『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕は今前を向いてるよ
君は今前しか見ていないだろうから
『君は今』
君は今、何を思っているの?
君は今、何が好きなの?
君は今、誰の隣で笑っているの?
君は今、笑えているの?
誰かが、私の悪口を言ってる気がする。
君か?
私は、そんなに他人に強い感情を向けられるような生き方はしてない。だから、犯人はひとりなんだよ。
「君は今何を思ってるの?」
真吾が真剣な顔して言った。
どう思ってる?
それすらもはっきりしない。
自分の思いさえわからない。
もう、どうしようもない。
そう思って俯き黙って首を横に振ると
「言葉は口に出さないと相手に伝わらないんだよ。
心の中がわかるわけじゃないんだから思うままに伝えないと伝わらないよ。」
思うままに…………。
そっか。
私は今度こそしっかりと真吾の顔を見て力強く頷いた。
「言葉にしてくる。
戦ってくるね。」
「うん。
伝えておいで。」
何してるの?
元気?
調子はどう?
こんな簡単な文字が君に送れなくて
打って消しての繰り返し
なんで、送れないんだろう
どこで間違ったんだろう
永遠って、僕には無いのかな
自分から言い出したのに
何故か君の名前が1番上にあるまま
開いて、閉じての繰り返し
あの時の勇気をもう一度
ねぇ、君は今何してるの?
#君は今
君は今…
心から愛してたはずの君へ…君は今何処で何をしている…?誰といる…?私が、君のいる事業所の方へ行かなくなってから、私への未練は、少しでも消えてきたかい?もはや、私との記憶、全て消えてきたかい?私への未練なんて、早く消して、私の可愛い後輩の彼女だけを愛し、上手くやれよ。もう私との記憶なんて…君が、私への未練を消してくれないと、そこに愛も無かったのに愛してた側の私まで、若干残った君への未練が消せないから…でももうそれで良いの。君への未練を残したままそして沢山の罪や間違った道を選び続けて来たまま、私は、次こそ、人生初心から愛せた今の彼氏と幸せに結婚するんだ。そう。私は、今の彼氏と今年中に籍を入れ、結婚をするんだ。今まで沢山間違った道を選び続け、罪深い女になってしまったが、そんな私でも、ようやく幸せになれるんだ。やっとその時が来たんだ。今度こそ本当のさよならだ。今まで本当にありがとう。私は、誰よりも一足早く幸せになるよ。だから、もう君には会えない。そう。もう会えないんだ。そこに愛も無いのに。会う理由すら無い。最初で最後のホントのサヨナラ。
君は今、何しているだろうか。僕は今、手術台のようなものの上に寝かされて、大きなライトで照らされて、灰色の生命体に囲まれているところだ。僕を囲んでいる奴らは、頭と目が異様に大きく指が長い。いわゆるグレイといったような生命体である。どうしてこんなことになってしまったのだろう。深夜に無性にラーメンが食べたくて、罪の意識を自覚しつつもコンビニに駆け込んだ。その帰り道に謎の光に包まれた結果がこれである。僕の罪は宇宙人に拐われるほどの大罪だったのだろうか。僕のカップラーメンが視界の端で奴らに食われそうになっているのが見えた。あーあ、お湯入れたほうがうまいのに。泣きそうだ。
「もう!不摂生ばっかしないで健康に気をつけてよ!」君の金切り声が懐かしい。僕の罪は今までずっと君の意見を蔑ろにして聞く耳を持たなかったことなのかもしれない。もし生きて帰れたら、君に土下座をしてボウルいっぱいのサラダを泣きながら食べることだろう。
今はもう神と君に祈ることしかできない。
拝啓 桜が見える季節になりました。
君は今どうお過ごしですか?
高校で別れてから一度も会えていませんが、君が元気に明るく友達と楽しく過ごしていることを願います。この文だけ見れば、会いたい、、と思われるかもしれませんが、そうではありません。今、この手紙が届いているのかは分かりませんが、これを見ている、、、という事は私はこの世にいません。多分ではなく、、です。君はこの先も目まぐるしく移り変わる季節や世界と共に生きていくのでしょう。そんな君を私はまだ見ていたいのです。だからどうか、、あと数十年経ったら私とお会いしましょう。それまではどうかお元気で、、、いつも飲んでいたあの炭酸を飲み干したあの時、、、私達はさよならをしたのですよ。気づいてないのでしょうけれど。さようなら。
君は今、万引きをしようとしたね?
万引きでは言い方が軽いね。窃盗だ。君は盗みを働こうとした。
蚊を一匹殺したことはあるかな?あるんだね。それなら殺生と盗みの罪で死後は黒縄地獄行きだ。
黒縄地獄はね、熱した縄で簀巻きにされたあと、その縄目にそってこれまた熱した斧で切り刻まれるんだ。火の山に登らされたり、大釜で煮られたりもするよ。
震えているね。怖いね
怖いのにどうして盗みを働いたの?え?澁澤龍彦の快楽主義の哲学に影響されて?
一時の快楽こそ、恒久的幸福より求むるべきものである――あれは悪書だからね。燃やしてしまいなさい。あんなのに従っていたら、そのうち額から角が生えてしまうよ。悪魔になるよ。
君の魂はそれができるほど、純粋ではないんだ。分かったら、大人しくお家に帰りなさい。今日のことは忘れて、奴隷のように生きなさい。それが君にできる唯一の生存戦略だ。
君は今元気ですか?
君は今楽しいですか?
君は今悲しいですか?
君は今楽しいですか?
君は今私を思ってくれていますか。
君は今私を思って悲しんでくれて、
笑ってくれて、
楽しんでくれて、
私が君の行動の理由になっていますか?
なってくれたらいいな。
私が君の呪いのようになっていればそれでいいです。
それだけで私は安らかに眠れます。
今日で君に会えなくなってから一年らしい。
まだ一年なのか。
君に会えないというだけで、ずっと長く感じるよ。
卒業式の時、私の胸に優しく花を添えてくれた君は本当に綺麗だった。
嬉しそうな、誇らしそうな。
だけど、寂しそうな。
そんな感情で瞳を揺らす君は、触れると消えてしまうんじゃないかというくらい儚かった。
君に会うためだけに、学校に行っていた。
君と言葉を交わすだけで、今日を生きれる気がした。
ここに来ればまた会えると思っていたんだけど。
太陽のような笑顔で迎えてくれると信じていたんだけど。
君がここを去るということは、何となく解っていたから。
君が今、誰と居て、何処で何をしているのか。
知る術は私にはない。
だからせめて、これだけは願うことを許してほしい。
これほどの愛しさを、たくさんの幸せを教えてくれた君の、今日という日が。
どうか優しさで溢れますように。
〝君は今〟
右手に感じる、私よりも低い体温。
骨ばってごつごつしている友達のとはまた違う手。
いつもと違うつなぎ方。
慣れない。
右上からかかる言葉。
「好き」
友達とは違う声の高さ。違う位置からかかる声。
慣れない。慣れない。いつもと違う。
でも、そんな慣れない違和感も、あなたとなら愛おしいと思うのは、私だけ、かなぁ。
あなたを見て微笑むと、あなたは照れたように目を逸らしたね。そんなとこも、好きだよ。
私はこの時間が続いてくれたらなぁ、って思うの。
「君は、今」
なにを、思う?
物憂げな空
どんよりとした雲を見ると、悪いことがおこるのではないかと思う
小説では、背景描写で感情が描かれるでしょう
だから空が物憂げだと、誰かに何かがおこるのではないかと思ってしまう
それが例えば私だったら?
そう考えると私も物憂げな思考になっていく
明日は嫌なこと、ないといいな
君は今
なにをしているのか、詮索したくないんだ
気になってしまうだけ
たぶんまだ東京にいる、来月には引っ越す
それだけは分かるけど、それだけでいい
動向が分かれば、あとは任せるよ
今日は友人の香織と二人で、執事喫茶に来ていた。
香織が演劇部の劇で、『お嬢様の役をやることになったが、うまく演じれない』と相談を受けたのだ。
そこで私はお嬢様の練習にちょうどいいと思い、行きつけの執事喫茶に連れてきた。
ここでお嬢様として振舞うことで、役への理解を深めてもらおうという算段だ。
扉を開けると涼し気な鈴の声が鳴り響き、店員もといイケメンの執事がやってきた。
「お帰りなさいませ。お嬢様。こちらです」
執事の案内でテーブル席に座る。
「ありがとう。いつものやつ、二人分よろしく」
「かしこまりました」
そう言うと、執事は恭《うやうや》しく礼をして去っていく。
ちなみに『いつもの』と言っても、私がいつも注文する料理が運ばれてくるわけではない。
『いつもの』と言うのは符牒であり、オシャレな日替わり定食が出てくるだけだ。
ようはただの雰囲気作りである。
私たちのやり取りをみて、香織がうっとりしながらため息をつく。
「紗良ちゃん、堂々としているね。本当にお嬢様みたい」
「あら香織さん、何を言ってますの?
ここではあなたもお嬢様よ。お嬢様らしく振舞いなさい」
「無理だよ。恥ずかしいもん」
香りが弱気になっている。
無理もない、誰だって初めては緊張する。
ここはひとつ、先輩お嬢様として後進の育成をするとしよう。
「しかたありませんね。私が力を貸しましょう」
「紗良ちゃん、ありがとう」
「感謝はいりませんわ。これもノブレス・オブリージュですから」
「のぶれ……何?」
「ノブレス・オブリージュ。簡単に言えば貴族の義務というものですわ」
「へー」
香織は分かったのか分かってないのか、よく分からない顔でうなずく。
「では香織さん、これを見なさい」
「……紗良ちゃん。これはいくら何でも……」
私が取り出したのは、紐を括り付けた五円玉、すなわち五秒で作れる簡単催眠術道具である。
ここに来ることが決まったとき、香織が絶対にぐずると思ったので用意したのだ。
プロがやるならともかく、素人のやる物である
効果があるわけがないし、あっては困る。
だが私の狙いはそこではない。
「勘違いなさらないで。私が催眠術をかけるのではないの。
あなたが催眠術にかかるの」
「それはどういう……」
「始めるわ」
私は香織の顔の前に五円玉を垂らし、ゆっくりと揺らす。
「君は今、お嬢様よ。お嬢様らしく振舞いなさい」
「私はお嬢様。お嬢様らしく振舞う」
「もう一度、君は今、お嬢様よ――」
そのようなやり取りを繰り返す。
次第に香織の顔つきが変わる。
私の催眠術をかかったわけじゃない。
香織が自分に自己暗示をかけているのだ。
香織も部活とはいえ役者の卵。
役に入るのはお手の物だろう。
そろそろいいだろうと五円玉を下ろす。
「どうかしら、香織さん。気分はいかが?」
「すみません、紗良さん。少しだけ気分が楽になりましたわ」
さすが香織、もう役になり切っている。
ここからは台本は無いアドリブになるが、問題ないだろう。
習うより慣れろだ。
「フフフ、香織さんの催眠術、お上手なのね。私も教えてもらおうかしら」
「あら、誰を催眠術にかけるのかしら。そう言えば前のお茶会で、クラスメイトの野田くんが素敵と――」
「ちょっと待って、紗良ちゃん。それは反則!」
「だめですよ、香織さん。お嬢様たるものこの程度で取り乱しては……」
そんなやり取りをしていると、執事がお盆にサンドイッチを乗せてやってくる。
『いつもの』が来たらしい。
「お嬢様、どうぞ」
執事がテーブルの上に優雅にサンドイッチを置いていく様子に見とれてしまう。
いつ見ても綺麗なものだ。
これを見るためにここにきていると言ってもいい。
この人、私の専属になってくれないかなあ。
「では何かありましたらお呼びください」
そう言って執事は去っていた。
目の前に置かれたサンドイッチを食べようとすると、香織がこちらを見ていることに気が付いた。
「何かありましたか?香織さん」
「不躾でしたね。ごめんなさい、紗良さん。
少し気になったことがありまして……」
「気になったこと?」
さっきのやり取りで何か変なところでもあっただろうか?
「ええ、紗良さん。もしかして、先程の執事の事が――」
「ストーーーーップ」
「ダメですよ。香織さん。取り乱してはほかの方に迷惑になりますから」
どうやらさっきの仕返しのつもりらしい。
この話を深堀されたらヤバい。
話を変えよう。
「フフ、フフフ。あああの、香織さん。話を変えません事?」
「そうですね。では、ここが行きつけの理由を詳しく教えてもらってもよろしくて?」
「ノーコメント」
お嬢様を始めてまだ五分程度しか経っていないというのに、私を手玉に取るほどの余裕があるとは。
香織の中にとんでもないお嬢様のポテンシャルを感じる。
その後も香織から散々いじられ、私はお嬢様として無様な姿をさらすことになった。
それはともかく、今回の執事喫茶の経験が生きたらしく、劇では香織演じるお嬢様は大変評判がよかった。
そして香織はよほど気に入ったのか、その後もよく私を誘って執事喫茶に訪れた。
そのたびに香織は私をからかい、執事喫茶で私が積み上げてきたクールなイメージが崩れ去ることになったのだった。
このドSお嬢様め。
いつか見返してやるからな。
私のお嬢様道はまだ始まったばかりだ。
周りの喧騒をそのままに
自分の本当を探して目を閉じる
気持ちはそのままただそのままに
あなたの行方を探して
君は今何をしているのだろうか
何を思っているのだろうか
これから何処へ行くのだろうか
僕は君を探して今日もここにいる
足元には春先の風が吹く
君を今見つめている
君は今
「君は今何してる?」って言葉、使う場所とか変わっても意味は一緒だけど時間軸が変わるなぁってこのお題を見て思った。
例えば、この時間帯に「君は今何してる?」と聞かれたら、動画を見てるとか、ご飯食べてるとかだろう。
けれど、数ヶ月とか数年経った時に「君は今何してる?」と聞かれたら、〇〇会社で働いてるよ。とか、今まで読書してこなかったけど、3ヶ月前とかから読書し始めたんだ。とか答えの時間軸が異なる。
言葉って面白いとつくづく思った。
君は今(2月26日)
君は今 何をしているのだろう
君は今 幸せなのだろうか
好きなもの 嫌いなもの
得意なこと 苦手なこと
いろんなこと 変わったのかな
見た目は変わったのだろうか
性格は変わったのだろうか
僕の知っている君から変わったのだろうか
君は今 どうなってるのかな
明日の生き方を考えています。
うーん。少し回線が悪いみたい笑
何をしてますか?
幸せですか?
【君は今/168】
君は今
僕じゃない誰かに
その笑顔を見せているんだね