
「はぁどうりで2次会の盛り上がり方が異様な気がして僕は場違いかなって帰ろうと思っていたのですが同じような方がいたので思わず声をかけてしまいました。」
これも出会いなんだろうか?何となく気になって
「これも何かの縁なんですかね?せっかくなのでラインでも交換します?」
「はい。」
とラインを交換してその場は別れたが何故か飲み仲間になった。
まっ元カレの言うとおりになったのもシャクだが
「どうかお幸せに」と思えたのだった。
『幸せに』
今年の春から大学生になる。多くの人が県外に行ったりする。つまりは私が好いてる人も例外ではない。彼が同じ県なのか違う県なのかすらもわからない。なんせずっと会っていないんだから。
相手がどういう人生をおくるのかはわからないが好いてる人とわず今まで出会った人たちには“幸せになってほしい”と思う。少し辛いがそれが一番いい考えだ。いつか別れがくるのだから覚えてるうちに願っておくのがいいものなんじゃないかな。
『幸せに』
結婚式って、すごく好きだ。
幸せに満ちていて、感動する。
ゴールであり、スタートでもある、二人のお祝い。
「末永くお幸せに」と、心から思う。
わたしは式を挙げなかったから、母への手紙なども書かなかった。
その分、母の日に手紙を書こうとするのだけど、何も書けなくて、結局手紙は付けずにプレゼントだけ渡している。
今の母が、母のいなかったわたしの、母になってくれたからこそ、わたしは幸せに過ごせている。感謝しかない。
今年こそ、手紙を書こう。
副担で数学の先生
好きになっては行けない相手に
恋心を覚えてしまった
二度と叶う事のない恋だと思った。
そんな恋をするのは自分が辛くなる
相手はもう結婚してしまっていてその2人の間には
去年産まれたばかりの小さい命もある。
その子が現れた時はその人はさぞ嬉しそうだった。
[先生おめでとうございます。]
そう言ったら
[ありがとうございます。赤ちゃんね小さくて丸くて赤くて可愛いんだよ]
っと満面の笑で返された。
前にその人は
[俺は数学完璧人間を作りたくて数学を教えているんじゃない俺は君たちに幸せになって欲しいから数学を教えている。]
その言葉はずっと私の胸に残っていた。
その人が私の幸せを望むのであれば私もその人の幸せを望むべきなんだって
先生と同じくらいに私も先生の幸せを望んでいる。
特別な恋という気持ちを教えてくれたのが他の誰でもないその先生なのだから
私の初恋は数学の先生に奪われたのであった。
そんな先生が幸せになるならそれで構わない先生の幸せなところを見たらこっちの方も幸せになれるのだから
先生も私と同じ気持ちならどれほど嬉しいことか
お題[幸せに]
No.15
幸せに
“幸せに”をテーマに考えてみた。思いつかない。こういう時には、私はマインドマップを作る。まず、“別れの場面”と記入。次に“4月”と記入。しかし待てよ、ということで“3月”と記入。なるほど、だんだん分かって来た。3月と4月。そうだ、卒業式がある、入学式がある。別れのときには「幸せになってね」と言う。出会いのときには「一緒に幸せになろうね」と言う。私にもそんな若いときがあったことを思いだして、若者たちの幸せを願った。
僕はずっと君が好きだった
でも僕は君を守れるほど強くない
ついでに僕はこの世ならざるもの
昨日中良さそうに男の人といたね
君は楽しそうにその男の人は
君のことを愛おしそうな眼差しを向けていたね
とっても幸せそうだったね
僕のこの恋心は叶わないね
どうか、どうか幸せに生きてね
僕の初恋の人の子よ
もう一個
↓
僕と君が結婚してから
まだ八年
子供にも恵まれて幸せ
ずっと君のことだけ
子供も君もずっと幸せにするからね
ハートが五百いきました。みなさんのおかけです。
ありがとうございます。
「どうか、お幸せに。」
「どうぞ、お幸せに。」
一文字違いで大違いに感じるのは私だけだろうか。
今頃、彼は式を挙げているはずだ。
2年前私と見学に行った、あの式場で。
相手は私の親友「だった」女だ。
あいつは彼と私が婚約したのを知った途端、
私の親友であるのを良いように使って彼に近づいた。
彼も彼で、あんな女に絆されて馬鹿みたい。
でもね、もういいの。
こっちから2人まとめて捨ててやったから。
だから、勝手にやってな。「どうぞ、お幸せに。」
私はあいつらみたいにはなりたくない。
人の不幸を望む人間に、なりたくない。
不誠実な心をもつ人間に、なりたくない。
一時の誘惑に負ける人間に、なりたくない。
だから、私よ。「どうか、幸せに。」
#幸せに
「幸せになってね。」と人に伝える時、
必ずしもいい気持ちな訳ではないよね。
初めてだった。
誰かをこんなに好きになったのは。
あの人に近ずきたくて長かった髪を切った。
友達になぜ髪を切ったのか聞かれた。
「あの人が短い髪が好きって言っていたから。」
あの人に『短い髪可愛いね。』と言われた。
嬉しかった。
卒業式の日
思い切って告白した。
『いいよ』と言われた。
友達に‘良かったね’と言ってくれた。
私はこの人と幸せになりたい。
‘私は長かった髪が好きだったよ。
本当は私が幸せにしてあげたかった。
おしあわせに。’
あなただけでも
幸せになってもらいたい。
あなたを幸せにするのが
私じゃなくても。
隣にいるのが
私じゃなくても。
貴女が幸せになるのならば良いと思い私は貴女のもとを離れた。ところがそれは勘違いだったようで貴女はまもなくして空へと飛んでしまった。私は貴女の幸せを願ったつもりであったがそれは貴女の不幸へと繋がってしまった。
、、、幸せに、、、ふと貴女の声が聞こえた気がした。
、、、幸せになってね、、、君は私を君が消してしまったと思っているのだろうけれどそんなことはない。もしも思い残したことがあるとしたら。そうだな幸せになってくれと君に言いたかったな。
『幸せに』
今日は彼の結婚式
おしゃれして
「おめでとう」を言いに行くの
招待状?
そんなものはないわ
でも私は
彼のことならなんでも知ってる
だから大丈夫
だって彼は
私がいないとダメなの
本当だったら
彼の隣には私がいるはずだった
だけど…
それは許してあげる
彼が幸せになってくれるなら
それは私の幸せだから
心配しないで
二人の邪魔はしないわ
「末永くお幸せに」
そう伝えられればそれでいいの
私を裏切って
幸せになれると思っているならね…
僕を幸せにしたいと君は言った
君となら幸せになれると僕は思った
だから、いっしょにいられるだけでいい
そのままの君が隣にいてくれたらそれでいい
(幸せに)
愛犬の寝顔
この子が幸せなら私も幸せ
この子さえ元気でいてくれたら
他に何もいらないや
幸せに
深夜2時。ましらは音もなく少女の部屋に忍び込んだ。ましらの雪のように白い肌と髪、血のように赤い瞳は、この普通を体現したような部屋の中ではどう足掻いても異質だった。
ましらは音もなく少女へと近寄ると、呼吸と鼓動を確かめるように少女の胸の上に手を置いた。その仕草は嫌になるほど潔癖的で、一つの性欲も感じない。
(生きてる。当たり前か、ただ寝てるだけだもの)
だけどましらは知っている。太陽が登ってしまえば今日がこの子のXデー。「このルートを辿ったこの少女がほぼ確実に死ぬ日」であることを。
「絶対に今度こそそんなことは僕が……いや、違うか。君のことが大切で大切でたまらない「彼」が今度こそそんな結末は崩してくれるさ」
万全は期したはずだ。微々たる歪みをそこらかしこに設置した。
蝶の羽搏きが嵐を起こせるなら、僕の足掻きで君の命くらい救ってみせる。
今日が過ぎれば、流石にドクトルたちやとうさまたちが僕のしたことに気付くだろう。許されないはずだ。良くて不良品としてスクラップだろう。
分かっている、それでいい。
眠る少女の顔にかかった髪を払ってやる。呑気なその寝顔はどこまでも日の光が似合いそうな平々凡々な女の子。
ましらは少女の寝顔に吸い寄せられるように顔を寄せる。
あとほんの数センチで唇が触れる、そこまで近づき、止まる。
ふ、と自嘲しながら、額をあわせた。
「…幸せにおなり」
祈るように囁いた声が消えた瞬間、ましらの姿も闇に溶ける。
そうしてまた一人分の寝息だけが、その部屋にはあった。