『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
燃え尽きるまでとか言える人は
なにか希望があるんでしょ?
明るい未来がみえるんでしょ?
自分の時間、いのちを
捧げる価値のあるものがあるんでしょ?
生涯青春だね。羨ましい。
そういう
わたしにも人並みに夢をみられる身分がほしかった。
苛々する。
そうやって前見てきらきらしてる人。
何かに夢中になりたい。
本気で頑張ってみたい。
#命が燃え尽きるまで
穏やかな気持ちになる、好きな事。
ワクワクが止まらない、楽しい事。
知らないことはまだまだ有るから、疑問はそのままにしない。
身の回り身だしなみはキチンとね。
日常の美しいモノ・コトを、日々キャッチ出来る自分でいよう。
命が燃え尽きるまで…
苦しいんじゃない、
怖いんじゃない、
悲しいんじゃない、
寂しいんだ、、
こんな半端者の俺を愛してくれる
人が逝くのを見届けたら
ゆっくりついて行こうかな
041【命が燃え尽きるまで】2022.09.15
もはや、これまでのようだった。如何に祈りを尽くしても、火の山の憤怒はおさまらなかった。
「わたくしは、命が燃え尽きるまで、この祈祷所で、御山にむかって祈り続けます。されば、オサよ。みなを御山の怒りのとどかぬ静かな場所へ……」
しかし、オサは。首をたてにふらなかった。口もとに、ただ、やさしい笑みをうかべていた。
「御山がここまで怒ったことはない、とジイ様がいうておった。これは、祈りでどうこうできるような段階をとうからこえている、ということであろう……天の御鉾を、お出しなさい」
オサの物言いは穏やかであったが、私は怯んだ。顔面が蒼白になっていくのが、自分でもはっきり感じられた。
「ワシが、御山神をお諫め申し上げる」
オサは、そう告げた。
「おやめなさい! どうか、それだけは……」
オサの諫止。それは、巫女が代々口伝えに伝えてきていて、私も知ってはいたが、よもや、私の代にそれが実行されることになろうとは。おもわず私は、オサの袖にすがりついた。
「あなたはみなにとってなくてはならぬ存在。御山神に命を捧げ、怒りをなだめるのはこの私の役目。だから……」
「ただいまからは……このワシが、この場所で、祈りまする」
オサが、立ち上がった。
「場所を代わりたまえ。ぐずぐずするな。みなの命がかかっている。御鉾を」
それでも私は、肯うことはできなかった。無言で、抵抗した。
「ワシとて、不本意ではある……しかし、これも時のめぐり合わせ。やむを得ぬ」
オサは首からしるしの勾玉をはずし、私の首にかけた。
「ただいまより、なにもかも。おんみに、おまかせする。疾く」
オサの勾玉を巫女に託し、巫女の鉾をオサに委ねる。この行為こそが、なだめてもなだめても怒りを爆発させる神に対し、諫める、という強い手立てを取るぞとの、人間の長からの宣告であった。
かくなるうえは。さからうことはできなかった。あまりのことに涙も出なかった。私は天の御鉾をオサにさしだし、祈祷所を下り、口伝にしたがいみなを東雲山に導いた。
火の山が鎮まるまで、さらに十日かかった。わかりきってはいたことだが、オサは帰ってはこなかった。それだけではない。あろうことか、ムラも。あとかたもなかった。
私たちは新天地を求めて南に旅立つことにした。ジイ様を仮のオサとし、しるしの勾玉はいましばらく巫女の私があずかることとなった。
勾玉を掲げ、朝に夕に、オサの御霊に祈りを捧げるのが、当面の私の役割となった。そして。オサの最後の勇姿を末代まで語り伝えることも。
『命が燃え尽きるまで』
そうだなぁ、
可能であるなら
命が燃え尽きるまで
自分の事は自分でちゃんと面倒みていたい
そして
愛した人と自分の事は忘れずにいたいな
命が燃え尽きるまで
君に出会ってから
世界が変わった
変わって見えた
僕を変えてくれた君のために
僕はこの命が燃え尽きるまで
君のことをずっと愛し続ける
何かあれば助けるし、
何があってもずっと味方でいるよ
だから
安心して眠りなよ
僕ら君のことをずっと…
声にならない声を
痛めつけられた魂を
あなたの前に投げ出すとき
それを拾いあげてくれると
確信をもっているから
ときに不実な心が
あなたからの離別を匂わせても
それに耳を貸したりはしない
あなたこそはわたしの光
この命は
あなたへの賛美のために灯された
ひとすじの炎です
#命が燃え尽きるまで
流れていく。
火が蝋を溶かしていく。
弱くなる時もある。強くなる時もある。
消えそうになる時も、ある。
それでもなくなるまで、燃え続ける。
最後の最期、蝋が溶けきるその時に
出来るだけ後悔がないように。
命が燃え尽きるまで
僕は太陽を飼い殺す、きみが好きだってことを、きみにだけは知られたくなかった、僕の中の血肉がこすれあって火花を散らす、炎を見ると安心するのは僕の体内で唸り上げる火災の一部を移し替えられるから、助かりたくて水を飲む、きんと冷たい液体が、流れ落ち、喉を焼く、とうとう終わりだ、何もかも僕がやったんだ、太陽を直視したかった、僕は死んだあとに幸せになろうと思う、遺灰から、綺麗なルビーが見つかりますように。
命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで
自分を探す
居場所を探す
安心感を探す
命が燃え尽きるまで
自分を愛する方法を探す
人を愛する方法を探す
命が燃え尽きるまでに
気がつきますように
自分の居場所は自分の中にあるよ
安心感は自分の中にあるよ
そのことに
自分を愛したいあなたが
人を愛したいあなたが
気がつきますように
命が燃え尽きるまで必死に生き抜こう。
燃え尽きる前に壊れてしまわないように。
命が燃え尽きるまで
そばにいて。
燃え尽きたら
君の心に移り火させて。
命が燃え尽きるまで、
ぼくは、ぼくを愛し切ることに決めたのが2年前
あの頃のぼくとの約束を果たせたかどうかなんて、
最期までぼくにはわからなかった
あと、1日で就職試験だから、本気で頑張るから応援してな
大好きやねん
命が燃え尽きるまで。
目を覚まし 夜に眠る。
命が燃え尽きるまで。
欲を満たし また何かを欲する。
命が燃え尽きるまで。
疑問を抱き 思考する。
命が燃え尽きるまで。
時に立ち止まり 再び歩き出す。
これらが出来なくなった時、人は“生”を実感出来るものなのだろうか。
先に失うのは“命”か“心”か。
人が何を思おうが先に心を失おうが、命という名の灯火は今日もただ静かに揺れる。
たぶん、ずっと、、すき。
命が燃え尽きるまで。
私だけの秘密
命が燃え尽きたら告白するね。
ふぅっ
そんな息をする小さい音と同時に
煙を吐く
何も考え叩くなんてないけど
今は大切な親友の家が燃えたのだ
助けたい、死なないでほしい
その親友はいつも、
笑顔で時折苦しそうに相談をしてくる
頼ってくれて嬉しかった、初めての親友だったのに
「…嫌だよ…」
そうボソッと呟いて、
意識を親友から煙草へ向けた
お題 命が燃え尽きるまで
「命が燃え尽きるまで」
私は私らしく生きていけているだろうか
私は今日も働く…。
今日は小さな子供たちを迎えに行く。
正直、気が進まない。
まぁ、年齢がいくつであっても気は進まないけども。
まだ数年、数ヶ月、数日…の世界しか知らない子供たち。
もっとやりたいことがあっただろう。
もっと家族と一緒に居たかっただろう。
もっともっと…広い世界を見たかっただろう。
そんなことを考えて、足を止める。
白い靄が薄くなると子供たちが不安そうに立っていた。
「おいで。こっちだよ。」
私は努めて優しく言う。
以前、迎えに行った年配の女性に
『死神様は顔が怖いから、声だけは優しい方が良いわよ』
と言われたことがある。
彼女の命も綺麗な色をしていた。
子供たちを優しく手招きして、
靄の先にある湖に連れていく。
1人…また1人…と、静かに湖に吸い込まれて、
小さな小さな炎が浮かぶ。
しばらく浮かんでいた炎がだんだんと消えかかって、
やがて、最期の炎が消えたとき、
キラキラと輝く蒸気が上へ上へと昇っていった。
「さようなら。次に会うときは、もっと大きくなってからがいいかな。」
私は今日も働く。
人の命が燃え尽きるまでを見届ける為に…。