『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「なァ、相棒にとっての幸せって何だ? 」
そう急に投げやりで雑把な問いを投げかけて来たのは13。「なんで急にそんなこと聞くの?」と質問で返せば13曰く、いつか来る【死神として最高の施し】の為に聞いているそうだ。あぁ、何年か前にそんな約束もしたなぁと思いつつ自分の思う幸せを思い浮かべる。幸せとは、幸せとは、幸せとは…?
「なんかよく分からなくなっちゃったよサティ。」
「じゃあ、楽しいと感じた瞬間でも思い返して見れば何かわかんじゃねェか。」
楽しい瞬間ねぇ。と、楽しい瞬間と言われて思い返したのは13と一緒にバトルアリーナに行って始まってから家の鍵閉め忘れたり、シーズン中にランクアップして喜びあったり、ランクダウンして気まずそうに「俺は悪くない」と言ってたりと13と一緒に過ごした日々だった。
「…。なんだかんだでサティと一緒にいるのが1番楽しかった。かも?」
と言ったら、ニタニタと笑いながらぽんぽんと頭を撫でて「そうかよ。」と言ってどこかに行ってしまった。自分から聞いといてなんだよ…とは思ったけれど13の施しを楽しみに待つとしようと思った。
幸せとは
#幸せとは
幸せって掴むもの?
幸せって誰かがくれるもの?
幸せって…わたしは
感じるものだと思うんだ
案外 足りないとか 何も無いとか
思っていても
自分の周りにはささやかだけど
幸せの種がいっぱいあって
それに気づくか気がつかないか
その種を活かすか否かということなんだと
近頃思う
だから幸せって
その種の在処を感じて見つけて
新しい道を歩んでいくこと
「幸せとは」
人によって違うかもね。
ただ
気付いてないだけなんだよ。
あったかいふとんが待っててくれること空の青さが胸をうつこと
幸せとは
人それぞれだけど
今のこの1秒1秒が
1番幸せだと思う
幸せとは
あなたといたこと
あなたとの思い出があること
そして、未だに私とあなたは
まだどこかで繋がっていると
そう感じるんだ
たとえ距離が
空の上と地上だとしても
きっと、それらが幸せだ
「幸せとは」
よく眠れること。
ご飯が美味しいこと。
楽しかったら笑えること。
今日も幸せ。
『幸せとは』
幸せだと思う瞬間はある
でも、幸せってなんだろう?
美味しいものを食べて感動はする
でも、感動ってなんだろう?
君と出会って僕は満たされている
でも、この恐怖はなんだろう?
孤独なんだ僕らは生まれてずっと
でも、それを忘れることはない
だから、なりたいんだ特別な人に
でも、特別なんてなれないんだ
すべてまぼろしで、一瞬で
でも、それがあるから幸せなんだ
『幸せとは』
仕事の休憩中、どデカいため息をついた。
仕事疲れとかそんなのじゃない。もっと...
「どうした?大丈夫か?」
背中から声をかけられ振り向くと上司がいた。
「あ!お疲れ様です!すみません見苦しい所を...」
「気にすんなよ。で、なにかあったのか?」
上司に問われなんでもないというのも
失礼かと思い心情を打ち明けた。
「特にこれ!って訳じゃないんですけど、
帰ってお風呂にご飯食べて寝てまた出勤...
充実はしてるんですけど、もっとこう...
幸せなことないかなって。」
「あー...確かにわかるな...趣味とかないのか?」
「あるにはあるんですけど、
ゲームとかそんなのしかなくて。」
「自分の趣味をそんなの扱いするな。
お前の趣味はお前しか理解できないんだから
もっと趣味を誇らしく持つんだ。」
「じゃあ...家に帰ったらゲーム三昧でも...?」
「自分の趣味に没頭できるってことじゃないか!
素晴らしいことだ!」
そう言いながら軽く背中を叩いてくる上司に
気分が少し晴れる。
「じゃ、私もお昼にしてくる。お互い昼から頑張ろうな。」
そう言って離れる上司に思わず問いかける。
「あの!上司にとって幸せってありますか!」
一瞬足を止めた上司は
「お前みたいに悩んでるやつに笑顔になってもらうことだ」
と言ってこちらを振り向かず歩いていった。
語り部シルヴァ
お前が存在してれば、俺は十分幸せだよ。
【幸せとは】
題名 幸せとは
幸せはあとから気づくよね
「そういえば、あの時楽しかったなー」
って気づくものだと思う
今は苦しいとか思っていてもあとから振り返るとあの時はいい経験をしたなーって思うから一生懸命がんばろ
幸せとは
晴れてて暖かい日
夏が近いことを知らせるような
見惚れるくらい綺麗な青空を
窓際のベッドで寝転びながら眺める
開けた窓からは外に干した洗濯物の柔軟剤の匂い
柔らかい風を感じながら微睡む
春にしか堪能できない期間限定のちいさな幸せ
春が待ち遠しい
幸せとは
幸せってどういうものなんだろうって考える
私はずっと苦しかったからあなたにとっての幸せは何かと問われても、よくわからない
でも少なくとも今はあの人を想うことが私の幸せだとはっきり言える
激昂(再投稿)
ミルは、ここにいる暗殺者の中では能力はずば抜けて高いけど、性格は暗殺者にはそぐわないほど極めて優しい。育て親がヴァシリー幹部と知った時はすごく驚いた。
あの人はかなりの気分屋で、自分の享楽の為なら残酷な手も厭わないから。
(……神様を信じる騎士としては、考えられない性格をしていると思う。でも、それはきっと俺たちもそう。神様に背く……この教団に逆らう人たちはみんな、この手で殺してきたから)
それはきっと、とても恐ろしいことだと思う。道徳に反することをしている。
「……俺たちがしていることは、本当に正しいことなのかな……」
「スピカ〜」
「!」
振り返ると、いつの間にかミルが背後にいた。俺の反応が予想外だったのかミルは不思議そうに首を傾げている。
「どうしたの?そんなに驚いた顔して。これから任務でしょ?」
「……あ、えと……そうだね。ごめん」
「??調子悪い?」
「ううん。そんなことない」
「そう?なら、行こっか」
俺とミルがこれから向かうのは潜入任務。教会と懇意にしている貴族の一人が最近動きが怪しいから、それを調べる為に向かう。数時間前、俺たちを召集したヴァシリー幹部はこう言った。
「お前たちは暗殺者としては優秀だ。故に上からこの任務が任されたのだろう。だが、気を抜くな。暗殺者はそれが命取りとなるのだからな」
ヴァシリー幹部は気分屋だけど、面倒見が良いから周りの騎士たちからは慕われてる。でも、容赦なく斬り捨てたりもするから恐れられている所もあるけど。
……でも、幹部の仰ることは正しい。俺たちの任務はあくまでも潜入。なるだけ交戦を避けないといけなかった。
「……屋敷の主の部屋はこの奥だね」
屋敷の裏手にある地下倉庫の入り口から侵入し、そこから廊下を歩く。しばらく歩いてから近くの部屋で天井裏に潜り込み、今歩いている廊下の奥にある屋敷の主の部屋の天井裏に向かう。
そこで屋敷の主が、本当に教団に反旗を翻すつもりでいるのか情報を掴む。先頭を歩く俺の後にミルが続く。
(今のところは大丈夫。このまま、天井裏に行こう)
でも、その時だった。
「!何だ、お前たちは!」
運悪く、近くの部屋から出てきたこの屋敷の騎士と遭遇した。俺は即座にその騎士の喉元を掻き切る。騎士は呻き声一つあげることもなく、その場に倒れて絶命したけど……。
「……ごめん、ミル。撤退しよう」
「大丈夫だよ、行こう」
俺たちは急いで元来た道を引き返す。でも、裏手に回ったところで、敵の勢力に囲まれていた。その数は十人くらいだった。
「!」
俺とミルは短剣を構え、臨戦態勢に入る。そのうちの一人が剣を持って俺に斬りかかるけど、短剣で受け止めてその横腹を思い切り蹴り飛ばす。
ミルは敵の懐に潜り込んでは容赦なく胸や首に短剣を突き立てて、相手の命を奪っていく。
「はぁっ!」
相手の振るう剣が的確にミルの胸を貫こうと差し出されるが、ミルは上体を捻って舞うように躱すと、次にはその短剣が相手の首を掻き切っていた。
「なんだ、あの娘は……!」
「動きが桁違いだぞ。人間離れしている……」
ミルの動きに敵に動揺が走る。俺たちはそれを見逃さない。同時に敵陣の中に躍り出て、短剣を振るう。
「ごめんなさい。許さなくていいから」
ミルはそんなことを言いながら、無慈悲に短剣を振るう。相手の喉を、胸を、腹を、そして顔を。言葉とは裏腹に深く深く切り裂いて、貫いて、奪う。
でも、隙を突かれて肩を軽く斬られてしまう。追撃に彼女の胸を貫こうとした剣が彼女の背後に迫る。
「ミル!」
俺は咄嗟に腕を伸ばして、彼女の身体を押す。彼女を刺すはず剣は俺の背を切り裂いた。でも、俺も深手を負わないようにしていたからか、傷は浅い。
「スピカ!」
「だい、じょうぶ……傷は浅いから」
ふらつく俺を見て、ミルの目の色が変わる。場の空気が一変した。この空気を俺は知っている。ヴァシリー幹部が持っている狂気に似ている。
「……」
目の前にいたはずのミルの姿が消えた。そして、次の瞬間には俺の周りにいた騎士三人を倒していた。彼女は俺の隣に立つと、傷に障らないように俺の肩を支える。
「大丈夫だよ。すぐに終わらせるから」
そう言って短剣を構えたその目は静かに怒りを燃やしていて、とても冷めていた。
「私の友人に手を出したこと、後悔させてやる」
おなかがいっぱいで、
ぽかぽかあったかくて、
うとうとねむい
足先が触れ合うのがくすぐったくて、
繋いだ手からじんわり熱が伝わる
瞳を閉じたまぶたから
陽の光が透けて眩しい
私たちの未来は
きっと明るいと思えた
背中に敵はなく、
目前に難はない
ひとりでも立てるし
ふたりでも歩けるのだ
だけど今はすこしここで寝転んで
幸せを分かち合おう
再びふたりが旅に出る時まで
「幸せとは」
【幸せとは】
人間にとって最善なのは初めから生まれないこと、次に善いのは早く死ぬこと ―― by テオグニス
「幸せとは」を定義する究極のお答え……かな?( ・∀・)?
✦ coming soon !✦
幸せとは
程よい停滞からの刺激かな
肉体的にも
精神的にでも
で、不快ではない刺激が幸せ
精神的って身体がないとないから
自分の肉体からしか得られない
全てを忘れて溺れても
その全ては一瞬で
やがて腑に落ちていく
溢れてはくれない
欠けたように思えてさえいても
幸せとは
幸せは、人それぞれが自分自身で作り出すものです。
幸せは、一度手に入れたら永遠に続くものではありません。環境や状況の変化によって、幸せの形は変わっていくものです。大切なのは、常に新しい目標を見つけ、人生を豊かにすることを目指すことです。
様々なことを試しながら、自分にとっての幸せを見つけていきましょう。
『幸せとは』
幸せとは、なんて明確な答えは出せないけど、きっと、大切な人と笑いあえて、それを喜べることだと思う。
「幸せってなんだろうな〜」
「ほんとそれな、1つやり切ると次のやりたいこと欲しいものが見つかって永遠に掴めてないように感じるじゃん」
「ならやった時に幸せって思うようにすればいいのかなぁ」
「どうだろうね」