『声が聞こえる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分の気持ちを軽んじた
相応の罰だと思う
もう何も聞こえない
それがどんなものだったのかも覚えてない
誰に会いたくて
どんな話がしたくて
何が欲しくて
どこに向かいたいのか
ひとつも分からない
ああ
顔色ばかり気にしていたら
いつのまにか声が止んでいた
私はどうにも
私のことが全く
分からなくなってしまったらしい
声が聴こえる
あの、見てはいけないものを、とうとう見てしまったんですよ、私。
いや、ずっと気にはなってました。けれど、見ることはないなと。
なのにとうとう見てしまったんですよ。
焦らしすぎですね。言います。
ホラー映画です。多分ホラー映画、を見たつもりだったんですが?サスペンス?んーコメディ、、よりのホラー?ホラーよりのコメディ、、?
鋭い爪の主人公の第一印象「何だこれは?」「誰が見るんよこんなの」とスルーしてました。なのにある日突然、右手の人差し指が動きまして。
、、、結論は言いません。
タイトルにも書かれてあるんですけど、主人公が私と似たような野良な生き物なんです。だから勝手に親近感が湧いてしまったようで。
結果全然似てなくて、むしろ向こうは働き者?よく動いておりました。(良くも悪くも)
似てる映画で言えばグレムリンが思い浮かびます。(ていうかオマージュ??)ギズモ好きな私としては、こんな作品を2024年の今になっても作ってくれるんだ、と違う意味で感銘を受けたのでした。
短い映画でしたが、色んな意味で楽しめました笑
なんとなく想像がつく方、お時間ある時に見てはいかがでしょうか。
ん?グレムリンがわからない?
嘘でしょ⁉️
あ、映画の衝撃でお題忘れてましたね。
この場所での声は「文字」ですね。
いつも愛ある「文字」が並ぶ作品を見るのが楽しみです。何度も読み返したりして、、、。
ありがとうございます。
勝手なことばかり書いてる私が恥ずかしくなる。(ほんとにな)
end
私には恋人がいた。
愛してやまない、たった一人の恋人だった。
少し意地悪な顔で私の名前を呼ぶその声は、
この世のどんな音よりも綺麗に思えた。
ねぇ、その声で今は誰の名前を呼んでいるの?
もう私の隣にいないあなたに問いかける
私の声が聞こえる
この港町では「魔女の嘆き声」が聞こえるという。
魔女の嘆き声が聞こえると嵐になり漁に出ていた舟が帰って来れなくなるという。
この嘆き声は、漁に出て帰らぬ人となった旦那を想って泣く女が港町に呪いをかけたから聞こえるんだと言われている。
だがその実は、誰も近付けない岸壁に出来た洞窟に嵐で起きた強い風が吹き付けた時に反響して嘆き声のように聞こえているだけだ。
洞窟が崩れたりしてしまえば嘆き声は聞こえなくなるだろう。
だが、この嘆き声の正体を知っている者は、嵐の前兆だと教えてくれるこの声を聞き逃さないようにしている。
そんな魔女の嘆き声は恩恵と不気味さを兼ねて港町にこだまする。
(声が聞こえる)
「声が聞こえる」
本当にいいのか?
それ食べていいのか?
知らないぞ、それ食べてどうなるのか。
という声が聞こえる。
でも私は食べてしまう。
欲望に負けてしまう。
その時は満足するけど、すぐに後悔。
食べなければ良かった、と。
声が聞こえる。
俺は能力者と呼ばれていて、いわば霊能者とか巫子とか。そういう部類のちょっと変わった人間。
だから色々見えたり感じたりするわけだけれど、「あの声」だけは正体が分かっていない。
俺には兄が2人いて、そのうちの上の兄さん、リシャメンといるときに「声」が聞こえる。
気になりすぎているので、今日は正体を突き止めて行こうと思う。
「リシャ」
「どした」
「『声』と話したいんだけど…」
「あーなんか聞こえるんだっけ、いいよいいよ。おれもちょっと怖いし正体聞いてよ」
そう言いながらリシャはちっとも怖そうじゃない。強いのだこのひとは。
「声さん、こんにちは」
〈えへへ、おはよう!おはよう!〉
声さんはこのように気まぐれに喋る。声質的には女児のようだけど、そうだとしたらリシャ兄さんがロリコンの上何か因縁があって兄さんが声さんを殺してそして魂が取り憑いた…という予想ができてしまうが…。
「リシャ…ロリコンだっけ」
「待て待てなんでそうなった」
焦る兄。
「声さん、あなたの名前は?」
〈ない!ないよお!〉
うーむ分からない…。
「じゃあ、取り憑いてるこの男の人とはどういう関係なのかな?」
複雑そうな顔のリシャ。
〈ええ、このひとー!?この人はね、この人はね、すきなひと!!すきなの!!〉
「好きな人?」
〈だいすき!だってイケメーンだもの!〉
「…ちなみに、この人に殺されたりした…?」
ぶんぶん首を横に振るリシャ。
なんか怪しいんだよなあ…。
〈ころされ?あはは殺されてなんてないよお!イケメンだから取り憑いちゃったったったのよ!あたし妖精なんだけどね!サボって隠れてるのお!〉
なるほど。
姿を見せないわけだ。声さんは、仕事をさぼってイケメン鑑賞をしている妖精らしい。
「……声の人なんだって?」
「リシャごめん、ただ妖精がイケメンだから取り憑いちゃっただけらしい」
「なんだよ!何もしてないはずなのにめっちゃドキドキしちゃったじゃん」
俺も兄が変態かもしれないと思ったら変に緊張してしまった。
「モテるねえ」
「はいはい俺顔がいいですからね」
むかつくなあ。
〈あたし追い払われる?めいわく??〉
「ううん、そこにいていいよ。いいよねリシャ」
「お、おおん…」
恐らく嫌なのだろうがしぶしぶ頷く兄。よし。
「ほらイケメンもいいってよ」
〈やった!やった!すきすき!!じゃあじゃあ、友達も呼んでくるね!!〉
「え」
「え?えって何イグ怖い何何」
残念ながら、その日から声が増えた。
懐かしい声が聞こえる
「こっちだよ」
どこから?
「まっすぐ進んでいけばいい」
言われた通りに道を進む
もう会えないと思った
会いたいと思わなかった
忘れてすらいた筈だった
けれど懐かしいその声は僕を導く
「きみの未来に私はいるから」
そう言った声が笑んでいたから
私は未来へ少し駆け足で向かうのだ
「死にたい」
「消えたい」
「いなくなりたい」
「生きていたくない」
今日も声が聞こえる。
そっと視線を逸らした先で、あの日の死神がにたぁと笑ったやうな仮面をつけて浮かんでいた。
きっとその仮面の下は笑ってなんかなくて、人間の負のこころの声を受け止めるうちに身も心もぼろぼろになっているのだろう。
僕も死神と似たような力を手に入れてから毎日のように聞こえてくる人間の負の感情に押し潰されそうだ。
ああ、僕が人間だったころにこころの隅にこびりついていた負の感情は知らぬ間に誰かを傷つけてぼろぼろにしていたのかもしれない。
─声が聞こえる─ #72
僕はある人をなくした。高一の時から付き合ってたけど、卒業してから1年経って、彼女が失踪した。僕はずっと探した。どこを探しても見つからなくて。LINEを送っても電話をしても反応がなかった。そんなある日。どこからか声がした。彼女の声だった。どこにいるの?怒らないから出てきてよ。そう言っても、やっぱり反応はなかった。そしてその一年後。彼女が、山奥で遺体として発見されたと、警察から電話があった。僕は電話を切った後、嬉しすぎて泣いてしまった。その次の日。僕は彼女の葬式に行った。周りの人と話してみてわかったのは、卒業してから、1回も家に帰ってこなかったということだ(そりゃあ僕が誘拐したんだから帰るわけないじゃん笑)つまり、あの日僕がちゃんと家まで送っていれば、こんなことにはならなかったのに、、、僕のせいだ、、、そう思っていると、彼女の母親が僕の所に来た。あぁ今から俺はめちゃくちゃ怒られる。いや、怒られて当然なんだ。そう思っていた。僕はお義母さんが口を開けるその前に、土下座をして謝った。僕があの日、家までちゃんと彼女を送っていれば、誘拐されて殺されることもなかったのに、、、ごめんなさい😭
するとお義母さんの顔は一気に青ざめて僕に向かってこう言った。「ニュースでは山で娘の遺体が発見されたとしか言われてないのに、なんで誘拐されて殺されたってわかるの???」クスッと笑いそうになったのをグッと堪えて、心の中で、あーぁ言い過ぎちゃったな笑ちゃんとニュース見とくんだった。まぁいっか、誤魔化そ笑そう思っていた。「あっいや、山で遺体で見つかったって言うのと、家に帰ってきていないというのから、誘拐されて殺されたんじゃないかって思っただけですよ(*^^*)」「あら、そうなのね、、、でも、そう考えちゃうのも仕方ないわよね💦だって、娘は制服姿で発見されたから」僕の彼女は最後の最後まで暴力されても泣きながら家族だけは助けてって何度も何度も俺に訴えてきて、じゃあお前が死んだら家族は殺さないでやるよって言ったらわかったからってギャン泣きしてたなぁ笑制服姿じゃなくて、傷だらけの体を見せつけるようにして捨てた方が面白かったかも笑次殺る時はそうしよっと笑。楽しみだなぁ
次は誰を騙して殺そうかな〜笑
あとがき
なんかストーリーが変わりすぎてて草
私のサイコパスレーダーが急に反応してしまいました笑内容お題があってないし、ストーリーもおかしいから不安です笑なんかごめんね笑
〜声が聞こえる〜
がんばれって声が聞こえた
私を励ます声が
言葉はとても怖い
思った以上に心に突き刺さり
傷をつけたまま消えないから
いつか優しさで溢れた言葉で包まれるように
私も優しくなっていきたい
聞こえる声が優しさで包まれるように
安心できるように
君の声が聞こえる
私を励まし、支えてくれる
そして声を届ける
誰かが笑顔になれるように
声が聞こえる
幸せを感じている時、楽しい時
辛い時、悲しい時
いつだってあなたはそばにいてくれる
何かして欲しいわけじゃないただそこにいて僕にあなたの声をずっと聞かせてほしい
それだけで何にでもなれる気がするから
直接会った声。
電話越しから聞こえる声。
大きな声。小さな声。
私を呼ぶ声。
全部全部、貴方の声は、宝物。
下の階で子供が泣いている。
少年が気持ちよさそうに歌う流行りの曲。
コンビニに向かう見えない男女。
この街で生きてる。
【声が聞こえる】
いつも癒されて いつも気になって たまに困ったりもするけど クスッと笑えて… 毎日私のそばには 白くモフモフした君の 君が居れば安心する「 声」が聞こえている ポポヤ
声が聞こえる
_ある夏。ある県。ある家でのこと。
少年は、玄関の扉を押し開け、外へ駆け出して行った。
「いってきまーす!」
母親も洗い物を片付けながら優しく返事をした。
「行ってらっしゃい。車には気をつけてね。」
公園に着くと、謎の声が聞こえた。
「……背景、少年へ。これを聞いているか?
私はこの地を司ってきた、……そうだな、匿名女神、
とでも名乗っておこうか。」と。
【声が聞こえる】
『しんどい』
『辛い』
『死にたい』
みんなの心の声が聞こえる
同じこと思っていたんだ...
声が聞こえる
これがどんなに幸せなことか
みんな想像したことがないだろう
暗闇の中で何も聞こえない恐怖を
【声が聞こえる】
『 ..ひなた.... 』
遠くから私を呼ぶ声が聞こえる
振り返っても見渡しても誰もいない
その声と共に
お線香の香りがした
おじいちゃんが呼んでいる
「わかった、明日休みだから会いに行くね」
でも....なんだか嫌な予感がした。。
次の日、お花と線香を買って会いに行った
嫌な予感を拭えないまま
お掃除をしてお花を渡し
お茶とお菓子で乾杯し
最近の近況を話して
「じゃあ、また来るね」
といい私は家に帰った
…そして、嫌な予感は的中した…
翌日、私は体調を崩した
そして
翌月には起き上がれないほどに悪化し1ヶ月休職した
" 急性気管支炎 "と診断された
咳は止まらず
ご飯は食べれず
肋骨が3本折れ
毎日、1時間しか眠れず
計4ヶ月苦しみ
7kg痩せた
…それから2ヶ月後…
骨もくっつき
「さーて!仕事頑張るぞー!」
と思っていた矢先
また、お線香の香りがした
「あぁ、そうだ
治ったこと報告してなかったね、会いに行くね」
なんて言っていたら
今度は、" コロナ感染 "
おかしい....
今年は負の年だ.....厄年ではないのに、、
そしてふと、私は気づいた
『疲れているから休め!』
そう、教えてくれているのか?と
それから職場で休みを増やしてもらった
明日仕事だと考えずに
YouTubeを見ながらゴロゴロしてみたり
1日中寝て過ごしてみたり
行きたいところに行ってみたり
休みを全力で楽しんだ
……
それから半年経って
最近また" 声が聞こえた "
でも私はもう会いに行かないと決めた
だって、体調が悪くなるってわかってるから( ´◔‸◔`)
" 今度の休みの日は寝ますから "
「おじいちゃん、これでいいでしょう?」
でも
体調悪くなる時は教えてね
声を聞かせて……
そしたら今度は
家族と一緒に会いに行くよ。
今日は、久しぶりにまとまって
雨が降った…恵みの雨だ。
今、二階の部屋に来て数ヶ月ぶりに
エアコンをかけず、窓を全部開けた
明日の準備をしていると少し暑いが
支度が済んでベッドに横たわると
西から南に向け良い風が入って来る
それに、外からは色々な虫の音が
沢山聞こえて来て、究極のBGMだ。
「声が聞こえる」…
虫の声は、日本人しか聞き取れない
柔らかな寝具…手足が伸ばせる場所
そよそよと風が吹き、心地よく虫が
奏でる…これほどの贅沢があるだろうか
今、この瞬間を心から感謝している。
昨日は今年になって初めてヒグラシの声を聞いた
もしかしたら気のせいかもしれないしそれよりもっと前に聞いていたのかもしれない
声を聞くというのは何かを見るということに比べて曖昧だ
だからこそ
そこには意志が介在する余地が存在する