『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽の下で……。
太陽の下で、人生を台無しにした、あのゲス女を八つ裂きにしたい。
それくらいの屈辱を、味わわされたのだから。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
太陽の下で……。
ハチの亡骸を見た。
太陽に、闘いを挑んだのか。
憐れなヤツよ。私と同じだ。
-私の初恋はあなただった。
教室の窓から見えるボールを追いかけるあなたの姿。
太陽に照らされたあなたの横顔が綺麗だった。
何年たっても忘れられないあなたの姿。
自分の想いに今ようやく気づいた。
#太陽の下で
紙飛行機を飛ばす。
風に乗り、進む。
しかし、しばらくすると落ちてきた。
ここで諦めず、もう一度、紙飛行機を飛ばす。
たぶん、こういう人は何度も立ち上がる。
何度…転んでも、何度…失敗しても、起き上がる。
生きることを諦めないのだろう。
私の友人のように。
彼らは、決して、最後まで生を…生きることを諦めない。
何が在ろうと、最後まで最善を尽くす。
例えば、紙飛行機をより長い距離飛ばしたいとしよう。
多くの人は、まず紙飛行機の飛ばし方を工夫するだろう。
しかし、それでは何の変化も無かった場合、多くの人は其処で諦める。
しかし、彼らは違った。まずは紙飛行機の設計を見直した。
決して、諦めることが悪いという訳では無い。時に、諦めは必要だ。
ただ、諦める前に最善を尽くすことが大切なのだ。
もしも、あの時…こうしていれば。
もしも、あの時…ああしていれば。と、過去を悔やまぬ為に。
年寄りの説教は、終わりにしよう。
要は、太陽の下で堂々と生きよ。早々に生きることを諦めるな。
胸を張り、しっかり呼吸してみよ。
案外、人生は面白いぞ。
手を伸ばしてみる、届きそうもないけど、、、私は太陽の下でキラキラしているあの子のようにはなれないけれど、今手を伸ばしている月ぐらいにならなれるんじゃないかと思った、、そう思っていたのに、、今の私は月にも届かないみたい、、じゃあ、もう私に出来る事はないね、目の前にある綺麗な海になら手が届く、、最期ぐらい綺麗な海になりたい、、最期ぐらい綺麗に逝きたい
#太陽の下で
「ねえ、まってよ〜」
「もう、しょうがないなぁ」
ある晴れた日、近所の子ども達の声が聞こえてくる。
ねえ、昔の私達みたいじゃない?
しっかり物な私と、鈍臭いあなた。
子どもの頃は私の方が背が高くて、
いつもあなたは年下だと思われていたわね。
あの時から私の事が好きだったあなた。
男らしく見られない事が悲しくて、家で泣いていたって
結婚式でお義母さんから聞いた時は笑っちゃった。
あなたは隣で照れながら怒っていたけれどね。
あなたが隣からいなくなって、もう5年。
最初の1年は悲しくてしかたなかったけれど、
アルバムから出てきた、見た事のない
あなたの変顔写真に元気をもらったわ。
これ、いつ撮ったの?
付き合い始めは変顔写真ばかり撮っていたのが
懐かしいわ。
まさか、いなくなってからおじいちゃんになった
あなたの変顔写真を見る事になるとは
思わなかったけれどね。
ねえ、そっちの天気はどう?
こっちは良い天気よ。
早くあなたの隣にいきたいって思っていたけれど、
もう少し先になりそうよ。
だってこんなに良い天気なんですもの。
久しぶりにお弁当を作っているのよ。
太陽の下で食べるお弁当は美味しいから。
私がそっちに行ったら、一緒にお弁当食べましょうね。
あなたがいる所は太陽の上かしら?
太陽の下で笑う貴方。
太陽の下で泣く貴方。
太陽の下で怒る貴方。
正に百面相。
私には貴方が…あなた自身が、太陽に見えます
隣のクラスのあの子はいつも綺麗だ
ニキビひとつない白肌は自然光が映える
あの子がハードルを飛び越える度、綺麗な黒髪が靡いた
数学の説明が何ひとつ頭に入ってこない
私は窓の外の光が眩しくて
思わず白いカーテンを閉めた
『太陽の下』
気分転換に、
ひとり旅
当てもなく
真夏の海に
辿り着く、
この頃は
女性のひとり旅も珍しくない
海に近い
素敵なホテル
予約も無しに
宿泊可能が聞いてみた。
心よく、
泊まらせてくれた。
部屋に入り、
バルコニーから
見える
砂浜を眺める。
若い夫婦と
可愛い子供。
キャッキャと
楽しそうだ。
私も、
行って、
見ることにした。
気持ちいい。
子供が
私をじっと見つめて、
何故だか、
寄って来た。
お姉ちゃん1人なの?
可哀想だから
一緒に遊んであげる‼️
え⁉️
あ、ありがとう。
子供につられて
貝殻拾い。
日も少し翳り
心地よい。
優しい潮風に
心癒される。
可愛い
ご縁に感謝
幸せな
ひとり旅になった。
また、
来年
この
太陽のしたで
この
ご家族と
会う約束をした。
小さな
私のお友達。
ありがとう。
#太陽の下で
月明かりに微笑む月下美人
密やかに哀しみも苦しみも
受け止めて抱きしめて…
けれどキミには
向日葵が似合う
追いかけてどこまでも
悲しみなんて抱え込んじゃダメと
屈託のない笑顔で時を追い越す
太陽の下に光は広がり
太陽の下だからこそ影は
姿を現す
いつも光を纏いながら
その微笑みを見ていたい…
それは勝手な願望だけれど
影を隠しながら明るく生きてる
キミは素敵だ。
疲れた時には
夜露に紛れて泣いてもいいよ
そんな時には
キミの隣には必ず僕がいるから
【太陽の下で】
僕の恋人は夏の晴れた日に満面の笑みで楽しそうに笑っていた。
『また…会いたいなぁ』
僕はいつのまにか泣いていた。
一面に広がる青い空 白い雲
キラキラ輝く太陽の下
今日も私は動く
買い物 遊び 仕事 学校
私たち人間
太陽の下で過ごしているんだ
PM. 太陽の下で
貴方と恋に落ちた瞬間...
太陽の下で手を繋ぐ。
――太陽の下で笑うあなたが憎い
言葉にしたらとても軽く感じるこの想いと長い間睨み合ってきた。
ずっと私の後ろを付いてきていただけの子が、ポンッと家から出ていったときにようやく真正面からその姿をみた。
真っ黒でドロドロとした影だとばかり思っていた。だからその顔をみることも声をきくこともひどく恐ろしかった。
だけど、どうだろう。
眩しい太陽の光を当然のように浴びて、それを自分のものだと信じて疑わない素直さを持ったまま笑っているのだ。
昔、殴り合いの喧嘩をしたときの目やいたずらがバレたときの饒舌な口も、ひたすら我慢を強いられた弱々しい身体も心も、全部なかったかのように笑ってる。
強い光を浴びるあなたと、その影に未だに囚われて逃げる努力すらしない私と。
ああ、やっぱりね。私はあなたのようになれないの。
――本当に、本当に憎くてたまらない
【題:太陽の下で】
あなたが太陽なら、その下の芝生になって光を浴びたい
太陽の下で日向ぼっこ。
屋上の扉がきぃ…と開いたので、体を起こしてそちらを見てみると、ひとりの女の子が立っていた。
「あら、先客かしら。」
「…は、初めまして、新屋真琴です。」
「ごきげんよう。新屋さん。」
「あ、あなたは、?」
「夜宵りこと申します。」
そうふわりと微笑むあなたを、少し強い風が襲う。ひゃあっと声を上げてスカートを抑えるあなた。綺麗にまとまった髪の束が風に揺られ、アニメみたいな上を向いてる絵のような写真が目に写った。実際はそんなことないのに。
「どうしたのかしら?」
「い、いえ、なんでも!」
「そう?隣、いいかしら。」
「あ、はい!どうぞ!」
「ありがとう…」
いい匂いする…やば…。
それから夜宵さんとたまに会うようになった。でも彼女は転校していき、会えなくなった。
でもある日、太陽がジリジリと照らす夏の暑い日のこと。
僕は太陽の温度が広々とした空間に広がることを読んで、ブランコを漕ぎながら公園を撮影していた時だった。
何も声が聞こえず、でも隣のぶらんこは揺れていた。誰かが座ったのだろう。
「新屋くん。」
「!、夜宵さん、?」
「夜宵りこです。」
「あ、新屋真琴です。」
「ここら辺、住んでるの?」
「あっはい!自然が多いので、充実してます!」
「そう…元気そうでよかった。」
そうカメラを向けようとレンズを動かした途端に、隣のブランコは、キィ、とだけ声を出した。今の夜宵さんの声は幻なのか?と思いつつも、シャッターを切った。
118テーマ【太陽の下で】
─太陽の下で─
近所にある、人が居ない公園。
意外と広くて、少し大きな道がある。
遊具もブランコと滑り台があるが、
子供が来た所を見たことは一度もない。
でもそんな公園が、大好きだった。
春は桜の雨が降る公園に。
夏は蝉の声が響く公園に。
秋は紅葉の綺麗な公園に。
冬は白いっぱいの公園に。
まるで人間の表情のようで、綺麗なんだ。
本を読んだり、歌を歌ったり、写真を撮ったり。
全てが綺麗で、楽しいけれど、一番好きなのは秋。
暖かい太陽の下で、ゆったりと本を読む。
ふと落ちてきた枯れ葉に目を奪われたりして。
そんな秋の公園が、僕は好き。
我々は知らない。
あの温もりも輝かしさも。
人間たちが希望の光とする太陽というものが、我々にとっては月なのだ。
陽光を浴びればこの身が滅ぶと本能的にわかる。
「ヴァンパイア」として抱える宿世だということは重々承知だ。
だが、もし我々の存在が消えるときが訪れるならば。
その眩い光の下で、踊るように散って逝きたい。
〝太陽の下で〟
太陽の下で歩いていける?何歩いけそう?その程度?もう歩けない?お前が笑うたびに考えることがひとつ増えていく。この脚は泥に塗れて感覚がない。疲れている。もう歩けない。そう口に出してしまいたい気がする。口に出してしまえばお前は隣に屈んで泥を払おうとする。そうでなければ見上げて俺の目を見て俺を抱き上げて征くだろう。それであってはたまらないので歩くしかない。太陽の下を。何歩でも。この程度の足取りで。
早くあの人と結ばれてよ
ペアリングなんかしちゃって
いつか結ばれたらな…なんて
淡い期待
私の想いは
お日様の光で輝くことはない
いつまでたってもあの人は太陽の下で
私は夜の闇の中
【太陽の下で】
あんなに嫌いだった太陽が、今は嫌いじゃない。
「ねぇ、あんたは私の言ってること分かるでしょ?」
「ああ」
「さっすが!」
彼女に、バンバン背中を叩かれた。
恋人の元カノ。一番嫌いだった女。
もう眩しくないから、友達として付き合っている。