『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天国と地獄
ときたらあの曲しか出てこない!と思ったら結構みんな思っていたらしい。
そう、徒競走とかで流れてくるあの曲。
もともとは、オッフェンバックという作家のギリシア神話の悲劇をリバイバルした風刺喜劇の曲なんだって、へぇー!この時からリバイバルブームはあったんだ。
なぜ運動会や徒競走のテーマみたいになったのか知らないけど、この曲自体もかなりの紆余曲折の数奇な運命を歩んできたんだなぁ。
※今日はなんだかこれしか連想できなくて、いつものポエムじゃなくてごめんね
#31 天国と地獄
死後の世界。
見たことのないものを信じる力は人間ならではだな、と思ったのでネット上ではあるが調べてみた。
古代では死後の世界は単に暗いところ、ぐらいに考えられていたらしく、
ある宗教から影響を受けて以降、多くの宗教で善悪による裁きや天国や地獄の様相を具体的に考えるようになったとされている。
しかし、科学上では死後の世界は否定されているという。バッサリである。
私としては、生き物が進化するために繰り返してきた誕生と死の膨大さを、死後の世界という見えないところで受け止めているとは思えない。
かといって人間にだけ死後の世界があるのでは、何だか不公平だ。
それに、永遠にしろ終わりがあるにしろ死んだ後までカレンダーをめくって過ごすのは嫌だなぁと思う。
人々は、生きる辛さから天国に救いを求め、地獄を恐れることで自分を戒めてきたんだと思う。その道の人に意見を求めれば違うと答えられるのだろうが、果たして宗教は目的なのか、手段なのか。おおよそ怒られそうな考え方ではある。
結局のところ、今どうするかを考えることである。
あなたに出会えた幸せを
もう会えない不幸せに変換
あなたと過ごした時間を
消せない記憶に変換
あなたがくれた優しさを
消えない傷跡に変換
何でも話せる友達は
あなたからのキスで
好きな人に変換
両思いは
あなたからのブロックで
また片思いに変換
天国から地獄に変換
天国と地獄
僕は あの祭りの日に
小さな君に恋をした
やっと
めぐりあえた喜びと
あの日の約束を
すっかり
忘れてしまっている君と
『天国と地獄』なんて言葉は誰しも聞いたことが
あるだろう。
ただ、そこがどんな場所かなんて知っている人は
いない。
そもそも存在するのか?もしくは空想の世界?
ただ、一つ言えること。
それは、
ここが『生き地獄』だということぐらいかな。
もしかしたら、生き地獄を生き抜いた者だけが天国に行けるのかもしれない。
まぁ、これはただの仮説にすぎないけどねw
今日も一日お疲れ様。
『天国と地獄』
『死んだら』
死んだら天国にいくか、地獄にいくか
いい人は天国で、悪い人は地獄にいく。
みんな言ってる。
親より先に死んだ子はどんなこでも
必ず地獄にいく。
皆言ってる。
でもそれじゃああなたも貴方も貴女も
みんな、皆、地獄行だ。
だからお気楽に生きればいいんじゃない。
いい人になりたい。悪い人になりたくない。
いい人になりたくない。悪い人になりたい。
いろんなひとがいて
理想を求めて無理をして、
辛く思うくらいなら、
皆地獄にいくんだから
気楽に生きればいいんじゃない。
『聖域』
刹那、私の吐息が尖塔を築く 朧げ、不穏に響く童謡で尖塔は他愛無く崩れ落ちる 私は何を守りたかったのだろう いつか必ずやって来る海獣を畏れて 誇張せねば威光を示さなければ
パンッ!
ピストルの音がした。
驚きつつも、僕はそれを合図に一歩踏み出す。
と同時に、脳内に音楽が滑り込んできた。
【天国と地獄】
天国
彼が家に遊びに来た
「お前のにおいが好きだ」
地獄
わかれたあと、彼が
友達として遊びに来た
「お前のにおいより、俺の彼女のにおいの方が好きだ」
私の思ったこと
(もうどうでもいいよね?私とあなたはもうなんでもない関係なのだから、、、)
せっかく生きてるんだから
自分のまわりを花々で埋め尽くして
優しい風をふかせて
清々しい高原に立っているような生き方をしたい
人にいじわるしたり
陰口たたいたり
暗くていやあなところを自分から作ることなんてない
天国とか地獄とかあるかわからないけれど
あの世に持っていけるものが記憶だけだとしたら
自分から地獄をもっていくこともない
みんないろいろ事情があって
ひどい目にあうときもあるけれども
できれば手のひらの中にあるだけでも小さな天国を
あの世にもってかえりたい
(天国と地獄)
天国と地獄があるかは
分からないけど。
ふと、思い出すのは
祖父のことだ。
もう、末期癌だった。
夏休みいっぱい滞在して
中学1年の私は慣れない電車で
病院まで通った。
大きな病院の静かな個室で
祖父は、眠っている事が多かった。
ゆっくりと、傍の椅子に腰掛け
祖父が息をしているか…ジッと眺めた。
車椅子を、押して病院内を少し
散歩することもあった。
『天にも昇る気持ちやなぁ、嬉しいなぁ』
と、祖父は物凄く喜んでいた。
その言葉が、何故だか離れなかった。
身体の痛みや息苦しさは
どれほどの地獄だったろうか。
ただあの夏…
私と祖父は同じ時間の中で
ほんの束の間…車椅子を押しながら
天国を歩いたのかもしれない。
【お題:天国と地獄】
天国と地獄は存在するのか、
まず天国と地獄とはなんなんだろうか、
天国は幸せ、地獄は苦しみ、単純に考えたらそうなるだろう、けれど死後にも天国と地獄があると小さい頃から聞かされてきた。
どうしてそう思う人がいるのだろうか、死んだ後にも希望はあるよという人もいるだろうし何も無い、ただ無の時間が流れるのだよという人もいる。
実に不思議、、そういう天国という世界が死後に存在するのだと信じて命を絶った人いそうですよね。日本ですもの
天国と地獄
天国は誰もが夢見る場所
地獄は皆揃って嫌う場所
本当にそうなのだろうか
誰か見たことがある人はいるのだろうか
いるというなら、ぜひ、話を聞きたい
屁理屈のようだが有り得ない話ではない
地獄なんて思ったよりいいところかもしれないし
天国なんて思ったより酷いところかもしれないし
真実はわからない
そもそも天国も地獄もないかもしれないし
名前も違うかもしれないし
天国が地獄で地獄が天国なのかもしれない
知りたくはない
でも、みんな頑張ってるんだから
どこに行っても少しは良くしてあげたい
―あなたは、天国と地獄どっちにいるの?
あなたと何度もこんな会話をした。
「死んだら天国のおばあちゃんに会えるかな」
「今頃じいちゃんはばあちゃんとか友達とかと酒飲んでるんじゃないかなぁー」
「こいつは地獄行きだな」
「死んでもまた生まれ変わって一緒になろうね」
罪を犯して死んだあなたは周りから悪人だと言われているね。あなたが罪を犯したなら天国に行くことを許さないって思う。でも私はあなたが地獄に行くような人だと思えない、天国にいるって思ってる。おじいちゃんとおばあちゃんも一緒にいるでしょう?
ねえ...どっちにいるの?どこからが地獄なの?私は今地獄のようなところで生きているの。あなたに会いたい。でも死んでもあなたがいないのならどこへ行っても地獄。あなたが地獄にいるなら私は罪を犯してからあなたのもとへいくのに。
2023/5/27 テーマ「天国と地獄」
天国と地獄ってあるのかな?
地獄は知ってるけど
天国ってくるのかな?
ん?地獄を何故知ってるかって?
そんなにこの世界自体が地獄だからだよ
思わない?君は
そう、まあどちっでもいいと思うよ
人それぞれの感情だ
じゃあ、僕は昼寝でもしようかな
おやすみ
『天国と地獄』
徒競走はお好きですか?
もしくは、走るの早いですか?
『天国と地獄』って聞くと、どうしても運動会または体育大会でかかっていた、あのせわしない曲を思い出すんですよね。
偉大なクラッシックを、せわしないなんて失礼だけど。
今はどうなんだろ?
相変わらずかかっていますか『天国と地獄』
私が幼い頃は、春の小運動会と秋の大運動会があって、もうホント勘弁してくれよ、って感じでした。
更に冬は校庭や学校の外を走らされた挙げ句、武庫川河川敷でのマラソン大会。
そうそう、小学校の時は毎年、甲山登山なんていうのもありましたね。
この甲山、見た目はなだらかな低い山なんですけど、ロックなんちゃらなんていう、絶壁があって登っていたら上から前のヤツが踏んだ石が落ちてくるという、なかなかにムカつく場所もあったりして。
しかも低学年は電車で麓まで行けるのですが、学年が上がるにつれ、段々と遠い所から降りて、最終的には学校から往復歩かされるという。
なんて地獄。
天国無いじゃん。
というのは、運動嫌いの言うことで。
勉強嫌いの運動は得意って子には、手厚いフォローだったんじゃないかな。
私は、運動するぐらいなら勉強してるほうがマシって派閥に属していたので、本当に迷惑でしたけど。
だって、逆上がりなんて、大人になって何の役に立つんだよ?
よく、サイン・コサイン・タンジェントが大人になって何の役に立つって言うけど、考え方の基礎が役に立ったりするんですよ、知らんけど。
いやいや、土地の売買とかね。
ちょっとした型紙なんかもそうだし。
化学なんかも、考え方は料理とかに自然に織り込まれていて、おお!なんて思うし。
まあ、別にどうでもいい話にズレてますね。
ああ、そうだ。
運動嫌いなんですけど、何故かリレーの選手とかは良くやらされていて、高校の時に別のクラスの女の子。
前の年には同じクラスで、結構仲が良かったんですよ。
走り終わって、両手を広げて近づいてきたから、コッチもハグかなと手を広げたら、無視して横を素通り。
後ろに彼女と同じクラスの女子がいて、抱き合うシーンが。
いや、私の両手は。
メッチャ心に残っているシーンです。
クソ恥ずい。
あと、ひとつ。
せっかく『天国と地獄』というタイトルなので、アマゾンプライムオリジナルで『グッド・オーメンズ』というのがあります。
地球で暮らす天使と悪魔のお話です。
とっちもいい感じにオッサンです。
天使は悪魔を嫌っているけど、悪魔はそうでも無くて、なんだかんだ最終的には仲良いじゃん、っていう海外のTVドラマです。
私、最後まで見れてないんですよね。
宜しかったら、あなたもご一緒にいかがですか?
『天国と地獄』
俺は悪夢にうなされていた。
殺されたのだ。友人に切羽詰まった様子で20万円貸してくれと言われたが、俺は本当はそのくらいの金はあったが「悪いな、俺もないんだ」と残念そうに言ったんだ。
するとあいつは突然、「ふざけるな!お前の給料日が今日だったのを俺は知ってるんだぞ!」と急に人が変わったみたいに怒鳴った。
何があったのかは知らないが、こんなふうにいきなり友達を怒鳴るような奴じゃないのに。金に困ると人は変わるというが、本当なんだな。
するとあいつはなんとズボンのポケットから折りたたみナイフを取り出したんだ。開くとかなりの大きさだった。
あいつの目が血走って「くそっ、どいつもこいつも、俺を馬鹿にしやがって」とうわ言のように呟いた。
俺はさすがに恐怖を感じた。いつもはおとなし過ぎるくらいおとなしい奴なのに。
そういう奴ほど、怒ると怖いというが本当だ。
「ま、待てよ。そうだ、あったよ、あったんだ、金が。だからそれをやるからそんな物騒な物はしまってくれ」と俺は言ったが、もう奴の耳には届いてないようだった。
奴の目に力が入ったのがわかった。
俺は慌てて、今日会社の帰りに下ろした20万円をカバンから出して奴に渡そうとした。
鋭い痛みが走った、と思ったら、奴が金をつかみ「ざまあみろ」と言って笑っている。「やっぱり、持ってたのに、なんで貸してくれなかったんだ。お前が悪いんだからな、友達だと思っていたのに」と、奴が虫けらを見るような目で俺を見下ろしている。
何が起こったのか、瞬間わからなかったが、腹がひどく痛むので手を当てると手が真っ赤になっていた。
血だった。あいつに刺されたんだ。
「ちくしょう」と言いながら俺はケータイに手を伸ばそうとした。が、何故か力が入らず、取れない。
俺は死ぬのか?たかが20万円の為に。
すぐに渡せば良かったんだ。こんな事になるなら。
腹を抑えてる手の間からどんどん熱い血が流れでているのがわかる。
それと同時に体の力も抜けていく。もう痛みはなかった。かすむ目にあいつが笑っているのが見えたのが最期だった。
そこで、俺は目が覚めた。部屋は暗くてわからないが、腹に手を当てても濡れないし痛くない。
なんて恐ろしい夢だったんだ。額は汗びっしょりだ。
夢だった!俺は生きている!やった!!小躍りしたい気分だった。
その時、左手に何かを掴んでいるのに気づく。金だった。は?どういう事だ?!
起き上がろうとすると、体に力が入らなかった。それでもなんとか立ち上がると、俺は死ぬほど驚いた。
友人が腹を抑え、血を大量に流して死んでいる。
そうだ、思い出した!俺はどうしても金が足りなくて店の金を20万円、使い込んだのだった。今日中にレジに戻しておけば気づかれない。
友人という友人を訪ねて金を貸してくれと頼んだが、誰も貸してくれなかった。もう時間がない。俺は飲まず食わずで走り回っていたのだった。
そして、最後に浮かんだのが、今倒れている友人だった。たしか俺と給料日が同じだったはずだ。もう時間がない。俺はものすごく焦っていた。
今まで真面目に勤めていたのに、昔の悪い同級生が偶然店に買い物に来て、俺を見るとニヤニヤして、ちょっとつき合えよ、と言った。
店の店長や同僚も見ている。店長に頭を下げて、少し時間をもらう。
店の外に出ると急にそいつは「お前、この店で働いていたのか、いい事を知ったよ」と言った。嫌な予感がした。
「なあ、20万円貸してくれよ、いいだろ?断れば毎日来るぜ」と言われ、仕方なく俺はもらったばかりの給料を渡したのだった。
店に戻って店長に謝ってから普通に仕事しながら、これからひと月、どうやって暮らそうか考えていた。貯金なんてなかった。家賃が明日口座から落ちる予定だった。どうしよう、払えなければ住んでいられない。万事休すだった。
追い詰められた俺は、店長や同僚が先に上がり、俺ひとり残った店でどうしようか考えていた。だが、いくら考えてもどうにもならなかった。
そして、レジの金を20万円出して、店のATMから俺の口座に入金した。
これでとりあえず家賃は払えた。あとは今日中にレジに金を戻せばいいんだ。俺は友人に頼もうと、次のシフトの奴に、親が倒れたので悪いが今から仕事に来て欲しい、様子を見たら戻るから、と電話すると、そいつは気がいい奴で、それは大変だ、店は俺がすぐ行くからお前は病院にいく用意をしろ、と言ってくれた。
そいつが店に来るのを待って、俺は飛び出し、それからひたすら友人のところを回って頼んでいたのだった。
誰も相手にしなかった。腹は減るし喉は干上がったように乾いていたが、構ってられなかった。そして最後の頼みの綱にあいつの事を思い出したのだった。あいつはいい奴だから頼めば貸してくれそうな気がした。
俺はヘトヘトだったが、あいつのところを訪ねたのだ。
そして、あいつすら断ったんだ。それで俺はもう絶望的になって。
右手を見ると血まみれのナイフを掴んでいた。家から持っていったものだった。
ど、どうしよう。着ているTシャツは血まみれだった。
俺は殺した友人のタンスを開けて、入っていたそいつのTシャツに着替えた。
急いで店に戻らないと。すると、ドンドン!とドアを叩く音がする。
俺は飛び上がりそうになった。
「おーい、俺だよ、なんだよチャイムも鳴らなかったぜ。お前の所にあいつが来なかったか?20万円貸せって、えらい切羽詰まった顔してたぞ」
万事休すだった。これでなんとかなると思ったのに。
俺は疲れ果てていた。もう体が重くて立っているのがやっとだった。
最悪だ。悪夢を見て目が覚めて、良かったと喜んだのに。
もう、おしまいだ。なんて事だ。あいつさえ、あいつさえ店に来なければ。俺は地獄に落ちるんだろうな、とぼんやり考えていると、ガチャリ、と音がしてドアノブが開けられた。
見えてない部分は天国。
見えてしまったら地獄。
知らなくていいこと
わざわざ知ろうとしないでね。
–天国と地獄–
お題:天国と地獄
泥の中でもがく
綺麗な蓮の生えている
泥の中で必死に。
しかし足掻いても沈んでいく
仏は微笑んでいる
ああ、俺はそれだけの人間なのか
海で苦しむ
白い砂と澄んだ水の
美しい海で溺れている
肺の中に海水が入って
段々手足が動かなくなり
目の前が白から黒になったら
後はもう沈みゆくだけ
高い崖から落ちてゆく
頭から落ちてゆく
とても速い。
かなり高い崖だからか
まだ地に着かない
しかしこんなに長いと
全身が痛み、苦しむだろうと
想像して怖くなってしまう。
俺はそれだけの人間なのさ
最推しバンドの、初めて買ったアルバム
そのリード曲が真っ先に浮かんだ
一般発売でもぎ取ったチケット
後ろから数えた方が早い整理番号で
初めてのライブハウスに行った
地元で公演してくれたのが心から嬉しかった
ステージがよく見えたとは決して言えないけれど
CD音源を越えてくるクオリティの演奏を
全身に浴びて、すっかり虜になった
あれからもう9年になる、時の流れは恐ろしい
来月の地元公演も楽しみだな