『好きじゃないのに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きじゃないのに
この世は好きじゃないもので溢れている
人間関係なんてその筆頭だ
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
『嫌われる勇気』という本の中に出てくる
アドラー心理学の教えにもそう記されていた
好きじゃないのに会わないといけない
好きじゃないのに見たくない情報が
当たり前のように流れてくる
好きじゃないにも種類があって
嫌い、苦手、無関心がある
嫌いなものが多いと自分が苦しくなるだけだから
自分ではどうしようもできない問題には
無関心でいることも大事なのかもしれない
【好きじゃないのに】
自分とは正反対で水と油のような関係である人は必ず一定数存在する。世界が交わらない場合もあるが、そんな相手であっても磁石のように惹かれ合う事がある。運命の悪戯であろうか…
相手を知れば知るほど、友達、恋人、人生の伴侶などその後の関係値が変化する可能性がある。
縁というものは無限の可能性をもつ。
だから「好きじゃないのに」という第一印象でも当てにしてはいけない…
【好きじゃないのに】
今日は送別会。
会社を辞めるのは私だ。
新しいステップを踏む為に慣れ親しんだ仕事を辞める。
それは勇気のいる事。
嫌いで辞めるわけじゃない。
寧ろ居心地の良い職場環境が好きだ。
私は誘われ向かった先は多国籍料理店。
嫌な予感しかない。
取り敢えず店内に入り席に案内される。
そこには待ってましたと言わんばかりの職場の皆が私を歓迎しくれる。
コースで頼んでいるらしく、飲み物を頼み終えると料理が運ばれてくる。
飲み物が揃ったところで主任から挨拶があり、私も一言述べる。
それが終わると早速料理を食べるが…
やはり、嫌な予感が的中。
私が苦手な香辛料や薬味がふんだんに使われた料理たち。
前の飲み会の時に話したはずなんだけどね。
好きじゃないんだよ。
だけどね、大人だから我慢して食べるよ。
雰囲気を壊したくないものね。
大丈夫。
大人になって、社会人になって、成長したんだよ。
好きじゃなくてもね、顔に出さずに食べれる術を…
好きじゃないのにやらないといけないことがある。めんどくさいのにやめれないこともある。やりたくないのにやらなきゃいけないことがある。だからもう少し楽しい考え方でやってみるといいかもしれない。好きなことだけやったとして自分のためになるかって聞かれたらそうじゃないなぁと思う。確かに自由にするのも大切。でも世界を広げるには苦手なことに挑戦しないといけない。その代わり無理にしたなくてもいい、理由がなくてもいい、人の価値観とか考えなくてもいい自分が苦手でもやろうと思ったんだったらやればいい。好きじゃないことに対して否定ばかりしてはダメだと思う。だから1回だけでもいいからやればいい。怖くなったら逃げればいい。どうするかは自分次第だから。
好きじゃないのに
「昨日のバラエティ番組見た?
すっごく面白かったよね!」
「そうだね!お母さんも爆笑してたんだ笑」
「うちも!一緒だね」
「うん、そうだね」
空が夕日で染まった
あまり綺麗ではなかった
学校から帰宅し、部屋のベットに倒れ込んだ
はぁ、今日も疲れた
私は昔から友達と付き合うのが苦手だった
みんなが好きになるものを好きになれないし、
私が興味を持つものはマイナーなアニメやゲームだったため、誰も理解してくれないのだ
そのせいで話に入っていけなかったり、
仲間外れにされたりしてとても辛かった
だから、次こそは
高校生になってからは“周りに合わせよう”と決めていた
昨日のバラエティ番組だって本当は好きじゃない
むしろうるさいだけで嫌いだった
でも、見ていないと話についていけなくなる
自分の好きなものは誰にもわかってもらえない
思いを殺すことで仲良くできるなら
それでいい
それでいい、はずなのに
なんでこんなに苦しいんだろう…?
好きじゃないのに
君が好きだと言っていたものが、よく目に入るようになった。
日々家
雑記
日々をとは…。自分の名前を誤変換しすぎました。
なんでこんなに惹かれるの
認めたくない
君のことなんか……
『好きじゃないのに』2024,03,25
学校で1番地獄なこと。
それは好きじゃない人と隣の席、もしくは近くの席になることだ。
柔く慈愛に満ちた声に聞き惚れて 苦手な古文は寝たことがない
題-好きじゃないのに
あなたを諦めたはずなのに
もう好きじゃないのに
ときどき、あなたのことを考えてしまう
学校に行くと、あなたのことを探してしまう
あのとき、全て忘れようって決めちゃったけど
本当は不安な気持ちが勝っていただけかもしれない
時間が解決するってよく聞く言葉があるけれど
解決する時間が長すぎるよ
いつまでの続くかな
自分の顔なんか、好きじゃないって
嫌になったこの醜さを唯一あなたは好きって言ってくれるんだね
好きじゃないのに
「好きじゃないのに」
ひとりぼっちはきらい
寂しいから
静かすぎる部屋もきらい
無音が痛いから
みんなが寝てる真夜中もきらい
孤独が襲うから
朝日が透けるカーテンもきらい
1日が始まるから
お腹が空いてる私の体もきらい
生きようとしてるから
学校に向かう道もきらい
君の背中を追いかけちゃうから
君の笑顔もきらい
私に向けられないから
あの子と楽しそうにしてる君の笑顔は
だいきらい
人間なんて…幸せそうな人なんて
好きじゃないのに
「君これ好きだったよね。」
あなたが優しく言うから
私を見つめて愛おしげに言うから
「うん」と頷いてしまった
「ありがとう」と言ってしまった
好きじゃないのに
むしろ嫌いなのに
好きな振りをした
あなたは、私を誰と勘違いしているの??
昔の彼女??片思いしていた人??
一体誰なの??
ねぇ教えてよ
あなたが近くにいるのに
見つめているのは私の筈なのに
私は1人でいるよりずっとずっと孤独だ
今日も私は知らない誰かの振りをする
「好きじゃないのに」
そこにあったから。
するべきことだから。
なんとなく。理由はない。
好きじゃないのに続けるって、
そこまで嫌いじゃないってことなのだろうか。
あるいは無関心ってことだろうか。
言葉は難しい。
#好きじゃないのに
なぜ彼はそばにいてくれるのだろう?
彼の兄の好きな人····だったからか?
しかし、はなれてからもう長い時間が過ぎた。
それでも、隣でそっと
振りほどけば、すぐにほどけてしまうほどの
ユルさで指をからめている···
上を向くと涙に気づかれ、下を向くとこぼれる
だから睨むように正面を見続ける。
振りほどきはしないまま
好きじゃないのに
いいよ
大丈夫だよ
ごめんね
すみません って
そんなことは
言わなくていいんだよ
ほんとはね
それが通じない現代社会だから
好きじゃなくてもやってかなきゃ
そうしないと 生きてけないんだ
がんばろう。
_ ₁₇₀
「好きじゃないのに」
「ねぇ、ピンク好きよね?」
「う、うん。」
(本当は好きじゃない。)
「フリルが沢山ついたスカート好きよね?」
「う、うん。」
(本当は好きじゃない。)
「やっぱり、私の子は、女の子らしいわ。」
お母さんは喜んだ。
「少し前までは、青やズボンが好きなんて言っていて心配したわ。
「うん。もう好きじゃないよ。安心して?」
(今日もまたお母さんの為に嘘をつく。)
好きなんかじゃ、ないのになぁ。
人を好きになるのはやめた。
軽い気持ちで恋するのはやめた。
ずっと守ってた。なのに。
どうしてそんなことするかな。
優しいなって、思っちゃったじゃんか。
どうしてそんなこと言うかな。
ちょっとだけ、嬉しくなっちゃったよ。
好きなんかじゃない。
好きなんかじゃ、ないのに。
あなたとあの子がいつも仲良くしてたら。
ちょっと怖かった。
お幸せに〜ってみんな言ってるのに。
わたしは言えなかった。
いつか、恋バナであなたの名前を出せるようになりたい。
それまでは、好きなんかじゃないから。
300字小説
トキメキの予感
ホームに電車が滑り込んでくる。新しい制服を着た私は、サラリーマンの列に混じって乗り込んだ。今日からは電車通学。同じような制服の学生で車内は満員だ。
とりあえず、咳と席の間の通路で吊革を掴んで立つ。電車が大きくカーブを曲がる。斜めになった床に不慣れな足がよろけた。
「危ねー」
聞き慣れた声がして、肩を手が支える。
「あ、ありがとう」
礼を言うと、また同じ学校に通うことになった幼馴染がにっと笑った。
「気を付けろよ」
駅のホームに降りる。
「じゃあな」
幼馴染が先に改札に向かう。ブレザー姿が妙に大人っぽくて、支えて貰った手は大きくて。
「……別に好きじゃないのに」
ドキドキする。私は何故か熱くなった頬を手の甲で撫でた。
お題「好きじゃないのに」
⌇好きじゃないのに⌇
気づいた時には貴方の事を考えてる
何でだろう
好きじゃないのに
好きじゃないはずなのに…