『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
巡り会えたらと
探さぬ理由が記された
自分の目蓋をじっと見た
私の事を一番に考えてくれて、どんな辛い事でも一緒に乗り越えられる、けど偶には意見がすれ違う事があっても最後はそれ以上に愛し合える、そんな運命の人に巡り逢えたらな。。
華やかな都会
人々は皆
急ぎ足で通り過ぎてく
この都会で一人
私は忙しく生活してる
憧れてこの町に
来たんじやない
夢を叶えたくて
来たんじゃない
私は私らしく
生きたいから
この町に来た
今は恋人も要らないわ
忙しくて楽しみも無いけど
私は私なりに自由に強く
生きて行く
あぁ思い出せない
なんだか大切な人
だったような、
まぁ別にいいか
また巡り会えたら
自分が好きだった人も自分のことを好きだった人にも巡り合いたくない。今の自分に自信がない
巡り会えたら
小さな言葉を手がかりに
思い出小箱をひっくり 返す
たまったままの手つかずで
あちらこちらと散らばって
あったことさえ忘れてしまい
あるいは忘れようとしていたような
思い出のかけらを手にと って
そっとつなぎあわせていく
そして
いつかの私と 巡り会えたら
いつかのあなたと巡り会えたら
もっとこの世が愛おしくなる
そんな気がして
今日も一つ
新たな言葉を手がかりに
思い出小箱を開けてみる
巡り会えたら
とあるショッピングモールで
ある人に一目惚れした。
五秒くらい目が合って、ドキドキした。
もう顔も忘れて違う人が好きなんだけどね。
また会えたら思い出せるかな。
人生是巡り合い
家族も友人も恋人も、
一度関係の終わった彼も、
当時の親友のあの子も、
幸せで溢れた日々も、
傷つきもがき苦しみ
生命の灯火を消そうとした日も、
どれかひとつでも欠けていたのならば
今の私はいないかもしれない。
私が私であるために巡り合った全てに
私の構成要素があった。
無駄な日なんてきっとない。
あってたまるか。
今日という日に巡り会うために
生を授かった可能性が否定できない以上
私はまだ志半ばだ。
大体、これっきりのつもりで生きてるから、巡り会えたときは、焦ってるかもなあ
【巡り会えたら】
星が巡る刻、また貴方に出会えたら
少し空気が涼しくなった頃、窓から星を眺める
静かな風に吹かれ髪が揺れる
あの日に思いを馳せながら貴方を待ち続ける
もし、もう一度あなたに会えたなら。
またその声で昔のように名前を読んでください。
【No.33 巡り会えたら】
「巡り会えたら」
もう一度会いたいと、思う人達に会えるだろうか。会えたら何を言いたいか、でも目の前にいたら、何も言えなくなってしまうだろう。
でも確実に言えることは、もう一度会えたら、巡り会えたら、無理やりにでも笑顔を作って、涙と鼻水が同時に出る、とても変な顔になるのは確実だろう。
「巡り会えたら」
偶然の出会いは、
まるでふわりと舞い降りる風。
一瞬の視線が交わるたび、
心が軽くなるのに、
同時に少しの切なさも感じる。
笑い声が響く中で、
その瞬間が特別だとわかる。
でも、明日はどうなるかわからない、
それがまた、胸を締め付ける。
巡り会えたら、
この瞬間を大切にしたい。
時間は止まらないけれど、
心の中に、
あの瞬間をしまっておく。
【巡り会えたら】
空想の中でしか会えないあなたに会いたい。
金木犀の匂いに揺られて歩く。
あなたが好きだった音楽を聴きながら歩く。
風が少し冷たい。
寂しさにしみる。
期待ばかりしている。
いつかもう1度巡り会えたら、必ず伝えよう。
全てを伝えよう。
あなたへの想いを。
とろけるような陽だまりの中で
とろけるような愛撫を繰り返して
永遠に愛を確認していたい
そんな幸せを紡げる人と巡り合えたら、
絶対に離さないよ
【巡り合えたら】
色んな奇跡が集まって出逢えたんだ
来世でも巡り会えたらなんてわがまま言わないよ
きっと今が前世の巡り合いだから
いつか終わってしまうのなら
始まらなければいいと思った
それでも人間は始めてしまう
生きていると始まってしまう
きっと、思い出がほしいからだろう
きっと、その思い出に縋るのだろう
縋ったとしても救われないのならば
思い出のなかで、じっとしていたい
優しくて、いっぱい褒めてくれて、
今の自分を認めてくれる、受け入れてくれる、
そんな人に巡り会えたら
この寂しさは埋まるかな
出会いとは摩訶不思議なもので
なんの脈絡もなく突然現れ
かと、思えば
いつの間にか音も立てず去っていく
例えば
偶々聴いていたラジオで
偶々気になっていた本の紹介がきっかけだったりして
見知らぬ街で
思い出してなんとなく本屋に立ち寄って
探していた本を見つけ手を伸ばすと
同時に隣からも同じ本に手が伸びて
それが最後の一冊で
あ、どうぞ
いや、そちらがどうぞ
と、譲りあったりして
そうこうしてる内にその女性は
昔どこかで会ったことがある様な気がして
あちらも僕に気づいて
あれ?えー、久しぶり
なんてことになったりして
お茶をしようということになり
会話の中で偶々聴いていたラジオを彼女も聴いていたりなんかして
昔から知っていたのに
こんなに気が合うなんて思いもしなかったりして
会話は弾み
夜は更けて
帰る時間になったりして
駅のホームでお互いが逆方向の電車を待つ間
なぜかわからないけど
もう会えない様な気がして
踏切が鳴り彼女の電車が先に迎えにきたりして
客のまばらなドアが開いて
彼女は電車に乗るとこちらを向いて
格好つけるつもりはないけど
また巡り会えたら
と、声をかけたりして
ホームに発車のベルが鳴り響いて
小さい声で彼女が
もう会えないかもしれないよ
と呟いて
気づいたら
腕を伸ばして閉まる扉をこじ開けて
電車に乗り込んでたりして
駆け込み乗車はご遠慮下さい
それが二人の始まりだったりして
『巡り会えたら』