『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と一緒に…
遠い昔のことだ。
私は一人の男性を家に連れて行った。
結婚するつもりだった。
親に紹介した。
ところが父親の大反対にあった。
父親とは、娘の結婚を反対する生き物だ。
しかし、それを知るには私たちは若すぎた。
私たちの愛は未熟で、始めから反対された結婚を
押し切ることはできなかった。
あの時のことを父も母も覚えていない。
彼らにとってはその程度の出来事だ。
悲しみとか恨みとか、そんな感情はない。
ただ、あの彼に、会えて良かったなと思う。
馬鹿みたいに、幼く純粋な恋をして
そして、辛い別れを体験できた。
私の人生は、彼のおかげで明らかに、豊かになった。
知っているだろうか?
私の隣に、彼は居ない。
けれど、私の人生は
いつどんなときにも、彼と一緒なのだ。
君と一緒にいられないこの世界で生きている価値はあるのかな
君がいない世界に希望なんてないんだ
だけど私には死ぬ勇気がない
君の振るう大きな斧で終わらせて欲しかった
2025.1/6 君と一緒に
嫌なことも、難しいことも、不安なことも、辛いことも、君と一緒なら大丈夫
君と一緒にがんばれば、きっと乗り越えられる
私は君に感謝してもしきれない
君のおかげで、私は色々なことを乗り越えられた
自分に自信を持つことができた
君はどうなんだろう?
私は君の力になれているのかな?
苦しい時、悲しい時、逃げ出したい時、泣きたい時、私のことを、一緒なら乗り越えられると思えるくらいの存在だと、君が感じてくれていたらいいな
君と一緒に、お互い助け合いながら、たくさんのことに喜んで、たくさんのことを楽しんで、大変なことも乗り越えていけるような、そんな関係を築けているのなら、とっても嬉しい
そんな関係性を、いつまでも続けていきたい
君と一緒に過ごした日々は私の宝物
そんなありきたりな言葉でしか言い表せない程、本当に大好きだった
もう一度君の声が聞きたくて
もう一度君に触れたくて
もう一度君と共に眠りたくて
それはもう叶わないから
今でもたまに泣いてしまうんだ
世界一可愛い私の猫
いつまでも愛しい私の猫
君と一緒に過ごせてよかった
君と一緒に
君と一緒に色んな場所に行ったね
君と初めて会った日緊張したけど
嬉しかった
暑い日も寒い日もいつも一緒
これからも一緒
優しく大事にするから
また色んなとこに行こうね
my car
大人を演じる人が多い中で、飾らず、自分らしく振る舞えている君に魅力を感じたから好きになった。
体裁を整えるよりも自分の感情に素直だから私は君と一緒にいたいと思った。
空を飛びたい
君と一緒に
空に憧れてるわけじゃない
君とだから
君と一緒になりたいと
言って貰えたら幸せだろうな
なんて
私の儚い想いです
【君と一緒に】
暗い道も支え合えば
君と一緒に闇の先へ辿り着く
こたつに入ってみかんを食べて
君と一緒に映画観る夜
ひとりだけでは踏み出せないけど
君と一緒にならば踏み出せるよ
新しいこと始めてみようか
君と一緒に未知の世界へ
君と一緒に過ごす時間が
好き。
優しい毛ざわり
見つめる瞳
君の温もり、
どれもが愛おしい。
いつまでも
この時間が
続きますようにと願ってしまう
可愛いわたしの
愛猫、
「マナ」!
君と一緒にキスしよう
君と一緒にそれ以上のことをしよう
いつまでも君と一緒にいられる世界なんてあるのだろうか。
僕の世界はちっぽけだ。東京から離れた田舎の、小さな村。周囲を山に囲まれた、狭い狭い僕の世界。この世界の中で僕は15年の歳月を重ねてきた。
いつだって君と一緒に。
生まれた時から一緒だった。同じ病院、家は隣、幼稚園、小中と同じ学校同じクラス。遊ぶ時も勉強する時も一緒だった。
僕はこれからも君と一緒に過ごして行くんだと思った。
そう思っていた。
僕は当たり前のように市内の同じ高校に行くんだと思ってた。家族も先生もそれが良いと言った。君だって同じことを言われたはずだ。それなのに。
それなのに君は、東京へ旅立って行った。
果てしない距離をたった一人で。気づかなかった。君の世界もここだけなんだと思ってた。
僕のちっぽけな世界はその時崩れはじめた。
君と一緒のちっぽけな世界はもう無くなった。
『君と一緒に』
今日も乗り越えた。
片付けも終わり今から帰るところだ。
去年まではゆるい部活だったが、
顧問の先生が変わった途端ガチ勢のようなキツさになった。
部室の掃除、ラケットなどの備品の点検は毎日。
顧問の先生が来るまでに準備運動、ストレッチを終わらせる。
試合に全力で挑む学校は当たり前かもしれない。
それでも今までゆるゆるだった僕らからすれば
地獄の日々へと変貌した。
確かにキツイ、初日の翌日は筋肉痛で大変だったし、
まあまあ仲の良い仲間はあっさりやめてしまった。
僕もやめてしまいたいと何度も思った。
それでも...
「や、お疲れ様。今日も厳しかったねえ」
ヘトヘトな僕の隣に疲れたーと楽しそうな君が来る。
同じクラスで2人で部活に入ろうと決めた時から
仲良くしてくれる君。
最初は僕よりも上手く先生にもよく褒められていた。
そんな姿がかっこよくて魅力的だった。
だから僕も必死に努力して君と並べれる強さになった。
今じゃ部活内では強いタッグと呼ばれるほど。
君となら、どんなに厳しくても一緒に乗り越えられる。
君も同じように思ってくれていると嬉しいな...
雑談混じりでコンビニで買った肉まんを分け合いながら
明日も頑張ろうと意気込んだ。
語り部シルヴァ
相手を誰にしようかすごく迷ったけど⋯
君と一緒に遊んでみたい。君と一緒に寝てみたい。君と一緒に過ごしたい。
私が君(猫)に抱く感情です。
君と一緒にどこまでも行けるなら
どこへ行くのが望ましいだろう
生まれた土地から新しい土地へ行こうか
それとも電車を乗りついでまだ見たことのない海を見ようか
それとも東京のテーマパークに遊びに行こうか
舞台を観るのもいいし
映画を観るのもいいし
ライブを体験するのでもいい
すぐそこのファミレスでご飯食べるだけでもいい
え? 段々ささやかになっているって?
そうだね
ささやかだからこそ君と一緒にいたいんだ
君と一緒に巡る季節を感じてその隣で笑えたらいいだけなんだ
え? 欲がないって?
君と一緒にいられることが一番の願いなんだ
だから一緒行こう
待ってるよ
とある樹海の木の枝に人ぶら下がっていたのを発見したのは、同じく終を求めて彷徨っていた人であった。
足元に置かれた手紙を読み、誰に宛てた手紙なのかとぼんやり思う。
これだけ愛を語っていても報われなかったのか。と吊るされた人を見あげる。
『まっていたよ』
事切れた人の口から紡がれた言葉は
「!?」
くっきりとはっきりと人の耳に届いた。
人は悲鳴を上げて走り出す。
先ほどまで同じ道を辿ろうとしていたはずなのに、仲間になるのは嫌だと言わんばかりに、手紙を放り出してあっという間に消えてしまった。
吊るされた人は瞳孔の開いた目で遠くを見つめる。
『待っていたんだけどなぁ』
そうしてまた日が流れ、終を求めて彷徨っていた人が手紙を拾う。
これだけ愛を語っていても報われなかったのか。と吊るされた人を見上げて
『まっていたよ』
事切れた人の口から紡がれた言葉は
「!?」
くっきりとはっきりと人の耳に届いた。
人は悲鳴を上げて走り出す。
先ほどまで同じ道を辿ろうとしていたはずなのに、仲間になるのは嫌だと言わんばかりに、手紙を放り出してあっという間に消えてしまった。
吊るされた人は瞳孔の開いた目で遠くを見つめる。
『早く気づいてほしいんだけど』
そうしてまた日が流れ、終を求めて彷徨っていた人が手紙を拾う。
これだけ愛を語っていても報われなかったのか。と吊るされた人を見上げて
『まっていたよ』
事切れた人の口から紡がれた言葉は
「!?」
くっきりとはっきりと人の耳に届いた。
人は悲鳴を上げて走り出す。
先ほどまで同じ道を辿ろうとしていたはずなのに、仲間になるのは嫌だと言わんばかりに、手紙を放り出してあっという間に消えてしまった。
吊るされた人は瞳孔の開いた目で、すぐ横に吊られている事切れた人を見る。
『君と一緒いきたいのに、なんでまだ気づかないの?』
今更ながらホラー注意
20250106
君と一緒に
誰とも一緒じゃなかった
いまでもそれは変わっていない
考えたこともなかった
一緒にいるのは見るのに
一緒にしていても違っていて
違っているのに一緒でいるのに
気がつくと1人でいる
誰かが来るのだろうか?
一緒するなら誰かにとってだろうね
君が一緒に、で
君と一緒に、ではないと思う
『君と一緒に』
いつの日か
笑える日が来ると信じてる
あの日のように
手を繋いで丘を駆け上がり
寝転び
空を見上げて隣に君を感じていたあの日
そう
あの日がふたたび訪れて
また
名前を呼び合い
笑い合い
同じ時間を過ごせると
信じてるから
ねえ
もう一度目を開けて
名前を呼んでよ
君と一緒にまだ
まだ一緒に君と
過ごせる日が待ってるんだよ
さあ
いつまでも眠っていないで
待ってるから
ずっと…
花華
『君と一緒に』
はじめて君と一緒に帰り道を辿って、少しちらつく雪に息を白く凍らせた。
夕焼けを追いかけて夜空に輝く月が淡く世界を照らす。
「月が綺麗ですね」
何気ない会話の中で、君がふとその言葉を告げた。
思考が一瞬停止して、すぐにその言葉を細胞に染み込ませようとする。
「なんてね」
顔をくしゃっとして笑う君に、まだまとまりきらない頭で、それでも返すべき言葉を探す。
「ずっと前から月は綺麗でしたよ」
そんなに学もないけど、ただ君に似合う言葉にしたくて、自分が知っているなかで一番素敵な返事を選んだ。
君の瞳がみるみるうちに開かれていく。
正解なんてわからないけど、君に届いていることを願ってその瞳を見つめる。
「付き合ってください」
君が柔らかく微笑んだ。
「お願いします」
【君と一緒に】
暗い道を照らす光なんていう表現があると思う。まさにそれが君だった。悴んだ手も汗ばんだ手も強ばった手でさえも引っ張ってくれたのは君だった。君はずっと私の手を引っ張り続けていた。だから、私はもう少しだけ君に引っ張られようと思ったんだ。
「君と一緒に」
君を見つめて、君と一緒に過ごす時間は楽し過ぎて、あっと言う間に時間が経ってしまう。
もっと君と話したい。一緒に居たい。離れたくない。
そんな感じで恋が始まった。兎に角少しでも離れるのが嫌だった。
帰りたくない。帰っても、どうせまたすぐに君に会いたくなるから。
そんな日々が暫く続き、そんなある日。
君と離れる事が耐え難くなった。
君が居ない時間が、耐えられなくなった。
だから、今日は君と一緒に家に帰ってきた。
そして君にプロポーズ。
君は瞳に涙を浮かべて、黙って頷いてくれた。
これからは、ずっと君と一緒の時間を過ごせる。
君と一緒に、楽しい、幸せな時間を過ごしていきたい。
約束だよ?ずっと幸せでいようね。
君の幸せはここにしかないんだよ?
分かるよね?君はもう、逃げられないんだよ?
君と僕は、ずっと一緒だよ?
猿轡の君は、ただ黙って頷いてくれた。