『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
届かぬ想い
それは
いつもありがとう
届かぬ想い
それは
ごめんなさい
届かぬ想い
それは
好き
愛してる
いつか貴方に届きますように
届かぬ想い
親にとって子どもは一生子ども
大人扱いされない辛さがある
貴方にとって私は一生友人
届かぬ想いを抱える辛さがある
捨てよう
勉強をしていると、よく褒められる。
俺には理解ができない。
ただ勉強をしているだけなのに。
それは難しいことではない。むしろ簡単だ。
極論、誰かに見られている所で真剣に勉強しているフリでもしたら、その人は勉強しているということになる。
第三者視点からしたら、「偉いね。勉強してて!」
「すごい!めちゃくちゃ勉強してたね!」
なんて言われるのは簡単にも程がある。
だが、
そう言われるにはある条件を満たさないといけない。
1つ、その場所の環境だ。
パッと想像しにくい人もいるだろう。
例えば、東京大学で勉強していたら、褒められるだろうか。図書館や、カフェ、塾の自習室、こういった場所では褒められることはほぼないだろう。
なぜなら、周りがみんな勉強していたり、
声には出せないような環境だからだ。
じゃあ逆に、どうしたら褒められるかを考えよう。
それは、低偏差値高校や、バイトの間の時間などだろう。低偏差値高校では、そもそも勉強する人が少ないから、勉強なんてしてたら、第三者視点からしたら驚きもんだ。バイトの間にも勉強などしていたら、
そりゃあ、言わずもがな褒められるだろう。
だから、勉強をする事は難しくない。
俺はひとつ思うことがある。
カフェや学校などのほうが勉強するのが得意な人は、
周囲に第三者視点がないと集中出来ない人。
いわば、外向的な人。と言ったところだろうか。
家や静かな1人での空間の方が勉強するのが得意な人は、
周りに見られるのを苦手で物事を隠れてこなしたい人。
いわば、内向的な人。と言ったところだろうか。
言わないでも分かると思うが、俺は後者でしかない。
後者以外の何者でもない。
ひとつ大事なことを言い忘れていた。
勉強をこなすことより、友達を作る方が大変なのだ。
#届かぬ想い
【届かぬ想い】
私達は、いつだって何かしらを感じることができる。
私達は、いつだって何かしらを考えることができる。
思ったことは、いつだって自分の胸の中にある。
多分、これは私の憶測でしかないけれど。
私達は、想いを届けるために声を出すのかもしれない。
文字を書いたり、物を持ち運んだり、歌ったり。
跳びはねたり、手を握ったり、誰かを見つめたり。
ほっぺをつねったり、音を奏でたり、キスをするのも。
全ては、想いを届ける“方法”として生み出されたのかもしれない。なんとまあ、都合のいいこじつけだろうか。
ただ……少なくとも、想いを届ける方法は、思いのほかたくさんあるのだろう。だからこそ、想いを届けるか、届かぬままにしておくかは、私達が決めること。
『届かぬ想い』
一生届かないと思います。
きっと、あなたに私の心は読めないです。
私は死ぬまで貴方への想いを口にはしないでしょう。
そうすると、貴方はきっと死ぬまで
気づかないのです。
取り繕った私の姿だけを見ているあなた。
それが、本心ではないのを気づいていても、
本心がどんな風かはいつまでも分からないまま。
結局は言葉にしないと伝わらないのです、全て。
だから、私はずっと口を噤みます。
ずっとずっとひとり愛憎に苛まれています。
届かぬ"想い"について、書き記そうと思う。
私は大学で産業心理学という分野を学んでいる。産業心理学とは、労働における人間心理を研究する学問だ。その中の一つに「コンフリクト」という概念がある。コンフリクトとは、英語で衝突を意味する。AとBが意見や解釈で対立することを比喩した言葉である。
コンフリクトは、職場、家庭、友人間、あらゆる人間関係で起こる。起こらない方が不自然なぐらい、起こる。コンフリクトが発生しない人間関係は、片方が極度に抑圧されている可能性がある。今回お話するのは、そんなコンフリクトのない人間関係である。
ある家庭があった。母、長男、次男の三人家族である。母は熱心な教育ママで、その想いが届いたのか、長男と次男は傑物に育った。長男は大手スポーツ製品メーカーに就職、大学サッカーの日本代表に選出されるほど優れた存在になった。次男は高校生で、全国模試二位の好成績を収めた。母の想いは二人の息子へ深く届いたのである。
では、逆はどうか?息子たちから母へ、想いは届いたのか?
結論から言えば、長男は届ける必要がなかった。「自分のことは自分でやる」というマイペースで鷹揚な人間であったため、母に何かしらの感情を伝えることもしなかった。一方、次男はというと、心の奥底に燻らせていたものがあった。教育の過程で次男は母から極度の抑圧を感じていた。ただ、それを母に伝えることはなかった。中学生の頃は受験という一大イベントを控えていたため、それどころではなかったのだ。
だが、受験が終わり、高校に入学すると、酷く鬱屈した気分を覚えるようになる。人間としての尊厳は、今の母から受け取っているのだろうか。そんな感情が芽生えた。
ある日、大学受験のことについて母に聞いてみた。
「ねぇ、母さん」
「なに?」
「大学受験、どうしようか」
「そら東大よ」
数秒間のやり取りで、次男は東大へ行くことが決まった。そして、母はこんな言葉を付け加えた。
「そのつもりじゃなかったの?」
母の意志は、自分の意志。その魂胆を次男は感じ取った。
自分の意志で何かを成すには?
母=自分の図式を崩すには?
このアバズレを、びっくりさせるには?
夜に次男は駆けた。
「15歳男子生徒が裏山で自殺――遺書は無し<東京>」
新聞記事に載った男子生徒の名前を見た母は、激しく狼狽した。身内が亡くなるという感覚。次男の訃報を受けても湧かなかった実感が、記事を見て心身が震えるほどに滲みた。なぜ?なぜ?その問いかけを反芻する母を、長男は傍から見て気の毒に思った。
長男も、弟が自ら命を断った理由を探すのに苦労した。何の因果があって死別に至ったのか、納得しようとしてもしきれない。どうして――
コンフリクト。
ふと、その単語が浮かぶ。大学で学んだ言葉を、口の中で何度も何度も繰り返す。コンフリクト、コンフリクト、コンフリクト・・・・・・。
ああ、そうか。自分たちは仲良しすぎたのだ。衝突を避け続けた先に、最大の衝突が待っていたのだ。
弟は、死でもって初めて想いを届け、コンフリクトを起こそうとしたのだ。だが、母に届くかどうか。想いの送り手が、受け手になれるとは限らない。
【届かぬ想い】
「いや、う〜ん…何か違うんだよなぁ…」
発注していたカラーサンプルを前に、私は困惑していた。オリジナル商品のアイデアを提案して即採用されたまではよかったが、具体的なイメージを第三者に伝えることの何と難しいことか。
特に「色味」は、最重要項目であると同時に最も伝えづらいものであることをこのとき思い知ることとなった。このとき発注した色は「鮮やか赤紫色」で、イメージに近いDICの色番号も調べて伝えていた。
ところが、届いたカラーサンプルは「赤紫」というよりもかなり「赤」だった。合わせる色は乳白色と決まっていたので、これでは意味なくおめでたい紅白色になってしまう。
社長と相談の末、何か自分がイメージした色に近いモノを実際に見てもらった方が良いということで、最もそれに近いと思われた赤紫色の色鉛筆をお渡しした。
が、これもまた一筋縄ではいかなかった。
「え〜と、色の濃い部分と薄い部分のどちらでしょうか?」
想定外の質問だった。塗った色じゃなくて、軸そのものの色でいいんですけど…と思ったが、最終的にはこの手の発注に手慣れた社長に一任することとなった。
そして、再び届いたカラーサンプルは正に私がイメージしたとおりの色味だった。かくして私の提案したオリジナル商品はこの後約半年後に無事商品化された。
ちなみに、その後で別の商品開発に携わったときにも色味のイメージが上手く伝わらず、冒頭の台詞を再度呟くこととなった。そのとき送っていただいたカラーサンプルはとある商品に生かされることになったのだが、それはまた別のお話。
―届かぬ想い―
貴方が結婚したと風の噂で聞いた。
寂しさと安堵の気持ちでいっぱいなった。
だってあの頃の貴方は、ほっといたら今にも消えそうな顔をしてたんだもの。
あの人と幸せになれたんだね。
さよなら私の初恋の人。
【届かぬ思い】
あの人はどこかに行ってしまった。さよならも言わなかったから、言葉のひとつだってかわせちゃいない。
あの人はいきなりいなくなった。突然だったから、心の準備もできてやいない。
あの人はもう帰ってこない。それがわかっているから、声をあげて泣いてもあの人には届きやしない。
『祈り紙』というのが最近巷で流行っているらしい。折り紙かと思っていたら、『祈りをのせて書いた手紙』のことだそうだ。
中学生の娘曰く、内容は何でも良いがその手紙を届けるためにはちょっとした手順が必要なのだと言う。切手も住所も必要はないが、夜中3時に月明かり差し込む窓辺に立てかける。そしてその横にコップ1杯の牛乳と角砂糖3つを小皿に置いておく。何だかサンタへプレゼントのお願いを書くような、子どもであれば面白がってやるだろうな、と思わせる内容である。だが実際にその手順を踏んだ手紙は翌朝には無くなり、数日後同じ場所に返事が返ってくるのだそうだ。
「それは親とかが返事を書いて置いてるとかじゃないのか」
「ううん。私の友達は手書きで返ってきたらしいんだけど、家族にはない筆跡だったって」
それに、と娘は付け足す。
「これやってるのは子どもじゃなくて、お父さん世代とかおじいちゃんおばあちゃんが多いらしいよ。死んじゃった相手に向けて書くのが本来の『祈り紙』なんだって」
深夜2時。腕を組み、私の目の前には1枚の便箋と、いつもなら風呂上がりに飲むビールの代わりにコップに注がれたのは牛乳。そしてわざわざ閉店間際のスーパーで買ってきた角砂糖が3つテーブルの上に並んでいる。別に世間の流行りに乗りたがるタイプの人間ではない。だが、もし本当に届くのであれば送りたい相手はいる。はて何から書き出したら良いのか悩みに悩んで、かれこれ3時間ほどこうして便箋に向き合っている私が手紙を送りたいのは、妻だ。
妻がこの世を去ったのは4年前。娘が小学生5年生の秋だった。末期癌を患い、闘病の末彼女は病院で息を引き取った。最期の時を共に過ごすことはできたが、私が彼女に掛けた言葉は「がんばれ」だの、「大丈夫」だの、何と無責任だったことだろう。妻は十分に頑張っていたし、娘や家のことは全く大丈夫じゃなかった。少しでも安心して欲しくてかけた言葉は彼女にはどう聞こえただろう。困ったように笑う妻の顔は、すでに朧げになってしまった。
本来は届かぬこの思いを----それが例え嘘か本当かもわからぬ都市伝説だとしても----伝えることができるなら、私は手紙を送りたい。深呼吸をしペンを執った。書き出してしまえば、先ほどの躊躇が嘘のようにすらすらと書いていける。あえて見直しはせず(流石に恥ずかしい)、封筒に入れた私は、話の通り月明かりの差し込む窓に手紙を立てかけた。幸い、今日は雲もなく月がよく見える。牛乳と角砂糖も置いた。本当にこの手紙が無くなるのか、その瞬間を見たい気もするが流石に眠い。テーブルの上を片付けて寝室に向う前に、妻の写真に向けて「おやすみ」と声をかけた。心なしか写真の中の彼女が笑った気がした。
数日後、仕事を終え帰宅した私に、娘が興奮気味に手紙を渡して来た。封筒に書かれた【あなたへ】の文字。返事は、帰ってきた。ちょっと癖のある斜めの筆跡、懐かしい。
「これって、お母さんだよね?!お父さん、書いたの?!」
「…ああ、返事が来てよかったよ。夕飯、食べたら一緒に読もう。きっと、お前に向けても色々書いてあると思うよ」
どういう仕組みでこの手紙のやり取りができたのかは結局わからないが、この奇跡は事実だ。次もできるのか、それともこれきりなのか。例えもう届かないのだとしても、悔いはない。早く早く、と珍しく子どものようにはしゃぐ娘を嗜めながら、手紙を彼女の写真の前に置いた。ありがとう、と想いを寄せて。
お題【届かぬ思い】
届かぬ想いなら
いっそ捨ててしまおうか
そう幾度も考えては
けっきょく手放せず
宝物のように箱にしまいこんでは
大切さばかりが募っていく
ああ
なんと厄介で
なんて愛おしいのだろう
いっそ届かぬほうが
この愛しさの行方を知らずにすんで
幸せなくらいなのかもしれない
【届かぬ想い】
死ぬ気で恋したことないからかな。
若い内にあるかな、なんて思ってたけど無かった。
( 届かぬ想い。 )
そんな想いを持ったことない。
けど、知らない他人の (届かぬ想い) を聴いてみたい。
きっと、優しい言葉。
届かぬ思いは記憶となって、私の頭に漂う。
あのときちゃんと言えればよかったという思いは
後悔となって、私の心を締め付ける。
でもいつかは忘れちゃうから、手紙にしたためる事にしたんだ。
ハロー、お元気ですか。あの時言えなかった言葉を、今伝えるね。
ニンゲンの伝達手段はここ数百年のうちに大きく発展した。家から一歩も出なくとも星の裏側の相手に一瞬でメッセージを送る事は容易であるし、なんなら文章ではなく肉声での会話すら可能となっている。
素晴らしい技術ですね、と褒めてやりたいところだが、それでも届けられない言葉とやらがあるそうだ。一体どういう事なのか。
言語の壁だろうか。しかし、翻訳の技術自体も向上しているものだから、意味が伝わらない、なんて事はないはずですけれど。
それなら、電波が届かないのか。いや、それこそ先程星の裏側まで届くと述べたのは自分でしたね。整備されていない自然の中、という意味なら分かるが、それもあくまで必要が無いからケーブルだのを引いていないわけであって、ニンゲンの技術水準的な意味であれば不可能な事では無いはず。
やはりよくわからない。連絡先を知らないのかしら、なんて考えて、いやいやそんな馬鹿な話であるかと思い直す。非常に不思議な話だ。
その後、そうした謎の言葉のことを指す、届かぬ想い、という一つの呼称を知った。
届かぬというのはそのままの意味でしょうけど。想い、ですか。確かニンゲンの思っていること、とかそういった意味を指す言葉の一つであったはず。でもそれでもやっぱり届けられない道理がない。伝える手段があるのだから、出来ない筈がない。そもそも、伝えたい事があればすぐに伝えられる、その為に技術も発展したんでしょうに。
そうしてウンウン唸る日々、ある時閃いた。もしかすると、死んだニンゲンに対する想いとやらのことを指すかもしれない。なんだァ、そういうことでしたか、と納得したのも束の間、どうやらこの言葉は生きている人間にも適用されるという事を知り、やっぱりわからなくなった。エェー、どうして。そう叫びたくなった。伝えたいと思うなら伝えるのだから、その条件は流石に有り得ないだろう。本当に不思議なことである。
ううん、やっぱり理解が難しいですね、ニンゲン。
届かぬ想いがもし届くなら貴方はどんな顔をするだろう
ばいばい
《届かぬ想い》
いつからだったろう。
君に手を伸ばすのをやめたのは。
いつかは届くと思っていた。
そんな自分が浅ましい。
浅ましい。
人生は叶わないことのほうが多いのに。
願ってしまった。
きみが振り向くことを。
きみがぼくに笑いかけてくれることを。
後悔したってもう遅い。
ぼくは、きみという一番星に
届かなかったんだ。
題.届かぬ想い
今は背伸びしても届かないだけ、だから。
いつか僕に気付いてくれたら
そのときは伝えていいですか。
小倉百人一首 77番
『届かぬ想い』
「ずっと一緒にいよう」
そう言ってくれた時は嬉しかったなぁ。
世界で一番嬉しかった。
私にはこの人が必要なんだ、って改めて感じたの。
この人と幸せになりたい、って。
それから毎日が幸せで、笑顔が耐えることは無かったの。
朝起きて隣にあなたがいて。
朝ご飯を一緒に食べて。
つらいお仕事も頑張ろう、って思えて。
お仕事から帰ってきたらあなたが迎えてくれて。
夜ご飯を一緒に食べて。
一緒に眠りにつく。
とっても幸せだったの。
だから、こんな事になるとは思ってもいなかったの。
ごめんね。
本当にごめんね。
あなたを置いていって、ごめんなさい。
#生き地獄か天国か_①
届かぬこの思いを君に伝えるにはどうすればいいのだろうか……
僕が流れ星となってこの藍色の空を泳いで伝えようか……
もうこの世にいない君が恋しくて…恋しくて…
あんなに優しい君がいないなんて…
やっぱり君がいないなんて考えられないよ……
教室の外を見上げている可憐な少女に…
僕を見て微笑んでいる少女に…
僕はまた会いたい……
君がいない世界なんて僕は生きていけない……
ねぇ美香…もうすぐ君がいるその世界に行くからね……
僕が世界で一番愛した君へ…
「愛してる」
#9「届かぬ想い」
同じクラスの女の子が可愛いと思った
新しくVTuberとして活動した女の子
でも同担拒否をしてしまう
古参なんだよって自慢したい気持ちと
有名になるなって、俺のものにしたいと
自分勝手な気持ちと、ファンとしての気持ち
複雑すぎて苦しくて
君は、僕のことを好きになってくれますか?
君は、僕のことを愛してくれますか?
君は、僕のことを…どう、思っていますか?
君は、僕と…一緒に歩んで、くれますか?
僕は……ずっと貴女が好きでした
でも僕の想いは小さくて、彼女には届かなかった