『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『子供のままで』
人生ってあっという間だよね
16年しか生きてないけどね
ずっと子供のままでいたいな〜って
昔は早く大人になりたいって思ってたのに
生きてくうちにわかっちゃうんだよね
#20
子どものままではいられない
それを、子供と大人の境界にたっている今気づく
いつまでも
子供のままでいたい
そんな願いは
ネバーランドでしか
許されなかった
「私の事、ずっと守ってくれる?」
彼女が夢の中で言う。またこの夢か。僕の目は潤んでいた。そして小さく、ごめんと呟いだ。
「大人になったら結婚しようね。」
子供の頃にした彼女との約束。彼女とは、保育園の時に出逢った。年長の男子に虐められているのを、助けたのが始まりだった。それからは、毎日喋っては遊んでいた。今思えば、あの時から僕は彼女の事が好きだったのだろう。突然の彼女からの告白も受け入れた。これからもずっと一緒だと喜んで浮かれていたのに。
彼女は今、仮死状態だ。階段から転んだ際、打ち所が悪く目を覚ます可能性は極めて低いと、医者が言っていた。彼女が転んだ時、僕はすぐ近くに居たのに、助けれなかった。約束したのに、守れなかった。僕は何度も彼女に謝った。それでも、彼女からの返答はなかった。その事がより、僕に現実を見せてきた。
あれから数年。僕は高校生になった。今日も僕は、君の病室のベットの前に居る。君は子供のままだ。
「僕だけ大人になっちゃったね。」
答えはない。とうとう僕は、溜まっているものが溢れた。
「目、覚ましてよ。君が居ない世界は冷たいよ。もう生きたくないよ。」
涙が溢れる。その時、ほんの少しの温もりを感じた。顔を上げると、幽霊のように透けている彼女が居た。
『泣かないでよ。私は居るよ。ずっと君の傍に。だから、笑って?私の大好きな笑顔で。』
僕は下手くそな笑顔を見せた。安心したように笑い、彼女は消えた。
あれから何年が経っても、彼女への思いは消えない。僕の心はずっと子供のままでいる。それでもいい。彼女はこんな僕を認めてくれるはずだ。今日も僕は、彼女の墓にキキョウの花を贈る。
「ねえちゃんは?」 腕に抱えた きみが問う 「おおきくなったら なにになりたい?」
お題「子供のままで」
ずいっ、と目の前にお酒のボトルが掲げられる。
どしたのこれ、と聞くと
今日母の日じゃん、と。
そうか今日だったか、と思いだす。
...この子が小さい頃、
手づくりの肩たたき券を貰ったなぁ
それがもう、お酒を買えるような年齢になったのだ
じんわりと目頭が熱くなる
いつまで「子供のままで」いると思ってたのだろう
この子はもう、すっかり大人なのだ
ぼくは子供のままでいたかったんだ。
難しいことは深く考えないで、
気に食わなかったら駄々をこねて、
嫌な事があれば泣き叫べるんだ。
自分に正直に生きられる子供のままで、
感情の起伏が激しくも無邪気なままで、
周りに素直に助けを求められるままで、いたかったな。
大人にならないといけないんだよ。
僕はもう大人になってしまったよ。
自分を殺して、周りの為に動き、
誰にも頼れない孤独な人間になってしまった。
常に愛想笑いを浮かべ、他人を過度に気遣い、
いつの間にか喜怒哀楽が壊れてしまっていた。
私はいつから、泣けなくなったのだろうか。
19歳になる年。つい3ヶ月ほど前までは高校生で、未熟やら、まだまだ子供だとか散々言われた。
それなのに、1つ歳が変わって、立つ立場が、環境が変わったと思えば突然大人になれと急かされ始めた。
うちは昔から裕福とは言えない環境で、私には下にまだ妹も弟もいた。そもそも、家がここまで貧乏になったのは血も涙も通ってないような暴力クソ親父が負の根源であって、朝から晩まで必死になって働く母を見てたら、口が裂けても進学したいだなんて言えなかった。
アイツの元から離婚という形で逃げきれた今でも、母はお金の面で苦しみ続けている。
これ以上、私は母の重みにはなりたくなかった。
だから、進学してもいいのだと言う母の言葉を振り切って、私は高卒という立場で上京して、働き始めた。
―――責任なんて言葉が毎日のように私の肩にずっしりと乗って囁き続ける。
「早く大人になれ、もう高校生じゃない。お前は立派な大人なんだ。」と。
必死でやってるつもりなのに、仕事では小さなミスを起こしてしまう。
頭と体が別々みたいで、毎日パンクしそうで息苦しかった。
最近だって、職場で母のことを話す時につい"ママ"と言ってしまって、
「鈴木さんもう子供じゃないんだから"ママ"呼びは辞めなさいね」
なんてことを上司に、軽く笑いながら言われたばっかだった。
些細なことにですら、自分がまだまだ子供だということを思い知らされるようで嫌になる。
新しく私の家になった一人暮らしの部屋で休日はどこにも出かけることも無くそんな風に、悶々と悩む日が続いたある日、私は憂鬱な今日この日、日曜が母の日であることに気づいた。
全くの失念だ。
毎年、母の日には感謝の意を込めて贈り物をしていたというのに。
時刻はもう23時を回っていて、今日中にプレゼントを渡すなんてことはもう不可能なことに気づいた。
せめて電話口でありがとうぐらいは言おうと思い、携帯をとると、偶然にもタイミング良く母から電話がかかってきた。
「もしもし、お母さん?」
『美奈?最近連絡ないけど大丈夫?元気でやってる?』
「あぁ、ごめんね、忙しくてなかなか連絡出来なかったや。てか、ちょうどお母さんに電話しようと思ってたんだよ」
『えぇ?なんかあった?』
「違うよ、母の日だよ」
こんな時だって優しい母は、子供のことばかりだ。母の日まで忘れるなんて。私は思わず笑いながら言う。
『あぁ、そういやそうだったねぇ。すっかり忘れちゃってたわ』
「私も忘れてたんだよね。ごめんね、いつもありがとねお母さん」
『あらあら、改まっちゃって。なんだか照れ臭いわね』
電話越しからでも柔らかく笑う様子が分かる。
『でも、美奈。あなた大丈夫なの?』
「えぇ?私?」
大丈夫って、なんだ?心配されるようなことはしてないはずだけど。
「大丈夫だよ?」
『でも、声に元気ないわよ。それになあに?"お母さん"って、いつもママって言うじゃない』
「あぁ、そんなこと?なんか、ママって子供臭いじゃない」
『なによぉ、子供臭いって。私にとってあなたはいつまでも私の子供よ』
やけに真面目な声でそういう母の言葉に冗談は混じってない。私はその言葉に不意にカッと目頭が熱くなるのを感じた。
「そっか、私はいつまでもママの子供かぁ笑」
照れ隠しに笑ってみるけど声は震える。
電話越しでも少し泣いてることがママには伝わってそうだった。
『そうよ。あなたはママの可愛い子供よ。だから、苦しい時は何時でもいいなさい。どんな時でも駆けつけてあげるわ。』
「はは、それってなんだかヒーローみたいだね」
『母親ってのはそうでなくっちゃ』
その言葉を聞くと私は涙を止めるすべを無くしてしまった。
しばらく、声を殺しながら泣く私に、ママは焦って声をかけるわけでもなく、ただただ、優しく"大丈夫"だと声をかけるだけだった。
あぁ、どうしよう。母の日だって言うのに、いつの間にか私の方が救われてしまっている。
涙が止まらなかった。大人になりたいと思い続けていたこの数ヶ月だったが、私は今この時は、一生ママの子供でいたいと願い続けてしまう。
なんの因果か、今年の母の日は、感謝を深く伝えることは叶わず、母の優しさと温かさを思い知らされる、そんな不思議な日になってしまったのだった。
―――大人になりたい
お題【子供のままで】
いつ大人になったのだろう
大人も全然完璧じゃないって知ったときだろうか
時間を忘れられなくなったときだろうか
失ったものもたくさんあるけど
辛さや限界を知ってちょっと優しくなれたり
自分の足でいろんなとこに行けたり
味噌汁作りながら次の日の仕事の段取り考えたり
今の自分もなかなかいいんじゃないって
でも子どものとき感じてた
いきなり現れた光を
ずっと追っちゃうような感覚
羨ましいぜこのやろう
子供のままで
子供のままでいれたらどんなに楽だろう。
今回は子供の頃は愛されてたけど中学ぐらいから勉強のことで虐待されたりする話でも書こうかな。
後で書きますさよ~なら~
【短歌】
・教室の隅で泣いていた少女 私の中に居続ける傷
・渋々と早起きして公園に行く美談じゃないが戻らぬあの夏
子供のままでいられたら
どんなに楽だろう…
なんて過去をやり直したくなった。
世の中、子供のままでは見れない物が多い。
その中でも、雨の日の深夜は特に好きだ。
雨粒でぼやける電灯。
道端で雨を浴びる小さな蛙。
目が眩むようなコンビニの明かり。
車のヘッドライトで浮かび上がる水溜まり。
雨粒が落ち、瞬きする程の間に消えてしまう
波紋を眺めると すぐに時間が過ぎていく。
…そんな夜を出歩ける大人は、少しだけ素敵だと思った。
〈子供のままで〉
ずっと子供のままでいたい。あなたと別れるとは嫌だ、
違う学校、大学、職場、あなたが居なきゃ面白くない。
あなたが居ないから、何もかも面白くない。11年後はあなたがこの世から旅たった。その理由はいじめだ。すごく辛いいじめだったらいしい。私は、あなたをいじめた人を恨んだ。だってそうじゃん!私はあなたが好きだったのに気持ちを伝える前に、この世からいなくなるなんて。私は、葬式の日、ずっと目に光がなかったらしい。私は、あなたの顔に、軽くキスをした。それからずっと、なんで行くの?ねぇ、私の気持ちは?、起きてよ、私を置いていかないで、と言っていたらしい。私もいつからかいじめを受けるようになっていた、それもかなり重い、いじめだ、私もあなたと同じ事をされている。でもあなたは、笑いながらそれを受け止めていたらしい。私は受け止めれない。あなたはどうして、そんなに笑っていられるの?とずっと疑問に思っていた、でも今やっと楽になれて、あなたのところに行ける、今までお疲れ様自分。そして、天国にいるあなた。私も今、今笑らいながらこの世を去ります。今まで辛い思いさせちゃってごめんねあなた、
来世で幸せになろうね!
今から向かいます、
さよなら、この街、この世
「子供のままで」
一緒に夜空に消えたいと
ティンカーベルがつぶやく
大丈夫、僕は離れたりしない
君は子供のままでいいから
僕と一緒に陸地に降りよう
君が大人になっても
僕はそばに居るから
君が不思議な力を失くしても
僕は離れたりしない
子供のままで
(本稿を下書きとして保管)
2024.5.12 藍
子どものままで。
狡いかな…と思い乍ら、あなたの手に掴まってみる…
もう、二人とも、あの頃みたいな無邪気な子供ではない…友達以上の感情も判る年頃になっている…あなたの手も、いつの間にか、大きく堅く、ゴツゴツなっている…ずっと一緒にいたのに、段々違ってきた私達…でも、出来るなら、これからもずっと、あなたと二人でいたいから…まだもう少し、子供のままで…
子供のままで
子供のままでいられたら、どれだけ良かったか。
卒業式の写真を捨てられず、かといって飾ることもできず、あの子が愛読していたからという理由で読みもしないのに買った分厚い本の間に挟んだままもう10年が経ってしまった。
本に挟まれたまま、引き出しのずっと奥にしまい込まれていたその写真はほとんど劣化することもなくあの頃の俺たちの一瞬を映し出している。
少しむすりとしているあの子のことがずっと好きだったのに。
俺はどうしてもあの子のご機嫌を損ねることばかりで、挨拶すらまともにできないままだった。
今思えば、竹を割ったような性格の彼女のことだから、目があえば少し喧嘩腰だったとしても言葉を交わしそして卒業の日には不機嫌な顔をしながらも同じ写真に映ってくれるということは心底俺を嫌っていたわけじゃないのだとわかるが、当時の俺はまだまだ子供だった。
ただただひっそりと彼女に恋をしていた子供だったものだから、俺を見るたびに機嫌を悪くする彼女を見てはひどく傷ついたものだ。
それでも嫌いになんてなれなくて、告白できる勇気もなくて、気づけば腐れ縁なんて言われて結婚式の友人代表スピーチに指名されてしまうくらいの気のおけない友人枠に収まってしまっていた。
鏡の前に映る俺は、あの写真に映る子供の俺よりずっと背が伸びた。少しだけ丈の足りない制服から身体にぴったりあう少しお高いスーツを着た大人の俺は写真と同じどうしようもなく困った顔をしている。
あの頃の俺は、自分がもっと大人なら彼女のご機嫌を損ねない様なスマートな振る舞いができるだろうと夢を見ていたものだが、どうせ告白できないのならいっそ子供まま隣にいれたらいいのにと思ってしまう。
ずっと子供のままずっとこの写真の中に入られたら、ずっとあの子の横顔を隣で眺めていられるのに。
子供の頃、今の年齢になった自分を想像した時
もっと大人になっていると思っていた。
お金を稼ぎ、結婚してお母さんになっていて
もっと仕事が出来て、稼いだお金で好きなことをして、毎日が楽しい。
そんな素敵な大人だと。
でも現実は違う。
確かにお金は稼いでいる。
仕事は思うようにいかないし、実力不足を感じる日々。
悶々として、胸中を取り巻く不安は尽きない。
そんな私を見て、子供の頃の私は絶望するだろうか。
「子供のままで」居られたら。
早く大人になりたいと願ったあの時。
大人になった私は、子供に戻りたいと思う。
あの時も不安はあったが正直、今の比ではない。
それでも、大人として生きる今の自分に対して
思うのだ。
今の私も、格好いいだろうと。
毎日何かと闘って、不安で仕方がない時も
患者さんの前では笑顔でいる私を。
私のことでなく、患者さんのことを考えて
行動して、安心して貰えるような仕事ができた私を。
それはきっと「子供のまま」の心が自分にも残っているから。
あの時の私に誇れる人生は送れていないと思うけど
時折、あの時の自分に恥じる行いをするけれど
子供のままの、あの時の心は
迷った時、どう生きるかの道標になっている。
【子供のままで】
それは私が中学生の頃でした。
新しい環境でストレスがかかったのか、難しい年頃の子供たちが集まっていたため、学校全体の雰囲気が良くなかったせいか、私は自分が落ち着いていられる居場所を探していました。
しかし、どこを探しても、私には居場所がないように感じられました。
それは学校のみではなく、家にいる時も、出かけ先でもそうでした。
今考えても、あの頃心が苦しかったわけや、窮屈な世界からどうしたら逃げ出せたのかも分かりません。
わけが分からないまま、私の心は日に日に追い詰められていきました。
そんな時に、私の心の中に、ある「イメージ」が浮かびました。
それは、真っ白な空間の中に、私が一人きりで立っているという景色でした。
以前までは、心の中に「イメージ」が現れたことはなかったので、初めての経験で戸惑うばかりです。
イメージは、私の居場所でした。
たとえ実態がなくとも、それは確かに存在するものなのです。
居場所のない私のために創られた世界───直感的にそう感じました。
しかし、私は全然嬉しくありませんでした。
イメージが濃くなるにつれて、私の現実での思考は靄がかかったように、曖昧になっていったのです。
イメージは私を救ってはくれません。
いわば、その場しのぎの気休めに過ぎないのです。
真っ白の世界の中で、たった一人で彷徨うのは、本当に心細く、辛いものでした。
歩いても、歩いても、歩いても、何もありません。
イメージの中の私は、白い簡素なワンピースを着ていて、足は何も履いてませんでした。
足の裏に、冷たい、ツルツルした地面の感覚が今でも残っています。
歩き疲れて、私はある時、倒れ伏せました。
ぼんやりと、果てのない地平線を眺めながら、私はここに来る前のことを思い出していました。
私は、こんな虚構の世界の中に生きていなかった。
輪郭のはっきりとした、あの美しい現実の世界で生きていました。
それなのに、突然独りだけこんな惨めな世界に放り出されてしまった。
それが苦しくて、悔しくてなりませんでした。
こんなことになるくらいなら、時を戻して、幼少時代に戻りたい。
中途半端に大人になるくらいなら、ずっと子供のままが良かったのに。
そう思いました。
そして、その思いが、酷く誤った考え方だと瞬時に気づくと、私の目から涙がこぼれだしました。
ずっと子供のままではいられない。いてはいけない。
たとえどんなに苦しくても、寂しくても、心細くても、辛くても、歯痒くても、私はもう二度と戻ってはいけない。
今はただ、この白い世界を、泣きながらでもひたすらに歩き続けるしかない。
逃れようのない、残酷な定めを、私は受け入れる以外ありませんでした。