『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
石を集めるのが好き
そこら辺に落ちてる石にも輝きがある。
みんなは汚いとか言うけど
私には綺麗に見えるんだもん。
少しすべすべのとぽろぽろ、こちこちにちめちめっと、
個性溢れる欠陥仲間。私と同じ
沢山沢山集めて集めて、囲まれて
私がされなかったこと、されたかったこと。
私がぜーんぶしてあげる
大事に大事にしてあげる。
大好きなんだ、本当なんだ。
そう言って彼は私の頬に両手を当てた。
軽く触れた唇はすぐに離れて、ごめんよ、と囁く。
その言葉が終わらない内に頬に触れていた手が滑るように首に降りてくる。
大事にしたいのに、ごめん。
ぐ、と力を込められて、私はひゅ、と息を詰まらせた。
◆◆◆
別れた方がいいよ、絶対。
彼女は真剣な顔をしてそう言った。
私はありがとうと囁いて、でも、と首を振る。
夏でもハイネックしか着なくなって、二年が過ぎた。
黒いシャツの下には今も、彼の指の痕がある。
アンタのそれは愛情じゃないんじゃない?
分からない。でも私は彼が大好きで、泣きながら私の首に指を押し当てる彼が、大好きで·····。
アタシから言ってあげよっか?
ううん、と今度ははっきり告げる。
大事にはしたくないんだ、大丈夫だから。ありがとね。
彼の指の痕が残る首にそっと手を当てると、私は反対の手で親友のグラスにビールを注いであげた。
私は人に恵まれている。
END
「大事にしたい」
「大事にしたい」
何を大事にしたいかな
家族
恋人
友達
自然
大事にしたい
自分を大事にしたい。
人といる時間が多いと疲れる。
1人で過ごし続けると存在理由が分からなくなる。
(人といると相手の感情に共感して、自分の気持ちを認識しなくなる。でも本当は、基本相手のことなんてどうでもいいと思ってる。ただ、いままでに1人どうしても幸せにしたい相手がいた。その人に愛されることが生きる意味だった。その人が1番大事で、その次に自分が大事だった。そんな幸せを知ったがために、その人がいない今、誰かと過ごすことは代償行為でしかなくて、物足りない蟠りに苦しんでいる。)
そんなめんどくさい自分が心底めんどくさい。
ただ未来の自分が喜ぶように逃げてはいけない。
俺は目を逸らしたくない。
永遠に磨き続ける原石が私だという気付きを得たる
「大切にしたい」
大事にしたい
あなたとの時間、何よりも大切だから…
そう云って呉れる、君が私も、愛おしい…出会って、半年だけれど、ずっと前から付き合っている感じ…一緒に居るのが当たり前で、違う家に帰るのが、凄く辛いくらい…
この奇跡的な出逢いは、運命だって想っているから…
掌は冷たい時の方が長いから
大切にしなきゃと強く握れば
握り返してくれる繋ぎ目
ねえ、あなた。愛しているわ。
ねえ、あなた。いつも、ありがとう。
ねえ、あなた。待っていて。
いつか、私と出逢うまで。
約束するわ、あなたを必ず満たし、幸せにすると。
だから、待っていてね。約束よ。
【大事にしたい】
誰彼も私に投げる言葉は
いつも小さく私を傷つける
かすり傷だ
しかしそれは無数に数を増やし
いつしか私のこころ全体を覆う
かすり傷だと云って自分を守ってこなかった
自分が悪い
だけども、周りを恨まないではおれない
バカやろう
ふざけんな
人に任せるな
自分のことは自分でやれよ
あわよくばってのがミエミエなんだよ
もーどーなっても知らんからな
…なのに、気になって気になって、結局、手を出してしまう
意気地無しの臆病者なのだ
そのせいで、今まさに私は息も絶え絶えになっている
なんで自分のことは大切に出来ないのだろう
だれか教えてくれないか…
大事にしたい家族や友人と言った人間関係
大事にしたいと思った好きなもの
人はそれぞれ大事なものを持っている
どんになに辛くてもコレがあればと生きる糧になる
けれどソレらには、「終わり」がある
本などの物であれば、壊れたり古く色褪せてしまう
家族や友人などの人間関係であれば、その人との別れ
はたまた、犬や猫のペットとの別れ
大事にすればするほど別れが終わりが辛くなる
けれど、突き放す事など出来はしない
それ故により大事にと思ってしまうのかもしれない
環境、関係 人とそれぞれ大事なモノがある
別れが終わりが来る事を考えて日々過ごす人はあまり居ないだろう
しかし大切な関係ほどより大事にしたい
いつか来るその日の為に…
#大事にしたい
作品No.173【2024/09/20 テーマ:大事にしたい】
私の頭の中
浮かぶ言葉も
動く人も
大事にしたい
大切にしたい
私が生み出したモノだから
でも
なぜだかそれができなくて
簡単に 単純に
殺めたり
不幸にしたり
何度も何度も繰り返し
こんな私に
彼らへの愛など
あるだろうか
大事にしたいなど
戯言もいいところだ
同じように言葉を掲げて
同じようにそれを見つめて
同じように答えを返して
繰り返し
繰り返し
何度やっても繰り返す
同じことを繰り返す
何度も
何度も
辿り着くまで終わることのない旅をする
違う言葉を吐いて
違う出会いをして
違う景色を見て
それでもまだそこに居る
君のその献身を
終わりなき/曇り無きその献身を
大事にしたい/2024/09/20
『大事にしたい』
ほんとのほんきで、おもったのよ。
ずぅっとだいじにしたいって。
だから、おもわずないちゃったの。
あの、ワンちゃんのぬいぐるみがほしいって。
かあさんには、ちょっとおこられちゃったけど。
本当の本気で、思っているのよ。
ずっと大事にしたいって。
だから、思わずほほえんでしまうの。
このワンちゃんのぬいぐるみが欲しいって、
駄々をこねたあの日のことを思い出すと。
ふかふかだったワンちゃんは、すっかりくたびれてしまったけど。
一期一会の出会いを大事にしたい。
一生の中でどれだけの人と会い知り合いになれるのかわからないけれど、友だち、恋人、先輩、後輩、いろんな人間関係が築かれる。そしてたくさん得ることができる。私は私にしか歩めない生き方があるように、その人でないと歩めない人生があるから、たくさんの人と出会い自分にないものを吸収して、深い人生にしたいな、だから一期一会の出会いも毎日の出会いも大事にしたいな。
休日に自転車で山に行く。目的は気分転換と人気のない場所で流星錘を振り回すためだ。
流星錘というの中国の武器で、長い縄の先に金属製の重りがついており、それを遠心力を使ってぶんぶん振り回す。いつも行く山には頂上へ行くまでの道がしっかり整備されており、その途中の見晴らしの良い場所に木製の机と椅子が設置されている。ほどほどの広さがあり、整備されてるわりにはめったに人が通らないので、この場所で振り回している。
いつものように振り回していると、何か気配がする。振り返ってみると大きな猪がこちらを見ていた。
だが私は猪には興味が無いので、ぷいっと顔を逸らしてぶんぶん振り回す動作に没頭する。
猪もまた、ぷいっと顔を逸らして、のそのそと歩き始める。
ぶんぶん振り回す私。
のそのそ歩く猪。
私の時間。
猪の時間。
私は私。
あなたはあなた。
大事にしたいってわざわざいうあたり普段は思ってなさそうだね
【大事にしたい】
やりたいことは沢山あるけれど、それらの内、一体どれだけのことを成すことができただろう。いつだって僕は中途半端なままで。
己の小さな掌を眺める。この手は何を掴んできたのだろう。それとも、何も? 目の前のものですら、掴み続ける自信がない。
今日もきっと僕は何も成せない。あれをしたい、これをしたい、そんなふうに考えながら、今日も「したい」を募らせる。
君のことを。大事にしたいんだ。本当なんだ。……けれど、やっぱり僕は。
大事にするよの一言ですら、口に乗せる勇気を持てないのだ。
テーマ「大事にしたい」
大事にしたい
大事にしたい
君からの初めてのおくりもの
一生懸命僕のこと考えて
選んでくれたのわかるから
大事にしたい
君との初めてのデート
緊張しながらエスコートした僕に
楽しかったと笑ってくれたから
大事にしたい
君と交わした約束
一生共に歩いていくために
忘れてはいけないことだから
僕が大事にしたい君は
明日から僕の家族になる
「大切にしたい」
嫌いな奴が亡くなったんだ
清々するよ、ほんと
だってあいつ私を虐めて来たんだよ?
なのにさ、なんで
忘れられないんだろう
あいつと撮ったプリクラもお揃いのキーホルダーも
捨てられないのはどうしてかなぁ
挙句の果てにさ夢にまで出てきやがって
ほんと参っちゃうよ
私にとって君は"親友"だったのにさ
調子いいな(笑)
そんな君も好きだったよ
ありがとう
いつかだろう?君を大事にしたいのに出来ない…
出来損ない人でごめんなさい…
#大事にしたい