『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『好きな色』
この世には、色なんて無限大にある。
少しの色味の違いで、まったく違う色にもなるし、見分けがつかないくらいの色にもなる。
これは、きっと私達人間も同じ。
私達が好きな「色」を探したとき、
惹かれた色を持っている人に、惚れる。
全く違う色は、喧嘩して、
同じような色は、馴染み合う。
でも、すべてがそうってわけじゃない。
例えば、青、赤、黄色は全く違う色だけど、
混ぜれば黒となり、
混ぜなくてもうまく置けば、
綺麗な色になる。
逆に同じような色どうしでは、
平坦になり、代わり映えがしない。
だからこそ色の世界は広く、深く
馴染み、そしてまた深く、淡く。
何億兆とある色は、私達、人間みたいで
色が、それぞれの個性で
色の差が、それぞれの可能性
…なのかもしれない
色の種類はとても多いです
黄系だけで10色以上もあります
オリーブ
刈安色
うこん色
雄黄
卵色
ゴールデンイエロー
サンフラワー
ジャスマン
ジュネ
ジャッロ
カモミーラ
この中から好きな色を選んでください。
あなたは選ぶことができますか?
私は選ぶことができませんでした。
では色でなく
80億の中から1人を選んでください。
あなたは選ぶことができましたか?
私は選ぶことができました。
この差は何か答えてください。
あなたは答えることができますか?
好きな色
青にピンクに
茶色かな
皆色々
十人十色
一筆で
白い背景
色で塗る
宇宙を創る
ひとつの筆
「この世の中に存在するものは全て意味がある」
金子みすゞの考えらしいです。
どんなに黒くても、怖くてもその色にはちゃんと
役割があるんですよね。
この考え方が本当に好きです。金子みすゞさん。
「君って、ほんと赤色が好きだねぇ」
キッチンで作業している彼に向かってそうこぼす。彼は紅色の髪色に鮮やかな赤い目、それに赤いブーツ。まさに上から下まで赤色で囲まれてる奴だ。
「確かに好きだけど…舐め回すようにみるなよ」
そう顔を強張らせる彼に軽く謝罪を入れつつ、彼の赤色を見る。生え際が少し黒い、きっと染めているんだろう。染めるほど赤が好きとは…と感心していると今度は彼が私を見ていた。
「おや、どうしたんだい?」
「お前は白とか黒が好きなのか?」
彼曰く、私の着てるものがモノクロを基調としたものしか身に着けて居なかったり、白髪の三つ編みだから故の考えらしい。
「ふふ、御名答だ名探偵。それに加えて青と赤も好きだけどね」
そういいクルクル回ると彼はため息を吐いた。でもこれは彼の悪い癖であって、愛らしかったり恥ずかしくなったりするとため息を吐く。最初は呆れているのだろうと気にも留めてなかったが、ここ最近分析して気付いた。その時はイオと2人で笑った。
彼は純粋が故に不器用なんだ。驚くほど頑固で素直で…何故そういう人間ほど上手く生きれないのかと思うと悔しい。でも彼はこんな考えている心優しい私の事など気にも留めずに3時のおやつであろうドーナツを用意している。ドーナツは私とイオの大好物で、二人してドーナツの広告をジッと見ていた時に察したらしい。私もイオも聞かれれば教えたのにと思ったがそこが彼らしい不器用さなんだと思う。
「この美味しそうな気配ドーナツでしょ!?」
勘が働いたのかさっきまで天体観測をしていたイオがすっ飛んできた。スピードを出しすぎて彼に当たると鈍い声が出た後にイオに注意をしていた。人に注意されることを苦手にしているイオに罪悪感を持たせない注意の仕方をしているのでそこも彼なりの不器用で素直な部分だと思えると意外にも可愛らしくて笑えてくる。
「食べたい奴は手を洗ってこい。洗わないと食べさせない」
そう私達に声を掛けるので私とイオは手を洗いに行く。イオは楽しそうに自作のドーナツの歌を歌っていて、どうもおかしい歌詞で私も釣られて歌ってみては2人で笑う。せっけんもリズムに乗った私達の手で泡立てられ次第に大きくなる。水できれいに洗い流し彼が洗面台の手すりに掛けてくれたであろうタオルで手を拭き2人で戻りテーブルの椅子に座る。そうすると彼はお手拭きとお皿から少しこぼれるくらいに乗ったドーナツを置く。目を輝かせ食べ始める私達を見て彼はまたため息を吐き、優しい目で食べてる私達をみる。イオも空を見上げる時そんな目をする、だから私は青も赤も好きなのだ。それと、
「この色も好きだよ」
美味しいドーナツを頬張りながら言葉をこぼした。
創作 【好きな色】
No.36『好きな色』
私の好きな色は白。
だって白はいろんな色に染まれるから。
でも白は完全に染まり切ることのできない中途半端なものでもあると思う。
その点では白とは似つかない私と唯一似ている点であった。
そんな中途半端な存在の白は黒という存在に強い。だって白は黒い闇を緩和させてくれる。
そんな人間になりたいと思わずにはいられなかった。
【好きな色】
山吹色のお届け物が殊の外お気に召される御代官様
役人は「日常」茶飯事袖の下
(大江戸川柳八丁堀落書 ← ウソです ★^ω^)
晴れやかに澄み渡る空
終わりの見えない広大な海
不可能を可能にした神秘的な薔薇
日本が誇る伝統的な染めの服
子供も大人も夢中になるラムネ
この信号の光と共にヒトも車も動き出す
もう分かるかな?
「好きな色」
『好きな色』
みんなの好きな色って何?
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色って、限定されたイメージがつきやすいよね。
例えば、赤だったら元気。
黄色だったら、笑顔。とか、?
そういうイメージに囚われないで、
自分の好きな色を選んでいいんだよ。
これを見たうえで、みんなの好きな色考えてみてね!
【好きな色】
大体は青
身につける物はアースカラーが多め
最近は
ブルーナカラーに目が行く
昔は違ったはずだ
ピンクに始まり
赤だったり
シルバーだったり
時と共に変わるのは
成長なのか
心境の変化なのか
あまり変われた気はしないけど
オレンジ色の大きい鯉のぼり
風にふかれて空を大きく泳いでた
下から見上げた鯉のぼりが鮮明で
私はオレンジ色の虜になった
人にはそれぞれ色がある。
それは、人によって違って、同じ色は1色もない。
パレットの上で絵の具を適当に混ぜて、たまたま出来た色みたいに、そうしようと思って人に色はできない。たまたま、生まれた時からの個性だから。
本当にたまたま
【好きな色】
ぼんやりとしたモノクロの視界が
歌声によって鮮明になって
色付いていくその瞬間
きみと一緒にみる世界の色が”すき”
2024-06-21
色鉛筆を並べては
眺めていた
描き始める色と
書き終わる色と
チェックのように
いろんな色が
交差する
きっとそれが
私の好きな色
僕の好きな色、きっとあなたは、知らない。
伝えた気がするけど、もうきっと、忘れただろう。
何かしら、その色は僕に安らぎを与えてくれる。
疲れたときに、その色が目に飛び込むと、
なんでかほっとする。
僕が好きでも、あなたが好きとは限らないから。
ただ、その色が少しでいいから、
そばにあって欲しい。
黒
どんな色にも負けない強さ
白
どんな色にも染まれる強さ
どっちも大好き
好きな色はコロコロ変わる。
子供の頃はピンクや黄色が好きで、もう少し成長すると青ばかりになって、紫もいいなぁと思い始め、最近は気づいたら白か黒。
昨今は「推し」という概念の影響で、より好みは多彩になったんじゃないかと思っている。ランドセルの色もあまりにカラフルだし。
まあ好きな色を好きなだけ好きでいられるのはいいことである。
好きな色
青 赤 緑 黄 紫 黒 白 茶 桃 橙 金 銀 灰
身の回りの色を見てみると
だいたいの物がこれらの色で作られている
濃い 薄い そういう差こそあれ
逆にこの色は嫌いだと
完全に身の回りから排除している人はいるだろうか
他人の好きな色を聞くよりも
私はそっちの方が気になる
それから
誰かと同じ物を見ている時
その人と完全に同じ色だと認識しているのかも
すごく気になる
私の目に今写っている観葉植物の緑は
そしてそのグラデーションは
本当にみんなと同じに見えてるのかな
人の性格の見方にも似ている気がする
コバルトブルーが好き
海と同じ色だから、綺麗って思ってしまう
『あなたがいたから』
「やっと着いた……
ここが最深部かな?」
私の名前は、リリィ。
冒険者をやっている。
誰も攻略したことが無いと言われるダンジョンの噂を聞き、ここまでやってきた。
ダンジョンに眠る金銀財宝を独り占めしようと、このダンジョンにやって来た。
「ハイ、ココガ最深部デス」
そして私の周りをグルグルまわる、珍妙な生き物はナヴィ。
このダンジョンの入口にいて、それからずっと私に付きまとっている。
自称『このダンジョンのナビゲーター』。
正直に言うと、私は信じていない。
ナビゲーターなんて他のダンジョンで見たことないからだ。
けれど、ここまで力を貸してくれたのは事実。
それでもって話してみるととても面白い。
悪い奴ではなさそうなので、とりあえず信用することにしたのだ。
そして『ナビゲーター』を自称するだけあって、このダンジョンには詳しく、ダンジョンに仕掛けられたトラップや仕掛けを事前に察知することが出来た。
そしてナヴィの力を借り、今私はダンジョンの最下層まで来ることが出来た。
感謝してしきれない恩がある
「感謝するよ、ナヴィ。
あなたがいたから、このままで来れた」
「お安い御用デス」
「コレが終わったら、もっと話しようね」
「タノシミデス」
ナヴィは嬉しそうに私の周りを回る。
彼?の事はよく分からないが、感情というものはあるらしい。
まるで子供の様にはしゃぐ様を見て、私も嬉しくなる。
だけど、感傷に浸るのは後。
目の前の事を終わらせてからだ。
「ジャア、りりぃ、ソノ扉ノアケテクダサイ。
コレガ最後デス」
「分かった」
ナヴィい言われた通り、ゆっくりと部屋の扉を開く。
そこにいたのは……
「クククッ。
封印を解いて下さり、ありがとうございます。
強力な封印でこちらからは開けることが出来なかったのですよ……」
部屋の中には男がいた。
しかし、その男は禍々しい魔力を放ち、ただの人間ではないことを示していた。
「私は人間が魔王と呼ぶ存在。
あなたのおかげで、私はここから出ることが出来る……」
私は男の言葉に耳を疑う。
魔王だって!?
「魔王が、なんでこんなところに!?」
「昔、世界を支配しようとして、失敗してしましてね。
ここに封印されていました」
私は背中に冷たいものを感じた。
お金持ちになろうとして、逆に魔王の封印を解いてしまうとは……
絶対怒られる奴だよ。
「ちょっとナヴィ、こんなのいるって聞いてないよ――
ナヴィ?」
『なぜ魔王がいることを黙っていたのか』
そう問い詰めようと振り返るも、ナヴィの姿がどこにもない。
どこに行った?
「魔王!
ナヴィをどうした!?」
「分かりませんか?
あなたがナヴィと呼ぶ存在は、私の使い魔……
私とあなたはナヴィを通じて話していたのですよ、リリィ」
「そんな……」
私はまんまと魔王の口車に乗り、封印を解いてしまったわけだ。
何が『悪い奴ではなさそう』だ。
くそ、自分が不甲斐ない。
「封印を破ってどうするつもりだ!」
「まずは世界を支配します。
あなたがその気なら一緒に支配しませんか?
不意員を解いた礼というやつです。
相応の地位を約束しましょう」
「ふざけるな」
私は腰に携えた剣を引き抜く。
伝説の剣ではないが、これで戦うしかない。
どこまで行けるか分からないが、出来る限りの事をしよう。
「私は世界征服なんて興味は無い。
刺し違えてでも、魔王を倒す」
「これは困りましたね。
私はあなたの事を気に入っているのです。
我が傘下に入っていただけませんか?」
「くどい」
「ふーむ」
魔王は本当に困ったように腕を組む。
見る限り、本当に困っているように見える。
なんか調子が狂うな。
「分かりました。
世界を征服するのはやめにしましょう」
「は?」
またしても耳を疑う。
コイツの言っていることが理解できない。
「からかっているのか?}
「いえ、本心です。
実を言うと、最初はあなたの事を道具としか思っていませんでした。
しかし、このダンジョンの中だけとはいえ、とても楽しかった。
そして気づいたのです。
貴方がいたから楽しかったのだと……
ですので、あなたが隣にいない世界征服など興味はありません」
「えっと、つまり?」
「私があなたの傘下に入ります。
何なりとご命令を……
私の事は……
そうですね、以前の様にゲータとお呼びください」
魔王――ゲータの言葉に衝撃を受け、私は剣を落としてしまう。
「待って待って。
魔王が復活したとなったら、他の人たちが黙ってないよ。
また封印されるだけだよ」
「確かに……
私があなたに従うと言っても、誰も信じないでしょうね」
「そういう事ではなく……」
ゲータはまたも腕を組んで悩み始めた。
しばらく悩み、ぱあっと顔が明るくなる
「ではこうしましょう。
私があなたに婿入りします」
「どういうこと!?」
「魔王が人間の家庭に入ったとなれば、すくなくとも表面上は敵対の意思が無いと分かるはずです」
「そうかなあ?」
「そして世界に知らしめるのです。
私たちは結婚すると!」
「話聞いてねえし」
お、おかしい。
ダンジョンに潜ってたらいつのまにか結婚することになってしまった。
なんでこうなった……
「結婚は大げさすぎる。
私は世界が平和ならそれでいいんだ」
「なら別にいではないですか……
披露宴に呼んだ各国の王や重臣たちは、こう言ってくれるはずです。
「魔王が復活を許したが、貴方がいたから今日も世界は平和のままだ』とね」
そうま 「好きな色なに?」
ゆいか 「う〜ん。ピンクとか?」
せいと 「青だろ!」
そうま 「好きな色なんかどうでもいいわ!」
ゆいか 「は?お前だろ!」
せいと 「www」
そうま 「あ、そうやごめん笑」
ゆいか 「覚えてろよ」