『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ペターポはママが大好きなんだ。ママはとっても優しいしペターポの欲しいものは何でも用意してくれるの。だからペターポはずっとママと一緒にいたいと思って大人にならないと決めたの。
そんなペターポにイケメン猫は魔法で将来の姿を見せたんだ。
ママはいつの間にか歳を取ってペターポのお世話をしてくれなくなっちゃったの。
ペターポはママのことを心配しなきゃいけなくて、わがままを言って泣いちゃったりもしたんだ。
そしてある日、ママは困った顔をしながらこの世を去ってしまった。
もう誰もペターポのわがままを受け入れてくれる人はいなくなっちゃったんだ。
この未来を見たペターポは
「僕はちゃんと大人になる」と決心した。
自分のわがままを我慢することを覚えたんだ。
「子供のままで」
小学校の頃のように心から笑う事は減った。
増えたのは、愛想笑い
だけど。
小学生時代からの友達。家族。にだけは、、、
子供の頃のように、
心から笑えるんだ。
(子供のままで)
「子供のままで」
子供のままで。
大人になれずに。
炭酸と夏とお前の中で、静かに泣いていたかった。
−ツラいときは、俺んとこ来なよ。
お前は大人でわかってた。
俺は子供でわかんなかった。
いつかサヨナラするコトだとか。
夏は静かに消えるコトとか。
−ずっと一緒にいてーなあ。
そんな嘘を吐くお前を。
信じた俺は、子供なんだろ。
淋しそうに笑うものだから。
俺は大人に何も言えずに。
お前の胸に、顔をうずめていたかっただけ。
青い夏に酔っていたくて。
青い夏に、酔って痛くて。
本音なんていらなかったから。
嘘だけ吐いて、夏を歌った。
大人のお前がいなくなってから。
俺の心臓は少し痛くて。
青い炭酸に溺れたみたいに。
いつも、ぱちぱち泣いている。
二人で子供のままだったらさ。
炭酸に溶けて、消えていけたか。
何も考えずに、夏になれたか。
子供の俺には、わかんなくって。
子どものままで
子供の頃の、あの純粋な気持ちと残酷さをいつ捨てられるか。
知りたいから、カエルを解剖してみる。気に食わないから、仲間はずれ。
この好奇心と仲間意識のようなものは大人にも必要だ。
もちろん、倫理と常識の範囲で。
子供のまま、大人になることは許されていない。
子どものままでいられるのは子どものように我儘な人だろうか
でもそれは子どものようであるのではなく
ただの大人の我儘であるというのが
これまた生きづらいところである
子供のままで
子供のままでいたい。
俺は、あの自由なときの体験をしたい、
お母さんにありがとうを言いたい。
ごめんな母さん、死ぬ前にありがとうを
言えなくてよ。
いっつも、ありがとうな母さん
子供のままで
成人してから大分たったけど、今でも親の前では子供のままでいると思う。
昔は早く大人になりたいと、思っていたけど結局自分が思うような大人にはなれなかった。
それでも、親には安心してほしいし、安心させたい。
いつまでも、子供のままではいられないとはわかっているけどそれでも、一歩踏み出すと親は褒めてくれるんだと思うと嬉しい。そう思うと、子供のままの部分を少しは残してもいいのかな?
大きくなるに連れて、自分の”将来”が見えなくなって
何してるんだろうって、上手くやれるのかなって
そんな不安が、頭を支配して
...あぁ、大人になんて成りたくないな
---二作目---
見かけは子供。
...でも、誰よりも、心が大人な君
”子供”と括るには、あまりにも”大人の闇”を知り過ぎた彼
だから...だからこそ
「あははっ、なんだよお前ら...ふふっ、」
今は、俺達と居る時だけは
そうやって、無邪気に笑っていて欲しいんだ
#子供のままで
297作目
(子供のままで。)🦜
・もしもね。
僕が、子供のままで
ずっと、ず〜っと、
居たとしたらね。🦜
《少し、困るんだよ。》
「君は、だんだん
綺麗な 大人になって、
・僕の、事を
気にも留めなく
為る気がするんだ。」🦜
過ぎ去った日々を美化して生きるなど
重ねた日々を無下にする気か
/お題「子供のままで」より
世間には大人の対応で
でもココロは
子供のままで
大事なのは
幼い頃の己の弱さを
忘れないこと
大人になって
弱者を見過ごさない
出来れば手助け出来るように
それは自分の心の
余裕に繋がるから
〚子供のままで〛
みんな、一度は体験したことのある子供時代。大人になれば叱ってくれる人も自分より上の人も周りから消えてなくなってしまう。ならまだ子供が良い。ってそんなわがまま言っても世界は年をとるし自分も世界と同じで年をとる。でももう一度子供時代に戻れるのは知ってる?それは世界なんだ。世界は年をとるけど新しい物が生まれる。自分は年をとるけど昔のことをたくさん知ってる。その違い。自分の心の中で生きてるよ。自分の子供だった時。
子供のままで
子供のままでは生きていけないのだと分かってしまった深夜、このまま夜が明けないよう祈っていた。
日々家
成長痛など
ありません
代わりの痛みは
私を弱くさせた
どんどん
自立しなければいけない、
そんな年齢に成り果てて
どうすればいいか彷徨ってる
子どものままで
「いつまでも子どものままだと思ったら大間違いだからね」と母に言われたことがある。母にそう言われて私は気付いた。私も、もう高校生なのだ。いつまでも子どものままではないということに気付かされた。「私も、もう大人の部類なんだから自立しないと、いつまでも親に甘えていてはいけないんだ」母に言われてから、指板に言い聞かせるように何度もそう言った。
私も少しずつ自立できるように頑張ろうと思う
子どもをはじめてあずける時
泣きべそ顔のわが子とおなじに
きっとわたしも不安げだった
その時ひとりの保育士さんが
黙ってわたしを抱きしめて
背中を優しくさすってくれた
驚く間もなく巨大な安心感に包まれ
自分が幼子になって護られている気分
子どもが泣いたら同じようにするからと
言葉のいらないハグのチカラ
あなたは大切な存在だと
安心して身を任せていいのだと
いくつになっても誰だって
幼い自分がひそんでる
こころの奥のやわらかな記憶
「子供のままで」
#418
勉強やテストのない大人を羨ましく思った
とにかく大人びてみえたかった思春期の頃
なぜかいつも、違う方を魅力的に感じていた
今思えば あれほど貴重な時期もないだろうに
光の速さで駆けぬけてしまった
その時なりの悩みや問題はあったけど
目の前のことだけが自分の世界だったから
純真無垢に 物ごとに夢中になれた
覚えも早く 可能性は無限
豊かな発想で 夢も描ける
子供のままは叶わないけど
子供のような感性は失わずにいたい
40:子供のままで
子供のままで
大人になんてなりたくない。
時々夢の世界に、大人になった自分が出てくる。
そして僕の方に振り返って言う。
『なぁ…お前は大人になりたいか…?』
毎回同じ質問をする。
僕は相変わらず何も答えられない。
僕が答えられないと、大人の僕は頭を撫でてくる。
『しょうがないもんなぁ…
子供のお前は今まで愛された事がないから、大人になんてなりたくないもんな。』
そう言いながら、また僕の頭を撫でる。
今回もそう言う夢を見た。
だけど今回は少し違った。
大人の僕の隣に誰か立っていた。
大人の僕が見ていることに気がついたのか、こっちに手を振ってきた。
急いで駆け寄ると、僕の頭を撫でて言う。
『いつまでも子供のままでいたいと思うけど、いつかは大人になっちまう。だけどな、今隣に立っている奴は、将来俺の相棒だ。』
僕が困惑していると、前髪の長い男性が僕を抱きしめてくれた。
その暖かさが嬉しかった。
初めて僕は声を上げて泣いた。
「子供のままで」
作¦村村真琴
今日は母の日だ。でも僕の誕生日でもある。お母さんに日頃の感謝で「ありがとう」と伝えた。16回目の誕生日だと言うのにお母さんは照れくさそうに、「お誕生日おめでとう」と言ってくれた。なんだか僕も照れくさくなった。
“子供のままで”
子供の頃のままだったら。
なんて言ったら、まだ子供でしょう?と言われるだろうけど。
子供の頃の、物怖じせずに色んな人に話し掛けに行けた、あの時のままだったら。
なにか違ったろうか。
いや、駄目だな。
幼稚な言動が『かわいい』で済まされるのは、その言動に相応しい姿だから。
あの頃と比べたらもう随分背も伸びて、顔つきも、声も、“子供”と言うにはいくらか大人びすぎてしまった。
もう、あの時のような振る舞いは許されない。
だって、嫌でしょ?
あーあ。
身も心も子供のままでいられたら、こんな捻くれなかったはずなのに。