『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と最後にあった日は真夏でセミが鳴いていて
蒸し暑くてでも君の体温が徐々に冷たくなっていったあの日_。
「あけましておめでとう」の
スタンプを送り合ったり
web飲み会したり
たまに写真も送られてくるけど
最後に会ったのはいつだったっけ
顔を合わせれば きっと
会えなかった時間を飛び越えて
思い切り笑い合えるだろうな
その時を楽しみに
一日一日を大切に過ごしたい
#君と最後に会った日
君と最後に会った日は……確か、雨が降ってたっけ?
梅雨の時期ではなかったから、天気予報なんて特に気にしてなくて…………2人して傘がなくて、玄関で笑って立ってたっけ。
君とはあんまり話したことなかったから、僕正直嬉しかったんだよ。それに楽しかった。
君がもう少しで引っ越すことなんて忘れるくらいにね。
でもあれから数日、慌ただしかったみたいで顔を合わせることなかったね。
あー、やっぱり 好き の一言くらい言っておけばよかった。
君と最後に会った日
明日あのことを聞こうって
思ってた
君との明日は2度と来なかった‥
今思えば君と最後にあった日に
君が言った言葉…
あれは君から僕への真剣な助言だった
その事に気づいたのは、その15年後だったけど
君と最後にあったのは、去年の今日。
確か、好きなご飯について話しあった。
都会の真ん中のカフェ。
田舎に住んでいる君は、慣れていなさそうで慌ててた。可愛かったなぁ。
君のかわいい顔を見に行きたい。
だから、いまから君の方に逝くね。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
君と最後に会った日
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
「また明日」
それが君と交わした最後の言葉になるなんて
席替えで隣の席になった時のことを覚えてる
初めて交わした言葉は「おはよう」だったっけ
いつの頃からか君の姿を目で探していた
決死の覚悟で伝えた「好き」の想い
君のはにかむような笑顔
つないだ手の温もりだって覚えてる
それなのに…
どうして今、俺の手は何も感じない?
指先すら動かせない…
目が霞む…
ああ、サイレンの音がうるさい…
***君と最後に会った日***
君と最後に会った日
飛行機に乗り遅れないか
私の頭の中はそれしかなくて
滞在中もずっと気まずかったから
早く君と離れたいと思っていたくらいだった
一緒に食べるために
君が用意してくれた朝御飯も
そのまま持ち込んで取り上げられてしまった
お金も時間も
ただ君に会うためだけに使ったのに
写真1枚取り忘れてしまうなんて
もしフィクションだったら
これが最後の別れとなって後悔するんだろう
無事に帰宅できた瞬間に
君に会いたくなるなんて、本当に馬鹿だ
君と最後にあった日
スーツのパンツのポケットに
両手を突っ込んで
少し寒そうに前かがみで
遠くのホームから
私を睨むように見ていた
またきっと会えると
思って生きている
それを恋とは呼べなくなって
ただのなつかしい友人となっても
だから最後は
まだ来ない
来ないで
欲しいです
【君と最後に会った日】
私が渋谷の駅前で日課の変人ダンスをしていると少年に声をかけられた。
「1000円貸してくれませんか?」
話を聞くと青森に行きたいが財布を落としてしまったのでお金を借りたいらしい。
可哀想に。
同情した私は快く1000円を貸した。
少年はお礼を言い駆け足で何処かに消えていった。
いいことをしたな。
私が幸せを全身で感じていると隣でことの一部始終を見ていた親友の佐伯が言った。
「お前。騙されてるよ」
「え?」
意味がわからない。
「考えてもみろ。1000円で青森に行けるか?」
「あ」
それは確かに。
「しかもこの肌寒い中、薄着だったし。断言するけどあの少年は今頃ほそくえみながらラーメンでもすすってるよ。ご愁傷さま」
なんてことだ。
真実を知った私にこみ上げてきたのは悲しみではなく燃え上がるような怒りだった。
クソガキめ。許さん。
私はこんなこともあろうかとお札につけていた発信機でガキの居場所を特定すると走って追いかけた。
〜1週間後
不眠不休で走り続けた私は青森県の某街で力尽きた。
君と最後に出会った日の君は卵の黄身である
焼いて食べた日が最後の日である
君バイバイ
#君に最後に会った日
忘れない
忘れられない
切り取られたフォトグラフみたいに
いろんなことがあったはずなのに
たくさん思い出作ったはずなのに
サヨナラのあの日
泣きそうなくせに無理につくった
キミの笑顔
抱きしめたいのを我慢した
僕の握り拳
肌を刺すよな太陽が
とても悲しかった
君と最後に会った日、あなたと一緒に乗った帰りのバス。寂しさから泣いてしまった。
駅に着いて、次いつ会えるかも分からないあなたと最後の時間を過ごして、ハグをして、またね。って
直ぐに会いたくなっちゃう。あなたがいる方向を見ても姿は見えなくて。
一人で帰る帰りのバスまた泣きそうになった。
君と最後に会った日、それは透明な窓越しだった。
君は私の顔を見て流れてくる涙を何度も拭っていた。
私も涙声だった。
変わってしまった君と、それを止められなかった私。
どしゃ降りの雨の日。
そっと渡した本は読んでくれた?
その後で桜散るいつもの散歩道の話をしたね。
また、会えるのを待っています。
君と最後に会った日
君と最後に会ったのは月夜のきれいな夜だった。君が最後に言った言葉は「好きだけと別れよう」だった。気付いた時には涙が頬をつたっていた。僕は悲しくて何も言わずにその場を離れてしまった。少し気持ちの整理がついてからもう一度行くと君はいなかった。あとから聞いたが、君には持病があったんだってね。何も言わずに逃げちゃってごめん。僕があそこでなにか言えばもしかしたら未来が変わっていたかもしれない。そんなむなしいことを考えながら、僕はお酒を片手に君と最後に見た夜空を見上げる。あの時と同じで頬をつたってくる涙を零さないように。
君と最後に会った日は、
さらっとした、とても簡潔な別れ言葉を口にしたように思う。
本音を言うと寂しくて辛かったけど、
それを伝えると、きっと私は重い言葉を吐いて、
君のせっかくの新たな旅立ちだというのに、
それに水を差してしまうんじゃないかと、とても怖かった。
なのに君は、そんな私に対して深々と頭を下げこう言った。
「…長い間、くそお世話になりました!!!」
詩(テーマ)
『君と最後に会った日』
あれは
君と最後に会った日です
笑顔で「またね!」って
言いました
結婚も夢見てた小学生
だから、今でも恋がある
あれは
君と最後に会った日です
淋しげに「大丈夫?」と
聞いたよね
東京へ旅立つと決めたのに
ずっと、しばらく引きずった
あれは
君と最後に会った日です
泣きながら「さよなら」と
囁いた
死ぬしかないって思ってた
だって、心は限界で
あれは
君と最後に会った日です
笑って「ありがとう」って
手をにぎる
夜明けにそういう夢を見た
愛に出会って、幸せです
日常/
目が覚め食事をし眠くなったら眠る
日常とはただそれだけのことである
そこに色を足すか足さないかは
自分で決めていいもので
めんどくさいならやめてもいいし
性に合うなら取り込んでもいい
自分に合った日常というものを
常に追い求めている日々、
それがわたしの日常である
子供の頃は/
みんなで食べる給食がなにより美味しかったよ
何もなくても楽しく遊べてたよ
席替えが宝くじのようだったよ
休んだ日に見るテレビは最高だったよ
勉強の意味がわからなかったよ
ジャンケンが全てだったよ
500円が大金だったよ
大人の目は気にならなかったよ
チャイムの音が帰る合図だったよ
子供の頃は不思議がいっぱいあったよ
大人になるとだんだんと不思議が
無くなっていって分かった気になってくるんだ
大人になると得るものもあるけれど
失うものも多い気がして
僕はそれがどうも嫌な感じで
子供のように柔軟で純粋な心を探求したり
不思議を自ら探しにいくような
不思議な大人になったよ
何となく予感はしてた
君と最後に会った日は
いつも通りを装っていたけど
どこか虚しかった
君の理想に
自分は、なれなかったのだろう
悲しかったが、今思えば最良の選択だった
好かれようと顔色をうかがわなくてもいいし
君の理想に近づけるように努力しなくてもいい
ありのままの自分でいられる
人と時間に出会えたから
君と最後に会った日
僕があげた服
僕があげた香水
君とはしばらく会ってないけれど
最後に会った時のその姿は今も忘れていない
その服とふわっと香る香水が
他の人と仲睦まじく僕の横を通り過ぎていった