『子供のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お母さんは僕を大切に育ててくれる。
本当の子供じゃないのに。
でも、最近はご飯の量が少ない。
だから、他の子供たちを蹴落として、僕だけに獲物をくれるようにした。
ありがとう。
ホオジロのお母さん。
カッコウの僕をまるで自分の子供のように大切に育ててくれて。
じゃあね。
独白
うっすらとした希死念慮がずっと消えない
日に日に濃くなっていくような気もする
今も
何が子どもの行動というのか
大人になっても我儘言いたいし
いつまでも可愛いものは好きだし
楽しいことは年齢問わずはしゃぎたい
時にはめいっぱい羽目を外して
力いっぱい楽しむのも
この社会では必要な事だと思う
それが子供だと言うならば
子供で結構
それよりも規則に縛られ
つまらない生き方しかできないような
そんな面白味のない人間にはなりたくない
「子供のように」
こどもだから叫びます。
大人になるの嫌だー!!!!
子供の定義がわからないから背理法で大人を定義してみようと思う(勉強できる風に)。
――子供のように
「『子供』はこれで3回目なんよ……」
5月13日頃の「子供のままで」と、6月23日の「子供の頃は」。2度あることが3度あったものの、さすがに4度目の「子供」はあるまい。
大きなフラグを立てる某所在住物書き。約4〜5ヶ月前自分で書いた文章を、せっせと辿って確認する。
アプリ内での過去作参照が面倒になってきた今日この頃。初投稿など、何度スワイプしても到達できぬ。
おお。記事数よ。汝、合計約593の膨大な物量よ。
「それこそ子供の頃のように、某森ページの個人サイトを利用して、自分ひとり用のまとめでも、とは一時期考えてたんだがな。サ終だもんな……」
物書きは昔を懐かしみ、遠くを見た。
検索機能未実装は、投稿数が多くなればなるほど響いてくるものらしい。
――――――
叶うなら――今となっては完全に加齢によって不可能となった贅沢ですが、叶うなら。一度だけ子どものように、脂マシマシのステーキや油でカラっと揚げた天ぷらなんかを、胸焼け気にせず食いたい。
なんて遠い目をする程度には、年齢食ってる物書きです。今回はこんなおはなしをご用意しました。
最近最近のおはなしです。都内某所のおはなしです。某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、家族で仲良く暮らしており、
そのうち末っ子の子狐は、食いしん坊の食べざかり、美味しいものは全部大好き。
近頃は参拝者さんが、故郷で採れた新米を、100gくらいずつお供えしてくれます。
ごはんの季節です。
五穀豊穣、商売繁盛。稲荷神社の神様がとってもお喜びになり、とっても満足なさる季節です。
善良で信心深い信者さんには、新米と一緒に「ご当地白米のオトモ」のお試し小瓶を一緒にお供えしてくれる人間もおりまして。
だいたいそういうオトモはお酒にも合うのです。
「で、そのご当地白米のオトモの大集合を、ウチの大師匠が聞きつけちまってよ」
「『ひとまず偵察行ってこい』と?」
「そう。『偵察行ってこい』と」
その日、コンコン子狐の稲荷神社に、都内の別の神社からお客様がご訪問。ある意味、同業です。
お酒の神様の神使、カメさんです。
長生きして人に化ける術を得たカメさんは、霊亀としてはまだまだヒヨっこなので、
小学生の格好して、小学生女児の声を出して、
なのに言ってることは完全に呑んべぇなのでした。
「雪国から米の漬け物が届いたって聞いたぜ」
「そのようで」
「食ってみたのかい、狐さん」
「いいえ。まだ」
稲荷神社の静かな廊下、呑んべぇ女児カメさんを部屋まで先導するのは、末っ子子狐のお母さん。近所で茶っ葉屋の店主をしています。
「試食は用意してあります。炊きたて白米と辛口の酒を持ってくるので、中で待っていてください」
和室な大部屋のふすまを、母狐が開けます。
大部屋には酒のツマミ、もといご当地白米のオトモをのせた小鉢がずらり!
南はゴーヤーの佃煮に明太子タルタルから、北は地鶏のそぼろにバター鮭まで。和膳に揃えられて、お客様たる呑んべぇカメさんをお出迎え。
コンコン子狐、大部屋の真ん中で、三つ指もとい前あんよついて、お行儀よくお辞儀しました。
「最高じゃねぇか!よりどりみどりだぜ!」
カメさんは文字通り「子供のように」、キラキラおめめを輝かせて、和膳の前に置かれたフカフカ座布団に飛び乗り、秒でお箸をとりました。
「最高か?最高だな?」
おい子狐、お酌してくれ。ぐへへ。
呑んべぇ女児カメさんはお酒をまだキメてないのに、もう上機嫌、もう夢見心地。ピーマンのシャキシャキディップに箸をつけました。
ピーマンを理解できないのが子狐です。
「カメさん、カメさん」
コンコン子狐、呑んべぇカメさんに聞きました。
「ピーマン、にがいよ。おいしくないよ」
なんでそんなもの、うれしそうに食べるの。
コンコン子狐、難しそうな顔して聞きました。
「ピーマンが食えねぇのか?」
カメさん、新鮮でパリパリなピーマンに、明太タルタルをディップしまして、ひとこと。
「大人になりゃ分かる」
分かるもんか!大人になったって、ピーマンは苦いんだ!おいしくないんだ!
コンコン子狐、やっぱり理解できません。
文字通り子供のように、ピーマンに鼻を近づけて、明確に苦そうで苦痛そうな顔をしましたとさ。
子どものように話しかけて
子どものように直ぐに仲良くなって
子どものように遊びに行って
子どものように気まぐれに
子どものようにバイバイって言って
少し大人になりすぎた
酸いも甘いも知って悟った心は戻らない
出会った時はお互い無邪気な子供だったのに
今日は二人で公園にでも行こう
車じゃなくて自分の足で
帰りにコンビニスイーツでも買ってさディズニー映画でも見てお昼寝しようよ
変わる日々に悲しんでたら置いてかれちゃうから
変わらない自分をふとした時に見つけてちょっと笑おうよ
『子供のように』
「子どものように」と言うと楽しそうな感じがするけれど、
実際に「子どものように」してみても楽しくない。
それは私が子どもではなくなってしまったから。
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お題:子どものように
:子供のように
君を想うあまり
自分の心に蓋をしてしまった
本当に大切にすべきは
君の心だったのに…
子供のように
僕を見つめる君の瞳に
背を向けなければ
君を永遠に失うことは
なかったのに…
大丈夫
すぐに傍に行くよ
これからはずっと
君の傍に…
桜月夜
8歳 将来はねケーキ屋さんになる!
20歳 私の夢はパテシィエになることです。
大人になっても夢をあきらめないで
ああ、子供のように思ったことを口に出せたら。
ああ、子供のように迷いなく行動できたら。
ああ、いつのまにか私は、
子供の頃にできていたことが
できなくなってしまっている。
君に何も言えないままで、大人になってしまった。
今日もまた、君を思う。
子供のように
「ねぇ、公園寄らない?」
「何だよ、いきなりどした?」
「うんと、ね。何か、急にブランコ乗りたくなってきたんだよね」
なんて。
学校帰りに、二人で歩いていると。
隣の彼がふとそんなことを言う。
季節的には、秋で少し肌寒くて。
空は薄暗くなってきていて。
俺としては、寄り道をするにしてもコンビニぐらいかな、とか思ったけど。
普段、人に合わせてばかりの彼から提案されるなんて、珍しいから。
俺は良いよ、と返して。
二人で公園へと歩いた。
そして、着いたのは俺達が子供の頃よく遊んだ小さな公園。
「なんか、懐かしいねぇ」
なんて、しみじみと彼が呟くから。
「お前は年寄りかよ」
そう、ツッコむ俺。
そんな俺の方に振り向く彼は穏やかに笑っていて。
「そうだよ。年を取ったんだよ、僕達」
もうここで遊んでた子供じゃないんだから、と。
大人びな表情をする彼は、俺が幼い頃から知ってる彼とは別人みたいに思えた。
それが、何だか怖くて。
彼が俺の知らない遠くに行ってしまいそうで。
そんなの気の所為だって思いたくて、俺は。
「ブランコ、どっちが高いとこまでいけるか勝負しようぜ」
と、子供の頃みたいな提案をして。
彼の返事も聞かずに先にブランコを漕ぎ出せば。
「もう、君のそういうトコ、全然変わらないね」
なんて。
呆れた様に言いながらも、彼もブランコに座って漕ぎ始める。
俺はブランコに揺られながら。
子供の頃の彼との思い出を振り返る。
もう俺達は、小さな子供じゃない。
……きっと、いつかは彼とこうして過ごす時間も無くなるのかもしれない。
…………そんなの。
「……嫌だな」
と、俺が心中で呟く前に、隣でブランコを漕いでいる彼が口にするから。
俺は思わず、彼の方を見た。
すると、彼は俺の考えてることなんか、お見通しだったのか、笑って。
「だから大丈夫。僕は君から離れたりしないよ」
「っ、そう、かよ」
俺は彼の言葉が嬉しいのに。
照れ臭くて、ぶっきらぼうに返事をするのが精一杯。
ただただ、高いところを目指して、ブランコを漕ぐのだった。
End
子供のように
若い頃みたいに無邪気に楽しみたい。そう思うことはあるな。
昔はゲームが面白くて一生やるものだと思っていた。でも現実は違ってゲームをやらなくなって面白いとも思えなくなった。
感性が衰えたというのもあるけど大人になると気付いちゃうんだよな。ゲームがただの作業でしかないって。
特にモンハンなんかはモンスターの行動パターンを覚えてテンプレの行動をするだけになる。完全にただの作業だ。
でも正直未だにモンハンは面白いんだよな。作業なんだけどその作業が面白いっていうか。モンハンは別格。
モンハンみたいな例外もあるけどとにかく年を取るとゲームを楽しめなくなるわけだ。とにかく、なんというかそんな感じ。
なんか今回のお題しっくりこないしなにを書こうとしたのかも忘れちゃった。今日はもう終わりでいいや。
子供のように
物語の中では、誰でも子供のようにはしゃいだり、登場人物に寄り添える
電話で予定を取って
待ち合わせを決めて
ちょっとだけいい服で
鞄にいっぱいゲームとお菓子
ハイタッチで挨拶して
道中でジュースを買って
親の居ない部屋に入って
日が暮れるまで散々遊ぶ
ってことが
とある一定の年齢で
外見性別が異なる組み合わせで
それだけで適当な噂の種にされるの
本当に面倒な世の中だと思う
‹子供のように›
四葉があったよと掲げれば
私も見つけたと笑う声
オレンジに焼ける空の下
白詰草の原の中
三葉、三葉、三葉。の中
見付けた五葉、見付けた六葉
凄くないと掲げた先
二つ瞬いた目がふわりと笑った
一緒に押し葉にしようねと
橙が焼く手のひらに乗せて
夕日の焦げ付く帰り道
二度と会えはしなかった
‹放課後›
電車の模型に夢中になる
カメラを手に取り撮影する
夫は子供のように
はしゃぐ
私の生活には ぬいぐるみが欠かせない… あの丸みを帯びた優しい見た目
ふわふわな手触りがたまらなく好きである 新しく仲間入りするぬいぐるみが来たら 子供のように 大喜びはできないが 静かに喜んでいる… これからも大切にしていきたい…
ポポヤ
子供の要に応えつつ
子供の拗に身を崩し
子供の陽を待ち受ける
子供を良う大人にしまいと
子供に酔うこの私らも
子供の様に生きていた
「子供の『よう』に」
子どものように素直な気持ちになれならいいのに、
草花が太陽に向かって咲くように、人も暖かい人といると無邪気な子どものようになれるのだと思う、私も人の心に寄り添い暖かな人になりたい。
子供のように無邪気でいられたらな
子供は元気いっぱいで明るくて
何かあった時はいつだって大人が味方してくれる
そんな子供達が羨ましい