『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな色
そこにない色が好きなんだ。具体的にいうとたとえば構造色だよ。モルフォ蝶の羽根、オパールの遊色、アンモライトの光彩、油膜、ビスマス結晶、鉄バクテリアの酸化皮膜。青にも赤にも緑にも見える、ああいう色が好きなんだ。まるでこの世にないようなそこにない色。ほら見上げてごらん、あれこそが僕が愛してやまない色、名状しがたい宇宙からの色、異次元の色彩! アーカムに落ちたあの色。きみもあの色に染まれ。
{空気になれたら吸われたい}
どんな色~が好き? 「 赤。」 …。 空気が読めない私は空気になりたかった。 そして空気になれたら、読まれたくない。私みたいに傷つく人が見たくない。
吸われる。誰の役にでもたつ空気になりたい。
本でありそうやなー あったらおもしろそうやなーって思うオリジナルストーリー冒頭書いてみた。 迷走中
ピンク×紫
ちょうど雨がやんで
今日も夕日が美しいグラデーションの空を
作り出してくれるかな
明日晴れたらコットンキャンディ食べよ
好きな色
色は何色あるんだろう?
芸能人で「白って100色あるねん」って言葉
好きだなぁ。
そう考えると、色って全部で何千…それ以上?
お題は好きな色だけど、私は苦手が色があって。
その色に執着していた時、Dr.に言われたこと。
「何千…何万色の中の1つの色が苦手なんでしょ。多くはないよね。悪くないと思う。」
それを聞いて、私の心が和らいだなぁ。
有難い言葉だった。
皆さんも苦手な色がありますか?
ブラウンの瞳
小麦色の肌
深緑色の浴衣
白いシャツ
藍色のデニム
グレーのサンダル
並んで見た夢色の空も
離れて見た藍色の空も
ぜんぶが君色
あたしの好きな色
【好きな色】
赤色が好き。
真っ赤で強い魅力的な色。
赤と黒の配色は、赤がよく際立って好き。
情熱とも言われるその色は私の中でいつも照らしてくれる、そんな強い人になりたい。
私の好きな色
落ち着いていて
かっこよくて
かわいくて
まるで夜空みたいで
あいつみたいな色
私の好きな色
藍色っていいよね
『藍色』でもあるし『愛色』でもある
#私の好きな色
好きな色
昔、ピンク色がすごく好きだった
でもみんなはぶりっ子だの色々言ってきた
でもそんな言葉に負けたら悔しいと思ったから
ピンクを好きでい続けた
好きでいやなことは沢山あったけど
今まで「好き」を諦めないで良かったと思ってる
みんなになんて言われようが
私は私なんだから
批判してくる人のために
変わろうとしちゃダメ
ありのままの自分で生きていこ
「好きな色」
「水色」が好き
雨の色
海の色
空の色
綺麗な風景には水色が使われている
少し冷たい色だけど温かみを感じる
雨の色
海の色
空の色
女の子だから頑張ってピンクを好きになろうとした時もあったかな
水色のキーホルダーとピンクのキーホルダー…
今だったら迷わず水色を選ぶのかな
#好きな色
少し青みの入った赤でつくるペディキュア
疲れたときに飲みたくなるオレンジジュース
ざわついた気持ちをほぐすサボテン
ホッとしたい時に食べるダークチョコ
背筋をしゃんと伸ばして袖を通す白シャツ
好きな色はエネルギーをくれる
【好きな色】
好きな色は、それぞれの性格が出る。だが、そういうのも好きな色は、素敵だと思う。
色は、皆、素敵だ。得に、好きな色ほど、綺麗に見える。だから、好きなものは、本当に、好きななんだな、と実感することができる。色も同じ。色も、自分が好きだと言える。
色は、人を魅了するのだ。
好きな色は赤。
カープが好きだから。
炎の色だから。
岡本太郎さんもよく使っていた色だから。
爆発しながら生きたい。
好きな色は黒
洋服も黒
黒はグラック、腹黒いとあるがそんなのは気にしない
私は黒いのが好き
道に咲く花
すれ違う人の傘
服を見に纏うマネキン
名前も知らないクラスメイトのノート
小さな子の髪飾り
以前は気にもならなかった物が目に入り、ついつい追ってしまう
無意識的なそれは側から見ても分かりやすいようで
「お前って紫色好きなの?」
そう言われて、彼のサラサラ流れる流麗な美しい髪を見て口に出る
うん、好きだよ
#好きな色
小学生の頃は、パステルカラー色が好きであった。
10代の頃は、シックな色が好きになった。
20 30代で、原色に近い色が好きになった。
40代で、どんな色も好きになった。
生きていく内に、いろんな物を受け入れていったようだ。
小さい頃、自己紹介で
“ピンクが好き”
と言ったら、
“女の子みたい”
と笑われた。
どうして色で性別が分けられてしまうの?
どうして僕は笑われてしまうの?
そんな事を思いながらたくさん泣いたあの日の夜を今でも覚えている。
いつだって僕は自分らしくいたいだけなのに…。
#好きな色
「ねえ、君はどんな色が好きなの?」
「青色かな。青空が好きでさ、あの綺麗な色を見てると心が落ち着くんだよね。」
へえー、と自分から聞いてきた癖にあまり興味のない感じがあるから少しイラッときて聞く。
「ていうか、急に何。」
「まあちょっと。」
「はあ?」
答える気がないためこれ以上の問答はやめにすることにし昼休みのチャイムが鳴ったため準備をする事にした。
その一週間後、あいつからメールが届いた。なんでも見せたいものがあるらしい。美術室へ向かうとそこでは
あいつが絵を描いていた。その絵には美しい青空の下で
明るく笑う少女が描かれていた。
「そ、それ──」
「ああ、君だよ。」
「な、何で?私なのよ。それに背景って」
「好きだろ、青色。これ大会で出すんだ。ごめん断り入れてなかったな。」
「それはいいけど。だから何で私なのよ。」
「ずっと好きだったから。」
衝撃だった。だって今までそんな素振り見せなかったじゃないか。
「これが最後になるんだ。だったらお前を描いて最高の絵にして優秀賞とって告白したかったんだ。だから背景もお前の好きな色にしていいものするために。」
「そうなんだ。」
まったく恥ずかしい事をよくも簡単に言えるもんだ。
まあでも。
「本当にいい絵ね。明るい感じがあるしそれに私の好きな青色も使われてるしね。いい? 私をモデルにしたんだからちゃんと賞取りなさいよ。その後で───」
「その後で?」
「───告白聞くから。」
「ああ、わかった!」
一週間後、その絵は見事優秀賞を受賞した。
『好きな色』
6/21のお題:あなたがいたから
6/22のお題:好きな色
二本立てです。
『あなたがいたから』
あの満月を、あなたは今、見ているのでしょうか。目に映しているでしょうか。
もう二度と、あなたの姿を見ることは叶わないでしょう。
それでもあの日、あなたと二人、月明かりの下、隣で寄り添っていたこと。
あなたの熱い眼差しと見つめ合ったこと。
そしてあなたの力強い腕に抱きしめられたこと。その罪深さにおののきました。それでも、私は――
大地にもっとも近づく満月の下、あなたを想いながら、空を見上げました。涙で月が、空が歪みます。
ずっと、お慕いしておりました。
今でもずっと、お慕い申しております。
あなたがいたから、たとえどんなに辛いことがあっても、私は今、ここに立っています。
ですから私を置いていってしまったあなたのことを想いながら、一人になると涙がこぼれそうになることを、お許しください。
愛してはいけない人を愛したことを、どうか、お許しください――
*****
『好きな色』
それは愛しい人と見上げた大きな満月の光。星一つない夜空の色。
お前が初めて俺を目に映した晩。
今まで一度も、おそらく一生、決して俺には見せるつもりのなかったあのまなざしを、一瞬だけ向けた晩。それを見てしまったから。
俺は手を伸ばして愛しいひとを胸に抱いた。
そして初めて、自分のしたことに怖れた。なんてことを。それでも離せなかった。愛しいひとの体のあたたかさを全身で覚えるように、強く。
「ずっとお前が」
「それ以上は、それ以上はいけません」
俺の大切な愛しいひとはそう言うと、そっと俺の胸から離れようとした。その手首を取り、俺はあのひとを――
俺は大地にもっとも近づく満月の下、お前を想いながら、月の輝く夜空で丘から明かりがぽつぽつ灯る街を見下ろしていた。
あのときのお前のぬくもりを思い出して、不覚にも街の明かりがにじむ。
ずっとお前が好きだった。
今でもずっとお前が好きだ。
お前がいたから、どんなに辛いときも黙って耐えられたんだ。
だから俺がまだ、置いていくことになってしまったお前を想いながら、寂しくなると涙がにじむことを、お許しください。
愛してはいけない人を愛したことを、どうか、お許しください――
―――――
ふんわり設定で書いてます。
鮮やかな絵を描くのが好きだった。世界はカラフルで無数の色で彩られていて、それをキャンパスに表現するのが好きだった。特に、透明感を表現できる青は一番好きな色だった。
私がまだ保育園に通っていた頃、妹が生まれた。大きくなったら一緒に絵を描くんだと楽しみにしていた。そんな妹が大きくなって、言葉をある程度話せるようになった時、私は色を教えた。
「これが赤色。これは青。こっちは緑」
だが、妹は不思議そうな顔をするだけであまり理解できていないのだと思った。
「これとこれ、同じ色じゃないの?」
何か良くない予感がすると思って、すぐにお母さんに伝えた。すると、妹はすぐに病院に連れて行かれた。そこで発覚したのは妹が色覚障害を患っているということだった。世界のほとんど赤色一色だという。
それから私は妹の世界を再現しようと赤色一色で絵を描くようになった。続けていくうちに、少しずつ名が知れるようになっていった。嬉しくなんてなかった。このまま有名になってしまえば、私は私の好きな色鮮やかなこの世界を表現できなくなってしまう。
だから、大人になって初めて美術館から個展のお誘いが来た時迷ってしまった。美術館が求めているのは、妹の世界であって私の世界ではない。だが、今まで積み重ねてきた絵の意味を誰か一人でも理解してくれるのならと思って引き受けた。個展は好評だったようで、気持ち程度にしか用意していなかったポストカードなどもよく売れた。
その後妹の世界に革命が起きた。なんと、最新技術により特殊なメガネをかけることで私と変わらない世界を見ることができるようになった。私は感動した。そして、今こそ妹が最も愛する世界を表現するときだと思った。
「私ね、この家が好き。私たち家族だけが居心地がいいって感じられるこのリビングが好き」
私は今までで一番大きなキャンパスを用意した。十何年ぶりとなるカラフルな絵の具を取り出した。目に映る風景だけが絵じゃない。温もりや生命、安らぎの全てを詰め込んでこそ私の絵だ。
その絵を完成させたあと、数年ぶりにまた個展のお誘いが来た。私は事情を説明した上で、展示の許可をもらった。
そして訪れた初日。私は最後の部屋で在廊することにした。目の前に飾った大きな色鮮やかなリビングの絵に感動していた。今、やっと、妹と同じ世界を見られているのだと。
すると、一人の女子高校生が最後の部屋に入ってきた。私の存在には気づいてなかったようでひどく驚いた顔をしていた。悪い意味であることはわかっていた。
「驚かれましたか」
思わず話しかけてしまった。彼女はまだ現実が受け入れられないといった顔をしていた。
「私、あなたの描く赤色の世界が好きだったんです。なんで……」
やはりそうだったかと納得した。
「ありがとうございます。でも、私はプロでもなければ、これで生活をしているわけではありません。所詮、誰かのためにしか絵を描けないただの一般人なのです」
そうだ。これが本心なのだ。彼女は逃げるようにこの場を去った。芸術家としては作風を一貫できなかった私は不完全なのかもしれない。それでも、一人の姉としては完璧であろうとした私はきっと不完全なんかじゃないと思う。
好きな色
薔薇だったら
青、濃いめの暗めの赤
黒みがかっていたり
紫がかっていたり
茶色がかっているとさらに好き