『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜景見てると落ち着く
遠くに見える灯りを見つめて
あの人は今何をしているのかと
ふと寂しくなる
あの人の燈を少しだけでいいので
私に分けて欲しい
そう願う満月の夜
2024-9-18 【夜景 】
"夜景"
ビルの電気や街灯
世の中のすべての光が集まって
今日のこの夜景になる
今夜しか見れない
たった今
この瞬間しか
公園の街灯の光も
コンビニの電気も
何一つ欠けてはいけない
まるで毎日変わりゆく
星空のよう
『夜景』
夜景に対する勝手なイメージ
恋人
友人
若さ
ドライブ
高いところから見る
船から見る
遠くを見る
人口の光
人工密集地
つまり、平和で発展している国だから
夜景を愉しめるって事なのかな。
この先も大きな災害や争いもなく
夜景を愉しめるといいなと思った。
地面に浮かぶ星々を眺める。空に浮かぶ星々が恒星の輝きがないと輝けないのと同じように、この輝きも誰かの力がなければ輝くことが出来ないのだ
「気分転換に散歩しようー」
「急すぎ…まぁいいよ」
靴を履き外へでる
外は満月で珍しく星がくっきりと見えていた
「綺麗…」
「でしょ!君に見せたかったんだ」
すると片方の膝を地面につけ"あの"ポーズをとった
「僕と 結婚してください」
題名「夜景」
「わたし、あんなに綺麗になれないな」
「東京の夜景はそんなに綺麗なものじゃないよ」
あなたより光るものなんて、この街には、ない。
「夜景」
一人になりたい時
夜景を見たくなる
余計なことは考えず
ボーっとするだけ
チッポケだな
自分ってチッポケだな
夜が明けないでほしい
この景色を
もう少しだけ見ていたい
夜景
夜景って綺麗だよね。
ただの電気だったりなのにね。
でも綺麗なんよな。
夜景の美しさに瞳を輝かせる貴女の隣に立ち、そっとその横顔を伺って微笑んでいたい。しばらくして景色を見るのに満足し、こちらを向いた貴女を抱きしめて、その額に軽く口づけたい。そんな俺の想像の中で、照れたようにこちらを見上げる貴女の顔の、何と愛おしく美しいことか。
俺はもう、貴女の隣には立てません。
貴女と面と向かってお話しすることも叶いません。
それでいい、それを俺は望む、そう思い定めて決めたことに後悔こそありません。只こうして時たま、貴女と共に生きるみちがあったのなら、どれだけ幸福だっただろうと夢想する俺を、どうか許してください。
音楽を聴きながら見る【夜景】が好きだ。
窓の灯りの分だけ命があると思うと、なんだかエモい。
だから、ボクのこの悩みだって、世界中の灯りの一つなんだって。
その日は、ぐっすり眠れるんだ。
ほんとにこんな時が来るんだねと苦笑いを
浮かべる僕
想像出来ないほど穏やかな風の中で
君は
路上の花に
せめて枯れることを知りたかったよね…と
静かに呟いた
月灯りに照らされた街の夜景は
まるで祝福するかのように綺麗で
僕たちは言葉を失くして
見つめてた
終わりゆく世界の中で
夏休みのある日の夜。
私はペルセウス座流星群を見るために、高い場所に母と車で行った。
そこから見えた景色は、別世界のようだった。
そう思った瞬間に、星が流れていった。
チャレンジ60(夜景)
青森県の大鰐温泉(おおわにおんせん)というスキーリゾートに、夜景が美しいホテルがある。秋が深まった頃に訪れた。カーブの多い山道を登りきった所に、おしゃれな建物がある。夕食の時、レストランから見た夜景が忘れられない。派手さはないが、都会とは違う風情がある。深い夜の底に、点々と宝石をちりばめたようだった。静けさに吸い込まれる思いがした。
帰り道、ネオンが眩いこの道を歩く。
前はあんなに綺麗だと思っていたのに、
仕事に、疲労に、押し潰されて
なにも見えなくなっていた。
今日は中秋の満月だと言う。
月明かりと摩天楼に煌めく小さな光は
なにを祈っているのだろう。
私は、『夜景』が好きではない。
イルミネーションも好きではない。
プロジェクションマッピングも好きではない。
プラネタリウムも好きではない。
理由は、人間の手で作った物だから。
たかが、コンセントに挿し込んで
電気が点いているだけなのに、何故人は
それを見て美しいと喜ぶのだろうか?
自然に作られた。自然のものが一番美しいと思う。
唯一無二の存在で、十年後…いや下手したら来年には
消滅し、二度と見られないかもしれないのに。
私、作:ロキはいつも思う。
電飾を見て感動した事が、生まれてこの方
一度もないのだ。
たかが、電気の明かりなのに…って思うから
感動する人の気持ちが理解が出来ないのだ。
嘘でも、わぁ綺麗。とか、おもったり言おうとするけど
実際に自分の目で見ちゃうと、何とも思わないから
すごく冷静に、そして冷めた目で夜景を見ちゃうよね。
夜景の面白さが私には……分からない。
夜景の写真がSNSを賑わせる季節になった。
くだらん。ビルの灯りは誰かの残業の賜物だし、イルミネーションに使われるムダな電力のことを思えば、この惑星(ほし)の未来を案じずにはいられない。
ため息をつき、スマホを閉じて電車を降りる。改札を抜けた先に施された小さなイルミネーションを見て、「綺麗」と思ってしまう自分が悔しい。
家までの道をまっすぐに歩く。いつもより少し煌びやかな街を抜けた僕は、白んだ都会の夜空を見上げ、もう一度深いため息をついた。
「1番綺麗なものが、見えないじゃんかよ。」
涙が顔を撫でていく。今年の冬は、一段と寒くなるだろう。
冷たい風が頬を流れた
こんなにジメジメとした夜なのにおかしい
意味のわからないことをずっと話して
沈黙が嫌で、いろはすをがぶがぶ飲んだ
ふと目に止まる横顔とか鼻筋とか綺麗だなと思って
それでまた、潰し気味に飲んだ
家の近くの川沿いの道を歩いた
馴染みの街灯も反射する川も
川沿いのテカテカした石の椅子も
光がうねって目が回って
全然違うものみたいに見えた。
#夜景
【夜景】
みんなの想像するのはマンションとか人の生み出した
美しい光だろう
田舎に行ってみてほしい
上を見上げれば太陽の光で照らされた星々が輝いている
昼間隠れていた分そのものたちは輝きを帯びている
くだらない、なんて思うだろうか
だが見ればわかる
たしかにそれは美しかった、と。
「ナニしてンだ」
天窓を開けた先、屋根の上の先客はゆっくりと振り返った。
濃い金色の髪が月明かりに煌めき、青い瞳が深く光る。
「うん? きみは?」
「……別に。テメェが見えたら上がってきただけだ」
「あはは、なんだそれ。野郎に好かれても嬉しくないなぁ」
また適当なことを抜かす彼を無視して隣に座ってみる。なにか異常事態でもあったかと思ったが、その気配はまったくなさそうだ。
薄汚い路地。吹き溜まりに積もるゴミ。そんな場所でも住んでいる人々はいて、家の隙間から細い灯りが漏れる。ごちゃごちゃした貧民街の風景。
その遥か先には王都の中心部が明るく見える。夜になっても消えることのない魔法の光。いつもの夜景。
下を睨むイルを見てアルコルは少しだけ息を吐いた。肘を後ろについてもたれるように天を向く。
「月を見てた」
「月?」
「そう、月。……こっちは夜も明るいからかな。前いた国より少しだけ月が暗い気がする」
イルも同じように上を見た。
言われてみれば今夜は満月だ。魔法を持ってしても未だ届かぬ遠い天体は、しかしその距離など感じさせぬように眩く輝いていた。
「……ンなの、見て楽しいか?」
「どうだろうね。だけど楽しいから見るんじゃなくて、楽しむために見てたのかもしれない。前いた国ではさ、このくらいの季節の満月が近くなると、いたるところで団子を売ってたよ」
「団子? なンで」
「月見団子っていうんだってさぁ。白く丸い満月を見ながら、同じように白く丸い団子を食べる。ははっ、おもしろいだろ。……おれも師父の団子作りを手伝わされたな。あの爺さん、結局団子はロクに食べずに酒ばっか飲んでたけど。あーあ、懐かしい」
真っ青な瞳が三日月型に細められる。
その横顔を見て──イルは白でも黒でもない、己の灰色の髪を揺らした。
「その団子、ナニ味だ」
「え? さあ。白くて丸かった」
「見た目の情報しかねェじゃねえか。甘いかしょっぱいかくらいあるだろ」
「覚えてないよ、そんなの。おれはもともと食に興味ないし」
「あぁ、もう。仕方ねェ。白くて丸けりゃなンでもいいか……」
よっこらせと天窓から戻るイルをアルコルは目を丸くして見つめた。
「作るのかい? いまから?」
「別にいいだろ。食いモンの話してたら腹が減った」
そう言って消えたイルはすぐにひょこっと顔だけ覗かせた。
「オマエも食いたいなら手伝えよ」
「……あはっ。いいね!」
出演:「ライラプス王国記」より イル、アルコル
2024.918.NO.55.「夜景」
お月見気分が抜けない
夜景
蛍を見たことがない
都会のビルの灯りはきれい
蛍はどうなんだろう