『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寂しさの色は藍色で
涙の味がした
幾つもの涙が重なり
青く濃くなって
固まって凍ってく
溶かして 溶かしてって
一人心で訴えて
痛いよ 痛いよって
一人で耐えて
崩れてく心
罅(ひび)が入るような
音を立てて
はぐれてしまった心は
いつか凍った心
溶かしてくれる人に
出会えるのだろうか
出会えるのだろうか
溶けるだろうか
溶けるだろうか
溶けて春になって
仄かな桃色に
なるだろうか
寂しさはりんご飴の味
藍色をゆらす夕日
シャボン液の薄膜
広いベッドで寝返りをうった時とか、
フルーツタルトもチーズケーキも両方食べたい時とか、
深夜遅くに真っ暗な部屋に帰ってきた時とか、
ふとした瞬間に、あなたがもう隣にいないことに寂しさを覚える。
私が殺したくせにね。
#寂しさ
真っ暗闇、右も左も、前も後ろも分からない
どんなに叫んでも誰も振り向いてはくれない
叫ぶ声は枯れ、足はもつれ
引っ張ってもらう為の手には力が入らない
ただ一生懸命、懇願するように上を見上げる
気付いて、認めて、愛してほしい
そうやってまた一つ、底無し沼に私が沈んでいった
ぽっかりと心に空いた穴
その穴を埋める術が、今もまだ見つからない
人が寂しさを感じるのは
愛に飢え渇くのは
魂に書き込まれた永遠の掟のため
どれだけ傷つけられようと
歪められようと
愛を分かちあうことでしか
埋まらないものがある
#寂しさ
ひとがひとりしねば、寂しいし悲しいし苦しく辛いのだ。そんなことも、忙殺の日々に忘れてしまいそうになる。
死は今日を生きる我々に余りにも身近で遠い。
死に触れて、初めてそれを思い出す。常にその寂しさを思うことは難しい。
寂しさ
母親は寂しさだ
教科書にすら書いてない歯痒さと、
この身を死に至らしめるほどの焦燥を以って
瞋恚の理想郷は完成す
この世に放られた意思の全ては寂しさだ、寂しさだ
それはけたたましいサイレンが数式の邪魔をするが如く、
簡単な嘘に騙されて洒脱されてしまうが、
温いままの羊水に
いつまでも浸かり続けるわけにもいかず………
母親は寂しさだ
それは決して手を繋いではくれないが、
いつだって私たちを抱き締めている
そして確かな一夜の物語として、
寂しさが私を産みすらしたのだ!
《寂しさ》
寂しさ
火星の通信室
地球から僕に通信が入っていた
僕はトビー。生まれて15年、火星で暮らしてきた。
今度地球に初めて行くことになった
「トビー君故郷を離れるのは寂しいかい?」「多少はね」「ハハッ余裕だね楽しんで来なよ地球旅行」
余裕を装うが内心不安だった
地球には僕を捨てた父と母がいるらしい
僕は寂しさを振り払い地球に向かうロケットに乗り込む
見送る人に手を振りロケットは地球に向かう。
キリンの首を手に入れたので、さっそく装備して、高い高いところから、周りを見渡してみる。
視野はできるだけ広く持っておかなくちゃ。
すごい、さすがに遠くまでよく見える。あぉ、あの、川のむこうにみえる、あれはなんだろう。川のむこうにあんなものがあるなんて。
あぁ、あっちにもなにかある。おもしろい。あれは何かなあ…
何時間、何日、何ヶ月、何年…
そうしていただろう
気が付くと、そばにいたはずのあの人は、いなくなっていた。
首を長く長くしてどれだけ遠くを見渡しても、もう彼は見当たらない。
『寂しさ』
寂しいって気持ちはよくわからない
初めての店に入るのに一人で心細い、みたいな感情も辞書的な意味なら寂しいと言っていいのかもしれないけど寂しいって多分そういうのじゃないだろう
家に一人でいるのが辛いとか大勢の人がいる中で孤立しているのが辛いとか、そういうのが寂しいって感情なんじゃないかと思う
そういう感情を抱いたことは覚えている限りではないな。一人暮らしだから一人でいる時間が長すぎて慣れちゃったのかな
寂しさ
街から帰る
明かりのついたお店
賑やかに談笑する人々
あらゆる華が
窓ガラスに映っては消えていく
もっと見ようとした時には既に、
真っ白なモヤに隠れてしまった
幾つも乗り継いでたどり着いた先は
何もない
寂しさ
寂しさはいつも
感じている
でも人前では決して見せない
そんなそぶりも
寂しいなんて言っていたら
こんな世の中
生きていけなくなるから
人前では弱い部分は
見せたくない
それが私のプライド
私の生まれた時代は
過酷だったと思う
年齢を重ねた✨👘🌼🌿⛩️🖋️
君には
僕しかいないはずだった
いつしか君は
自分の世界を作り出し
僕のもとを離れていく
それは嬉しいことでもある
でも僕は
君が戻ってくるのを
願ってしまう
寂しさ
寂しさに潰されそうになった時、昔は
「寂しくなんかないし」
と強がっていた。
寂しいと思ってることを周りにバレたくなかった。
寂しい、と思うことがカッコ悪いと思っていた。
でも、強がれば強がるほど余計に寂しさは募っていく。
ある時、あまりの寂しさに耐えかねて
「寂しいよ」
と周りに打ち明けてみた。
そうしたら、氷のようにガチガチだった自分の心のこわばりがさぁっと溶けていき、周りとの距離感が近くなった気がした。
冬は寂しさ増すのかな?
私は彼がいるからあったかい。
今日も朝から幸せだ。
冬のこの寒さがきらい、そもそも冬が嫌いだ。
寒さを感じると自分が惨めに感じる。
外は当然寒いし、今は節電だとかいわれて職場も寒い。
暖まる筈の家ですら暖房をかけても寒い。何処にいても一日中寒いのだ。
一切の暖かさを寄せ付けないこの寒さがきらい。
金をかければいくらでも暖かくなるのだろう。
これこそが寒さを感じると惨めな気持ちになる原因なのかもしれない。
もっと暖かな服を購入し、景気のいい会社であり、暖房の行き届いた家であれば。
この寒い人生を選んだ張本人は寒さを感じる度に惨めになっていくのだ。卑屈になって。
もっと、真面目に学び、真面目に人生を考え生きていけたら良かったと。
何年も使い古した大して暖かくもない布団の中で暖を取りながら後悔するのだ。
全くもって惨めであると。
クリスマスの予定なんて聞いてこないでよ。
恋人なんて居ないこと知ってるでしょ。
毎日流れてくるインスタのストーリー
恋人がいるような匂わせのストーリー
イルミネーションの装飾が画面にキラキラと映っている
恋人のいない私には
そんなストーリが刺さって
寂しさが襲ってくる。
恋人もいない私にこの季節を
どう楽しめばいいのか
教えて欲しい。
まだ私にサンタさんが来るのなら
恋人頼んでいいですか?
─────『寂しさ』
『寂しさ』
常人には聞こえない音域の周波数
何処に誰に届くとも知れない
それでも歌い続ける姿は
痛ましくも愛おしいだろう
傷つくくらいなら
一人でいたい
そんな哀しい考えで
長い事過ごしてきた彼女の
自己肯定感は地の底
温かさに遠慮して
いつも隅で凍え
時々
ありのままでいいと
開き直るけど
ありのままが辛過ぎて
結局
気づけば俯いてる
孤独への慣れは
防衛機制的麻痺
耳を塞ぎながら
ギリギリで守ってる
ふいのノックに
ドアを開けてみたら
やっぱり風は
刺さるように冷たかったから
二度と開けない
と
心に鍵を掛けた
本当は
抱きしめて欲しいはずの
寂しさを無視して
「寂しさ」
#寂しさ
寂しいと思ったことはあまりない
大好きな人達と暮らしているし
没頭できる趣味もある
人と居たい時
独りになりたい時
どちらでも自由に気分で選べるからだろうね
わからないのは
寂しん坊のかまってちゃん?
ウザいわぁ〜(-_-#)
自分の寂しさを人任せにして
なんとかしてもらおうとは…
図々しい…(-_-|||)
何なん?
薄っぺらい人
見ていてこっちが寂しいは!
心が寂しい人って
可哀想だね…
🌈黒猫のつぶやき🌈
カマチョさん
大嫌いです〜