『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君との絆は間違いなく大事だと即答できるんだ
困ったことがあればすぐに力になる
ただ、このキモチの出どころはどこなんだろうか
果たして、友情なのか愛情なのか
それが分からない
体育の時間。
今日は先生が不在の授業。
そうなれば、やっぱりみんなまとまりがない。
バレーをやると決めたけど
みんな各々遊ぶ。
「バレーするから男子と女子それぞれ4チームに分かれてー」
友達がみんなに声をかける。
やっぱり、流石だな。
少しずつだが、みんな動き始めた。
『でしゃばり』
そう陰口を言う女子や男子がちらほらいる。
誰かがまとめなきゃいけないのに。
率先してやってくれているのに。
じゃあお前がやればいいやん
とでも言えばよかった。
私にはそんな勇気は無いから
凄いなって思うことしか出来ない。
ー大事にしたいー
「大事にしたい」
私が大事にしたいもの、それは、人の気持ちを読み解くこと。
自分の気持ちより、相手がどうしたいかを読み取って発言する。
本当はダメってわかってるけど、そうしないと、いざこざが
めんどくさいから。だから私はその気持ちを
大事にしたい。もう前みたいな過ちをおかしたくない。
誰とは仲良いのに私とは全然だよね って言われるくらいなら
みんな平等にしちゃえば、いざこざなんて起きないよね
形に残らない宝物をずっと頭に置いていたいのに
脳を占めるのは覚えなきゃいけないことばかり
(大事にしたい)
手を伸ばしても届かないもの。そんなものは、世の中に沢山ある。手が届かないから、努力して色々なものを捨てて手に入れようとする。
手に入れて少ししたらもう飽きるくせにね。
#大事にしたい
9/20「大事にしたい」
小さい頃に買ってもらったガラスの指輪。近所の友だちにもらった小さな小さなウサギの置き物。中学の先生が合格祈願に全員にくれた幸せの卵のアクセサリ。
マイカが呆れたように言う。
「それはね、単に『捨てられない』って言うの」
「ええーーー。だって大事だもん」
「アンタの部屋いっつも物で溢れ返ってんじゃん。一回片付けに行ったろかって言ってんのに」
「やだやだやだ、マイカ何でも捨てちゃうじゃんー」
「何でもじゃないって。本当に大事なものを絞れって言ってんの。欲張ってもいいことないよ?」
「むん…」
口をへの字にする。
でも、そんなマイカのことも大事にしたいから、アタシはとことん欲張りたいのだ。
(所要時間:7分)
割りと惰性で生きてきたと思うよ。
それなりにしんどいことも多かったけど、それなりに何とかしてきたし何とかなってきた。
ただ、まぁ。
何とかならないものもある。
初めてあった時は、そんなに興味はなくて。
少し時間合う時間増えたら楽しくなって。
打ち解けてから本気で喧嘩もした。
今ではそばで笑ってる。
こんな現在を過去の自分は想像してなかったけど。
寝顔と笑顔が可愛いから。
大事にしたい。
それだけだよ。
『ドライブマイカー』
深い夜にトンネルでみた黄色いひかり バックシートでプリンをこぼした カラメルの匂いなかなかとれなくて 幼い頃の記憶の断片 たまに思い出すよ ハンドルを握れるようになった今もまだ 億万長者になって君を迎えにいくよ なんて話じゃなくて 今度の休みどこに行こうか それだけを伝えにやってきた
『大事にしたい』
好きな人ができました。
それこそ、大事にしたいというほどに。
照れるから言わないけど。
2023.09.20
神山はるか
「大事にしたい」
大事にしたいって思うけど
大切に、大切に思えば思うほど
別れが辛くなる
大事にしたいって思いたくないんだ。
でもね、
もう大事にしたいって思うもの増えすぎちゃった。
どっちを選ぶ方が、
私は幸せになれるんだろう。
ねぇ、誰がその答えを知ってると言うの。
私には、小学生と中学生の甥がいる。
初めての甥で、近くに住んでいることもあって、
赤ん坊の頃から世話をしたりしていた。身近な存在だ。
それなりに大きくなった。時間の経つのは早い。
その二人が、私の誕生日にプレゼントをくれる。
毎年ではないけれど(その時の気分で、かな)ごくシンプルな物だけど、とても嬉しい。
100円ショップの温度計に、グルーガンで造花をくっつけた物の時もある。金額の問題では無い。
今年は、絵を描いてくれた。
「誕生日おめでとう」の一文の周りに、アニメのキャラクターや、動物の絵が描かれている。
上の甥の絵は実物にそっくりだし、下の甥の絵は自分なりに頑張って動物を描いたのがうかがえる。微笑ましいものだ。
本棚の、ある一段は、もらった物を置くコーナーになっている。大切な場所だ。ここに置いてある物は、この先、捨てることはないだろう。そんなことはあり得ない。
「大事にしたい」
わたしの手
大切な人と手を繋ぐため
わたしの目
宝の日々を、儚くて美しい瞬間をこの目で見るため
わたしの耳
大切な人たちの声。自然のなす音をきくため
わたしの口
たくさんの人に感謝するため
わたしの足
誰かのために動けるように 自分のために動けるように
わたしの心臓
毎日毎日動き続けて休憩もせず、命をわたしに与えてくれている
わたしのこころ
どんな時で一生わたしのそばにいてくれる
わたしの想い
それはわたしの言葉
わたしの大事なこと
それはわたし自身からはじまる
今は、
産まれた瞬間から
いろいろな物に恵まれている。
初めから欲しい物を
造る事もほぼない。
ただ、
一つ
いつも心の中にあるのは、
どんなものにも
必ず
人の手が加わっている事。
製品として
人の手に届くまでに、
様々な工程があり
様々な人の手が加わる
沢山の人達が
作り上げた物、
必要とする人のもとに届くまで、
大切に扱いたいと
いつも意識している。
大袈裟かも知れないけど、
働き始めた頃、
そう、教えてもらった。
小さな物でも、
それを造る人の沢山の生活がある。
いろんな人の思いが
込められて、
私の生活が成立してる。
そんなことも
大切にしたいと思う。
私のこだわり
ずっと小説を書いてきて、書籍化されるのが夢だったけど、それはもうあきらめた
でも小説は書き続けている
せっかく書いたら小説投稿サイトに載せたいし、できればたくさん読んでほしいけど、これがなかなかむずかしくてね
読まれたいあまり、自分が書きたいものより一般受けすることを意識したこともあったけど、だからってうまくいくわけでもない
やっぱり自分の気持ちを大事にしないとね
別に仕事じゃないんだから、自分が書きたいものを自分のペースで書けばいいんだ
そりゃあホントはたくさん読んでほしいけどさ
自分の気持ちを大事にしたい
自分のしたいを大事にしたい
こんなこと意識しないでもできるようになりたい
大事にしたい
今この時を、
生きているこの瞬間を、
息をし、目に映る景色が美しいことを、
人の声が音、虫の音や自然の音を聞くこと、
その全てが当たり前であって、当たり前でない。
そんな当たり前を大事にしたい。
大事にしたい。
私がいないと何もできないと思っていた。
小さくて、儚くて。
少しでも目を離せば、消えてしまいそうな気がしていた。
なのに。
「お母さん、泣いてるの?大丈夫?」
いつのまにか、小さな手でティッシュを私の目元にあててくれるほど、この子は大きくなった。
「泣いてないよ、ありがとうね。」
そう返しながら、
はじめて寝返りをうった日。
はじめて立った日。
はじめて、私を呼んだ日。
…
たくさんのはじめてを、感動をもらったことを思い出していた。
これから先もたくさんのはじめてがこの子には待っているだろう。
いつまで一緒にそれを見せてもらえるのだろうか。
大事にしたい。この子を。この瞬間を。
いつか、この子が私の元を離れていくまで。
「あなたの分まで、ね。」
部屋の隅にある真新しい仏壇に向かってそう呟いた後、まるいほっぺたが目立つ横顔をしばし見つめた。
「はっきり言いなさい」
ごめんなさい。その一言ですら小さな声でモゴモゴとしか発せない。相手がイライラしてるのが表情や仕草から読み取れてしまって顔すらまともにみれず、足先ばかり見つめてしまう。
また怒らせてしまった。このあとため息をついてどこかに行ってしまうのだろう。もしくは殴られるか、説教がはじまるのか。今回はどうなるのだろうか。
「私はね、あなたが大事だから言ってるのよ」
僕もあなたを大事にしたいと思ってる。でもあなたのようにはっきりと言葉にして伝えることができない。
同じ言葉なのに全く違うものに感じるんだ。あなたの言う大事にしたい僕と、僕が思う大事にしたいあなたが別のモノのようで何も言えない。
〝大事にしたい家族〟って何ですか?
【題:大事にしたい】
大事にしたい
迎えたら
生涯大切に
君に与える幸せ
君がくれる幸せ
毛むくじゃらで
無垢な瞳で見つめてくる君
今を大事にしたい。いつまで今のままでいられるか、わからない。この先、環境が変わってしまうかもしれない。失ってしまうかもしれない。そうなってしまった時に、後悔しないようにしたい。今が未来のかけがえのない思い出になるように、何かできないかな。