『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの夏の日
突然のさよなら
最後のLINE
何の猶予も無く
自分のせいにして 君は
後出しの理由を残し
一人 幕を下ろして消えた
脆さを露呈した一本の
切られた赤い糸の先は
血を滲ませて
虚しく空を泳いだまま
伝えられない願いを
胸の中で叫びながら
優しさの無い暗闇の中で
ただ時薬の中に身を浸した
秋
麻痺した心に 風が
季節の変わり目を教え
今
涙は 遠くなった
二度と結べない糸なら
もう望まない
分かっていた
だってあの日君は
振り向かなかった
「君からのLINE」
スタンプを探す間の空白部分の時間が少し長めで、それになんとなく安心している自分がいる
『君からのLINE』
題)君からのLINE
昨日半年ぶりに君に会った。
スーツ姿の君。
初めて見た。
何度かLINEする度に、
会う度に、
君とまだ付き合えてないんだという現実を知る度、
あなたを思う度、
胸が苦しくなる。
なのに、
なのにあなたからLINEが来ることに期待をしてしまう。
会いたいの4文字を
好きだの3文字が来ることは
私のLINEにはあるのかな。
東京、二十一時。今すぐ倒れ、眠りこけたい衝動を抑え、いつもの帰路を辿る。最近は仕事がやけに忙しく、愛しい彼女と一緒に居る機会は減る一方だ。
彼女の朝は早い為、人一倍早く寝ることが多い。それに比べ、私は朝は少し余裕があるが、帰宅は人一倍遅いのだ。そんな私と彼女が会えたとしてもどちらかが眠っている場合が殆どなのだ。きっとそれは今日も。
ただでさえ疲れているのに、そんな事を考えていると余計憂鬱になってくる。明日も仕事なのだ。そんな風に気負っていては明日の身体に響く。
気持ちを切り替える為に深呼吸をして歩き出そうとすると、鞄の奥底からバイブ音が響く。仕事関連かと思い、恐る恐る音の主を取り出してみると、そこに表示されていたのは彼女からのLINEの通知だった。今までこのような事はなかったので、内容を慣れない指使いで確認する。
そこに綴られていたのは幾つかのメッセージと写真が1枚。
『お仕事お疲れ様です。多分、今日も会えないですよね。』
『今日の夕飯の余りです。よかったら食べてください。』
『お気をつけて帰ってきてくださいね。』
その下に私の好物、肉じゃがが美味しそうに盛り付けられている写真が載せられていた。
きっと、仕事で疲れている私を労る為に作ってくれたのだろう。そう思うと自然と口元がが綻ぶ。
昔から無愛想にも程がある私の周りにはあまり、人が集まってこなかった。そんな私に人の優しさを教えてくれた貴女。たった数十文字のメッセージで私に力をくれた貴女。愛しい人からのLINEとは、こんなにも、暖かく、喜ばしいものなのですね。
嗚呼、貴女にも感じて欲しい。この感情を。そう思い、私は彼女にメッセージを送り、先程よりも軽い足取りで帰路についた。
君からのLINEは、いつも突然だった。
それはある時は朝日が昇る前のまどろみを目覚めさせ、ある時は昼下がりの空腹を忘れさせた。
だいたいそこに書いてあるのはなんでもないこと。でもそのなんでもないことが、私をほんのりと幸せな気分にしてくれる。君はきっとそれを知っていたんだね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
君からの 言葉待ちわび 突然の
LINE通知に 心躍らす
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呼鈴が鳴る度飛び跳ねる、僕の心臓。
この絵文字を使う相手が僕だけだったら良いのだけどね。
君からのLINE
am7 「おはよう。」
am8 「おはよう😆☀️今日もお仕事頑張ってね!」
…未読…
pm5
ピコンなんて音がなって、LINEを開いたら
大好きな人からのLINEだった
ふふっ、思わず笑みがこぼれた
大好きな大好きな人からのLINEだったから
『ゲームしよ!』
可愛…
その一言にこう返す
『やろやろ〜!』
あ〜この日々が一生続けばいいのに
お題 君からのLINE
君からのLINE
私は大好きな人からのLINEが来ることを待っている❤️
君も私に同じように想っているだろう🎵
これからはふたりで以心伝心していけたら楽しいと思います😊💝
君からのLINEが来ていることを確認して、閉じて。
メッセージを読んで、閉じて。
返信を打って、閉じて。
打った返信を読み返して、閉じて。
もう一度読み返してから、ようやく送信を押す。
君からのLINE
自分だって好きな人にこんな事思いたくない。でもどんだけ自分が頑張っても気づいてもくれないそんなの酷すぎる。勇気をだして連絡したのに何で既読もつかないの?私は贅沢は言わないただあの人の好きな人になりたいだけなの。もし神様がいるならこのたった一つの願い事だけでいいこの思い聞いてください。中2なった始め始業式の日だった。私は今の好きな人の事など全く知らなかった。でもあの時あの人何かを感じとった、直感なのかは分からないけどでも何かを感じ取ったのは間違いないと思う。そし2年生になって初めての行事だった。私ほんの少しだけ今の好きな人の事が気になり始めていた、そして校外学習の班が発表される時まさか好きな人と同じ班になっていた。でも嬉しい感情は生まれなかったそれはまだあの人の事を好きではなかったからだと思う。そして当日あの人事をどんどん惹かれていった。そして時が経ちもう季節は夏になっていた。そして夏休みが来て私はその時完全にその人の事が好きだった。
ほんまに好きや
あなたからのラインめちゃくちゃ嬉しい
あなたからの頑張れは世界一や
大好きです、、
君からのLINE。知りたくなかった。
あの子のことが好きなんだね。
私どうしたらいいの。
大好きだよ。
『君からのLINE』
「君からのLINE」
たまにしかやり取りしない
LINEを何度も何度も読み返す
そうする事でしか
毎日触れ合う事ができない
もどかしい距離
だけど
心の支えだということは
疑いようのない真実で
やっぱり嬉しくて、楽しくて
そしてちょっぴり
切なくなるんだろう
そのやり取り全て含めて
共に築いたメモリー
君からのLINEは永久保存版
君がいなくなっても
LINEを開けばいつでも君に逢えて
言葉の一つ一つが
私に活力を与えてくれるものになっていく
042【君からのLINE】2022.09.15
毎朝、8時から9時までのあいだに届く、君からのLINE。ボクはいつも怠惰にふとんの中にこもったまま、既読スルーをする。
内容は、たわいもないんだ。今朝の朝ドラ神回で泣いた、とか。前髪ウルトラ跳ねててアニメの主人公になっとる草、とか。快晴すぎて布団干した、とか。ほんとに、もう、どうでもいいことばっかり。
べつに既読すらつけなくてもいいようなLINEだけど、10時までに既読がつかなかったら、それはボクからのSOSとみなす、って約束だから。朝からゲームに夢中でスマホを開くのを忘却してた日、君はほんとに、ボクのところにとんできた。仕事は早退けして。そして、なんだ、よかった、死んでたらどうしようかって思ってた、心配させんな、ばーか……ってふたりでけたけた笑って、いっしょにゲームして、昼ご飯食べて、晩ご飯までいっしょにいたんだっけ。
それ以来だ。ちゃんと時間までに既読をつけるよう、ボクが朝、がんばるようになったのは。
こんなボクが今日もなんとか死なずに生きてるのは、まちがいなく、毎朝の君からのLINEのおかげだ。君がお釈迦様なら、ボクはカンダタ。君からのLINEという蜘蛛の糸にすがりついている、死にたがりのどうしようもないヤツ。
だけどね。最近は、君からの恩に報いるために、もっとちゃんと生きたいとすら、おもってるんだ……これにはボクが、いちばんおどろいている。
もう何度目だろうね。
1週間前から通知の来ないLINEを、今か今かと見返す。
何かの通知が飛べば、貴方からではないかと飛び起きて確認。
でも、決して貴方からではない。
私はね、待っているんだよ。
君からのLINEを、。
君からのLINE
LINEの着信がなる。
いつも期待をする。
期待したらかならず君からのLINEでは無い。
でも君は期待も何も無く
突然LINEをしてくるから。
私はいつも心臓をやられる。
君からのLINEは突然でもっと気持ちが高鳴って
逆に苦しいくらいなんだよ。
ああ、忘れてたこの感情。
いつも物足りないのは君との繋がりが無かったからだ。
画面に名前が見えただけで
胸が高鳴る。
どうしようもなく。。
貴方からのLINEは気まぐれ
君からのLINE待ってる……
そんなセリフずるい
君からのLINE
LINEはすごく便利
たまにくれるあの子のLINE
君からのLINE
既読が付いてしまうの、嫌なんだ
だって、既読がついた途端
次々と送ってくる
こんなことやって楽しかった、こんな面白いこと始めたって
こちらから、君へのLINE
ちゃんと読んでる?
読んでないよね
わかるよ
話の噛み合わない、やり取り
君と僕とのLINE
一方的なコミニケーションは、
寂しいよ
だから、君からのLINEは
もう送らないで