『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
巡り会えたら
要約するといろいろあってようやく出会えた、そんな意味らしい。しかしこの現代社会でそんな物や人がどれだけあるのか。
今の時代欲しい物は大概通販で買えるし人とだって簡単に連絡が取れる。そんな時代にいろいろあってようやく出会えた、みたいな出会いってなんだ?
そう思ってここまで書いたけど、そうか。ここまで俺は既に知ってる物や人と再会する状況を想定してたけど知らない人との出会いでもいいのか。
つまり一言で言ってしまうと運命の相手と巡り会えたら、みたいなのでもこのお題は成立するんだな。
というかなんで俺は再会という意味でこのお題を考えていたんだろうか。思い込みって怖いな。
もう一回巡り会うという言葉を調べたら別れ別れになっていた人と再び出会うってのがあった。これが再会という意味でだけこのお題を考えてしまった原因か。
なんにしても未知の出会いもありなら大分話は変わるな。話は変わるけどそこまで欲しいと思っている出会いはないし長くなったから今日はこれで終わりでいいか。
推しグッズ
昨日金がなく
見送った
今日は手に入れる
「巡り会えたら」
巡り会えたら
君を離したくない
そのために君の居場所と
君を守る力が欲しい
でも一番欲しいのは
君と一緒の時間
人との出会いが人生を変えることがある。それは人ではなく物かもしれない。人生を変える何かと巡り会えたら、それだけで人は生まれた意味があるのかもしれない。人は他とのつながりの中で生きているのだから。
「これ、なんの絵?」
ダイニングに飾っている小さな絵を見て、友人が聞いてきた。誰の絵、ではなく何の絵、と聞いてくる時点で聞いてもわからないような無名の画家の絵だということはわかっているようだ。その通りだけど。
「ギャグの絵、かな」
聞かれた通りに答える。友人はとりあえず聞いただけで、興味を失ったらしく、もうテレビのリモコンを操作している。
「ふーん、え?ギャグって?どういう意味?」
予想外の答えが返ってきて驚いたような反応だ。聞かれた通りに答えたのに。
「じゃあ、はじめから説明するよ」
数年前、知り合いが展覧会に絵を出展するというので見に行った。銀座の画廊だったが、まだ美術大学を出たばかりの若手芸術家の作品を集めた展覧会だった。知り合いがたまたま芸術家になっただけで、自分はこの世界に詳しくなかったので、キョロキョロしながら所在なく会場を歩き回った。
たくさんの作品が並んでいるから、作者も居たり居なかったりだ。私の知り合いはその日、在廊していた(画廊にいることを在廊というらしい)。よく見ると作品の横に作者名とタイトルの入ったプレートがあって、そこに値段も書いてある。ところどころ売約済の札が貼ってある。オークションではなく先着買上方式のようだ。アートの世界ってこういうものなんだなぐらいに思っていた。作品を売っていることも初めて知ったし、自分が所有するなんて思ってもいなかった。
そして、この作品に巡り合った。
人が横を向いて両腕を突き出している。体勢はエビのようにお尻を突き出した状態だ。そして顔は笑っている。プレートを見ると作品名は「ペルモッチ」と書かれている。
「気になりますか?」
後ろから話しかけられ、振り向くとカラフルな色の服を着た、いかにも芸術家然とした出で立ちの人が立っていた。
「これの作者です」
私は聞いた。
「これはなんの絵ですか?」
絵を見て、作品名を見てもわからなかったから、こう聞くしかなかった。
「ええ、これは、ギャグの絵です」
私が何も反応もできずにいると、作者は続けた。
「実は、友人がお笑い芸人を始めまして、彼の持ちギャグなんです。意味わかんないんですけど、芸術って意味わかんないじゃないですか。だから描きました」
そうか、芸術って意味わかんないものなのか。ならこの絵は紛れもなく芸術だ。だったら、
「これください。これ、部屋に飾ります」
そう言うと作者は手を叩いて喜んだ。「ペルモッチ」のプレートには売約済の札が貼られた。
「いや、ぜんぜん意味わかんない。聞いてもぜんぜん意味わかんない」
笑いながら、今の話のどこにこの絵を買う要素があったんだと馬鹿にしたようにツッコんでいる。
「じゃあ、意味わかんないついでにもうひとつ。芸術って、いきなり価値が上がるらしいよ」
「そんな上手い話、あるわけないだろ」
そう、そんな上手い話はあるわけがない。そんな芸術に巡り会えたら、私も大金持ちになれるのかな。
「ペルモッチ!」
え?
「ペルモッチ!」
テレビの中から声がしている。見るとヘンテコな衣装を着たお笑い芸人が、この絵と全く同じ態勢で「ペルモッチ!」と叫んでいた。
私は友人と顔を見合わせて、大笑いした。
「巡り会えたら」
賑やかな本屋が好きだ。
平積みにされた新着本。周りには色とりどりのポップ。
本棚に並んだ本たち。背表紙で自己主張をしている。
漫画は巻数の多いタイトルが幅をきかせている。
絵本たちは低い棚で子どもたちに寄り添っている。
どの子もそれぞれに魅力的だ。
たくさんの本の中から直感的に数冊選ぶ。
思った内容ではなかったものもあるけれど、
素敵な一冊に巡り会える可能性に満ちた大好きな場所。
夢の中にて憧れのヒロインキャラの夢もう一度見てみたい♪
巡り会えたら
昔から声が小さかった。いや、小さいというかこもる声というか。他の男子よりも声が低かったことが無意識にコンプレックスになって、それであまり声を出さなくなったのかもしれない。
いい声を出すには、やっぱり腹式呼吸がポイントらしい。肩の力を抜いて、お腹の膨らみを意識して。最初は大変そう。できるかな。
それからハミング。裏声がでやすくなるらしい。鼻から音が出るように意識して。まさに鼻歌だな。これは皿を洗いながらできそう。
もし運命の人に巡り会えたら、カラオケでミスチルの《Sign》を歌ってみたい。もちろん、桜井さんのように歌えるわけもないけど。
でも腹式呼吸とハミングのトレーニングで、今より少しでもいい声で歌えたら、と考えると、運命の人に出会える日が近づくんじゃないかってなんとなく思えてくる。
『巡り会う』って、100%、運とか縁、って思ってたけど、そんなことないのかもしれないな。
巡り合うという事。
今、私が巡り合いたい人。
それはどこの誰でもない、たった一人の自分。
何かを置いてきてしまった。
無くしてしまった。
忘れてしまった。
閉じ込めてしまった。
誰よりも自分を愛することができていた私が
今どこにもいない。
またあの頃の私に巡り合いたい。
そのために、今日も前へ歩きだす。
本当の笑顔を取り戻せる日まで…。
巡り会えたら
出逢うべき人に巡り会うことを
それを仕合せと言う。
お別れのときも
まずは巡り会えたことを
感謝したい。
あなたに会えて幸せです。
〜世の中には自分にそっくりな人が3人は存在するという〜
さっきから、向かい側の座席から視線を感じる
今まで感じたことの無いほど、まさに突き刺さるような感覚の視線だ
座席に腰を下ろすと同時に昨夜のドラマの視聴をスマホに食い入るように集中していたから今まで気が付かなかったのか、ついさっきからその視線が送られて来たかは分からない
ただ、その集中を遮るほどの強さなのは確かだ
その視線の先を辿りたい気持ちは山々だが、それを確かめる勇気も無い気がした
しばらく無視し続けたものの、今度は「顔を上げろ、顔を上げろ」とのテレパシーが送られてくる様な気配にもう抗えず、思い切って顔をあげた
「あっ!!」
と、その視線の主と同時に思わず大きな声をあげてしまった
そこには自分がいたのだ!
正確には自分と同じ顔の別人がいた
髪型や服装はまったく違う雰囲気だけれど、顔はまったく同じ
「そ、そんな… 何で? どういう事!?」
その人も同じ様なことを呟いたことは口の動きで分かった
電車は混んでいるほどではないものの、チラホラ立つ人もいたが、誰もその二人の衝撃には気付いていないようだった
というより、皆スマホに目を落とすか寝ているかで、誰も人のことなど気にしていない
(世の中に似た人がいるとは言うけれど、これはそんなもんじゃないよ!
似てるじゃなくて、同じだよ!?
パパがどこかで作ったとか? でも、それだったらママが違うから同じにはならないよね…)
などと、真面目だか不真面目だか分からない疑問が次々に湧いてくる
(あちらもきっと、同じようなことを考えているはずだ
話しかけてみようか…
いや、でも何て?
グズグズしてたら駅に着いちゃうし…
もし、このまま知らん顔して別れてしまったら絶対に後悔というか、このことが頭から離れないよね)
そう思いながらもう一度その人を見ると、あちらも意を決したように立ち上がった
「あの…」
(来たか…!)
そんな物語が頭を駆け巡りました
続きのお話を書き上げて、どこかで載せたいと思います(笑)
『巡りあえたら』
生まれかわりがあるのなら、
もう一度わたしと恋をしませんか?
人間でも動物でも植物でもいい。
あなたの隣に居たいと思う。
「巡り会えたら」
巡り会えたら
もう一度 もう一度
あの日に戻れたら
貴女に巡り会えたら
もっともっと
貴女の事大切にします
ごめんね の言葉さえ
伝えられない
辛い毎日
貴女が居なくなって
生き甲斐無くした私
巡り会いたい 巡り会いたい
もう一度貴女に
寒い朝に飲んだ優しい
ホットミルクみたいに
私は癒されてた
私の全てだった
届けたいけれど
届かないけれど
貴女に届けたい歌がある
あの日の朝の
優しいホットミルクみたいな
そんな歌がある
憧れとする人、有名人のスタイリングやデザインのお仕事で関わってみたい
学校や職場、近所付き合いなど人との出会いは いい出会いもあれば そうでないものもある でも「~と巡り会えたら」なんてポジティブで期待値の高い出会いがあれば その人の人生はもっと豊かになるのではないか… 期待したいと思う… ポポヤ
巡り会えたら
また駄目だった また君を救え無かった。
何度 何度 この同じ時を巡り巡っても
君を救う事が出来ない
でも僕は、諦めない 諦められない
どんなに辛く 苦しくてもまた君に
巡り会い 笑い合える時に行き着くまで
僕は、この時間のループの波を止める事が
出来ない....
君にもよく言われていたっけ....
「諦めが悪いのが 君の短所でもあり
長所でもある.... もちろん私は君のその
性分を長所だと思っているけどね....」
そんな風に苦笑して 僕に呆れていたけれど 決してそんな僕の性分を否定しなかった。
君が長所だと言ってくれた僕の諦めの悪さを奮い立たせ 僕は、また時のループの波の中に自分を沈める。
君の手を必ずこの手に摑む為に
僕は、また時の流れの波に飛び込み
また巡りの旅にこの身を埋める。
時間は限られているけれど、ここに来れば、いつでも会える。
そう信じて、見かけたけれど素通りしてしまったの。
なのにどうして。何度通ってもあなたはいない。
会いたくて会いたくて、時間を見つけては会いに行くのに、私に意地悪するように、あなたの姿はない。
ああ、あのとき。いつでも会えるなんて思わずに、立ち止まっていれば…。
だけど私は諦めない。
会えるまで何度でも何度でも通うから、私にその姿を見せて。
そして、あなたに巡り会えたら、私は迷わず手を伸ばすわ。食べてみたかった、期間限定のコンビニスイーツに。
もう一度、Sと巡り会えたら、また貢いでもらいたい。
今ならそこそこの年齢になっているから、カードの限度額が増えているだろうし、あたしは前より人生における金銭の価値がわかったので、笑顔10%増で笑いかけてあげられるわ。
只今、わたしは台風の中にいます
台風の目って言うからホントに目があるのかなと思って
つい突っ込んでしまって
今ずっと台風の中をグルグル飛んでます
台風の目って運動会でも聞くけど
アレって何なんだろう
台風に突っ込む馬鹿がイルカってツッコミもあると思う
つっこみだけに
でも俺昔からコイツ追っかけてて
いっつも避けられてたの
追っかけて行ったら空晴れ晴れしいの
皆の笑顔も
でも今日の奴でっかくてさ
遂に巡り巡って出逢えたの
それだけでもう感動モノでもう
飛びこむしかないじゃん
で肝心の目玉なんだけど
それっぽいの見つけたの
丁度自分の反対側をまるい何かが飛んでんだけど
ホント反対側で我も目玉もグルグル飛んでんのよ
これずっと繰り返してる
絶対アレ目なんだよなー
ほら今、目合った
目ぐり会えない
P.S.
この文に巡り会ってしまったということは
君は三代目ということだ
あとは分かるね
ウチもこんな感じで二代目になったんだけど
先代が消息不明でさー
ずっと探してたんだよね
僕ら探してくんない?
私には好きな人がいる
でも、今の関係を壊したくないから
この思いは絶対に伝えないと決めている
笑顔で話してるとこ
美味しそうにご飯を食べるとこ
躓いて周りの人に気付かれてないか確認するとこ
弄られて照れながらムッとするとこ
こんなに大好きなんだよ?
なのになんで?
いちばん近くにいる女の子は私
いちばん貴方のことを考えているのも私
小さい頃から可愛がってくれたのも私
なんで!!なんでなの...っ
この身体中に流れる血を全部変えたら
貴方にこの気持ちは伝えれる?
【巡り会えたら】
巡り会えたら
君と僕の髪が風でなびく。
2人の間には初対面の間柄のような、親しい仲のような空気感が漂う。
じゃあね、と互いの心に伝えあって
またいつか巡り会えたら