『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの日LINEの返事がなかった
おはように反応しないことあり
寝てると思ってた
前の日、電話で何回かやり取り
具合が良くないこと病院からの昼ごろの連絡
そんなこと思いたくないけど…
やっぱりそうか
いつか来る現実だった
舞
君からのLINEには、こう記してあった。
「彼氏に別れようって言われた。私、何か悪い所があったのかな?」
どうしてそんなことを俺に聞くんだ。
狡いじゃんか、そんなの……。
俺の気持ちに気付いてて、わざとメッセージを送ってくるんだろ?
そんな悲しい事だったら、友達に吐き出せば良いのに。どうして俺なんだ。
だけど、君は俺の気持ちに気づいてないふりをして、相談して、時に甘えてくる。
ずるくて、ムカついて、………けど、可愛くて………、惚れた人が負けだというのなら、俺はきっと、君に完敗なんだ。
〜♫〜♫
LINEの着信が鳴る。君からの着信だ。
この着信にでなければ、俺はきっと、君との曖昧で、狡い関係から抜け出すことが出来る。きっと。
ぬけ、出す………、こと、
「………どうした?」
俺はまた、君の電話に出てしまった。
自分でも、本当に嫌気が差す。
女々しくて、嫌になる。
でも、どうしょうもなく、好きなんだ。
君からのLINE
私はシングルマザーで娘を育てて来た。
そんな娘は社会人になり忙しいそうであまり連絡を取れてないし、しばらく会っていない。
寂しいなぁとか、向こうで上手くやれているのかなぁ、とか思っているけど、娘が向こうで精一杯頑張ってるのならば応援したい。
そんな思いがあって無理に帰ってこいとは言えなかった。
ふといつもに増して心配になりLINEを打とうとした時だった。
ピコン
となって見ると娘からだった。
"久しぶり。
ずっと連絡できなくてごめんなさい。
元気にしてますか?
今度の金曜日、帰ってくるから。
その時はまたお母さんのご飯が食べたいです。"
帰ってくるんだ・・・・・・・
急なことにびっくりしたけどそれの何倍も嬉しさが込み上げてくる。
元気にしてるのか体は壊していないのか、
ずっと心配してたから、金曜日に顔を見せにくるようで安心した。
早速、ワクワクする気持ちを抑えきれずにその日はずっとハッピーな気持ちで1日を過ごした。
【君からのLINE】
─────────────今日───────────────
君からLINEしてくれた時、私すごく嬉しかったんっだ。
だって君、私の初恋の人だよ?
付き合うとか結婚するとか、そんな距離近くなくても好きな人と少し話せるだけでもすごく嬉しいものでしょ?
だから本当に嬉しかった。幸せだった。
でもね、お父さんは私に仲良い人ができるのを快く思わなかったみたいでさ、毎日いっぱい酷いことされて、辛かった。
けど私には君がいたから、いっぱい話しかけてくれたから。
直接話す機会は多くないけどLINEだと毎日話してくれるから。
どんなに辛くても君のおかげで今までやってこれたんだよ。
でもこれって依存っていうんだよね。私は君が生きていく上で絶対必要だけど君は私がいなくてもやって行ける。
私が君と関わっていなきゃ生きていけない。
だから毎日毎日LINEしちゃうの。
重いよね。鬱陶しいよね。邪魔だよね。
今まで君の物語に映り込んでてごめんね。
モブとしてでも、ストーリーに組み込んでくれてありがとう。
どうかこれまでの私の生が君の心の一部にでも、残ってたなら嬉しいな。
いままでありがとう。
大好きです。
19:47 既読
本当に貴方に伝えたい言葉
本当に送りたい言葉
丁寧に打ち終わって
いざ「送信」しようとするも
歪む
軽やかに動いてた指先が鈍る
何故か鮮明に溢れてくる様々な思いたちに阻まれる
「送信」していないから引き返せる
自分の言葉を消していく
吐き出した想いを成仏させるみたいに
心の中で懺悔し、
無難な言葉とお祝いスタンプで画面を飾る
「○○、良かったね」
LINE上でも、これが精一杯。
早くスタンプと「既読」で終わって。
「君からのLINE」
何年ぶりかにブロックしていたLINEを解除した
見たくもない思い出したくもない文章のやり取りを見て
心が沈んでいく
どうしたら、またあの頃に戻れるのか
いや、きっともう戻れない
本音をさらけ出しあった文章の醜さ
あのときの感情が押し寄せて苛立ってくる
何もなかったかのようになんてできるわけない
私はすごく傷ついた
そして、私も相手を傷つけた
今さら連絡を取り合って不自然な会話して
居心地が悪くてまた心が荒んでいく
「心、静かに」と小さく呟く
ただ穏やかに日々を過ごしていきたい
だから、連絡しないでください
姉より
君からのLINEがくると、
胸が高鳴った。
例え、おじさん構文で
少し気持ち悪くても。
いつも楽しいから!
お題 : 君からのLINE #30
君からのLINE
久しぶりのLINE
まだ怒っているのかな?
ドキドキしながら開くLINE
最後につく笑顔の絵文字にほっと一息つく
私は陰キャだから直接言えないことはLINEで言った。「君からLINE来てたよ。良いことだったけど怖いから直接言ってよぅ。」と言われても私は陰キャだから直接話したくないんだよぅ。
【君からのLINE】
LINEの通知が1件あった。
なんだろうか。
どうせLINEスタンプとかの通知だ
無視でいいか。
LINEの通知が2件あった
通知にはなんも来てないし
気にすることでもないか。
無視でいいよね。
LINEの通知が3件、4件、5件
5件も来たらさすがに気になってくる。
ちょっと見てみるか。
あれ……?
LINEスタンプじゃない?
じゃあなに?
「君はいつもそうだ」
「君は自分を上げて」
「ほんとはナルシストで」
「自分がかわいいくて」
「誰よりも自分が大事なんだ」
え……?
「これ以上自分に自信を持ちすぎるな」
なにこれ?
「やっと現実を見てくれた」
ERRORERRORERRORERRORERRORERRORERROR
ERRORERRORERRORERRORERRORERRORERROR
―――――――こんな夢を見たような気がする
震えるのを待つ。
光が漏れるのを、じっと待つ。
それは悠久の時とも、
瞬く間とも捉えられて。
ブー
肩が跳ね、鼓動が、熱が、加速して。
そっとひっくり返した甘いチョコ板。
『LINEポイント…』
あぁ、冷えきった鉄の板。
/君からのLINE
君からのLINEが一通届いていた。
「なんだろう」そう思いながら開いてみた。
『明日一緒に遠くへ出掛けよう』
私は暫く固まった。
あの人は自分から誘うようなことを全くしてこなかったのに。
「珍しいね、誘ってくるなんて。
何かあったの。」そう送ってみた。
『何もないよ。ただ一緒にいたいと思ったんだ。』
LINEはすぐに返ってきた。
一緒にいたいなんて普段なら恥ずかしがって言わないのに。
「折角誘ってくれたけどごめんね。
明日は用事があるんだ。」
『ううん、大丈夫。急にごめんね。』
その日以来、LINEが来ることはなかった。
あの子の行方が分からなくなったそうだ。
私は唖然とした。
あの日、あの子は私を頼ったんだろう。
私は気がつかなかった。
どうすることもできなかった。
あの日は、9月の始まりのことだった。
最後に話してたのは、次に遊ぶ場所の話だった。
毎日のように話してたのに。この映画の続編出たら観ようって約束してたじゃん。私じゃ力になれなかった。
頭の中をぐるぐると駆け巡る思い出に蓋をして、最近処方された睡眠薬を2粒飲む。
更新されない君からのLINEをみて酷く、寂寥感を覚えた。
【君からのLINE】
【君からのLINE】
元彼が亡くなった。
病死。最後まで君の隣に居続けると
決めたはずだった。
だけど君は、二股してたんだよね。
相手の女にもう近付くなと言われて私達は別れた。
故人にこんなこと言いたくはないけど、
君はクズでヘタレで無神経なヒモ男だった。
でも知ってる。君が私を愛して苦しんでいたこと。
相手の女の人が君の妹ってことも知ってた。
君は家族と絶縁したのに必死で頼んだんだよね。
本当馬鹿だ。
ちゃんと傷つけて。幻滅させてよ。嫌いにさせてよ。
でもね、最後の君からのLINEで思った。
やっぱり君はクズだ。
私に未来も何も無い。君だけって分かってる癖に。
あんなこと送ってくるなんて。
『全部捨てて一緒に逝かない?』
君からLINEが来た
ただ言葉を返すだけなのに、
どうしてこんなに指が動かないのだろう?
スタンプ……いや、適当に済ませてるって思われないか?
気持ちを伝えるために絵文字を沢山😆😙🥰……、いや、
なんかおじさんのキモイLINEみたいって思われたり…。
打っては決して、打っては消しての繰り返し。
このままだと既読スルーされたと思われかねない……。
いい加減返そう。とにかくシンプルな文を。
オードソックスな、誰が読んでも変に思わない
普通な文を。
でもそれじゃつまらないと思われるか……?
貴方は夜しか返せない
私は朝しか返せない
1日置きのLINE
もどかしいよな
それでも貴方は優しいから
朝起きれば貴方からメッセージ
少しづつ続いていく度に
私の気持ちは少しづつ大きくなる
"君からのLINE"
日頃から、
相手から希望されない限り
LINEの交換はしない。
思い込みすぎだろうけど、
こちらから
LINE交換しようって
もしかしたら嫌かも知れないし、
そんな事をあれこれ考えてしまう。
最近、
気になる彼がいる。
何げない会話が
楽しく感じる日々。
そんな関係が一番いい。
もし
LINE交換しようって
言われたら
即 OKだ!
そんな妄想族な私。
君からのLINE。
叶ったらなんて
考えるだけで、
今は幸せ。
知っていたよ、君の隣は僕ではないなんてこと。
それに目を合わさないようにしていた。
気づかないふりをしていた、気づきたくなかった。
あぁ、でもとうとうその日が来てしまったんだね。
目を合わさないといけない日が。
「大事な話があるの」
普段は文末に置かれる可愛らしい絵文字も、今日はいない。
「うん」
同じ二文字なのに、どうしてもっと「好き」を贈れなかったのだろう。
君からの僕へのLINEは温かくて優しい恋文だったのだと、遅すぎる感情はただ心を彷徨うだけだった。
〝君からのLINE〟
部活が終わって帰ってきたとき、あと2日で体育祭だと思った。
そんなことを考えていたら君からのLINEがきたのだ。
──私の好きな人の名前が表示されていた。
『あと2日で体育祭だな!』
『そうだね~!てか敵じゃん!』
『うわ、だな笑』
『絶対私の団が勝つから!』
『敵だけど、俺応援団だから演舞のとき俺のこと見てな!』
──『お前に見られてたらすごい頑張れる気がする(照)』
あーもう、ドキッとしちゃうじゃん。
しばらく君からのLINEをずっと眺めていた。
元気なふりを
していても
君は
すっかりお見通し
理由は聞かず
いつもより多い
LINEの数に
君の優しさが
溢れている
# 君からのLINE (278)