『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君がいなくなってから気づいたんだ。
私には君しかいないって、「ねぇ、もう一度私に微笑んでよ」私は彼と写る写真を手に取りながら涙を流した。
涙で視界がぼやけてしまいもう写真に写る彼の微笑んでいる姿すら見えない。これが運命だったのだろうか。
彼のSNSをチェックすると、私じゃない女性が彼の隣で
微笑んでいる。仲良さそうに2人おでこをくっつけ合わせていたり、見つめあっている写真がちらほら見受けられる。
「もうあの頃の私たちには戻れないのかな。」そう呟きながら今日も私は涙を流す。
3年前のある日、あれは雨が降っている夜だっただろうか。
会社が終わった頃、突然彼から電話がはいり、「ごめん、急なんだけど話があるんだ」と言われ、気になりながら指定された場所へと向かった。 彼の口から出たのは思いもよらない言葉だった。「ごめん🙏別れよう。好きな人が出来たんだ。」と言われ、私は何度も聞き返した。
彼曰く、会社の2歳下の後輩を好きになってしまったらしい。私は泣きながら帰路を歩き、すれ違う人に泣いているのがバレないように下を向きながら歩いていた。
翌日の朝、友達からLINEが送られてきたので確認すると、
「昨日友達と映画に行ってたんだけどさ、そしたら〇〇の彼氏さ隣に女連れてしかも手繋ぎながらめちゃ楽しそうにしてるのみたんだけど」 私はこの送られて来たLINEを見て
怒りと共に悔しさが込み上げてきた。
私はこの3年前のことを一生忘れないし彼から告白してきたこともデートした場所も交わしてきた会話も私にしてくれたことも何もかも忘れられない。
それと共にこんなクズ男を好きになった自分もほんとに悔しいし彼のことを嫌いになりたいけど「好き」という気持ちに3年たった今も変わらない。彼を失った喪失感がほんとに大きいしもうどうしたら良いの...
これはフィクションです。
「喪失感」
何もないと思っていた。
大丈夫だと思っていた。
気付かないふりをしていたのかもしれない。
この、言葉にできない、虚しさを。
何かが欠けている、虚しさを。
喪失感
あんなに君と離れたかったのに
君から別れを告げられて
その後は生きてる心地がしなかった。
「喪失感」
彼が好きだった。高校1年生の時に席が近くて、ルーズリーフを
彼に渡したことが始まりだった。
当時は、彼にも彼女がいて、私にも彼氏がいた。
でもお互い高校2年生にあがると同時に別れた。
クラスが離れたこともあって、彼とはロッカーですれ違うだけ。
話すこともなく、高校2年生が終わろうとしていた。
でも文化祭前、私はクラスの看板作りに取り組んでいた。
1人で絵の具を洗いに行ってる途中、彼が現れ
一緒に帰る約束をした。
作業が終わり、彼と待ち合わせをする。久しぶりに話す彼との会話は
何故か心地よかった。
そして、告白され彼と付き合った。凄く幸せだった。
ずっと彼のそばに居たかった。
でも、私の一方的な別れで終わりを告げ、彼には新しい彼女ができ
卒業まで彼の目を見ることができなかった。
私の勝手な思いで、彼を傷つけてしまった。
彼の気持ちを理解して、話し合っていたら。
なんて、もう戻れないのに 彼をまだ思い続けている。
昔の人は、旧暦8月15日の十五夜を中秋の月とした。
旧暦9月13日の十三夜を十五夜の次に美しい月とした。
和歌を読み、酒の宴を、月見を楽しんだ。
その風習が形を変えて、現在も引き継がれている。
今日は中秋の名月、十五夜の日。
太陽の光を反射して、煌々と輝いている。
日常の忙しさを忘れて、ゆっくりと月見を楽しもう。
いない
今の私は空っぽだ。
貴方がいない。それだけで。
一学期、貴方とお楽しみ会の準備をした。
二学期、謎に『臨時班長』と呼ばれた。
三学期、貴方とさようならをした。
仲がよくなった。
貴方のことをよく知れた。
貴方からも声をかけてくれるようになった。
気づいたら貴方のことが好きになっていた…
いない。
貴方が。
もう。
戻れない。
戻りたい。
あの頃に。
<喪失感>
先生と友達が大好きだった、幼稚園時代。
徒歩5分の道のりを1時間かけて帰った、小学生時代。
勉強と部活に一生懸命だった、中学・高校時代。
様々な人に出会い世界が広がった、大学時代。
何かを失ったわけではないはずなのに、思い返すと胸に広がる喪失感。
無性にあの頃に帰りたくなるときが、ある。
喪失感
────いない
どこを探しても
あなたがいない
わかっていたはずだった
わかっていたはずだったのに
私の胸は大きな穴が開いたように空虚で
嗚呼、どうしてか涙が止まらなかった
『喪失感』
喪失感____
今までそんなもの感じたことがない。
ペットだって飼ったことがないし。
親戚は物心つく前に死んでしまった。
それから何も失ってもいないし。
宝物なんてすごいものも元々持っていないし。
今まで経験したことがない感覚を
知るときどれだけ苦しいのだろうか。
喪失感なんて感じたくない。
心が空洞になったみたいだ。
錆び付いた心を拭いてくれるようなものなど
私は持っていなくて
錆び付いた心を拭いてくれる友達など
私は持っていなくて
錆び付いた心を拭いてくれるはずの家族など
信用出来なくて
そんなわがままな私を考えると心がもっと
強く錆びるような気がして。
雨風にさらされて
隠れて涙を零して終わりたいのに
歪んだ顔は隠せない。
その歪んだ顔は
まるで悪巧みをしている風に見えるようで。
私に手を伸ばす人なんていないという
錯覚に陥る。
錯覚だと分かっているのに
私の心は落ち着かない。
錆び付いた心の空洞が
もうなくなった心が
どくどくと騒ぎ出すような気がして。
ただ永遠に眠っていたいと思った。
「喪失感」
喪失感
喪失感か。
あったものがなくなる。
想像したら悲しくなるからここでストップ。
ぽっかりと穴が空いたように
ざっくりと心が切られたように
冷たく温かい何かが私の中から抜け落ちた
もうやる気も起きなくて
何をしても駄目で
自分の言動全てに意味を付けたがって
すがるのは格好悪いからと
ひとりで解決しようとした
段々空いてく心の距離
段々遠くなる唯一の理解者
きっと見放された きっと愛想付かされた
そうきっと私は初めからいらなかったんだ
お題「喪失感」
一緒に頑張ってきたのに、ある日突然いなくなる。
しばらく学校を休んでいるから、心配になってLINEする。そうしたら「私学校やめるんだ」って返事が来た。
がぁん、心の中にある何か一気になくなるような気がした。あんなに一緒に頑張ってきたのに?あんなに助けて、支えたのに?
親しい人ほど、私の周りから消えていく気がする。
ただ、生きている意味を求めていた。
十三の夏、隣で地面に影を落とす彼女から「頑張っているのはみんな同じだから」と冷たく吐き捨てられた。
後ろでさわぐ誰彼の声が耳を離れて遠くなっていく気がしたので、私は気を遣う余裕もなく視線を足元に向ける。
「頑張っているのはみんな同じだから弱音は吐かない」
「命は大切なものだから自殺なんてしない」
「努力すれば報われるから頑張るしかない」
無垢な心を押し殺して、必死に大人になろうとしていた。
世の中の言葉に従順であれば、誰も私を咎められない。
だから、生きている意味を求めることもやめた。
そんなことは馬鹿馬鹿しいと顔も名前も知らない誰かから指摘をされたので、 考えることをやめた。
心は何も求めるものがなくなって虚しいけれど、無意味であるから仕方がない。彼女いわく、みんな同じようにして生きているらしいから。
喪失感.
もう中学生のうちは恋しないようにしたい
別にいいよね?叶うわけでもない人にだし
「先生として好き」なだけの方がきっと私も貴方にとっても良いんだ
私があの時、こうしていれば君がふらついてしまう事はなかった。私があの時居れば、君は助かった。もっと一緒に遊び、撫でて、愛を伝えられたのなら君の猫生はずっと素晴らしいものだった。私の失態で君をなくしてしまった。もっと一緒に生きていれたはずなのに。後悔先に立たず。いくら泣いても懇願しても、君が蘇る事はない。それでも君は夢に出てきてくれる。しかも、凄く明るい顔で“会えて嬉しい”と伝えてくれる。私の気持ちが反映されているだけかもしれないけれど、その夢を見た日はすごく調子が良いんだ。一緒には生きられなかったけど、君の最期を見送れて本当に良かった。ずっと大好きだよ。これからも、一生。
また会おうね。
私は推しているアイドルグループがあった。
お金も時間も目の良さも全部推しに貢いだ。
いつも通り学校に通い、いつも通りに帰った
「推しさん♪♪、推しさん♪♪、今日は何をツイートしてますか?」
私は上機嫌で、てつってを開き推しのページまで移動した
…
「え?」
そこには推しの謝罪文が載っていた
それは犯罪を犯してしまったので解散しますと書いてあった。
「はぁ?なにこれ嘘でしょ…」
「犯罪犯してたの…嫌だ、そんな訳ない」
信じられなかった、
推しが炎上していたなんて
喪失感が胸を苦しめた。
貢いでいた、時間 お金 頭の良さ
全てを捧げたのに…
いつも通りの日だと思ってたのに…
『喪失感』
大腸の内側に、べっとりと張り付く質量が重い。
無くしたはずなのに、気持ちは軽くならない。
物理の法則はどこへやら。
空っぽという重さ。
外側の空気と、内側の血肉の重さに、倒れそうになる。
いっそ、水中の方が身体は軽いのではないだろうか。
週末は、海にでも出かけようか。
喪失感とは心にぽっかりと穴が空くこと
穴は早いうちに埋めたほうがいい
空っぽはきっと冷えるから
満たされているのに浮かぶのは
悲しくないのに感じるのは
何ができて何ができないのか
考えて、自分を知れば知るほど嫌になる。
幾度繰り返すかわからない自己分析
重ねすぎると少し危険。
埋めるためなのに広がるばかり。
この胸の
喪失感