『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
勝てる!
eスポーツ世界トーナメント準決勝、俺は意識が朦朧とする中、老けたシワを抱えたレジェンドを見た。レジェンドはコントローラーを重そうに持ちながら俯いている。視線を俺の画面に戻すとそこにはデュースを表す2-2の文字が点滅していた。
ゲームは所詮、有利不利の押し付け合い。そして、相手は歴戦のレジェンド、このゲームに関わってきた時間という絶対的な有利が存在していた。しかし、今0-2からの逆転デュースによって完全に観客たちの心を支配し勢いという圧倒的有利を俺は手にしていた。観客たちは今この瞬間も俺へのコールを続けていた。感謝の意を込めて手を上げれば声援は指揮者に従うように勢いを増した。
いける。
覆せる!時間という絶対的な有利を!
最終ラウンド開始に向けて俺はもう一度コントローラを握り直した。そしてレジェンドをもう一度見たとき俺は驚愕した。それはレジェンドがまるで疲れなど感じさせないような力強く落ち着いた様子でコントローラを持っていたからだった。ついさっきとは別人だった。
落ち着け今有利は俺にある。
そして、息をつく暇もなく最終ラウンドが始まった。
その瞬間レジェンドのとてつもない猛攻が襲いかかった。ガードするのが精一杯だった。俺が手を出せば一瞬でカウンターをもらいあっという間に壁際に追い込まれた。すべてを対策されていた。そして壁際で必死に攻撃を捌きながら、俺は
「レジェンドは敗北を予感して俯いていたのではなく、脳と手を休ませ対策をねっていた」
と悟っていた
そしてHPが半分を切った瞬間、レジェンドは冴え渡った読みを通し凄まじいコンボと必殺技を流れるように繰り出した。それは永遠に思える時間をゲームに費やさなければできない動きだった。
俺は自分の勘違いと弱さに絶望した。
その後、大会の全試合が終了したあとレジェンドは俺のもとに来てデュースに持ち込んだ時の気迫を褒めてくれた。そして一言、
「時間は若者の味方だ君はもっと強くなれる」
そう言って去っていった。
そして今、俺は老いたシワを抱え、時間という有利を振りかざし若者の前に立ちはだかっている。
レージェンド!レージェンド!レージェンド!
もう何年もネットで小説を書いている
連載中より完結してからPVが伸びるというのはよくあることだけど
一度、僕の作品にはめずらしく、完結後に一日のPVが4桁になって、数日間ジャンル1位になったことがある
そこまでバズったのは、後にも先にもその一度きりだけどね
もう一度あんなことが起きないかなあ…
「奇跡をもう一度」
「奇跡なんて、そんな願って起きるものじゃないでしょ」
そう思っていた私でも、
奇跡なんてものを願ってしまうくらいには
あなたのことが大好きでした。
ううん、
もういらない
同じことなんて
一度体験できれば
それでいい
次のステップに進むよ
子育て
奇跡の様な必然と
ありきたりな奇跡と
奇跡的に何もない平日
与えることができるなら、どれを選ぼうか
※奇跡をもう一度
奇跡をもう一度
愛兎たちと出会えたのは本当に奇跡だと思っている。
奇跡がもう一度あるのならば、愛兎たちに会いたい。
そして、抱きしめて、愛していると――
奇跡をもう一度
この広い世界で、唯一の君に出会えたことって奇跡だよな。こんな俺を好きになってくれてありがとう。
・・・頼むのも変だけど、奇跡をもう一度いいかな?
ーこれから先、ずーっと俺と一緒にいてください。
・・・えっ!いいの!?
奇跡がもう一度起こった!!嬉しーい!!
ありがとう!こんな俺を愛してくれてありがとう!!
お星さま
お願いです
あのときのように空を飛びたい
あと一回だけでいい
空を飛んであの子に会いに行かせて
この羽根を見せてあげたいの
世界の美しさを教えたいの
あの子が飛んでしまう前に
人は醜く美しい愛おしい生き物だと
伝えたいの。
『奇跡をもう一度』
『奇跡をもう一度』
奇跡ってものがどんなものなのか、
僕には分からない
目に見えないし、曖昧だし、
幸せとかと違って
何だか
本当にあるのかさえ分からない。
もし、
人生が大きく変化するようなこと、
特別で、きらきら輝いているもの
そんなものに出会うことができたことを
奇跡と言うのなら、
僕にとっての奇跡は
君に会えたことだと思う。
そう、伝えたいからさ、
夢じゃなくて、
もう一度だけ会いに来てよ
臆病な僕を
もう一度だけ照してよ
欲張りなのは分かってるけどさ、
もう一度だけ…
君に会うという奇跡を…
あの、時々見せてくれる笑顔、不器用で誰よりも負けず嫌いな君。
君に出会えた奇跡をもう一度。
この世は奇跡の連続だ
世界の仕組みが
過去の出来事が
少しでも違えば
私は存在すらしていないかもしれない
あの世はどうだろう
そもそもあるのだろうか
奇跡的にあったならその時は
あなたと出会えた奇跡をもう一度
願います。
20231002【奇跡をもう一度】
きみと出会えて
きみと結ばれる
この奇跡をもう一度再確認させて?
もう会えないあの人にもう一度だけ、とそんな奇跡を信じてみたい。
もしも、過去に戻れたらもっと早くQuizKnockのことを知っていればいろいろ話せたのかもしれない…奇跡は1度しか訪れない…そんなのはみな知ってる…だからもう一度だけ奇跡を起こしてみないか…
#奇跡をもう一度
奇跡
私を理解してくれる人と出逢った奇跡
初めて尊敬できる人と出逢った奇跡
あたたかい心を
心の美しさを
自分を誇らしく思えることを
思い出させてくれる人と出逢った奇跡
奇跡をもう一度……
ううん いらない
この奇跡は一生に一度だけでいい
【奇跡をもう一度】#7
【奇跡をもう一度】
君と恋に落ちたのは奇跡ってやつだ。
生まれも育ちも違う、年齢だって違う。
趣味も違うし、性格だって違う。
俺、正直言って君に恋するなんて思ってもみなかった。
そんな奇跡が起きるなんて、想像もできなかった。
だけど今は1秒ごとに君に恋している。
その深い瞳の色に魅入られ、指先の繊細さに恋焦がれている。
だから、奇跡をもう一度。
「俺と一緒に住まないか?」
神様なんて居ないだとか
どうせ世の中優劣がついてるとか
今まで散々なこと言ってきたの、悪かったと思ってる
やっぱり神様は居る
信じます
最後の最後は神頼みだなんて
調子がいいにもほどがある
そんなの分かってる
けどもう、それくらいしか出来ることはなくて
ひたすら泣いて喚いて祈るしかできない
自分は無力だと知った
だからどうかあの子を助けてください
それ以外は何も要らないから
奇跡をもう一度起こしてください
貴方を好きになったのも奇跡なら
貴方に好きになってもらえたのも奇跡
そしてまた…
大きくなって来たお腹に貴方は頬擦りをして
「あぁ、なんて愛しいんだろう」
奇跡をもう一度
あと少しでこの世に産声をあげる予定を
ふたりで、心待ちにしている
#奇跡をもう一度
お題 奇跡をもう一度
別れ話を切り出すあなたは
普段と違って淡すぎて
戸惑う私を見透かしている眼差しが冷たい
リングを外して振り向きもせずに
あなたは出ていくのね
奇跡をもう一度、あの日の奇跡を...。君に出逢えた奇跡をもう一度くれ。あの日君に出逢えたのが今までの1番の奇跡だったのに、神様は酷い。あの日と同じ日に君はアスファルトに向かって飛んで消えたんだから。どうかもう一度あの日に戻る奇跡をくれ。