『哀愁をそそる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「うーん…うーん…」
「…」
「うーん…えぇえ…?」
「…あのさぁ、さっきから何を一人で唸ってるの?」
眉間にシワを寄せてうんうん唸る僕。
はじめこそスルーされていたものの、10分たった今も続くそれにいい加減嫌気がさしてきたのか、友人が呆れたように聞いてきた。
「いやぁ、あのさぁ」
「おう」
「今日のテーマが【哀愁をそそる】なんだよ」
「テーマ?」
「そう。出されたテーマで文章作るんだけど【哀愁をそそる】ってなに?どこで使うの?誘うじゃだめなの?」
「いや、しらねぇよ」
「ひどッッ!!こっちは一生懸命考えてるのに!!!
もぉおぉ!!【哀愁をそそる】って何なんだよ!!
調べても誘うとか漂うとかしか出てこないんだよぉ!!
誰かー!おつむ弱者の僕に教えてくださーーい!!!」
「やかましい!!!!!」
哀愁をそそる
風が強く肌寒い日
1人で
あの時の事をふと考えた
もう一度あの人に
会いたいなぁ
少し哀愁を誘う日だったな
おっさんは哀愁をそそる。
ただ生きてるだけなのに。
誰からも見向きもされずに
ただ生きてるだけなのに。
女性から嫌がられ
子供からからかわれ
それでもにこやかに生きる。
俺もそういう歳になった。
アダルトチルドレンもおっさんだと哀愁を感じると思った。
時代なのだろう。生きる目的は皆それぞれ。哀愁という意味合いも変わったのだろう。
おじさんは生き様が哀愁だ。
ギラギラしたおじさんは陽キャだが哀愁おじさんは陰キャも入る。どこと無く哀愁おじさんは可愛げがある。
「哀愁をそそる」
あっという間に季節は変わる。
風が冷たくて。日が落ちるのが早くて。
一日が短く感じる。
なんだか切ない気持ちになる。
寂しい気もするけどそういう風景も一瞬。
今しかないものを目を向けて。
今しか感じれないものに目を向けて。
人生も一瞬なのかな。
忘れられない出来事。
私の忘れられない出来事は、戦争や、地震です。一番衝撃だったのは、東日本、トルコ地震、広島原爆です。東日本大震災は、私の生まれた前だったので悲しかったです。
哀愁をそそる-(11/4)
哀愁をそそる。
正直、そんな難しいお題書けるかいっ!
シンプルなものにしてくれないかなー(ため息)
折角、続けて文章を書くという事ができているのに
敢えて絞り出すならー。。。
早い時間の最終バスを終点で降りて、その時感じる空気感が物悲しい
音楽を捨てた彼女。自分の大切を諦めるしか無かった彼女。
今は別の方法で色んな人に支えてもらって、とても楽しそうに見える。
だけど、時折、彼女の後ろ姿を見ると哀愁をそそられる。
まだ、楽器に向き合っていた彼女は背が伸びていたのに、今では猫背になっている。
本当に、音楽を忘れ去ってしまったんだな。
―哀愁をそそる―
昼休み。音楽室に君が居る。
君は、トムソンイス(ピアノの椅子)に
座ったまま、立つことがない。
「ずっと、座ってて疲れないの?」
僕は、君に問う。
君は、黙ったまま、微笑み答えない。
綺麗な音色を―君が思うままに…
なんて、なるはずないよね
君が消えたあの日、
教室はどこか寂しく思う。
哀愁をそそる
目が覚めると、隣にはもうない温もりを探してしまう。
もうずっと、これが続いている。
まだ1週間。もう1週間。
夜は寂しさを隠すために外に出る。
いつも同じ道。公園によって、あなたと過ごした日々を思い出す。温かいココアが私の哀愁を引き立てる。
あぁ、戻ってきて、私の愛しい人。
「記憶」
夕立
穂の上で煌めくのは
小さな水晶玉
兵どもが流したのは
喜びの汗か
あるいは
敗走の涙か
夕暮れ
透き通った結晶に血潮が流れ込む
宵の口
闇に染まる戦場ヶ原は
ススキの墓標のようである
枯れ果てた木に
ほんの少しの銀杏の葉。
雨も降りそうな
暗い曇り空で
マフラーが役に立ちそうな
木枯らしが吹いている。
犬の散歩した老人が
公園を横切る中、
特に用事もなく私も
コーヒー片手に歩いてる。
絵に描いたような
寒くて冷たい秋。
–哀愁をそそる–
なんで人は誰かとつるまないとやっていけないんだろう。
弁当を食べる時
移動教室の時
勉強をする時
友達は誰かと一緒にする。
私は別に1人でも平気だ。
そう平気なんだ。
別に1人でもやっていけるし、逆に誰かと一緒にしか行動できない人間にはなりたくない。
平気。
だけど今日平気じゃなかった。
テストでいつもと席が違った。
私はいつもの席は仲のいい子Aちゃんと隣だから別にくっつけるわけでもなく少しだけ話しながら食べる。
だけど今日。
Aは隣じゃないから私は1人で食べるつもりだった。
別に弁当ぐらい1人でもいい。
けど、けど。
周りを見ると周りがみんな固まってたんだ。
私1人、周りは何人かで席をくっつけてる。
気まずかった。
自意識過剰なのは分かってる。
だけど、あの子は友達居ないんだとか。
あの子弁当1人で食べてて寂しくないのかなとか。
人の気持ちを勝手に想像して気まずくなって惨めだった。
私と同じクラスで主に仲良いのは2人。
AちゃんとBちゃん。
BちゃんがAちゃんの元に行ったから余計にあの子はぶられてるんじゃない?って思われてるんじゃないかって思った。
私はこれって1人じゃ無理ってこと?
1人でも大丈夫って思い込んでるだけ?
1人でも寂しさなんて感じないのに。
わかんなくなってきた。
私は人とつるむのが向いていないんだと思う。
つるんでもめんどくさいって思う。
あぁー、なんで人の目なんか気にしちゃうんだろ。
しょーもないし、情けない。
みんながみんな1人で行動できる人だったらよかったのにな。
これ見て嫌な気持ちになった人がいたらごめんなさい。
少しだけスッキリした。
閉店間際の喫茶店
待ち人は今日も来ず
流れるピアノの音が
哀愁をそそる
#哀愁をそそる
#20
哀愁をそそる
暗くて寒くて…
震えてる
雪の日…
あなたの想い出を
抱きしめて
哀愁をそそる…
涙溢れて
もう戻らない過去
胸が苦しくて
つらいの…
涙…
幼い頃から
お留守番隊だった
私。
決して
裕福では無いけど
中学に入ると
両親は
離婚して
母に育ててもらった。
母は掛け持ちで
朝から
夜遅くまで、
働いてくれた。
母のおかげで
食べるものには困らなかった。
兄弟達は
アルバイトでお小遣いを稼いで。
私は
末っ子。
1人でいる事には
慣れっ子だった。
留守の間は
母が少し
お金を置いてくれる
それで、
近くの
安い、たこ焼き屋さんや、
おうどん屋さん。
1人で平気で
お店に入っちゃう。
周りの大人たちは
どう見えてたかな?
今となっては
わからないけど。
子供1人で
安いとはいえ
外食が平気になるなんて、
滑稽だったかな?
自分の事は
棚に上げて、
家族や、友達、
会社員の人たちが
食事で賑わう中
男性が1人で食事している姿は
どうしても気になって。
1人で寂しく無いかな?
とか
余計な事を
考える。
今も、変わらず
お一人様は
気になるのです。
若くても、
おじいちゃんでも、
1人は
可哀想って思ってた。
食事をする姿を
見るのは心苦しい。
何故か
哀愁をそそる。
男性の皆様。
1人のお食事は寂しく無いですかぁ〜?
哀愁をそそる
秋の日、はらはらと舞う紅葉の中。
小さな背中を震わせる少女がいる。
もともと小柄ではあったがさらに小さく儚げに見える。
長い髪が秋風になびく。
その情景に哀愁をそそられない人はいないだろう。
声をかけようとして足元が先に音を立てる。
少女は振り返る。
涙の滲む赤い目元で、少し驚いたように口を押さえる。
「……何しにきたの?」
口調はさっきの印象とは違い、どこか自嘲的な音を転がす。
思わぬ言葉に二の句を告げずにいると、少女は再度口を開いた。
「放っておいてよ。分かるでしょ?」
それでようやく、手元の紙片に気づく
白い、びりびりに破られた封筒。
「ごめん、でも──」
放っておけなくて。
言葉を選ぶ余裕もなく、迷惑そうな彼女に構わずとっさに手元のチョコレートドリンクを押し付けた。
《失恋した人にアプローチすると軽くなびく》
そんな言葉がよぎったが、もう遅かった。
彼女の目元が怒りに赤く染まる。
〚哀愁をそそる〛
「クライマックスの主人公の哀愁をそそる背中に思わず泣いちゃいました~」
ある映画の感想を言う人を、テレビで見た。
そこで思う。
哀愁とは、何なのだろうと。
何をもってして、哀愁というのだろうと。
国語辞典で調べてみても分からない。
―――哀愁って、、なに?
何かこの前、池があるからそこで散歩してた時におじいさんがひとりで猫におやつあげてたの見て哀愁の意味を知った。
哀愁をそそる
笑ってる。ように見える。
目の形が弧を描き、口がにこりと微笑んでいる。
少し違和感は、眉が垂れ下がり物悲しく見えること。
無理して笑っているようにも見える。
テーマ:哀愁をそそる #354
哀愁をそそる景色が
電車の窓から通り過ぎていく。
ガタンガタンと揺られていく。
鼻がツンとする。
別に泣いているわけじゃない。
ただ目の前が曇ってしまっているだけだ。
※♡4300ありがとうございます