『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝が来れば
おはよう
夜になれば
おやすみ
当たり前のように
言葉を交わし
他愛もないことで
笑いあった
あの頃の
優しい日々が
恋しくて
いつになれば
どこに行けば
あなたに
会えますか
心があなたを
求め続け
隣にいない夜
ふと...
考えてしまう
何を支えに
何を希望に
生きてるんだろう
って
ごめんね
遥か彼方にいる
あなたは笑って
支えてくれてるのに
独り言
【命が燃え尽きるまで】
磔にされた私の足元で、炎がパチパチと音を立てて徐々にその威力を増していく。
周囲を取り囲むのは有象無象の民衆だ。皆下卑た笑みを浮かべながらこちらを見上げている。
一人の男が言い放つ。
「悪魔に魂を売った卑しい魔女め!」
その一声により、周囲の有象無象もあとに続く。
「このアバズレが!」「あれもお前がやったんだろう!」「早く死んでしまえ!」
一人が石の礫を投げると、同じように礫がいくつも投げられた。例え小さな石であっても、それが一定の距離から力を加えられて投げられればそれなりの拷問となる。
下半身を覆い尽くし始めた炎に包まれながら、体中を礫に痛めつけられ、苦痛のあまり私は獣のように呻いた。
「うあ、うあああああ‼︎ うぐああああ‼︎」
思考はこうも澄んでいるというのに、口から吐き出される音は言葉にはならなかった。
煙が肺に入り込みいやに息苦しい。朦朧とした意識の中で、私は周りを取り囲む悪魔共を睨み付けた。
悪魔共は、磔となった私の周りで笑っていた。人間の皮を被って、気味の悪い笑顔を貼り付けていた。
私は呪った。この境遇を、周りを取り囲む悪魔を、この世に人間として生を受けた自分自身を。
この身が焼け爛れ命が燃え尽きるまで、ジュクジュクと皮膚が溶け始めるのを感じながら、私は全てを呪い続けた。
命が燃え尽きるまで #1
その瞬間はいったいいつになったら訪れるでしょう。
わたしの命が燃え尽きて
全てが灰になった時
それは誰かの上に降り注ぎ
小さな灯りを灯すでしょう。
だからどうかそれまでは
ただ一人 貴方のことを。
命が燃え尽きるまで笑っていたならどうなるだろう
辛いだろうか
疲れるだろうか
幸せで居られるだろうか
命が燃え尽きるまで何をやるだろう
呼吸して
瞬きをして
寝て起きて
ご飯を食べて
歩いて
学校や会社に行って
雑務を熟して
家に帰る
いつも同じようなルーティンを過ごすのだろう
命が燃え尽きるまで何が出来るだろうか
僕がやれる事は耐える事ぐらいだろう
空は偽物の青空
命が燃え尽きるまで
苦しい
死ぬってこういうことなのかな
こんなにも
あっけなくて
こんなにも
さみしい
1枚の紙切れがあっという間に燃えるように
私の命も簡単に燃え尽きてしまう
時を告げる
ポーン
ポーン
ポーン
ポーン
パタン、と扉が開いて真っ白な鳩が飛び出す。
勢いよく羽ばたいた後には、小人が周囲を踊りながら回る。
やがて小人が帰っていき、鳩もまた巣へと戻った。
部屋に静寂が戻る。柔らかな夕陽が窓から差し込み、部屋を温かく染めていた。
コンコンコン。
ドアを叩く軽い音に頬が緩む。時間ちょうどだ。
「じいちゃーん! きたよ!」
「ああ。よく来たな」
元気な声。バタバタと忙しない音。
部屋の時間が動き出した。
今日のお題 命、燃え尽きるまで
自分の探究
どこまで出来るのかな
今は仕事を通して、技術を磨いてる。そうしながらの自分磨き。視野を広げれば広げるほど、ゴールは遠くなっていく。
その一歩一歩を埋める作業がたまらなく良い。
いつか、定年が来て、現場を離れることになるだろう。
その時は何を支えにこの作業を続けていくのだろう。考えると不安。
人は死ぬまで成長出来るはず。
その気持ちを失わない限り。
命が燃え尽きるまで
出来るだけ長く、ずっと一緒にいて欲しい。
前までは、この世界に未練なんてなかったし
あれやりたい、これやりたいなんて思えることなんてなかったけれど
お前と出会ってからは、これからの時間を一緒に過ごせない事が
悔しくて...悲しかったから
だから、だから、
最後の最後に未練が残らないように。
...只々、お前と過ごす時間を
一分でも、一秒でも
長くしたい
#命が燃え尽きるまで
58作目
【命が燃え尽きるまで】
命が燃え尽きるまで君を愛したい
命が燃え尽きるまで
誓いを立てよう
生涯君を愛し続けよう
君が悲しい時は寄り添い
困った時は力になろう
君に笑顔でいて欲しい
君の喜びを共に分かち合いたい
幸せな人生だったと
最期には思って欲しい
君に尽くし、君を守ろう
この命、燃え尽きるまで
命が尽きるまで
命など何時でも尽きてしまうものだ
命が終わるまで何をしたいかなんて、
そんな事考えることであない。
人に命が尽きる理由など、わかりあしない
その事を不快に思うことの無い。
いつか、尽きてしまう理由がわかる時が来るのであれば
私は、喜んで涙をながそうか。
命が燃え尽きるまで
命を炎に例えたとして
私の命は燃えているのだろうか
緩やかな風でさえ
消えそうになる危ういひかり
弱く繊細で気まぐれで
なぜか助けてくれる不思議なご縁が
ここまで導き繋いでくれた
いつ消えたっておかしくない
いつ消えたって構いはしない
そんな時に現れた
小さく幼く濃いひかり
眩いほどに輝く炎に取り憑かれた
もしこの炎が消えるのなら
私は自分を燃やすだろう
たとえ自分が無くなってでも
この炎が繋がるのなら
輝く未来に賭けてみたい
〔最後迄、笑顔を絶やさなかったとても強い人でした。〕
8/31 ハレ
今日は、入院してるじいちゃんに会ってきた。
前にじいちゃんの家で会った時より、痩せてた。
あと、頭の毛が無くなってた。ふさふさだったのが、
白髪が何本しか生えてなかった。
話したら、いつも通りで安心した。ニコニコしてた。
9/1 クモリ
今日はお母さんだけ病院に行った。
じいちゃんの詳しい話、聴いてきたらしい。
あと、どのくらい持つか分からないって話が合ったのを、
聞いてしまった。何か、深刻な雰囲気で、すごく、怖かった。
9/5 ハレ
今日はこの前の話が頭から離れなくて、眠れなかった。
じいちゃんに会ったけど、顔がちゃんと見られなくて、
少し心配させてしまった。髪の毛は、ちょっとずつ生え始めてた。黒い髪の毛が。不思議。
9/9 アメ
じいちゃんときょうもお話した。前よりも顔色が良くなって、髪の毛も増えていた。何でだろう。でも、じいちゃんが元気そうで良かった。
9/10 ハレ
じいちゃんが、きとく、になったって言ってた。
きとくって何?じいちゃんにお見舞いに行こうとしたら、止められた。わからない、何で行っちゃ駄目なんだろ?
9/11 ハレ
じいちゃん、まだ会えないらしい。不安になる。
また、会えるよね?
9/12 アメ
じいちゃん、髪の毛増えてた。ふわふわになってた。
起きてなかった。手を握って、声を掛けてきた。返事はないけど。でも、手を触ったら浮腫む?って感じになってた。暖かかった。特別に、会わせて貰ったけれど、何か怖かった。お母さんもばあちゃんもピリピリしてた。
9/15 ハレ
じいちゃんが亡くなった。この前会わせてくれたのは、
亡くなる前にって事だった。
今日も、手を握って声を掛けてきた。冷たかった。
お母さんが、昨日私が声を掛けたら、少し顔が笑った様になって、表情が穏やかになったって言われた。
髪の毛、整ってた。白髪、一本も無かった。
顔が薄っすらと笑ってた。あの時から、ずっと笑ってたのかな。
最後迄、ずっと笑顔だったのかな。
命が燃え尽きるまで
なんて考えたことないなあ
燃え尽きる希望があるだけで
素晴らしいと思う
命イコール希望
希望イコール夢
命ある限り夢を見続けたい
【命が燃え尽きるまで】
人間の寿命は1本の長いロウソクだ。
そのロウソクは人間によって様々だ。悪を積めば減るし、善を積めば増える。
時には死神がちょんぎったり、無理やりに消したりもする。
最低で生まれてすぐ、最高で100歳ちょっとだ。
死神はそれを見守り測り、そして死する魂を回収する。それが我々の仕事、死神の仕事
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
目の前でおばあさんが車に跳ねられて○んだ。
はね飛ばされグチャりと言う音と共に地面に叩きつけられた。辺りにどくどくと赤黒い血液が広がる。
それに合わせて臭う鉄の匂い。
持っていたはずのスマホは力の抜けた手のひらから滑り落ちていく。
カタン、パリン
スマホの画面が割れた。
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家が燃えた。
長く住んでいたアパートは古い。そのために火が点ると一瞬で燃え広がってしまう。
嗚呼、思い出の家……通帳はあるし、スマホはあるけど……
(俺の服……思い出と、きょ、教科書……)
消火されたアパートの中からは老夫婦と若い女性、幼い子供の焼○体が発見された
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
最近周りの人が亡くなる。
前を渡っていたおばあさんに住んでいたアパート、大家さんの買っていた犬、そして親。
どんどん近くなっていく。
どんどん、命が燃え尽きていく
僕にできることといったら文章を書くことだけで、なんとか認められたくてがんばってきた
だけど自分で思っているほどには評価されなくて
一時は落ち込んで、もうやめようと思ったこともあるけれど、やっぱりやめられなかった
だって書くことが大好きだから
人にどう思われても、たとえ見向きもされなくても、多分僕は命が燃え尽きるまで書き続けるんじゃないかな
『命が燃え尽きるまで』
ろうそくって、燃えてる自分のことをどう思ってるのかな。
僕は命が燃え尽きるまで
何かして燃えつきたい。
後悔しないように…
Theme:命が燃え尽きるまで
決して振り返らない。
貴方の望む世界を創るまでは。
どれだけ屍の山を築いたとしても。
どれだけ怨嗟の嵐が吹き荒れたとしても。
貴方の心が揺らいでしまわないように。
貴方の心が哀しみに沈んでしまわないように。
私は貴方の剣であり盾である。
貴方を阻み、悩ませる全てのものから護ってみせる。
この命が燃え尽きるまで。
だから貴方は振り返らないで、自分の信じた道を歩んで下さい。
貴方の望む世界を創って下さい。
あなたに私の全てを捧げます
心も身体も何もかも
この命が燃え尽きるまで
あなたのために___