『始まりはいつも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「始まりはいつも」(一行詩)
始まりはいつもアナタの煙草の匂いから一日が始まる
◆
始まりは終わり 終わりは始まりで 常に始まりはいつも来る
◆
始まりはいつも突発的に襲ってくるものです
朝に飲む薬は苦い。
だけど夜に飲む眠剤は甘い。
睡眠というのは、いつも死に1番近くて。
眠剤の後味は罪の味だと思った。
死を囁いてくる死神の声も甘いのだろう。
地に堕ちる時は、甘さが纏わりつくのだ。
甘い。甘い。
地の底はもうすぐ。
始まりはいつも私から
君の姿を探している
君はいつも
あたたかい所探して
まどろんでいる
今日の君はお日さまの下
毛並みは黄金に輝く
私がなでると君はうっとり…
あとで吸ってもいいですか?
始まりはいつも
少しの静寂と
鼓動の高鳴りの中
よーい❕ピーッの笛の音
足の裏の重力に逆らって
地面を蹴って走り出す
必死で腕を振り
足を回転させ
ゴールを目指す
あと…もう少し
ん?隣が失速した?
よしいける❕
…
やったぁ~念願の1番🤣
✴️186✴️始まりはいつも
始まりはいつも
始まりはいつも、味が悪かった。
人々のスタートダッシュ
にもたどり着けぬまま、
皆が一歩一歩と歩いてきた
道を私はずーっと走ってきた。
当然の如く
足が縺れて転んで、
皆は私にめもくれない。
私をみてくれた。
そう感じるときもあったが、
それは嘲笑う為だけに過ぎなかった。
もう一度立ち上がったときには
自分が傷だらけだったこと、
もう疲れて動けないことに築く
無力な自分に築いてしまった。
始まりはいつも最悪で、
その後も全て不幸なんだ――
始まりはいつも突然に、なんて言うけれど、
本当は、自分が選択してきたことのなれの果てが、
始まりなのかもしれない。
起きてからスタートする。
そう、1日の始まりはそこから始まるのである。
始まりはいつも
タンタン、タンタン
衝撃なことや奇跡も無くて
季節のように移ろいで
それでもいつか僕の視線は
君の笑顔を探してた
始まりはいつも
さりげなく
気付けばドン!と走り出す
恋は今日も大暴れ
物語は大概はいつも足し算から始まる。
時には失うという設定でさえ足し算することもある。
いろいろと必要な要素が積み重なっていく。
失敗と成功が掛け算のように関係し合う。
時間の経過は割り算のように影響し思考を悩ます。
物事が増えれば増えるほど、世界は複雑になり、マイナス要素も顔を出し何かと飽和状態になってくる。
そんな時は手放すために、いくつかの荷物を引き算するのだ。
結局、人生や物語とは大体そんなふうに進んでいくものなのかもしれない。
「始まりはいつも」
いのちは、
はじまりとともに終わりを目指す。
かわいらしい緑の小さな芽を出すと、
美しい花を咲かせ、
葉を茂らせ、
やがては尽きて散ってしまう。
始点ができると必ずどこかに終点ができる。
生きてる時間がそれまでの暇つぶしであるならば、できるだけたのしく過ごせるように。
きょうも空の下ではたくさんのいのちが、
生きることをしている。
いのちを尽くしている。
「始まりはいつも」
季節が変わり始めるといつも鼻の調子が悪くなる なんかスッキリせずムズムズする… 季節が変わり始めるとワクワクするが 衣替えが気を重くしていく… よ~し 漢方薬でも飲んで頑張るぞ!
ポポヤ
「始まりはいつも」
おはようございます
昨日は良く眠れましたか?
頭の中で自分自身に声をかける。
1日の始まりはいつも、自分への挨拶だ。
朝夕は冷え込んできて毛布を手放したくなくな
る。だけど、起きなきゃいけない。
どんなに眠かろうと朝日を浴びて、朝食を摂る。
絶好調ではないけれど、それなりに動ける。
それで良しとしよう。
今から出かける人へ、行ってらっしゃい。
これから眠る人へ、おやすみなさい。
毎日、お疲れさまです。
「始まりはいつも」
私がしたい物事はたいてい、ひょんなことから始まる
さあ!始めよう!となることは、ほぼない。
推しがそうだ。
この子気になる。なんて言うグループ?どういう子がいるんだろう。こんな曲あるんだ!ハマりそう。
こういう感じで推しができる。
でも終わりというのは、ぬるっとではなく突然終わる。押しで言うと不祥事や脱退や私の飽きなど笑
最初で最後だったとしても
あの時に
始めていれば
自分のなにかを変えられたのかも
また愚痴を言う
始まりはいつも遅すぎて
愚痴ばかりが増えていく
#始まりはいつも
始まりはいつも人任せ。
みんなの流れに流れてただ過ごしてる。
これが私。
でもアイツが来てから
私の日々は変わった。
アイツ外から来たのに遠慮って言葉知らないんだよ。
私のテリトリーに遠慮なく踏み込んできた上に
私を連れ出そうとするんだ。
悔しいんだアイツが来てから
楽しいと感じる私の日々が
私のいつもはアイツから始まる。
─────『始まりはいつも』
始まりはいつも、君が僕の手を引いて
僕に新しい世界を見せてくれた
君が先導して、新しい道を切り拓いて
臆病な、変化を恐れていた僕を、変えてくれた
始まりは、全部君だった
僕がゲームにハマったときも、勉強をするときも、運動をするときも、旅行をするときも、付き合うのも、結婚も、始まりはいつも、君だった
…終わりも、君なんだね
始まりはいつも
何をするにも
始まりは怖い
どんなに楽しいことでも
どんなに心待ちにしていたことでも
何かが始まる瞬間は怖い
ましてそれが予想だにしていなかったタイミングだと
ほぼパニック状態に陥る
始まりは怖いのに
いざ始まると終わるのが怖い
私は
いつもいつも怖い
「始まりはいつも」と来ると、「突然に」と無条件に続けてしまう……
仮面ライダー電王のオープニングですね。
いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん
『始まりはいつも』
始まりはいつも他人まかせ‥昔っから
でも最近 ちょっと「初めて」に挑戦してる
小さな勇気を育て始めました
「始まりはいつも」
始まりは、いつも君。
僕はその日も、殴られ蹴られ、家から閉め出された。
3月の寒い夜だった。家の前で体操座りをして、開けてもられるのを待つ。寒くて震えてきた。僕は目を瞑って、必死に寒さに耐えていた。
どれくらい経っただろうか。肩をトントンと叩かれた。顔を上げると、知らない少年が僕を見つめていた。僕は驚いて勢いよく身を引く。その行動に相手もビクリとする。
「何してんの?」
少年が怪訝な顔で聞いてから、僕の身体を見た。痣だらけの腕。少年は何かを察したようで、眉根を寄せた。
「ねぇ今暇?」
「え?」
「ちょっと来て!」
「わっ」
少年は僕の手を引いて、どこかに向かって走って行く。ひとつの家の前で90度に曲がったと思ったら、減速せずに玄関へと飛び込んだ。
「母さーん!」
少年が呼ぶ。少年の母親らしき人が現れた。おばさんは、どうしたのと言いかけて僕に視線を止めた。血相を変えて、「とりあえず中に入りなさい」と言って、家にあげてくれた。
おばさんに根掘り葉掘り聞かれて、全てをうちあけた。僕にとってはあったことを話しているだけで、特別なことなんて何も無かった。だけどおばさんは、それは虐待というのだと教えてくれた。僕は、
「でも、お母さんは悪くない、全部僕が悪いんだ。」
そう言ったけど、おばさんは悲しそうな顔をするだけだった。
警察が来て、あっという間に僕の家は崩壊した。それが、僕にとっては嫌だった。
どうして。助けなんて求めていなかったのに。
そう思った。でも僕が本気でおばさんを止めなかったのは、どこかおかしいことに気づいている自分が居たからなのかもしれない。
僕はその少年の家に引き取られることになった。彼は最近越してきた、転校生だそうだ。もっとも、僕は学校に行っていないので、関係の無い話だが。
「なー、今度の始業式から学校行くんだけど、一緒に行かね?」
彼は自然に振ってきた。
僕は学校に行くことを親に止められていた。お前は体が弱いから。学校なんて行かなくてもいい所だから。色々な理由をつけて休まされた。今考えてみれば、痣を見られたらまずいからだったんだろう。
僕は悩んだ。何分か経った頃、やっと口を開いた。
「行ってみようかな。」
「おー、じゃあ決まりな〜」
案外軽い返事をされた。これも彼の優しさなのだろうか。
登校日。彼について行った。学校に着くなり保健室に通されて、よく来たねとか、えらいねとか、よく分からないけどたくさん褒められた。きっと警察沙汰になったことで、僕の素性を知っているのだろう。学校なのだから、報告でもされているのかもしれない。保健室の先生は教室に案内してくれた。ドアの前に着くと、ちょうど転校生の挨拶をしているところだった。教室自体久しぶりに見たし、この学校の教室は初めて見た。注目を集めたくなくて後ろのドアから入ったのに、物音でみんなに気づかれてしまった。入学してから一度も来ていなかったせいで転校生よりも注目を集める。嫌な顔をすると思って少年を見たが、少年は面白そうにこちらを見てニヤニヤしていた。
外の世界と断絶された小さな世界で生きていた僕は、少年にたくさんのことを教えてもらった。人との関わり方、話し方、友達の作り方、本当に色んなことを教えてもらった。だんだんと人と話すことの楽しさを覚えた。始めは細すぎた腕も、おばさんの料理を食べていたら健康的な肉付きのある腕に変わった。痣も時間経過とともに確実に薄くなっている。
ある日、体育の授業で体力測定があった。50メートル走7.3秒、持久走1500メートル5分37秒。彼は僕の結果を見て驚いていた。
「お前足早くね!?一緒に陸上入ろうぜ!」と誘ってくれた。僕は部活が決まっていなかったし、彼が喜んでいたから入ろうと思った。
彼とは毎日ランニングや走り込みなどをしてトレーニングした。彼が「俺らで優勝目指そう」と笑うから、僕は彼のために頑張れた。
僕らは初めての大会で県大会出場。結果は10位と11位。悔しかった。
僕らの記録はぐんぐん伸びた。2回目の大会も県大会出場。結果は8位と7位。僕は嬉しさと悔しさが混在した、複雑な気持ちを味わった。
「なぁ、お前、陸上すき?」
ある時、彼に言われた。僕は長考した。彼に言われて入ったことで、いつも彼のためという気持ちがどこかにあったのだ。しかし、今振り返ってみると、純粋に陸上に打ち込む自分がいた。
「好きだよ。」
それは初めて僕が表現した自分の気持ち。
彼はすごく嬉しそうな表情を浮かべて、そっか。とだけ言った。
僕の人生を変えたのは君だ。
君に出会えて、心の底から良かったと思う。
ありがとう、僕の人生に価値をくれて。
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毎日毎日、今日こそは短いものを書こうと思うのですが、いつもこんなに長くなってしまいます。小説執筆楽しすぎます。
恋愛ものばかり書いていたので、たまには友情を書こうと思いました。あと珍しくハッピーエンドです。