『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの人ともう一度巡り会うことはできない。
でもまたいつか、
この世界の何処かで会える日が来たらな、なんて。
記憶に残るあの人の顔はいつも、
相変わらずの笑顔で。
【No.6 #巡り会えたら】
「巡り会えたら」
テレビを見ながら思った
こんなふうに自分を救ってくれる
そんな人に巡り会えたら…
だなんて馬鹿げていると自分でもわかわかっているのに
救われたいと願ってしまう
巡り会えたら
私はどんだけ幸せなことか
でも私はその未来しか想像しない
信じてる
かつて、彼の住む街にはこんな噂があった。
予言者の老人がいる。
その老人に出会ってしまったら予言を聞かなければ
いけない。予言を聞けば自分の示す道が見つかる。
聞かなければ不幸になると。
彼はよく知らない老人に話しかけられていた。
その時は話し相手が欲しいのかなくらいにしか
考えてなく、適当に話していた。
もしその老人が噂の老人だったら。
もしそれがきっかけだったとしたら、
もしその噂が本当だとしたら。
そんな奇跡にまた巡り会えたら。
彼はすがるようにその老人を探しに行くのであった。
くだらないわ。探偵さん、この茶番はいつ終わるの?
殺人現場であからさまに顔を顰め
ヒステリックに私を糾弾した女
助手の君は彼女に優しく囁いた
ご自分で終わらせればいいじゃないですか。
早く、理想のロープに巡り会えたらいいですね。
ああ君。
その冷酷が私に向くことを
私が恐れていないとでも?
今、あなたに思いを伝えないと
未来の私は後悔するのかな
「また巡り会えたら」って…
#104【巡り会えたら】
ロマンティックじゃなくていいから
ふとした瞬間にズギャンっ!と心を射貫くような
そんなものに出会いたい。
人でも、物でも、何でもいい。
何かに心奪われてみたい。
「これに出会えたから、もう死んでもいい…!
…いや!生きるっ!知ってしまったからには
もっと生きたいっ!!」
そんな風に思えるもの。
もし巡り会えたら
どんな感情になるのだろう。
それが一番知りたいのかもしれない。
バイオグラフィー
幸運でも不幸であっても
結果論でしか語れない間柄であっても
自分の中に蓄積されている足跡は
今まで出会った全ての人に繋がる
振り返る必要は、無い
※巡り会えたら
巡り会えたら
今日も、クタクタになりながら、真っ暗な自宅への帰り道…見上げると、天の河が明るく夜空を照らしている…トボトボ歩き乍ら、出てくるのは溜息許り…あゝこんな夜に、君と歩けたなら…あの星の向こうに居る君と逢いたい…今もこの手に残る君の感触と温かさが、余計に虚しくて…せめて夢でもいいから、逢いたい…
大学生の夏。
背が高くて優しくて
自分の理想の人と出会った。
付き合えたのは夏の期間だけ。
衣替えの進む時期に最後に泊まりのデートをした。
阪急電車でいつも彼が乗換える駅で
いつも通り『またね』の一言だけ。
最後はLINEで一方的な別れを告げる文のみ
すごく好きだったからつらかった。
彼にまた会える日が来ないかな。
私はもうすぐ結婚する。
巡り会えたら。
本当に何年も
大好きな2人とは
巡り会ってたのに。
初めて知ってから
もう5年目だって。
歳を重ねて
かっこよくなったね。
今日も一番だったよ。
私の中には夜叉が居る。
彼は確かに私であったが、
私を突き動かすほどの力は無く、
そのうえ醜いので、
私だとは信じれずにいた。
初めて会ったのは16の夏。
当時初めて恋人が出来たが、
私を笑う連中と気が合うらしく、
昼間の猛暑と共に
夜のネオン街へ消えてしまった。
彼女の繰り出す情熱的な言葉や仕草は
愛や心から来るものではなく、
蟻塚を蹴飛ばす子供のような、
屈託の無い遊び心から産まれたのだと知ると、
心地よかった夏の夜は今では少し冷ややかで、
私を置いて熱を帯びるネオンや彼らを見ると、
夜叉は堪らず疼き出す。
彼は言う「私の心を弄んだ裏切り者め!」
「肉欲に溺れた醜い娼婦め!
貴様は性病に倒れる運命だ!」
憤りのままに言葉が溢れる。
だがそれ以上に広がる虚しさを否定するように、
あの決定的な瞬間を何度も思い出し、
冷静な私にまで怒りを広げようと試みるが、
彼はあっさり止められた。
何かを言いたげに燻る彼へ慈悲も無く
自分でさえ驚くほどに
常に私は酷く冷静でいた。
そんな私が彼に下した評価は、
″幼さの残る凶暴性を含んだ恐怖感″
と言うものだった。
あらゆる事象を前にしたとき、
他人への配慮を気にする間もなく
条件反射で感情や言葉が溢れる幼さが有り、
私の知識を用いた凶暴な発想が有り、
現在以上の苦痛を常に恐れていたからだ。
しかし、彼が私である以上は
私が一方的にそれを嫌悪する所ではないのだ。
むしろ彼の考えは実に人間らしく
″防衛本能″という点においては
順当だと言えよう。
だが私も人間である以上、
野暮な優劣を付けたくなるもので、
いつも彼を見下すように見てしまうが、
実の所、私は彼に嫉妬している。
思いのままに暴れだし、
迷いは有りつつ、何に対しても全力で、
私よりも人間らしさを持った彼が
堪らなく羨ましいのだ。
であれば必然、私は私を疑い始める。
本当の夜叉は私自身なのではと。
-夜叉との巡り会い-
結局自分のことしか考えられず
あなたを傷つけてしまっていたあの頃
やっと分かった どれもこれも自業自得
だから
もしもまた巡り会えたなら
その時は伝えたいことがあるの
二人の最後の時まで優しく
言葉を選んでくれていたあなたへ
今ならきっと 私は
~巡り会えたら~
巡り会えたら
この交差点を曲がって。あなたはひだりを、私はみぎを行きます。3回曲がってください。少し先の未来で待っています。
巡り会えたら
もしも、もう一度あなたに巡り会えたら、私は何を思うんだろう。
嬉しかったりするんだろうか。それとも悲しかったりするんだろうか。
どんな顔をするか、検討もつかない。それでも、唯一わかることがある。もう一度巡り会えたら、きっとあなたは笑顔でこの出会いを祝福する。
たとえ、はじめましてでも、おかえりでも、久しぶりでも。
きっと、あなたは月のように優しい笑顔ですべてを許してくれる。
望んでいるのか、望まないのか。
はたまた両方なのか。
どちらにしても、”巡り会えたら”何となく始まるんだろうな。
その先が、どこに繋がっているか解らないから、きっと楽しいんだろう。
巡り会えたら
#巡り会えたら
【創作BL】旭と日野3
間近から日野の視線がまっすぐ刺さる。あまりの視線の圧に、熱さまで感じるくらいだ。それでいて、旭の左手を握りしめたままの日野の手は、びっくりするくらい冷えきっていた。
「俺には、そんくらい聞く権利があるんやないか」
日野に告白されて、ああやっぱり彼は自分のことが好きだったのか、と。旭には腑に落ちるところがあった。
ふと視線があうと返してくれる笑顔や、さりげない気遣いや、嬉しそうに旭を呼ぶ声や……よほどの鈍感でない限り、気づかない方が無理があるくらいに好意を寄せられていた。そう旭は感じていたからこそ、それを失うことが怖くて日野に友だちでいようと告げた。
残酷にも、あの時の旭には、それができてしまった。
「ごめん……俺が悪かった」
告白の以後、日野は旭の友人として、実に誠実に接してくれていたというのに。
旭は、マネージャーの築山がわざわざ昼休みに日野を呼び出し、告白したことを知り、居ても立っても居られなくなった。
午後の授業は上の空のまま終わり、部活中も日野と築山の様子が気になって落ち着かない。
「やから、旭に謝って欲しいんやないって」
「そんなん、俺の気が済まん!」
ここで、今。ちゃんと謝って、けじめをつけてから、日野に気持ちを伝えたい。こんな機会は二度と巡ってこないかもしれない。
俺はあの時のことを後悔している、と旭が口にしかけたとき、急にまばゆいライトが二人を照らし、心臓に響くクラクションが鳴った。
(続く)
─巡り会えたら─
君と出会ったのは、
丁度紅葉が色づき始めた頃だったかな。
君は元気のない僕を笑わせるために、
急に『人間は生まれ変われるんだよ』って言って。
泣いてる人に言うなんて、
可笑しいって笑ったんだよね。
でも君は真面目でさ。
本当だよ、って怒ってたなぁ。
君と話すと絶対に『人間』と言う単語が入っててさ。
特に多かったのは、『人間は生まれ変われる』だったな。
最初に言ってくれた話だから僕も覚えてる。
僕は生まれ変わりなんて信じてないけど。
でもさ、今だけ信じてもいいかな。
君が生まれ変わってさ、また僕と巡り会えたら。
どれだけ幸せだろうな。
そんな都合よく生まれ変わることなんて、
あるわけない。分かってるよ。
でも、今だけ、本当に今だけでいいから、信じさせて。
ほんの僅かでいいから、君とまた会える確率を。
綺麗なものに巡り会えたら、私の心も、綺麗なものになるのでしょうか。
巡り会えたら
人だけじゃ無い、巡り会い。
10代の頃.ビートルズの
ComeTogetherに巡り会って、音楽ってこんなんで良いんだ〜って思いました。
20代で、グールドと巡り会って、クラッシックって自由で良いんだ〜って思いましたし、
ジャレットのジャズに巡り会って、その自由さに驚きました。
ジンワリ後からくる音楽もあったけど、巡り会ってたくさんの素敵な曲や、アーティストを知りました。
今も巡り会えたら、そう思って暮らしてます。