『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
─天国と地獄─
みんなは『紙一重』って言葉、知ってる?
紙一枚の厚さほどの、わずかな隔たりのことなんだけどさ。
紙一重ってのは、身近に潜んでるものなんだよね。
例えば、自分の知らない罪とか。
他の人がやったことを、
誰か一人が自分のせいだと言い張れば、自分のせいになる。
他にも、いじめの境目とか。
ちょっとした悪戯が、いじめと言われればいじめになる。
それほど世間は情報が全てになっている。
では、それがもし天国と地獄でも言えることだとしたら?
天国と地獄については、仮説など噂程度なものしかない。
だからもし、『天国は最悪だ』と言う噂が世間に出回ったら?
みんなの印象がガラッと変わってしまう。
それほど天国と地獄は紙一重な状況にある。
噂が出回ったら、諦めるかその原因を潰すしか手段はない。
みんなも、自分の印象を変えたくないなら、
噂をたてられないように気をつけてね。
天国とか地獄とか宗教によって違うじゃん?
そーゆー宗教学?を大学でやってる姉ちゃんいてさ、
なんか教えてもらったんやけど、
キリスト教を信じないならキリスト教の地獄へ、
仏教を信じないな仏教の地獄へ、
イスラム教を信じないならイスラム教の地獄へ、
って。
信じる者は救われるの逆は、
信じない者は救われない、らしいよ。
それ聞いて俺さ、思ってん。
めっちゃ都合良い宗教作れば良くね?って
なんか全部の宗教に繋がってて、
来るもの拒まず去るもの追わず、みたいな?
やっぱ人間には縋る物があった方がいいと思うん。
え、何?なんの漫画読んだんだって?
いやいや、俺真面目。超真面目。
日頃の行いってさすがにひどいだろ!
ちょっ待って待ってって!
一旦話し合おうよ!
俺、お前とならどこでも天国だと思ったから
打ち明けたんだ!
お前は、そう思ってない?
『天国と地獄』
朝のランニング中に、ふと目に入ったのは万国旗だった。
私はお気に入りのポップスが流れているイヤホンを外して足を止める。
白っぽい朝の空に、カラフルで小さな旗が連なって揺れている。
私はクスリと忍び笑いをした。
なんだか大勢の子供が思い思いのクレヨンを持ち寄って、一斉に落書きをしたみたいだったから。
そんな万国旗の下には、真新しい白線の引かれたグラウンドが静かに広がっている。賑やかな空とは打って変わって、澄ましているように見えた。
でも、あと数時間もしたら、この澄まし顔したグラウンドの上を生徒たちが走り回ることだろう。
私は小さく笑いながら、また走り出す。
今日はもう、イヤホンは不要だ。
耳の奥では、小学生の頃にあの万国旗の下で聞いた曲が流れていたから。
確か、曲名はーー。
✞┏┛天国と地獄┗┓✞
おはようございます!
いや、こんにちわッスかね~?
それともこんばんわ?
まあ〜何でも良いっスね
ソッチとココ…時間の感覚、違うんで
良く分からないんスよね〜?
あ〜自己紹介まだだったっスね…
俺の名前はナオ どうやら死んじゃったみたいっス…なんか友達とフザケて遊んでたら転んで頭を硬い何かに、ぶつけたのは覚えてるんスけどね(꒪▿꒪ ٥)アハハ
まあ、そんな嘘みたいな亡くなり方するなんて
俺も思ってなかったッス(_ _|||)
まあ、こんな話してても暗くなるから……
ドルァ!(╯°Д°)╯ —===≡≡ ☠ ←こんな話
てなわけで、その後どうなったか順を追って話すッス…
───────
亡くなった俺は、黒いスーツを来た人達に誘導され、なんかデカイ帽子と笏(しゃく)持った牙の生えた怖い顔のオジサンの所に行くことになったっス
そこに行ってスグ分かったっス…閻魔大王ッス
閻魔様の目の前に
上に上がるエスカレーターと
下に下がるエスカレーターがあったッス
アレは間違いなく天国か地獄に通じるエスカレーターなんだと思ったッス
ココで俺はどっちに行くか決まると思うと
ビビって変な汗が出たッス
閻魔様に怖い顔されたまま 色々質問されたッス…
その後 、『煉獄 (れんごく)!!』って
閻魔様にデカイ声で言われて驚いたっス…
m9っ`Д´)レンゴク ∑(O_O;)ビクッ
煉獄???
天国でも地獄でもない???
煉獄って何???
って思ってたら、近くにいた黒スーツの男の人に『俺と一緒に煉獄と書かれた部屋に、ついてこい』と言われ、その黒スーツの人の後についていき一緒に部屋に入ったっス。 そして、その人と同じ黒スーツを渡され着るように言われたッス。
その人に煉獄って何なのか聞いたら…煉獄って閻魔様がいる世界で天国と地獄の間にある世界らしいっス(´・ω・`)フーン ソンナノ アルンダ …
んで、俺は割と良い行いをしてたらしく、それだけなら天国に行けたらしいんスけど三代前のご先祖様が女1000切りやって沢山の女性を泣かした とんでもない女好きだったそうで…そのせいで本当なら俺は地獄行きになるはずだったそうっス⁝( `ᾥ´ )⁝ ユルス マジ ヒイ ジイチャン…
閻魔様、曰く『コイツ(俺の事っス)がやった事じゃないのに地獄行きにされるのは、おかしいのでは?』という事で暫くココ(煉獄)で閻魔様の手伝いをして、ご先祖様が、やらかした罪を償えば上(天国って意味っス)に行けるようにしてやろう…って事になったっス_(┐「﹃゚。)__ギリ セーフ ッス
んで、今日から黒スーツのパイセンと煉獄でお仕事するみたいッス
命拾いしたッス…
ところでお前、死んだにしては
妙に落ちつきすぎてるし軽すぎだろうって?
まあ、落ちすぎってのは俺もそう思っス…既に死んでるし今から何やかんや足掻いても仕方ないっス、流れに身を任せてみるっス…あと軽すぎなのは いつもの事っス( ̄∀ ̄)シンデモ ナオラン
地獄行きになるよりはマシだと思うし尊敬する明石家さんまさんも『生きてるだけで丸儲け』って言ってたッス…まあ俺もう死んでるッスけどね…( ᐙ )
まあ、そんなこんなで黒スーツのパイセンは色々と会話してると良い人っぽいしココでは俺より経験があるので『パイセンって呼ばして欲しいっス』て言ったら『普通に先輩って呼べ』と言われたので仕方なく先輩呼びする事になったッス…
んで『調子乗ってすみません土下座もんです いや土下座じゃダメっすね! エイ!』
ε≡ ε≡ ヽ__〇ノズザー
『え?何してるのかって?先輩、何言ってるんスか?土下座を超えた土下座!土下座スライディングッス!!』
先輩『………………』
俺『…………え?』
…………
………
……
…
デュクシ…
…
初日……
終わったッス…
0(:3 )~ =͟͟͞͞('、3)_ヽ)_ 俺ノ屍ヲ…下スクロール シテ 越エテケ…
───────
んで…初日の事は気を取り直して
煉獄2日目っス
今日は亡くなった人が天国に行くのか地獄に行くのか選別するテストの準備をする事になったっス
何故テストをするのか変に思ったので先輩に聞いたら閻魔様がその場でジャッジを下す場合もあるけど天国行きか地獄行きか微妙な場合は沢山テストをする場合が、あるみたいっス
で、今回は1番初めのテストの準備をする事になったッス
まず先輩と2人で50室ある狭い部屋に長方形の長いテーブル1個と二脚の椅子をセットして部屋にテストを受ける人を2人ずつ誘導する係をしたっス
誘導した部屋の中で長方形の長テーブルの端に対面で2人を座らせるっス
図で描くとこんな感じ→○██○
██←テーブル ○←亡くなった人
コレを50回繰り返して…後で食事が運ばれるみたいっス…
その後、研修がてら先輩と部屋の中の状況を
モニター部屋に行って見ることになったっス
テストを受ける人には『暫くしたらココに食事が来るので待っていて下さい、食事が来たら食べて下さい』とだけ伝えてあるッス
そして暫くして部屋に食事が運ばれたっス
食事はただのシチュー
しかしスプーンはゴルフクラブ並に長い木のスプーンみたいッス
この食べ方で天国か地獄かが問われる?…どういう事と思ってたら…モニターを見て分かったッス…
ある部屋の2人は頑張って狭い部屋で長いスプーンの角度を色々と かえて自分の目の前のシチューを飲もうとしてるっス…あ〜こぼしてるっス…狭い部屋の壁に長いスプーンが引っかかり口に持っていき辛そうッス…でも器用に何とか口に…あ〜またこぼれてるッス…
他の部屋を見ると、スプーンを口に持っていくというよりシチューの入ったスプーンの方に口を近づけて飲んでるっス もう、ほとんど犬食いみたいな感じッスね…なんて思ってたらスプーンを折って 適度な長さに調整して食べる人や 皿を口まで運んでシチュー飲んでる人もいるみたいっス …
先輩に『コレってセーフなんスか?』って聞いてみたら『皿を口まで運んで直接飲むのは△ それ以外の食べ方は今のところは×だな…お前ならどうする?』
『うーん…俺もどうにかスプーンを使って飲もうとするけど最終的には直接飲むっスね~…という事は△か…』 と言うと『俺も答えを見るまでお前と一緒…△だったよ』と笑いながら言ったっス
天国行く選別テストは簡単じゃないのかもしれない…テスト受ける人 ( ̄▽ ̄;)ドンマイ
強く生き…いや強く活きるッス…なんか違うっスね…(°▽°)アタマ ワルクテ ゴメンナサイ
なんて思ってたら想像も、しなかった食べ方をする部屋があったっス…
それは……
『向かいの人のシチューを自分の長いスプーンで掬い相手の口に運んで飲ませる』というものだったっス…向かいの人も同じ事をし返す…それの繰り返しで…綺麗に2人ともシチューを食べ終えたっス
先輩が『あれが、このテストの唯一の️⭕️だ…』と言ってたッス
『なんかスゴい納得したッス…きっと天獄に行きが決まってた人がこのテストを受けたら、あんな事、難しく考えずにスグにできるだろうと思うっス…ん?あれ?俺、元々は天国行きなのにコレは出来て当然なのでは?なのに△の行動しか思いつかなかった?なんで?』
そんなことを言ってたら先輩が『俺もそれはよく分からん、だから俺もお前も煉獄どまりなんだろう、この煉獄に、とどまってる人は色々閻魔様の手伝いをして何かを得て天国に行けるんだと思う…何を得るかは人それぞれ違うんだろう…』なんてしみじみ言ってたっス…
俺は『煉獄ってなんかスゴいッスね…』と言うと先輩は『だな…』って言ってたッス
そんな感じで俺は何日も何ヶ月もっ…て、日付の感覚この世界ないんスよ…( ̄▽ ̄;)アハハ…
まあそんな感じで天国と地獄の間『煉獄』で閻魔様のお仕事の手伝いしながら色々と学んでるッス…
でもコレが女1000人切りのイケイケ曾祖父(ひーじー)ちゃんの代わりの罪滅ぼしになるのかは未だに不明なんすけどね(¯𖥦¯ ٥)スコシ フアン…
まあでも、もしコレ亡くなる前に見て、コッチ(煉獄)に来て閻魔様に『テストだ』って言われたら コレで1回目のテストは楽勝ッスね(๑•̀ㅂ•́)وフクシュウ バッチシ✧
あ…先輩呼んでるので、この辺で失礼するっス…
まあ、こんなアホな俺っスけど会う機会が会ったら…ない方が良いッスね(笑)
とりあえずコレを読んでる人は何事もなく楽勝できっと天国に行けると思うから大丈夫ッスね?
そうじゃない人は今から何やかんやガンバルっす…煉獄から天国行きは簡単には行けないっス!経験者からのアドバイスてやつっス(笑)
お互いにガンバるっス(๑•̀ㅂ•́)و
もし万が一、俺みたいに『煉獄どまり』になったら
俺と同僚になるので、その時はパイセンって呼んで欲しいっス…
じゃあね( ᐛ )ノ )) バイバイ by ナオ
『天国と地獄』
地獄の沙汰も金次第
何らこの世と変わらない
天国良いとこ一度おいで
一度行ったら戻れない
死んだら焼かれて
ハイ 終わり
どちらに行ったかわからない
知ってどうなるものでもない
どうせ同じさ
知らぬが仏
生きてるのはどうなんだろうね
天国やら地獄やら
召された後のことが
全くもって分からないから
比べられないね
前の前の会社は
確実に地獄だったと言えます
常に怒鳴る社長
高圧的な社長
そんな社長にヘコヘコしつつ
居ないと悪口三昧
女子社員や奥様への男尊女卑発言の上司
休憩もなく丸々一日半働かされて
地獄のような毎日でしたね
もうそれに比べれば
何処で働こうが
まぁまぁ天国
天国も地獄もない
ただ、あると考えると面白い
それよりも念は残りそうだ
生前の行いや思想等
誰かしかの記憶に残る
意識するしないに関係なく
今生きている人達に影響を与える
それが自分が存在した証だ
もし天国と地獄があるなら
肉体と共に行動する世界が地獄
肉体がなくなる世界が天国
生死の概念がない
天国と地獄を行来できる
地獄は苦労を楽しむ
天国は思考を楽しむ
あると考えると面白いのだ
『天国と地獄』5/27
「天国と地獄どっちに行きたいですか?」
白と黒の翼を持った天使(?)に尋ねられた
僕は迷うことなく答えた。
地獄に行きたいと
天使は不思議そうな顔をして何故かと問う。
僕は、善人であることに疲れたんだ。
天国に行ってまで、善行を積む気はないよ。
「なるほど、行くなら地獄の方がマシだと?」
対した罪を犯した記憶はない。
むしろ善行を積んできたんだ。
軽い罰でも受けて、地獄観光でもしてみるよ。
「地獄観光、懲罰されてる罪人を嘲笑いに行く。
ほほぉ~、アナタ悪魔に向いてますね」
そうかい、それで僕は殺されるのかい?
「─────」ニコッ
天国と地獄
「君は何もしなくていいよ」
そう言われてもう何年も経つ。
稼がなくていい。
役に立たなくたっていい。
ただそこにいてくれさえすれば。
楽だけど、活躍したり輝いたりすることもない。
多分期待もされていない。
あなたがいなくなった後、私には何が残るだろうか。
ここは天国
それとも地獄?
日は高く昇って月は満ちていく、誰よりも優しくて愚かな、私の好きな人
『天国と地獄』
天国と地獄
私のイメージは死んだ後に幸せに暮らせるのが天国。
死んだ後にも罰を受けなくてはいけないのが地獄。
自殺したら地獄に行くと思ってる。
地獄は想像もできない苦痛が待ち受けてるらしい。
それでも死にたい。
天国と地獄
いい子にしてないと、天国に行けないよ。
そんないたずらばかりしてたら、地獄に堕ちちゃうよ。
何かをして大人に言われる度、空を見上げてみたり、足下を見つめたりした。
成長して、そんなことを言われなくなったある日、ふと気付く。
これは、うぬぼれではなく自信を持ってもいいと思うが、地獄に堕ちるほどの悪いことはしていない。さりとて、周りの誰もが認める――というか、誰も認めてくれないだろうが――いい子でもない。
悪い子ではないが、いい子でもない。そんな者は、いったい、どこへ行くのだろう。
胸が苦しい。涙が溢れる。喜びと後悔。期待と後ろめたさ。隙間をぬってパラレルワールドに生きたい。君の手を掴めず、いつの間にかこっそりひっそり妄想の狭間。正しくはなくとも楽しく。打ちつけないで埋まる君も見える。世界と対峙したときに、石敷のきらめきにときめくのがわたしでした。時が戻るのを感じている。波が引いて、満ちてゆく。選んだ先に待つ天国と地獄。行ってみたい。行ってみたい。
思いつくのは運動会。あれは本当に大変だった。
そりゃ、人によってはハレ舞台なんだけどね。
自分にとっては、さながら苦行でしかなかった。
その次は、人付き合い。
元から社交的でも聞き上手でもない、平凡以下の自分が苦労することは目に見えていて。
端から嫌われたり、嫌みを言われたりはそうそうなかったにしても、本当に苦労した。
いや、今でも苦労してるか。
後は、社会。
子供でいられないけれど、大人になりきれないどっち付かずの中間者な自分にとって、社会はまさに天敵。
居場所も作れず、意見を言うばかりで聞き入れず、挙げ句に足を向けることさえ出来なくなって。
本当、どうしたらいいのか解らなくなった。
そう考えるなら、”天国と地獄”は、いつだって隣り合わせで。
空におちるか、地におちるか。
どちらも救いで絶望だってこともあるんだけどさ。
天国と地獄
この世は金次第。天国と地獄。
でも心の中は正反対かもしれないね。
本当の天国
本当の地獄
なんて存在してるのかな
私はどっちに行きたいのか
きっとまだ行くべきでは無いけど
疲れたよ
''貴方のもとへ行ってもいいですか''
【天国と地獄】#09
空が煌いている
幾千の星たちが流れ
宇宙の煌めきが眼(まなこ)に焼きつく
星たちの歌声にオーロラも揺らめき
世界は光で溢れている
なんと美しく神々しいのだろう
皆が声を上げる
地上は燃え盛り
水は干上がり
大地は割れ
溶岩が溢れ出し
生命を生きたまま焼き尽くす
あぁ、なんと世は不条理なんだ
『天国と地獄』より
高カロリーなご機嫌な料理を食べる事。
高カロリーなご機嫌な料理を食べ続けなければならない事。
天国に行きたいと願う人は
たくさん居るだろう。
自分だって、出来ることなら
ついつい欲な事ばかり
自ら地獄に行きたいと言う人は
少ないはず
いずれは、お迎え来るのだろうから
今を大切に生きよう
そう教えてくれた、あなたは今・・
天国に行けただろうか?
君と付き合えたら、そりゃあもう天国だよ
初めてのデートは、ド定番で王道のテーマパークもいいけど、僕の地元の自然公園なんてどうかな
植物園もあるし、小さな動物園があって、ウサギやモルモットと触れ合えるんだぜ
二人の仲が深まったら、一泊で温泉旅行なんてのもいいな
部屋の露天風呂に一緒に入って、二人で月を見上げたりして
君の頬はほんのりバラ色で、目と目が合ったら、お互いに照れてうつむいて
想像しただけでにやけちゃうよ
…でも、それはかなわない夢
知ってるよ、好きな人がいるって
しかもそれが、よりによってあいつだなんて
これって僕にとっては、地獄以外の何ものでもないって話
あーあ