『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
わたしの部屋の窓辺から、外から、
スッとした空気がやわらかく部屋に落ち、
光とおだやかな影をつくる。
太陽のひかりは穏やかで、あたたかい気持ちになる。
ぽかぽかしているほどいい。
太陽の真下は、どうなんだろう。
ジリジリと暑くて、
茹だるような夏、それとも冬なのだろうか。
太陽の下を、ただお気に入りのワンピースを着て、
君に揺られて、空に、雲に揺られて歩きたい。
そんな夏を過ごしてみたかった。
早朝5時
河川敷でランニング
夏は明るく涼しく、冬は暗く寒い
季節の移り変わりを楽しむ
そして8時
仕事に向かう
スーツを着て満員電車に揺られ
毎日同じ道を進む
あぁ今日もこの太陽の下で私は生きている
太陽の下で
今日はいい日だな
明日も晴れるといいな
今日はいい日だな
わ〜。綺麗なオレンジ色
そろそろ寝る時間だ
おやすみ
明日も太陽の下で…
太陽をずっと見ていると失明するらしい。おかしいよな、明るいものを見つめていたら目の前が真っ暗になるなんて。僕にとって君は太陽だったのだけれど、今はどこにも見つからない。
道標
『太陽の下で』
ここのところ太陽の下でゆっくりしてないな
なんだかんだ忙しくって
心のゆとりが持てなくて気が焦ってばかり
今度のお休み天気が良かったら
太陽に活力をもらおう☀️
太陽の下でも輝ける貴方と
誰かの影でないと輝けない私
対な貴方と結ばれるなんて
初めから有り得なかった
「太陽の下で」
あなたの光は私達を生かすだけでなく
心まで暖かくしてくれる。
光があるから生きていける。
身も心にも光は必要だと思う。
貴方の光が道しるべ。
光を追いかけて、どこまでも歩んでいく
光があるから迷っても落ち込んでも
また立ちあがれる。
光が雲でおおわれて落雷が私を襲う
見えない光に不安を覚える
稲妻が走り、雨の涙が地を濡らす。
心もまた荒れてゆく。体は濡れ冷え切り、体力も奪われる。
光が差しこまない黒い空 の下
落雷が落ちるのも、体力が落ちるのも構わず
光を求めて祈りを捧げる。
祈りに応えるように、雲が晴れてゆく
太陽の光が心も体も温める
そうなったらよかったな。
現実は残酷に、必ず祈りに応えてくれるとは限らない。
冷え切る心と体をどうにか温めようとちじこまる。
その時、眩い光が体を包み込む。
まるで、その光は自分の中から発光してるようだった。
あぁ、強い灯火は心にもあるんだ。
それはまるで太陽のように。
太陽は陰って見えないけれど、太陽の下で
まるで共鳴するように眩く光る心を抱きしめた。
きっと空も晴れるよ。
洗濯物取り込むのがだるいから
雨じゃなくて晴れがいいな
貴方という太陽の下で
包まれていたかった
今迄も今もこれからも
これから.......
これからあるのかな
ばっか考えてるのに
私は貴方のことばっか
考えてるのに
太陽が近くにいない
いつも照らされていない私は
もし花ならば
もう枯れているね
心が
私の心が
枯れない様に
私を思って
私を思って
優しく抱いて
『太陽の下で』
さぁ、踊ろうよ。
あの光の下で。
……え?嫌だ?
そんなこと言わずにさ。
ほら、見て。
外はこんなにも、明るいのに。
『太陽の下で』
強い日差しが背中を灼き
足下には真っ黒い陰ができている
風も吹いてはいない
鼻腔を湿った匂いがかすめる
夏の匂いというやつか?
頭から流れる汗がこめかみ、頬と伝い、流れ落ちていく
何を想うでも、考えるでもなく、ただ立っている
でも、それが無性に気持ちいい
ただ立っているだけなのに
ただただ、暑いだけなのに
太陽の下で立っている
最近知り合った方に、太陽という名前の方がいる。
太陽みたいに陽気で明るくて…というわけではなく、至って理知的な方。
名前はアウトドアなんだけどね、小さい頃からいちばん好きなのは家で本読むことだった、と笑っていた。
太陽さん、なんと夏至生まれで、そこから太陽と名付けられたそうだ。
光あふれる日に生をうけたと思うと、何だか素敵だ。
曇りや雨の日でも、太陽の光が絶えず地表をあたためているように、太陽さんの落ち着いた話ぶりや、穏やかな笑顔は場の空気を柔らかくする。
私も、こういう人になりたいな。
太陽の引力は、やっぱりすごい。
太陽の下
太陽の下で私は日を浴びる
日を浴びたら良い
日を浴びたら少しでも元気が出て良い
太陽の下で
ひどくあたたかな光の下で今日もあなたのことを想いましょう。
同じこの空の下で、同じときを生きているあなたに、届くことのない感謝を、愛を、祝福を。想いを風にのせて、あなたに届くように祈りましょう。
互いに名前も顔も知らないけれど、どこにいて何をしているのかも知らないけれど、そんなあなたに届きますように。
太陽の下で
太陽の下で笑う君が好き
太陽の下で悩む君も好き
どれだけ晴れてない日でも
君を見るだけで僕の心は
明るく、透き通る
「太陽の下で」
明るい君と暗い僕。
近づけば近づくほど、僕の影は大きくなって、遠のけば遠のくほど僕の影は小さくなる。
僕が居なくなることはあっても、君がいなくなることは無くて。
あぁ、なんだか、自然なのに不平等で。
僕が君の上にはいけないのに。
テーマ“太陽の下で”
芝生の上で寝転ぶと
横に影が落ちる
「また。こんなところで」
そう言ってボクの顔を覗き込む
女が居る。
「……」
ボクは、目を逸らす。
「此処、いい場所よね」
「………」
ボクは、目を閉じる。
隣に座ったような感触がする。
ボクは少し、間を空けるように移動する。
「なんで逃げるの」
間を詰めるように、近付いてくる。
せっかく、太陽の下で
日光浴をしているというのに
邪魔ばかりしてくる。
本当に、邪魔な女だ。
近付きたいのは、ボクじゃないくせに
相手にされないからって
ボクは、騙されないからな。
そうしてボクは、目を開けて
女の横をすり抜けるようにして
家へと帰る。
「またね、猫ちゃん」
ぞわりと背筋が凍りそうになる。
ボクは駆け出す。
太陽の日が降り注ぐ
眩しい。
それなのに、ボクの日向ぼっこは
邪魔された。
とてもとてもとても
不愉快極まりなかった。
陽の温もりが恋しくなるこの季節
君は今頃 誰と過ごしてるのだろうか
僕は陰へ。君はただそこで輝いていればいい。
羨ましいとかじゃない
好き、好き…本当に好きなんだ。光り輝く君が!
星のおかげなんかじゃなくて君自身が光源だ!
僕が陰でいいっていうのは決して卑下じゃない。君が一番輝いて見える特等席に座りたいんだ!
ああ大好きだ!大好きだ!大好きだ!
決して手の届かないところで、ずっとそうやって笑っていて。
月の下であなたと手をつないだ
太陽の下であなたの後ろを歩いた
照れ屋の私らしいね
明るいところで
あなたと手を繋げないなんて...