『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
生きる価値は自分には無いと、世間から言われ続けた。
『お前みたいな腰抜け、こんな世界にいらない』…『お前の親も可哀想だよ、こんな腰抜けを社会に出して』…。
一体僕が何をしたと言うんでしょう?
ただ、好きなことを追い続けただけなのに。それだけで、社会から逃げていると思われたのでしょうか。
それなら、ずっと社会から逃げ続けて、好きなこと─歌を歌い続けてやる。
声が、枯れるまで。
声が枯れるまで
『ちゃんと言葉にしてよ、、、』
・・・はぁ、またはじまった。最近何か心配させるようなことしたかな?
考えても・・・何もない。
人からみれば、当たり前すぎて怒られるかもしれないが、付き合うようになってから今日までの4年半、全く浮気などしていないし、この人以外に興味すら無い。正直、この人以外なんて考えられない。むしろ、好きとか愛してるとかの感情が、態度に出まくってるのを抑えてるくらいだ。
・・・ん~~、意図が見えん・・・
とりあえずは、しらじらくボケた返事を返す。
『・・・なにを?』
『好きとか嫌いとか、、、愛してるなら愛してるとか、、、!』
照れて、困ったとこ見たくてからかってるなら、このトーンはない・・・。真面目にこんな事を言われると、逆にこっちが不安になる。逆に同じ質問をしたくなる。
『そんなの・・・、言わなくても伝わってるでしょ、こっちは言葉じゃなくても、ちゃんと伝わってるよ。』
『いーや、伝わらん!ちゃんと言ってくれないとわからん!』
・・・マジ?・・・で?伝わらん?・・・って?意識してすごしているわけではないけど、好きっていう気持ちはいろんな形になって、2人の日常にあふれている。・・・うそをつけばすぐにバレるし、思ってる事が態度や表情にすぐにでてしまう。当然、この思いや感情なんかは、きっと・・・、
・・・伝わってると、全く疑いなく思っている、、、んだけども・・・。えっ?・・・伝わってないです?
『あのね、ココロから信用している人が、言葉にして伝えてくれることって、何よりも確信できて、小さな不安も大きな不安も、一瞬で吹き飛ばしてくれるの。 だからといって今何か不安があって、、、とかじゃないから安心してね。 もちろん一緒にいて、大切に思ってくれてるんだろうなーって、しょっちゅう思ってる。時々うっとうしいくらい(笑)。あっ、悪い意味に受け取らないでね。 でも、、可能性だけで言えば、これって自分が都合よく思ってるだけで、本当は違う可能性だってあるでしょ?
ワタシは・・・そんなのいらない。
好きとか愛してるとかの気持ちは、完璧な形で、絶対なものしかいらない。
気持ちっていう形のないものを、完璧な形で、絶対なものに変換して伝える事ができるのは、お互いが100の信用と信頼で一緒にいる人にだけだと思う。
ワタシは、あなたが言ってくれる言葉以上に信用できるものなんて、今のところ、この世に存在していない。
ワタシは、いつでもどこでも、毎日でもこの先ずっとでも、ちゃんとあなたに聞こえるように、ちゃんとあなたに思いが届くように、小さな声でも大きな声でも、この声が枯れるまででも枯れてしまってでも、、、あなたにちゃんと言える・・・愛してるって。』
・・・そうだよな。
この先、一緒に年月を重ねて、阿吽の呼吸ってのにも憧れるけど、年月を重ねて今よりもっと、愛してるって、ちゃんと言葉で言うほうが、大切なことのように思えてきた。
今はまだ、言うたびにどうしても、耳が赤くなる生理現象を、可及的速やかに克服することに一生懸命だ。
ナリスケ
#声が枯れるまで
THE ALFEEファンを卒業して15年くらい経つ。
ライブ行きたいな~。声が枯れるまでメンバーへの愛を、溢れる想いを叫びたい。
ライブの高揚感は、副作用のない脳内麻薬でもう本当に最高なのだ。
でもここ15年の曲を知らないため行けない。振りを間違うの辛過ぎて行けない。
「声が枯れるまで」
大きく息を吸って
身体全体を使って
全身全霊を込めて
両足を踏ん張って
あなたに向かって
声が枯れるまで
伝えなくちゃと
ドキドキしたら
あなたは静かに微笑んで
私の両肩に手を置いて
「大丈夫
何も言わなくても
伝わってるから」
あぁそうだった
わたしもあなたが
大声をあげなくても
言いたいことが
わかってしまうんだった
肩から力を抜いて
ただただ あなたの
温かな手のぬくもりを感じて
温かな想いを感じるしあわせ
「声が枯れるまで」
叫んでるんだ
ずっと
おれのよこで
泣きながら
辛いって
もう無理だって
拳を強く握りしめて
涙ながらに声を震わせて
頑張って頑張って伝えてくるんだ
お前にしか言えないんだって
ひとりじゃ無理だって
頼ってもいいですかって
唇を噛み締めながら
体を震わせながら
歯を食いしばりながら
俺に聞いてくるんだ
いいよ
そう言って抱きしめるのが
1番いい気がして
俺も辛くなってきて
泣きながら
俺がいるからなって
力強く抱きしめるんだ
祈り
願い
絶望し
打ちのめされ
泣いて
泣いて
喚いて
何度も
何度も
叫んだ
「逝かないで」
# 声が枯れるまで (310)
その アナタの仕草や言葉1つで
この心は今日も忙しく 右へ 左へ傾いて
居るはずもない こんな場所にも
アナタを探してしまう。
想えば 想うほどに
まるで この身体全部が心臓になったみたいに
激しく だけど温かく脈をうつ
アナタを想うだけで
見慣れた景色が違って見えて
何気ない青空が何故か愛しく感じて
優しい気持ちだけで溢れていく
こんな私を どこかでアナタが見てくれたらいいのに…
今日も私はアナタを想う…
声が枯れるまで
好きだよ…
胸の中で叫び続けるの。
早く…気づいてよ…。
- Silent love -
毎日毎日がとてもしんどい。
皆必死に生きているそんなのわかっている。
どうしても職場の上司が自分の気分で目について文句を言っているようにしか思えない。
それが理にかなった過去の発言と支離滅裂してない発言ならばいいなとおもう。
でも私の中ではそうではなくて。
ちゃんとした理由ではなく、ただ気に入らないから。ただあの子だからと人として下に見られているように感じる。
これは私の感受性の問題か、まじめに考える性格の問題か、捻くれたこの性根の腐った根本のせいか。
生きるためなら誰もが通る道だと言い聞かせてもどうしてもその言葉をスルーできない自分。
早く大人に精神的になろうと焦っていても空回る。
落ち着いて、ゆっくりを言い聞かせて これでいいんだ。って思って頑張ってはみたものの、まだ回復しきれてないようで、進まない。
私は人間であるから、自分勝手な人間の性についにはもう懲り懲りになってしまいまして。
それを仕方ないと受け入れる方が楽だと分かってはいても、人間は馬鹿な生き物でそうだとわかってても自分の首を絞める生き物のそうで。考え込むらしい。
自分の人生後ろを振り向けば特に徳を積んだようなものではなく寧ろ少し寂しい人生で、人に言えるような人生、語って胸を誇る人生でもなく、遺ったものはなく、それが人だと認識しても恥ずかしい人生だと思う。
まだ若いと、まだまだやり直せると考えても、同じ過ちを繰り返したり過去の傷に心酔しきって前に進むこともできない。また歳を取ればあの時の悩む時間が貴重だったと悔やみまたその瞬間を後悔して前に進めずにいるんだろうな。
自分のコンプレックスが感受性を捻じ曲げていく。
自分が気にしているからこそ相手が敵に感じて悪口を言われてるように、いじめられているように、はたまた目の敵にされているように感じるんだろうな。
でもそれが嘘か本当か確かめる術もなく、それを確かめても自身がその事実を信じれるとは限らない訳で。
人に執着する自分がみっともない。極端で0か100かできない私には人を大事にする事もできない。
依存と恋愛は違う。だけど隣同士ではある。
それが依存か恋愛かどちらかはさておき、自分の心の声を不満を零せない、本心から語れないと信じてうたがわないからこうなったに違いない。
こんなコンプレックスだらけだから、こんな自分だから.という負の感情がとても強い。
自分の愚痴をいうこの感性をすごく恥じる。
後にそれが勘違いだと発覚したら罪悪感に浸る。
だけれどこのモヤモヤや不安をすぐに解消したい気持ちもある。葛藤、相手のために我慢するべきか、相手を削って自分を優先するべきか。でも所詮世の中そういうバランスで上手いこと生きて行かなきゃいけないんだろうな。
悲しい。
HSPの自分がすごく、窮屈に感じる
「大丈夫、大丈夫」きっと誰かが気づいてくれる
気づいてくれるから大丈夫。
何度も呟く。祈るように。
声が枯れるまで
ヒロシは年末年始、GW、お盆と年に三回帰ってくる。
アッチコッチ転勤先から帰ってくる。
呑んで、ラーメン食べて、オケる。
オケると終電までに収まらず、朝まで歌ってる。
ミスチル、aiko、バンチキ縛りになったりする。
途中寝オチすると好きな曲入れまくってソロ活動だ。
そういえば、ココ何年もカラオケ行ってないな。
でも次回用に群青と逆夢とギラギラをマスターしておきたい!
声が枯れるまで
未だ溢れて止まないこの気持ちを
指先で紡ぐ記号では、表せない熱さと
回線で伝播する信号には、現れない重みを
ただ、獣になって夜に叫ぶ
この身を焦がすようなこの気持ちは
君が知れば、その暗さに恐怖し
その鋭さに逃げ出してしまうだろうから
ただ、獣になって闇に吼える
『声が枯れるまで』2023/10/22
声が枯れるまで何かに熱中したことない
無趣味つか物事に1度は興味を持つミーハーだけど
すぐに飽きるというか1回体験したらいいかなって思うことが多い。
推し活でもなんでも何かに熱中できる人
羨ましい
声が枯れるまで彼の名前を呼ぶけれど、一向に彼は私の前に現れることはない。
"声が枯れるまで"
声がれ枯れるまで
いつも
家族を
説得してきた
不思議なもので
他人は
一歩引いて
眺められるのに
家族となると
話が違うと
思い込んでしまうのだ
そして
無意識のうちに
自分の考えに
従わせようとする
自分が最も嫌だと思っていることを
家族に強制しているのだ
もうやめよう
しあわせのベクトルは
皆それぞれ
違う方を向いていて
良いのだ
それが自然なのだ
叫びたかった。
自分が
嫌だったこと
傷ついたこと
悲しかったこと
悔しかったこと
言いたいことを
全部
全部
ぶちまけて
ぐちゃぐちゃにして
去ってやりたかった。
でも
気持ちとは
裏腹に
体が
限界で。
言いたいことを
言おうとすると
吐き気がして。
ムリだよ。
このまま
何も言わず
早く逃げろ!
って
言われてる
気がした。
家に帰って
独りになって
言えない
ぶちまけられない
自分がまた嫌になって
ひたすら
泣いた。
#声が枯れるまで
ステージから降りてきた先輩は俺を見つけると嬉しそうに走ってきた。爽やかな汗を流しながら、さっきまでファンに向けていた笑顔を俺だけに向けてくれている。声が枯れるまで歌い続けてたのに、カスカスの声で必死に話しかけてくれている。この瞬間を見れるのは俺だけ、そう思うと幸せが込み上げてくる。
「今日のライブどーだった?格好良かった??」
「めちゃくちゃ格好良かったですよ。」
“ 声が枯れるまで ”
私事ですが、今日でこのアプリを始めて1年になりました。皆さんの【もっと読みたい】には、何時も温かい気持ちをいただいています。
……と、い・う・わ・け・で!
自分がこのアプリに投稿した第1作目、そのリメイクを書かせていただきました!
楽しんでいただけたら幸いです。
それではどうぞ!
『声が枯れるまで』
子供の頃は良かった
「楽しかったなぁ」
周りの大人が優しかった
「嬉しかったなぁ」
責任なんて無かった
「気楽だったなぁ」
それが今はどうだろう?
「…………あぁ」
周りの人は信用出来ず
「……そうだよなぁ」
責任だけが伸し掛る
「……もういいよなぁ」
──ガタンッ
足下の椅子を蹴り倒した
──────────
『──ギィィ』
子供の頃は良かった
「──ギィィ」
周りの大人が優しかった
「──ギィィ」
責任なんて無かった
「──ギィィ」
それが今はどうだろう?
「──ギィィ」
周りの人は信用出来ず
「──ギィィ」
責任だけが伸し掛る
「──ギィィ」
……どうして声が出ないのか?
「──ギィィ」
……あぁ、枯れたのか
目が覚めた僕は狭い窓から光を見つめる。
ここに閉じ込められはや三日。
眠気と空腹、そして行き場のない怒りだけが今の僕である。
今日だって自主的に起きたわけではない。鉄格子の向こう側から大きな音によって起こされたのだ。
正直に言えば限界だった。
たかだか三日とは言え全てを疑われ試すような物言いばかり。いい加減にしてくれ、うんざりだ。そう怒鳴り散らしたい。だがここでそれをすればますます立場が悪くなるだけ。
それでも諦めてはいない。
この声が枯れようと無実を訴え続けなければ。
「来い」
無機質で大柄な態度の看守が呼びつける。
今日こそ。すり減る神経と毟り取られる希望に目を凝らすように後に続いた。
もうすぐ半年。
彼女が此処へ来てから、殿の御前はもとより我々下々のむさ苦しい酒盛りにも大輪の花が咲く様になった。
今夜も、歌に舞はいかがと姿を表した彼女に部下たちは手を叩いて大喜び。日頃の労を労う席なのだから、今日ばかりは好きに盛り上がるといいさ。節度は持ってね。
彼女の歌は、ほとんどが聞いたことのないものばかり。
巡る星と陽、喜び、痛みや悼み、童の戯れ、そして恋。彼女の声で様々な詩を聞いた。詩に混ぜられた異国の言葉も、幾らか覚えた。時々ズキリと胸を刺すのに、聞き逃すまいとしてしまう。
『おお、いっちょやるか!』
部下の一人が立ち上がり、木札か何かを拍子木代わりに打ち鳴らし始めた。別の年若い部下が何人か、無理な裏声を出して歌に沿い始める。呵呵と笑いが起こり、彼らと彼女は親指を立てて合図を交わした。
……ふーーーん?
お前たちは、この歌を知っているんだね。
とやかく言う理由はないが、なんとなく彼らの名前を記憶に留めた。美しい歌声を騒音で遮ってくれちゃって、彼女が笑っていなければ減給したよ。
人の営みを、咲いては散り種を落とす花に例えて。
人生は無駄ではないと、光る奇跡だと彼女は歌う。
そんな風に、声を枯らして。
影に生きる私たちを、そんな詩で笑わせ、踊らせ、自分の事だなんて錯覚させて。……来世にまで、期待なんかさせて。
まったく、罪な女とは君のことだよ。
もうすぐ半年。
殿からは『構わん、好きにせよ』とお言葉を賜った事だし、それまでには何としてもものにするよ、君を。
【声が枯れるまで】
そのころころとした声が枯れるまで僕と遊び回ってよ。
【声が枯れるまで】