『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「大切なもの」
近すぎて、たまにわからなくなるけど
失ってしまったら、多分、生きていけない
「大切なもの」
私が大切なものは、、
家族と友達
この世界で、何億人、何兆人といる
この世界で、あなたに出会えてよかったと
度々思う
だけど、それを感じるのって多分
運命なんだよなって
写真は、その時の形としか残せない
そして、そこにタイムスリップできるわけでも
ない
だから、私はいま、そばにいる
あなたが大切なんだ
ワタシには
大切なものはたくさんある
ビックリするくらい。
あなたにもあるでしよ?
#大切なもの
[大切なもの]
僕の持ち物はそんなに多くない。
でも、どうしても捨てられないものがある。
それは、姉さんが死ぬ間際、僕に託した赤い石のイヤリング。
何度も捨てようと思ったけど。なぜか捨てられなかった。
あの日の姉さんの声も思い出せないのに。
言葉だけは、赤い石の中に残っている。
「私はこれまでだけど、貴方は自分を見失わないで」
「幸せになったら、捨てていいわよ」
化け物になってしまった姉さんの最期の言葉。
自暴自棄になった時期もあったけど、これが僕を繋ぎ止めてくれている。
幸せだと思う時もあったけど。捨てられなかった。
それはきっと僕の。人間だった僕の幸せは。
もう二度手に入らないからだろう。
いくら 大事だからって
こんな所に隠さないでよ〜
愛犬が 後で食べようと大切な
おやつを隠したりする
いや、おやつだけじゃない
バラバラになった スリッパとか
どうでもいい様なものを
ソファの下に隠すのだ
本人にとっては宝物なんだろうけど
掃除する身にもなってほしい
そう思いつつ 床に這いつくばり
隠された宝物を引き摺り出す
もう! あんたのおもちゃと
一緒にしないでくれる?
あたしにとって
大切なものなんだから…
誰かに見られたら、どうすんのよ
浴室で何時間もかけて
バラバラにした彼の身体を
かき集めて ゴミ袋に 入れる
あんたが 彼の事 気に入ってたのは
わかってる
あたしだって 気に入ってたのにさ…
あんたの、 ソファみたいな 場所
探さなきゃね…
#大切なもの
こたつで寝こけているクロちゃんにそっと近付いて、そっとその頭のにおいをかいでしまうのが、ここ最近の私の日課となっていた。
「はぁ、いいにおい」
…………ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
クロちゃんのゴロゴロを聞きながら、大切なものを扱うように引き寄せて撫でてみた。
「クロちゃん、干した布団みたいなにおいがするねぇ。いいねぇ」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
春の日差しを浴びてホカホカになったクロちゃんと過ごす、ちょっとほっこりした一時が、私は大好きなんだなぁ。
自分が不器用である事を自覚します
特に大切だと思ったものには
決して手を触れることができないのです
大好きで大切にしたいからこそ
距離を取ってしまうのです
自分の手元に無くても構いません
この世界のどこかで健やかであれば
それ以上は望めないのです
大切なもの
大切なもの
大切なものほど…
力が入りすぎてしまうの
カラダも心もぼろぼろに…
でも…
それほど大切なものに
出会えたことに感謝🥲
ゆっくりまったり…
おやすみなさい
大切なものは沢山ある
例えば今してるTwitterも、
私にはとても大切なもの。
8月で終えるけれど
人生の中でとても濃い時間だったと
胸を張って言える。
出会いたくなかった人たちがいる。
やめる要因になった人もそうだし
他の人たちもそう。
とても、嫌な気持ちになった…
思い出したくないのに
言われた言葉が塒を巻く。
取られた態度に虫唾が走る。
だけど人生に消しゴムはかけられないから、
記憶にゆるい、蓋をする。
たくさんの人と話せた。
書いた言葉を褒めてくれる人もいた。
嬉しかった…
大切なものを大切と気づける自分でありたい。
大切を抱えて生きたい。
テーマ「大切なもの」
今までどのくらいたくさんの
人と出会ってきたのでしょう
今までどのくらいたくさんの
ものを必要としたのでしょう
今までどのくらいたくさんの
お金に恵まれたことでしょう
わたしがわたしであるために
生きる力を与えてくれた全て
『大切なもの』
「大切なもの」
キラキラのシール
ずっと使ってるシャープペン
一緒に撮った写真
誕生日に貰ったプレゼント
貴方からの言葉
大切なのは「命」
生きていくためにも必要なものだから
どんなに辛くても悲しいことがあっても
命を無駄にしないで……?
無くなってからは遅い
だから、希望をもって生きてほしい
【大切なもの】
いつかいつかって。気づいた時には忘れてた。思い出そうとしても思い出せなくて。お友だちとか親友とか恋人とかそんな関係が怖くなったのは何時からだっけ。笑ってるようで笑ってない。そんな日々を始めたのは何時からだっけ。
「さっきから聞いてないでしょ。」
我に返るといつメングループの一人がそう私の前に顔を近づけて言っていた。綺麗な顔。
「綺麗な顔、軽率に近づけんな。恋されたいのか。まぁ、聞いてはなかったかもしれん。」
時々、アニメに出てくる人みたいなことを言うムーブ。それをこの人たちは知ってる。だから、一人がいつも世界に浸るんだからとみんなに笑いを誘ってその場を和ませる。そして、私が満足気な顔をしてまたやっとるって言って笑ってもらえる。そんな場所が居心地よかった。
「で、文化祭。劇の話。セリフ合わせ4人でやりたいねって話。今日、放課後でいい?」
話が本筋に戻って文化祭の出し物の話になる。文化祭、劇、か。なんか、忘れてる気がする。
「いいよ。てか、みんなのとこ親来るの?」
あ、これだ。忘れてたこと。演劇が好きだけど親に見せるの怖くて主役とったのに小学校の頃言わずに見せれなかったやつ。あれ、でも、近所の子のお母さんがビデオ回してて結局めちゃくちゃ褒めて貰えたんだっけ。今回も主役っちゃ主役だな。ジャン負けだけど。どれでもいいって言ったツケかな。前と配役変わらんやんって言った気がする。
「また、聞いとらん。」
パチン、頬を両手で抑えられる。だから、綺麗な顔。なんでこのいつメングループたちは綺麗な顔しかいないんだ。目の保養じゃないか。あ、でも私もその中にいるのか。
「顔、近い。」
頬をぐにゃぐにゃと遊ぶように優しく引っ張られている。されるがまま。嫌なやつなら怒ってたかも。
「で、主役のとこは親来るんって質問。」
あ、まだ言ってないな。言ってもいいのかな。
「その顔、言ってないな。よし、携帯貸して。また今回も怖いと思って言う気ないでしょ。誘っていいんだよ。来てもらっていいんだよ。そら、ビデオで見れただけよかったけどさ。生で見たいと思うよ。」
なんて、優しい声。他の二人も配役変わんないけどって笑いながら誘っていいよって言う。こんな関係が何時から大切になったんだろう。こんな関係だから大切になったんだろうけど。目頭を熱くさせる気なんてなかったんだけどな。
「泣かせるつもりじゃなかったんだけど!」
「あー、泣かせた! 練習前なのに泣かせた。鼻詰まってセリフ言えんかったらどうするよ。」
ふざけ口調で煽りあって囃し立てる。さすがに
「ふ。そんなんで練習なしとかないわ。鼻詰まってもセリフくらい言えるし。あと、携帯は貸さんからな。心配、ありがとう。」
目頭を熱くさせてからずっと私を撫でている手が止まって座っていた私の手を引いた。
「じゃあ、練習する前にジュース買いに行こうよ。」
一人が立つとみんなが立つみたいに、みんなでジュースを買いに行った。自動販売機の前まで行って二人が何にしようかと迷っている間に携帯を取り出した。
「何すんの?」
「連絡。今回は見に来んのかなって思って。そういえばさ、小学校の頃も同じ劇やっとるやんか。これって私、仕組まれた?」
わざわざ、文化祭の実行委員になってた。楽だからなんかなって思ったけど。けど、小学校からのいつメンで勉強出来ないのにみんなで頑張ろうって同じとこ入って社会に出るまでは一緒でいたいなんて希望抱えて大切にしてきた。この人たちが仕組まない訳無いなって思った。
「さぁね、私は知らないよ。ただ、小学校の頃より上手くなっとるかもしれんやん。見て欲しいんだよ。」
「嵌められたわ。」
いつかいつかって。気づかないうちに思い出してた。いや、思い出を引っ張り出された。なんだかんだ言い合って、必死こいて、笑い合うくらいに大切って。気づかされた。怖い日々のまんまにさせないのがこの綺麗な顔の綺麗な心のやつらなんだわ。だから、何故かは知らんけどずっと一緒におられるって思ったんだ。私のドラマでうつった口調とかも気にしないで平気な顔して綺麗な顔近づけてくるやつら。
「小学校の頃より主役、上手く出来るかもしれん。」
「なんだかんだいって息ぴったりだもんね、みんな。」
「大切なものがあっていいなあ」
私は心底うらめしかった
だからそう言った
しかし目の前の人妻は、
もっとうらめしそうな顔で私を見た
「私から見たらあなたの方がいいと思う。あなたは今から北海道にも沖縄にも、フィリピンにもイギリスにだって行けるのよ」
「行けるけど行かないよ。一人はつまらないし、気が向かない」
「行けるけど行かない、っていう選択ができることが羨ましいのよ。私は大切なものと引替えに自分の自由を失っちゃった、夫と子供がいなくなったら私はなんのために生きてるのかわからなくなっちゃうと思う。」
そんな贅沢な悩みがあるか、惚気か?
と口に出そうとしたが、
相手の眉間のシワを見かねて
何も言わないことにした。
他人の悩みの全てを端から端まで理解することなど出来やしないのだ、それに対して意見を述べて、真昼間の喫茶店で大討論会を繰り広げるほどの熱量は今の私にはない。
結局みんな、
どこまで行ってもないものねだりで
隣の芝は常に青く美しく生い茂っているのだ
私はパフェの底にあるコーンフレークをスプーンで潰すと同時に、この人妻に対する淡い恋心を押し殺した。
「大切なもの」
大切なものは見えないだけであって、
自分の一番近くに必ずいるの。
私にとっての大切なもの。
うーん、そうだな。
沢山ありすぎて困っちゃうな。
よし、決めた。
綺麗事言うなって思われるかもだけど
やっぱりお母さんお父さんが恵んでくれたこの命が
わたしにとって1番大切なもの。
大切なもの
いつも私を受け入れてくれる家族
どんな愚痴も聞いてくれる友達
授業を丁寧に教えてくれる先生
悲しい時そっと近くに来るポチ
当たり前にあった日常
その全てが水に、土砂に流された
元の日常は、土の中から出てきた
私の大好きで大切なもの
あの日から私は全てを失った
そう思っていた
12年が経った今、
私には家族がいる
私は大切なものが増えた
いつか私が経験した虚しさを
悲しさを、残酷さを、
この子には絶対に味あわさせない
「ママ、怖い顔してるよ?」
「大丈夫、さあ、遊びましょう」
私の大切なもの
当たり前で当たり前じゃない日常
大切なもの
私にはヤンデレの彼氏がいる。絶対に何があっても彼から離れる事はなかった。彼は私の事を大切だと思っていた。だが私に友達ができた途端、その友達はすぐに行方不明になったりと、私の近くで恐ろしい事件が起こっていた。そしてそれを彼に全て話してみた。すると彼は
「君と近くにいるから悪いんだよ」
といかにも自分がやったという事を言った。私は黙って逃げた。出来るだけ遠くに、わからなさそうな場所へ逃げた。なのに今、私の目の前には彼がいる。彼は怒り狂って言った。
「どうして逃げたの?ねえ!」
私は怯えながら言った。
「わ、私と近くにいると死亡者がでるから。出来るだけみんなと離れなきゃって思って」
彼は怒ったように言った。
「じゃあ俺にも言ってくれれば良かったのに」
と言い、私をだき、彼の家に帰った。それからずっと帰らせて貰えていない。私は何度か脱出を試みた。だが、全て失敗に終わった。それから彼は私を打った。何度も、何度も。彼は私に言った。
「脱出なんて考えるから悪いんだよ」
と。私はその時に初めてわかった。彼は、私の事が好きだけど、人として見ていないんだって。ただ、彼は自分の宝物を独り占めしてるだけなんだと。
あいもやでー
☏『 そうなんだ!(笑)』
☏『 そうそう(笑)それでさぁ〜(笑)』
☏『 うん(笑)』
☏『 僕達この関係やめない?』
☏『 ……は……?』
私は男友達の蓮と暇だからという理由で電話をしていた。私は元々男達とは話すのが苦手な方だが何故か蓮とは話せる方だった。だが、たった今あの蓮が私に"僕達この関係やめない?"と言ってきたのだ。私は理解が追いつかなかった。この関係をやめない?と言われたのだから。信じていたのに。私にとって大切な人なのに。
☏『 ど、どういう事?…』
☏『 縁を切るの。』
☏『 な、何でよ』
☏『 飽きたから。目障り。』
☏『 ……。』
☏『 ていうか…君僕の家来た時にあげた"ネックレス"他の子にあげたんでしょ?』
☏『 は…?あげてないけど?証拠は?』
☏『 その子に聞いたよ?見せてもらったけど僕があげたやつなんだけど。見損なった。』
☏『 それは…姉さんに…』
☏『 言い訳したって…本当に最低だね』
そう言って切れた電話。静かな部屋には"怒り"と"悲しみと"と"悔しさ"だけになっていた。何もしていないのに。「見損なった」とか「最低」とか。此方の台詞だよ。と思いながらも昨日買った缶ビールを開け一気飲みした。
暫くすると私は寝ていたらしく、何時の間にか涙が出ていた。そうだ。夢を見たんだ。蓮が目の前で死ぬ夢を。縁なんて切ったのに。如何して"涙"が出るのだろう。死んだから?守れなかったから?それとも…嫌いになった人が死んでくれたから?いくら考えても分からなかった。
私は自分の部屋に戻ると蓮から貰ったネックレスを壊し、捨てた。如何してだろう。私の唯一の"大切な物なのに"。壊す理由なんて無いのに。涙が止まらなかった。
私は蓮と連絡先を交換していた為、蓮に『 死ぬから。(笑)良かったね。嫌いな人が死んで。幸せにね。』と送り、ちょっと遠い川に行った。すると蓮が『 何言ってんだよ!』と言いながら来た。何でよ。と思いながら『 さぁ?何ででしょうね?クズ男さん(笑)』と冷たく言い返す。暫くして蓮が『 心中しようか』と言い私は『 たまにはいい事言うじゃん(笑)』と許可し一緒に川へ飛び込んだ。
そして私達はもう1つの大切なもの。それは"命"。命を"亡"くしたんだ。
物を"無"くすと命を亡くす(落す)のは訳が違うもんね。
お題 ˚*.꒰ 大切なもの ꒱.*˚
大切なもの
それは母がくれた万年筆
それは父がくれた時計
それはかけがえのない妹
大切なもの
それはこの時間
君といるこの空間
かけがえのない君という人
大切なもの
今日の君に
大好きの一言を
《大切なもの》
#12