『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寂しさ
寂しさも全部2人で分け合って過ごしていけたらいいと思う。
寂しさを感じたら、あなたと共に過ごしたいと思うのに。
カーナビで「寂しさ」を目的地にセットした。
目的地まで、およそ45分です。とカーナビが言う。
45分後に寂しさがやってくるのかと思うと、胸が苦しくなった。
その瞬間、「目的地です」とカーナビが言った。
やっと住み慣れはじめた家、
お気に入りのキッチン。
夕飯を作る最中ふと目線を横にやると
テレビを見ていた彼が振り返り私に微笑む。
なんてことはないが、とても幸せな時間。
病室のベッドの上で
そんな白昼夢に浸っていた。
それからどれほど経っただろう。
明るかったはずの窓の外はいつの間にか暗く、
街灯の微かな光だけが差し込んでいた。
『寂しさ』
私の人生は良いとも悪いとも言えない。
だから人並みの寂しさは覚える。
そんな時にみんなは何をしているのか分からないけど、私は恋人も友達もいないから、ネットの世界へ飛んでいる。
ネットは嘘だらけだ。
だからこそ居心地が良い。
私の寂しさはこんな偽りの幸せでしか補えない。
だから私の人生は平凡なんだ。
いつからだろう。この寂しさが埋まらないのは…。
誰かと何をしても孤独に感じてしまう。
友達はいる。家族はいる。恋人もいる。
それだけで幸せなことじゃないか。わかってる。
それぐらい私にも。だけど、普通に幸せに過ごしていてもこの気持ちは止められないんだ。
きっとこの気持ちはあの頃からずっと私の心に住み着いてしまったんだろう。
寂しさ。
逢う前にすでに
逢えない寂しさ。
逢えてるのに
帰っちゃう寂しさ。
しばらく逢えない
寂しさ。
寂しさを乗り越えれば
幸せ。
「なんともないよ」なんて。
嘘をつくのが、へったくそ。
それに。
こっちの気持ちは、なんともなくない。
お母さんは、私に暴力して八つ当たりしたらまた出かける
お金は置いて行ってくれるから、まぁ、いいのか
でも、やっぱりどれだけ生活が良くても、ご飯が食べれても、
愛が足りないと物凄い寂しさが心に生まれる
あぁ、早く友達に会いに学校行きたいなぁ
君との
幸せだった日々は
失われ
ただ、
寂しさだけが
此処に残る
「寂しいなぁ」
ひとりで過ごすクリスマス。
君がいないと、家の中はこんなにも静かだったんだね。
寂しさが次々流れ出てきて、僕の感情はノンストップ状態。
僕にはわかるよ。僕がこんなに寂しいのも、きっと君がいないからだって。
ベッドに寝ているとき
いつも寂しさを感じる
どうしてだろう
無意識で、私にとってベッドというものは
なんだかふいに感じる肌寒さ、
くらいの、つまりは強い寂しさをかんじる
どこからそんなふうに感じてしまうようになったんだろう
あの頃のあのことがきっかけかもしれないな
わかっていても、なんだかいつになっても寂しいんだよな
だからって、どうしようもできない
そんな寂しさ、誰かわかってくれるかな
寂しさ
それは不意に現れる。
そのくせなかなか消え去らない。
じわじわと心の中に巣食っていって、
どんなことを起こしてしまうか分からない。
寂しい
あなたともう1ヶ月も会ってない
デートに誘いたいでも誘う勇気なんてない
『寂しさ』
なんとなく寂しくなる瞬間がある。
なぜそんな感情になるのか。
それは、きっとあなたが他の人と考え方と優先順位が違うからかもしれない。
人という生き物は、それぞれが個性を持ち、自我があって人間社会でコミュニティを築く。
得意なことも、不得意なこともバラバラ。誰一人として同じものがいないオンリーワン。
一見、自分を確立する上でメリットばかりに見えるが、その影に隠れたデメリットまで気づいている人はいるのだろうか。
誰とも違うということは、決して誰とも同じになれないということ。
外面だけどんなに似せてもそれはその相手本人ではない。
癖や性格はコピーはできても、それは本物にはなれない。
だから相手に歩み寄る、相手を理解するということそのものが非常に難しい。
なにせ当事者本人ではないのだ。体験していない以上、想像して思いを巡らせるくらいしかできない。
だからこそ人として生きる延長で、寂しさは時々起こって然るべき感情なのだろう。
さあ、今日感じたこの寂しさを、今日の私は何で埋めようかな。
「寂しさ」
毎年2月3日を過ぎると決まった神社に参拝
する。
年によっては初詣になってしまうが、気に
していない。
毎年同じ御守りを返納し、新しい御守りを
手にするのだが、この間の時間だけ何とも
言えない寂しさを感じる。
『寂しい坂にて』
寂しさと淋しさのあいだに真綿を詰めてもの寂しい羊ができました。羊の足ではメリー•ルゥの丘まで48時間はかかります。そのあいだに僕らはことばを失い、文字は消え、笑ったり泣いたりすることもままならなくなりました。寂しい坂では電話が鳴くよ 木箱が軋んで村ができるよ ポルカを踊りくるくるいくよ 僕らの真新しい表現はメリー•ルゥまで響いてく。
空虚とか寂寥とかそんな言葉で表される感情に、今現在絶賛陥っている最中である。
飲み会が終わって皆が散り散りに帰って行った後、俺は一人近くの公園で水を買って飲んでいた。先程まで騒がしかったから余計に寂しさが増す。
夜はまだ長い。これからどんどん長くなる。一人が増える。それが酷く恐ろしく、だがいっそ諦観している自分もいた。それもまた怖い。
空を見上げたら星が瞬いていた。ここら辺は街灯が少ないから良く見えるのだろう。確かあの、砂時計みたいな形の星座。何だったっけ。冬に見える星座だ。どうでも良い事なのに気になってスマホで調べる。
「あぁそう、オリオン座」
ぽつんと呟いた言葉は闇に溶けていく。子供の頃、塾の帰りに友達と探した記憶がある。懐かしい。そう思うと胸の中にすとんと嵌る何かがあった。何かは知らない。
でも、いつのまにか自分は寂しさを我慢できる子供になっていたんだなぁ、なんてぼんやり思った。
#寂しさ
テーマ【寂しさ】
制作者:いと。 12.19 2022 20:46
今日も一人。きっと明日も一人。
その次の日だってずっと。
最後に学校に行ったのは2年前。
最後に人にあったのは5ヶ月前。
もう誰も期待を抱いてはくれない。
もう誰もそばにいてくれない。
どうせ、”ただ学校に行けばいいだけじゃん。”
”ちゃんと勉強したらいいじゃん。”
”また期待してもらえるように頑張ればいいじゃん。”
なんて思ってるんでしょ?
「…わかってる。」
そんなこと、自分が一番よくわかってる。
自分が一番理解してる。
悔しいはずなのに、見返したいはずなのに...
「…あーあ、笑」
そんな事を思いながら今日も一日、
薄暗い部屋の中で一人寂しさに溺れる。
寂しさ
寂しさとは何も感情がなくなった時
そして、周りに誰も居なくなった時
蛍光灯の明かりが嫌い。とくに真夜中の。
冷たくて眩しすぎてつらいから。