『善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
善は白、悪は黒だと言うならば
なぜ、私には白が見えるの
/お題「善悪」より
善悪を決めるのは、自分基準。
余程勧善懲悪じゃない限り。
境界線はなかなか決められない。
〜善悪〜
善い人もいれば悪い人もいる。偽善者だっている。
偽善者が一番嫌いだ。わかったようなことを言ってさっさと見捨てる人達が。
お休みなさい。
300字小説
剣士と剣
その剣は険しい岩山の頂上に刺さっていた。凄まじい切れ味と、とてつもない大きな力を持つ剣で、引き抜いた者全てに善悪の関係なく力を与え、ときには大地を沈め、国を滅ぼしたこともあった。
そんな剣をある日、とある剣士が抜いた。彼は剣の力を自分ではなく他人の為に使い、沢山の人を救った。そして多く人に慕われ、惜しまれ、亡くなったという。
「無事か?」
森に薬草を採りに行った帰り道、魔狼に襲われた私を通りすがりの剣士様が救ってくれた。
「はい。ありがとうございました」
「気を付けて帰れよ」
笑顔で手を振り去る剣士様に深々と頭を下げ気付く。剣士様の足下から伸びる影。剣の形をしたそれがひょこひょこと嬉しそうに揺れていた。
お題「善悪」
善悪
「何が良くて何が悪いのか私にはもう分からない。どう伝えた所で受け取り手によって変わってしまうのだから」
窓から空を見ながら、寂しそうな目で先生が独り言みたいにそうつぶやいた。
僕はすぐに何かを返せず言い淀む。そんな僕に先生は優しく笑う。
「人の善悪の基準は、ただの好みなのかもしれないね」
夏の日が先生を包む。眩しくてどうしようもなくて、そして何故だか泣きそうになった。
日々家
▼間違えて途中で上げていました。すみません。
お題 善悪
善人と悪人がいると
多くの物語では善人が報われてハッピーエンドで終わる。
でもそれは物語の中のお話。
実際は善人は報われなくて、悪人だけが得をする世の中。
大人は、先生は、こういうだろう。
『いいことをすれば、いいことがかえってくるよ』
果たして、本当にそんな世界だろうか。
誰も見ていなくても、落ちているゴミを拾う。
誰も見ていなくても、人には優しくする。
誰も見ていなくても、頑張って生きていく。
きっと楽ではないと思う。
じゃぁ、悪人はどうだろうか。
誰かが見ている時だけ頑張り、裏では何をしているか分からない。
ゴミをその辺に捨ててたり、人をいじめていたり、めんどくさいことは善人に押し付けてるかもしれない。
そっちの方が楽そうではある。
でもそれが、本当にいいのだろうか。
そう考えると、よくないと言う人が多いだろう。
私が考えるに、いいことをするのは、あくまで自己満だ。
でもその自己満が自信に繋がり、もっといいことをする。
そうすると自分の視点が、いいことに向くのかなって思う。
それが『いいことがかえってくる』みたいな感じかなって
物事の善悪は分かるけど、大人になっても人の善悪は分からないものだね
世の中は善人と悪人がいる。
優しい人は善人、嫌な人は悪人。
だけど心の中はどうだろう。
案外反対だっりして。
奥深くてわからないね゙!
善悪で物事を判断するには、世の中グレーな部分が多すぎる。
前までの善の認識は人を傷つけず気が使える人で悪は人を傷つける人のことだと思っていた。でも今この世界は悪であふれかえっている。右を見ると悪、左を見ても悪。そんな世の中に嫌気が指したが前を見ると善人の人がいた。すると周りの人が全員善になった。このように悪人ではなく善人が増える世の中になるといいな。そう思いながら俺は誰もいない廃墟へと進んでいった。
#善悪
塗り替えられた
心の色
どうにもならない
人の眼差しが怖くて
決めつけられるのは嫌
でも決めつけてしまってたのは
たぶん自分
誰かのせいにしながら
それでも
聞いてみたいの
何が善で何が悪なの?
あなたにとっての善悪は
私にとっての善とは限らない
今日も心の天秤は
軋む音を立てながら
ゆらゆら揺れてる
善悪ってなんだろう。
人によって善も悪も違うのに。
俺にとっての善はみんなで言う普通。俺にとっての悪は今の環境だ。
みんなは贅沢すぎるんだ。毎日当たり前のように飯食って、テレビ見て寝て。そんなありふれた幸せを当たり前のように思っているのか?俺の毎日なんか、学校行って、帰って勉強して、テストの点数が悪ければ、殴られる。
俺はいつだって当たり前なんかないと思っている。だって明日自分が生きているかもわからない。もしかしたら数秒後に死んでいるかもしれない。
当たり前って何?って聞かれたらたぶん俺はこう答える。
「当たり前なんてない。」
命だけじゃなくて、友情関係だって家族関係だって、当たり前じゃない。壊れてしまうものかもしれない。だから俺は今のこの時間を大切にしたいと考えている。だけどみんなは適当に人と関わって、
「あいつうざい〜」
だとか
「親がさ〜マジうるさいんだよね〜」
だとかみんな言うけれど、それがどんなに幸せかみんなは知らない。
待て待て、今日のお題むずすぎるwww分からん。もうかけません。このお題は。
さよ~なら~
善と悪
アニメや映画の善悪は 実に分かりやすい
悪役がいるから ヒーローが引き立つ
現実世界の 善悪は
ときとして 曖昧なもの
人に よかれと助けた行いも
場合によっては 迷惑な行いになる
世の中 やっぱり
悪は なくならないのだろう
善と悪
(2024/04/26 20:27:15)
争い事の発端は双方の『善悪』の捉え方が
真っ向から違う事によるのかもしれない。
日常の些細な言い争いでさえ、突き詰めれば
『善悪』の捉え方の違いなのかも。
法できっちり区別出来る事以外は、時には
善でも悪でもない「グレー」な考えも必要なの
ではと思う。
〜お題『善悪』〜
善悪
:善悪の捉え方は人それぞれだけど
:自分の善を優先するよな
︙じゃあ私的には戦争したほうがいいと思う
:いやそれはさ
︙これは私の正義だよ 君の意見より
自分の意見を優先する
:でも
︙私の意見に口出してくれる人なんていらない
:君の存在の意味がわからない
︙とか言われたらどうする?ふふふ(笑)
【善悪】
よいこともわるいこともなにもかも、テーブルの上に並べてひとつひとつ仕分けたならば、この部屋のすべてを上手に分けられると思った。もちろんできなかった。部屋の中の物をすべてテーブルに上げるなんてできなかったし、物事をふたつに仕分けることがそもそもできなかった。
そもそも、何がよくて、何がわるいのかを、私は知らなかったのだ。呆然と立ち尽くすわたしの背後で、ドアが開く。何も知らないあなたがやってくる。ああ、そうだ、と気付く。善悪の意味すら知らないわたしでも、あなただけは、と思う。あなただけは。その先に続く言葉を、仕分ける善悪を、何も知らないまま。
善悪って難しい。
悪でも与えられた方が善だと思えば善。
善でも与えられた方が悪だと思えば悪。
誰かのためにと思っても、結果誰かを傷つけるなら善とは言いきれない。
悪があるから善が生まれて、善があるから悪が生まれる。
さぁ、私はどっちなんだろうか?
五億よりも高い親友の、明日二万で身体を売るののスカートを、二人で見繕っていた。
何をしていた、何をしている。
どうして私はみすみす失う。
神はどれだけ願っても助けてはくれない。
悪魔は条件次第では助けてくれる。
正義は、悪は、どっちなのだろうか。
‐善悪‐
♯47