善悪』の作文集

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善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/26/2023, 4:47:41 PM

良いとか悪いとかいうことは、極論すると個人の倫理観に依るものだ。
だから俺がそれを善だと言う時、お前がそれは悪だと言うのはおかしなことじゃない。
可能性としては、ありうることだ。

来週の授業で使うディベートの資料をまとめている今、俺たちの意見の合わなさは致命的と言えた。
「お前はこの条件でもBが正しいと思うのか?」
「Bの意見以外に共感出来る訳ないだろ、常識的に考えて」
「俺の話聞いてた?Aに誘導しようって戦略だったじゃん」
「せこい真似すんな、Aは間違ってる」
「俺はAに共感してんだよ!」
「お前、いつも逆張りしてくるよな」
ため息を吐くな、やれやれって顔をするな!
俺は時計を見上げて残り時間を計算した。
「あと1時間で教室追い出されるぞ」
教室の窓の外では部活動に勤しむ生徒の声がしている。
「1時間もあるなら終わるだろ」
「お前がいちいちひっくり返さなきゃとっくに終わってたよ」
「間を取って、AとB並べてどちらが妥当でしょう?っていう問いにすればいいだろ」
「まあ、そうするしかないか……俺ら二人ですら意見割れてるもんな……」
俺はA4のプリントに丁寧に二つの主張を書き込んで、どちらが妥当だと思いますか?と太字で書いた。
「先生まだいるかなぁ」
「書道部の顧問だっけ?部室どこ?」
「向かいの棟の3階の端」
俺たちは立ち上がって荷物を背負い、プリントを持って教室を出た。
「腹減った。ラーメン食って帰らねぇ?」
「俺スイーツの気分なんだけど」
やっぱり俺たち、気が合わない。
「この、あまのじゃく!」
てくてくと先を行く背中に言葉を投げると、あまのじゃくは前を見たままひらひらと手を振った。

4/26/2023, 4:39:24 PM

「善悪」
彼は、私を、この退屈で灰色の日常から救ってくれた救世主。彼と出会ってから日常に色が差して、生きている喜びを実感する。彼は紛れもなく私の光だ。
たとえ世間から後ろ指を指されても、私だけは彼の善性に救われたのだと主張する。私だけが彼の、彼だけが私の味方で理解者、だなんて、彼の瞳に映る自分を見つめていると本当にそう信じられる。背徳感にまみれた甘い蜜に溺れているんだってわかってる。悪事を働いている自覚がないわけじゃない。
先の見えない関係だから、精一杯の美しい私で今日も彼に微笑みかけた。この時間が少しでも長く続くことを祈って。


彼女は俺をヒーローだと言う。世界が変わったのだと爛々とした目で訴えてくる。俺は君と出会ってからも、そしてきっと別れた後も何も変わらない。俺の囁く甘い言葉で喜んで、滑稽な悪行を犯す君を本気で愛すことはない。
それでも、蕾のまま萎れてしまいそうだった女性が、自分のの言動で活き活きと咲いていく姿にはたまらない達成感があるから、俺はまた同じことを繰り返すのだろう。
彼女の微笑みで引き際を察する。美しく咲き誇る笑顔は別れの合図だ。
バレる前に清算すれば、傷つく人間はいないのだから。

4/26/2023, 4:38:39 PM

善悪の区別は時々曖昧

窃盗や人を傷つけることはいけない
間違いなく悪だとわかる
ボランティアとか
人のためになることなら善になる

それなら
人を傷つけないようについた
優しい嘘はどちらになるのか

嘘は嘘だから悪
それとも
優しさだから善

善も悪も区切りは曖昧で
行動する人がどんな思いで行動しているか
受け取る人がどう受け取るかで
善悪は変わると思う

4/26/2023, 4:37:21 PM

「善悪」

善悪は本来は一つ
悪がなければ善が善であることすら分からない

相対的なものは全て統合すれば無になる
だが、愛で包むなら、それは光となる

地球に来る時
人も、神々もそれぞれ宿命を持っていた
トップクラスの悪魔は
この地球に来る時、覚悟をした
人を苦しめたり悲しませたりすることも含め
悪いことをすれば
ブーメランの法則で自分に返ってきてしまう
それでも
自らの痛みに耐えてまでも
人々の魂を浄化し
悪の存在で人々を光に導こうとしてきた

また、耐え難い苦しみの果てに
悪魔になった者達がいることを
伝えなくてはならなかった

閻魔大王は人を裁く代わりに
自ら拷問を受けるという

悪を排除したり、戦ったりしても
悲しみが悲しみを呼び、
憎しみが憎しみを繋げ、
いつまでもそれが続いてしまう

そしてミロクの世には
新時代はもう、悪は必要なくなる
目に見えないものも感じるようになるし
世界の仕組みも分かってくる
そもそも魂を自ら浄化できるようになるのだから
体感としての悪を必要としなくなる

愛のない悪は自滅していくし
愛のある、悪役は役をおりる

新時代こそ、
愛により統合した世界だから
愛のない不必要なものは統合して消えていくし
愛で包まれたものは悪さえ善になる

両手広げ、真実の愛でこの世界全てを包もう
もうすぐ世界全ての闇も悪も
優しく暖かい光となる

4/26/2023, 4:35:14 PM

善悪なんて、誰にも決められやしない
分かりきったことだ
立場、時代によって変わる
だから私なりの考えをここに書いておこう
私は、
選択の自由があること
そしてその自由を得るための平等な場所があることが
善であると考える
私は、
人間らしさを失い
物言わぬ機械のように生きたり
他者が不幸になるほどに傲慢であることを
悪であると考える
進むも止まるも
どちらか一方を押し付けられるのではなく
どちらも選べる方が良いのではないだろうか

少なくとも私は
人間らしく生きていたかった
生きていたいと思えない世界だからこそ
それが自分にとっての善につながると信じて

お題:善悪
タイトル:矛盾

4/26/2023, 4:19:42 PM

あいつは善悪が分からない。今日も死体を持ってきた。本当に意味が分からない。どういうことだよ、ガチで。
「……なんなんだよ、本当に。何度も聞いて悪いが、その死体はなんだ?」
「古郡勇雄」
「誰だよ……」
 もう慣れた。慣れるはずがないのに。どうして殺す。どうしてわざわざ俺に見せる。どうしてお前はそうやって!
「ムカつく」
「なんでだよ?」
「分からないのか」
「うん」
「お前は俺の弟だよな」
「おう」
「俺にはお前が他人のように思えるよ。あるときから憎さだけがクソつのって、兄弟愛なんざ忘れちまった。お前はどうだ」
 この俺の言葉もやはり聞き入れずに(もしくは聞いた上での開き直りか)、そいつは家から出ていった。墓を作りに行くのだ。知らない奴を埋めるために。お陰で庭には棒が百本ほど生えている。気が滅入る。奇妙な光景だ。本当にやめてほしい。ふざけてるにしても面白くなさすぎだ。
「兄ちゃん」
「なに」
 話しかけてくるな、面倒な奴め。
「いい枝がない」
 ……くだらねえことにこだわりやがって。

4/26/2023, 4:16:40 PM

善悪

良いの反対は悪い、高いの反対は低い、早いの反対は遅い、重いの反対は軽い、明るいの反対は暗い。このように分けて考える。絶対はないと言うことだ。限りなく分割していく。と言うことではない。日本は敗戦によって価値が変わった。いわば背景の色が変わってしまった。自分は全く変わっていないのに、周りが変わってしまったんだ。みんなに虐められたよ。でも僕は自転はしたくない。もう一度あの時の輝きを取りもどしたい。自分というものは、どこかで誰かと繋がっている。時間がたてば昔の仲間に出会えると思っている。

4/26/2023, 4:05:31 PM

【善悪】

善悪の区別がつかないとか言われ慣れた言葉だった。発端は簡単。塾休んだだけ、それも一回。頬を引っ叩かれて叫ばれた。わざわざ叫ばなくたって聞こえているというのに。お決まりの一言だ。
「アンタは善悪の区別がついていない。」
これ以上、何があるわけでもない。頬を引っ叩かれる以外に何をされるわけでもない。あるとすれば罵声を浴びせられるだけ。慣れたもの。慣れたくはなかったけど、誰も助けられない状況の中こうするしかなかったんだ。一人っ子でよかった。こんなの一人じゃなくて、下に兄弟がいたとしたら守れる気はしない。上にいたとしても守ってもらおうとも思えない。嫌いなんだ、この人たちが。好きになれない、この家にいる時間が。まさか、親が再婚すると思わないじゃん?

4/26/2023, 4:05:03 PM

【善悪】
昔の僕は
先生や指導者に従うことが"善"
従わない者は"悪"だった。
細かい基準はあると思うが、
それが昔の善悪の基準だった。

今でもその名残が残ってはいるが
全てを誠実に従わなくてもいいと分かった
"解放された"今の私は
本当に解放されたのだろうか。

従わなくとも動ける人でいたはずだが、
最優先が"指導者"からの指示。
従えなかった時は落ち込んでいた
従わない友達は僕の中で悪だから関わりたくなかった
でも「友達と過ごせ」と言うから
その友達と過ごした。
自分とすれ違わないように
その友達の価値観で過ごせるようになりたかった。
合わせていくうちに
機械のような僕は消えていった。

その時の僕の指導者は親友以外の
数少ない光だった
でもそのままの僕だったら
これからの人生何も楽しめなかったと思う
今の私にも思うことはあるけど
つまらない人生ではないしね。

私は私の思う善で生きていく。
――――――――本物の悪はなんだったのか

4/26/2023, 3:52:57 PM

テーマ : 善悪

こりゃ、またさ、使い勝手の良さそうな
かと言って、意外と使うの難しいテーマだね

解釈はいろいろあるよね
僕的な解釈だと
善は良いもの 悪は悪いもの
はたまた
何かにとっての善は何かにとっての悪
何かにとっての悪は何かにとっての善
みたいなね

難しいよね〜ww

簡単に例文作るとしたら
「甘いものは体にとっての悪だけど、心を安定させるものと考えれば善になる」とかね

全然、関係ないけど僕 わたあめが好きです

なんだろうなぁ
こうやって見ると、善と悪って結構 同じ意味なのかなって思ったりもしちゃう

だって、何かにとっての善は何かにとっての悪なんだから
見た目は違うだけで、意味は同じみたいなね

んー…今回のテーマはまじで難しいな

まぁ、でも
【善悪】ってハッキリしてそうで、曖昧な感じもするし
今日の僕も曖昧な感じで終わろっかなって思ったり

ね、誰かの物差しの善悪じゃなくて
自分の物差しの善悪で見たらいいと思う

良い悪いって人が決めることじゃない
自分がどう思ったかを考えた上で決めることだと思うし

一般的とか普通とか置いといてさ
まずは、自分の価値観を優先するべきだなって思う

わぁ、僕めちゃくちゃ良いこと言っちゃった…

じゃあ、今日はテーマには戻らず終わろう
みんな、おやすみなさい!

4/26/2023, 3:51:03 PM

『 善悪』

この世界に産まれてきたからには善悪と言うものを知らなければならない

4/26/2023, 3:47:49 PM

この世界には善も悪もない。
自分の視点、価値観の色眼鏡で白にも黒にもなる。

善悪を存在させているのが、人間の思考というだけ。

幸せ?
苦しい?
楽しい?
悲しい?

価値観の外に出れば、見え方は変わる。
今の自分を変えられるのは自分だけ。

私という価値観を卒業する。

4/26/2023, 3:47:39 PM

善い行い、悪い行い、それぞれ基準がある。

でも、人によって、感じ方は違うから、

その基準だけを頼りに生きていくもんでもないと思う。

〜善悪〜

4/26/2023, 3:38:26 PM

善悪は、誰しもが心に秘める
二極対となる感情
善意だけの人間は在らず
悪意だけの人間も在らず
少なからず、どちらも心に秘めている
それゆえに、
善人であっても気まぐれで悪行を犯する。
悪人であっても戯れのように善行をする。
完璧な善意、完璧な悪意に満ちた人間など、
初めから存在などしていなかった。
だが、人はその一方にのみ満ちた人を求める。
完璧な善意をもって全てに救済を。
完璧な悪意をもって全てに絶望を。
それを持つ者を、求めている。
だが、それは無い。
両方孕んでこその、人なのだ。
それでこそ、
人は面白く、醜く、愚かしく、可笑しく。
ああとても、とても…オもしロイ。

4/26/2023, 3:29:01 PM

私はいじめられっこだった
卑下する他の子達から私を守る優しい彼
ちゃんと私を見てくれた

明るくてみんなからの信頼が厚い彼
大人になったら悪いやつをやっつける
正義の味方を目指す彼
近い将来それはきっと果たされる
そう感じさせるくらいの力があった

「大好きな君を絶対に守るから」



彼は悪に打ち勝った
彼は皆に称賛された
「俺と一緒になってくれないか?」
英雄と称された彼との祝福される結婚
これ以上ない幸せ





幸せの鐘がなる
私の横には大好きな彼






母は病で私が幼い頃に亡くなった
父は家の金を使い込んで失踪
貧しくて食べるのもやっとだった

優しい兄は朝な夕な働いて
私と暮らしを守ってくれた
誰よりも大切なひとりきりの家族
大きくなったら私も力になると言ったら
笑っている頭を撫でてくれた

「大事な家族は俺が守るから」



兄が死んだ
兄の死体は無惨だった
私を守ってくれた兄はみんなにとって悪だった
だけど私にとっては大切な家族で…




幸せの鐘がなる
真っ赤な花束に隠された銃口は
大好きな彼に真っ赤な花を咲かせた





善悪に境はない
皆にとっての善は私にとっての悪だった

4/26/2023, 3:27:54 PM

悪いことと、普通のことがわからなくなっている脳の状態

4/26/2023, 3:23:27 PM

善悪

そんな曖昧なものを
分けるなんてこと
僕には難し過ぎたんだ

4/26/2023, 3:19:08 PM

善悪 El Bueno y el Malo

何事においても善悪をつけるのは難しい
結果がどうなるのかは誰にも分からない
迷った時はただ肉体ごとぶつかっていくしか無い
例え結果が悪かったとしても
それはしょうがない
ただボーッとして
何もチャレンジしなかったものとは大きな差がある
柔道はまず受け身の練習から始まる
投げられること
負けることが前提だ
投げられた時にいかにダメージを少なくするか
負けた時にいかに精神的に凹まないか
どんなに強い柔道家でも必ず投げられる時はあるし、負けることもある
人生も同じだ
死ぬまで人生は試練の連続
自分は何事にも恐れず果敢に挑み続けたい

4/26/2023, 3:10:23 PM

善と悪…

どんな事も
キレイに割り切れる
ばかりではないし。

結果だけでは判断出来ない。

少なくとも…
私の中にはどちらもあるから。

どちらが欠けても
どちらかに偏ってばかりでも
きっとバランスが取れなくなってしまう。

善と悪の間には
複雑な思考と感情があるんじゃないかな。


【お題:善悪】

4/26/2023, 3:05:50 PM

心がトゲトゲの
悪い奴がいっぱい。

私は丸くいたいから、
丸い心で受け止める。

いっぱいいっぱい受け止めて、
いっぱいいっぱいトゲが刺さって、
気づいたら、

私の丸もトゲだらけ。

きっと彼らも、
最初は丸かったのだろう。

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